龍は嵐に遊ぶ 四龍島シリーズ

龍は嵐に遊ぶ 四龍島シリーズ
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レビュー数
1
得点
1
評価数
1件
平均
2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
集英社
シリーズ
コバルト文庫(小説・集英社)
発売日
価格
¥390(税抜)  ¥421(税込)
ISBN
9784086143394

あらすじ

青龍の魔の手から白龍を守った飛。だが、母かもしれない女性・玲泉(リンチュアン)を救えなかった衝撃は大きかった。そんな中、花路と青龍の歓楽街・高楼街も一触即発の状況におちいるが!?
出版社より

表題作龍は嵐に遊ぶ 四龍島シリーズ

皮肉屋で気まぐれな白龍市の領主
白龍を影から支える色街「花路」の頭

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レビュー投稿数1

精神的SMが炸裂!

 母かもしれないと言われた玲泉が、目の前で海に呑まれていくのを、どうすることもできなかった飛。青龍が企んだ海牙の襲撃は食い止めた物の、そのことが飛の心をかき乱していた。
 それでもなんとか、自分を叱咤して、今、自分がすべきことだけはしようと、次なる敵・白龍の背後から迫る高楼街を迎え撃つべく、マクシミリアンをおいて飛は天園へと駆け出して行きます。
 ところが、たどり着いた先にいた、高楼街の頭は青龍屋敷に乗り込んだ時に手を貸してくれた酔熊でした。けれど、再会を喜ぶ暇もなく、二人は街を守るために、高楼街と花路として戦い始めます。
 とんだ運命の悪戯……。
 しかし、その闘いを止めたのは、青龍のお目付役・文海でした。文海の話を頼みを聞き入れ、青龍を裏切ることを決めた酔熊。高楼街と花路の闘いはそれで一件落着したようにみえたのですが……。

 一方、いつになく真面目に仕事をし始めた、マクシミリアンですが、彼が真面目に仕事をする時は、何やら企んでいる時に違いなく。
 今回は、万里に対して、飛をお供に文海に書状をもって行くよう命じました。
 命じられた飛は、脇目もふらずに、青龍へと旅立続きってしまいます。

 ところが、飛が顧みることもなく旅立った白龍では、騒ぎを起こした祥船を巡る人々の裁きがマクシミリアンの手によって行われようとしていた。

 マクシミリアンの仕事ぶりはそれだけにとどまらず、書状は、マクシミリアンが直々にしたため、内容は万里さえも知らないのだと言う。
 書状の中身が気になりながらも、街の主の書いた物を勝手にあけるわけにも行かず、飛と万里は、首尾よく酔熊と一緒にいた文海と合流し、その書状を手渡します。
 その書状を手にした文海は、青龍屋敷へと乗り込んで行き、青龍を前にしてようやくその書状の中身が告げられます。それは「二市の和のため、雪蘭を嫁にもらう」という内容で……。
 飛は呆然と立ち尽くす……。
 ついに、マクシミリアンの最高の一手が炸裂しました。
 ここまで行き当たりばったりでなく本気で考えていたのだとしたら、実は飛んでもない男なのではないでしょうか、マクシミリアン……。
 最高にして、最低な裏切り方ですよね……。恋人の目の前で、恋人が反対しようもないような形で、他の人間へ結婚を申し込む。
 ああああああ……ひどい、ひどすぎる! ただでさえ、憎しみを失ったかもしれない飛の心に更にとどめの一撃! マクシミリアンじゃないとできません。
 それでも、飛はマクシミリアンから離れないんだとしたら完全にMですよね。

 そんな、精神的SMカップルが好きな人にはおすすめの話です。

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