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■眠れぬ夜は誰のせい■
宮藤 雅(寮生)×中谷 修平(転入生)
ホモ嫌いの雅と真性ゲイの修平。
ゆきずりで、カラダだけ繋げたふたりだったけど、なんと再会、しかも男子寮の同室に!?
なーんか気まずい、でも気になる。だけど純情なくせに「恋愛とセックスは別」なんていう修平の恋愛観に雅はついていけなくて…。
ヒミツの花園、男子寮での禁忌な関係!
中谷くん(受け)が(*´Д`)ハァハァ♥して、可愛い雰囲気に反して肉食系な気がする。
名前呼びされるのが嫌いな雅が、中谷くんに名前呼びされて照れてるのがもう……にやけてしまいました。
(※幼馴染みの篠井は名前呼び可。それ以外には怒る)
後書きにあったエロ探求のためにリバるのも楽しそうだ。
ハァハァしてる受けにのしかかられながら「挿れていい?」って言われて「おぉぉぉぉぉぃっ!?」と焦る攻めを見てみたいwww
■眠れぬ夜は君のせい■
篠井(寮生・宮藤の幼馴染み)×河野(寮長・1学年上)
勘違いした友人に襲われかけている次期寮長の河野を助けた篠井。
自分なら勘違いして襲ったりしないから、と同室を持ちかけて…?
篠井くんいい子ー。
いやー表題作読んだときは何やらかして蹴り出されてるのかと思えば、自主的って何この紳士。
っていうか河野先輩、無自覚小悪魔ですか?
よくそういう勘違いをされることが多いようで。
でも自分が悪いって思ってるんだよね…。
篠井に「悪いのは無理矢理そういうことをする相手側だから先輩は悪くない」って言ってもらったときの笑った顔が可愛かった。
あと先輩、雨にもトラウマあり。
小学生の頃に自宅が流されたそうな…。
エロはないけど(キス止まり)この話、好きだわー。
受けx受けの百合っプルの大家、村上左知さんの作品ですが、本作は男っぽい攻めx可愛い受けの王道CPのお話です。
ゲイ嫌いのくせに行きずりで可愛い男の子と一夜を共にした宮藤雅。その相手がなんと翌日転校生、しかも寮の同室相手として現れた!
カラダから始まった二人の不器用な恋物語です。
宮藤は初めは気まずさとホモ(中谷)の思考回路がわからなくてイライラ。中谷は『(ホモは)好きな人とできる確率は低いんだから』とかなり現実的で、それでも好みのタイプだった宮藤とシた事は後悔してない。ずっと平行線の二人だったけど、宮藤が中谷に傾いていく自分の気持ちを認めていきます。
中谷は宮藤の事は好きなんだけど、始まりは「どうしてもHしてみたかった」という気持ちで、それが宮藤だったからしたんだ、って言うんだけどなんか態度は淡々としてるし、自分の事をどう思ってるのかがはかれない。
宮藤のグルグル具合の方がしっくりきますね。ホモじゃないのに中谷が可愛くて独占したくなる気持ち。
「眠れぬ夜は君のせい」
宮藤の同級生篠井x寮長の河野先輩のCP。
なぜかいつも同室の男から好かれて襲われる河野を助けて、自分が同室となった篠井。やはりというか篠井も先輩が好きになります。
他人と同室で寝るのが苦手な河野を気遣って毎日廊下で寝る篠井。ある晩大雨と雷に怯える河野を抱きしめて寝るが…
私はこちらのCPの方もかなり好きでした。優しい年下の攻めと恋に臆病な優等生の受け。エロなし。
村上左知さんの作品、2本目の読了。
今回も良かったー!
面白かったです。
運命なのかなんなのか、ある日初めて出会った子とホテルに行くという初体験?をした次の日に、なんとその相手が転校生で、しかもその日から寮で同室となる事になった宮藤雅と、その一夜の相手の中谷。
このお互いの1回やっちゃってるんだから、1回やっちゃってるのにのこの微妙な距離感、踏み込みたいんだか、踏み込んでいいもんなんだかのもどかしさがすごい伝わってきて、良かったー。
中谷は自分がゲイだという事を受け入れていて、ゲイだから普通の恋愛とは違うから、心と体は切り離して考えないといけないと思ってて、
一方宮藤の方はどちらかというとゲイに対しては否定的なんだけど、そんな「心と体は別にしなくちゃいけない」という考えに違和感を感じていて。
初めて出会った相手と寝ちゃった俺って、「初めての相手だった」と言われてからの変な独占欲?が出てきた俺って、おいおい、なんなんだ、一体?っという宮藤に対し、
中谷も宮藤に対して遠慮しなきゃいけないような、戻れなくなる気持ちを抑えたいけど、やっぱり宮藤な事がと思う、どうしていいのか解らない感じ。
んでもってお互いに踏み込めないという、
その読んでるこっちもせつないようなもどかしさが、じんわりゆっくり進んでいくのが良かったです。
最後名前を呼ばれて赤くなってる宮藤、いや、雅が良かったですね!
大変失礼ではありますが、そんなに絵も上手いっと思わなかったのですが、なんか伝わってくるんですよね。
中谷は学校で注目を浴びる可愛い男子っていう設定なのですが、解るわーと思う。
宮藤が今「かわいい…」と思っちゃったんだなーというのも解る。
前回はお話好きだなーと思ったんですが、絵にもはまってきました。
前回も思いましたが、もっとこの作家さんの他の作品も読んでみたいと思う1冊でした。
毎回同じ顔ですが
可愛いので気になりません
男どうしの声かけスポットに立ちつ続けている可愛いの男の子に
君が良いと言われ
興味から体の関係をもちます
翌日学校へ行くとその相手がいる。同じ学校に転入してきた
しかも、寮の部屋が同室になる
ここから色々起こります
なくはない話で珍しくもないのですが、村上さんの描く
朴訥とした攻め男子と
強気で弱い黒髪かわいこちゃん男子が動くと
ありきたりに見えないのがすごい
好きになっていることを自覚していく様子もかわいいし
余計な言葉で傷つけてしまう
部分も切ないけどかわいいです
村上先生っていうと、顔の描きわけやら絵がイマイチ好きになれなかったんだが、これはなかなかイイ。
コマ割もセリフもスッキリとして読みやすさは抜群です。
ストーリー展開はありがちな気もしなくはないが、ともすればとてもリリカルに追っていく感じがいい。
男子校が舞台なんだが、制服がっ…!英国のパブリックスクール風でヘンに萌えたw
制服っていうより、ちょっと黒めスーツ…!
それがアイテムとして流れを引き締めている。
俺はホモじゃないし…!と反抗しつつも、受けちゃんが気になって仕方ない攻めちゃん乙。
じれったいw
また、攻め&受けちゃんの周囲の反応がズレまくっていてオカシイ。
周囲総ホモ設定ってあんまり好きじゃないんだが、こういうボケ方をしてくれると笑える。