• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ブラインドラブ 2

組長の息子の従兄 相模邦栄(弁護士)
組長の息子の片腕 灰原奨(大学生)

あらすじ

奨は暴力団組長の息子・大樹に忠誠を誓いながらも、従兄弟の邦栄に惹かれてしまう。想いを明かせないまま邦栄に抱かれ続ける奨だったが、二人が対立した時、大樹を選んだ奨の前から邦栄は姿を消してしまう――。それから三年、邦栄がいない日々の中、未だに邦栄への想いを忘れられない奨だったが、弁護士となった邦栄が再び現れ……!? 後日編の描き下ろし付き!
出版社より

作品情報

作品名
ブラインドラブ 2
著者
かんべあきら 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
ビタースイートカフェ
発売日
ISBN
9784861343063
3.2

(8)

(0)

萌々

(4)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
25
評価数
8
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

こんな攻めサマが大好きだぁー!

ブラインドラブ 2作目、シリーズ最終巻です。

邦栄(攻め)が奨(受け)の前から姿を消し、海外に去ってから3年が過ぎた。
しかし未だ邦栄を想い続けている奨。

奨が自宅マンションに帰ると、突然何者かに目隠しをされ、後ろ手に縛られてしまった。
身体を触られる奨だったが、この手に覚えがあった。
忘れることの出来なかった邦栄だと気付く。
自分を捨てて、海外に行ったはずの邦栄がなぜまた…。
「自分はもう邦栄のおもちゃなんかじゃない。二度と俺に手を出すな」と奨は言った。
すると邦栄は去っていった。

大樹の知り合いが騙されて悪徳業者に借金を背負わされてしまった。
そこで大樹と奨は悪徳業者へ話をつけに行ってみると、その会社の弁護士だという邦栄がいた。
その後、邦栄はその会社から契約書を1億円で買い取っていた。
この契約書が欲しければ、奨をよこせと言う。
また同じ事の繰り返しだと思っていても、彼の事を好きな奨に拒めるはずもなく、また奨は邦栄に抱けれる日々が続く…。


シリーズ完結だそうで、何だか残念ですo(TヘTo)
しかし、可愛いあまあまのお話『ビタースイートカフェ』の裏で、シリアスな『ブラインドラブ』があっただなんてスゴイ!

奨は自分のいとこ大樹の片腕だから、自分のものにはならない。
でも本当は奨の事が欲しくて欲しくてたまらない邦栄。
お互い本当は愛し合っていたのに、事情もあって想いを伝えられなかった二人だが、恋人になってからは今までの強引な関係だったのが嘘のように、あまあまな恋人になります。
見ていてすごく幸せでした。
不器用な邦栄ですが、すごくカッコよかったぁ(〃▽〃)
強引で腹黒で受けに執着する攻めサマは最高だぁー!!
━━━(゚∀゚)━━━!!

描き下ろしでは『ビタースイートカフェ』の本田×恵、『Love or Pride 』の大樹×雪也がちょこっとだけですが登場します。
そして邦栄と奨のラブラブぶりも見れちゃいます。
この描き下ろしのストーリーをもっと読みたかった…。
シリーズ全部おもしろかったけど、やっぱり強引で腹黒で受けに執着する攻めサマがお好きな方は『ブラインドラブ 』ですよ!

1

長かった…でも収まるべきところに収まった

「ビタースイートカフェ」から始まったこのシリーズ、
完結編・最終巻でございます。
いやいやいや~長かったよね。
シリーズも長かったけど、シリーズ全編での時間経過も長かった。
主人公・奨&攻様・邦栄なんか…高校生&大学生からスタートして、
最後のエピローグでは、おそらく40代だよね。。。
「Love or Pride」ではお子様だった恵君も、
しっかり彼氏作って、お店のオーナーやってるし。
1巻で、どうなることやら?…と気がモメたいざこざも、
もう拍子抜けするくらい、まるっと収まったし…
異常なくらいに収まりの良い話なんである。
高校時代からオヤジな大樹は、ラストでもやっぱりオヤジっぽかったし、
雪兄ちゃんは、そのまま美人さんの大人になっていた。
子分体質(?)な主役の奨さんは、悩める高校生から、
正統派眼鏡美人秘書に変身しちゃってて…
喧嘩上等・諸悪の根源な邦栄だって、
切れ者弁護士ってことでめでたしめでたし。
もはや…野暮なくらいにハッピーエンドでしたわ。
出演者総ホモって部分を抜きにしてもね(苦笑)
が…話がここまで続くと、野暮展開すらあんまり野暮に見えなくなる。
むしろその野暮結末に、奇妙な安心すらしてしまう。。
これは大長編の少女漫画でも、割と良くあるパターンなのだけれど、
長く続いた話は、野暮ったいはずのに…野暮く見えない。
不思議現象である。
最後まで読んだアナタ、ラストのエピローグで…
ちょい幸せ気分、味わえますよ☆

1

やっと落ち着きました

『ビタースイートカフェ』から続いてきたシリーズ、これで完結です。
2巻とついているのでこの巻から読み始める方は、まぁいらっしゃらないとは思いますが、もし今からこのシリーズを読み始める方がいらっしゃれば、先に『Love or Pride』と『ブランドラブ 1』を読まれることをお勧めします。

1巻に引き続き邦栄と奨メインのお話ですが、この2人はほんとに回り道をしてきたな~という感一杯です。
この2人は学生、いや面識は小学生の頃からあってこれまでもお互いに「俺の物」と言ってきたいきさつがあるので、ちゃんと落ち着くのはいつなんだろうと思ってきたのですが、やっと素直になりましたね~お互いに。
邦栄は初登場の時点ではちょっと悪そうな奴だったのですが、かなり男前でいい奴でした。^^
ガチの裏社会モノを期待してると物足りないかもしれませんが、傲慢で俺様な攻め様、少し乙女だけど健気な受け様、そしてじれったいお話がお好きならお薦めです。

ラストに収録されている全員集合の漫画では奨が眼鏡をかけていて、メインキャラの中では一番老けた感じになってたので少しびっくりしましたが…きっと髪型のせいも大きいかと思われます。
いかにも出来る男になってました。^^

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP