恋と愛の境界線

恋と愛の境界線
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
9
評価数
4件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784861343551

あらすじ

警視庁捜査一課の刑事として優秀で、繊細な美貌の持ち主の藤堂隆伸。だが、藤堂は過去のトラウマから他人と打ち解けることができず、周囲からも敬遠されがちだった。刑事はふたり一組で捜査にあたるが、そんな藤堂の相棒となったのは明朗快活な好青年、新米刑事の須田輝明だった。殺人事件の犯人を懸命に追ううちに、優しく頼りがいのある須田に藤堂は次第に惹かれていくが……。
(出版社より)

表題作恋と愛の境界線

所轄署の新米刑事 須田輝明(25)
警視庁捜査一課刑事 藤堂隆伸(27)

その他の収録作品

  • 恋も愛もある日常

評価・レビューする

レビュー投稿数3

トラウマもの! 「静」なお話でした!

「ロマンスの予感」のカップルも一部登場ということで、スピンみたいな感じでしょうか。

今回のお話は、恋愛より事件のお話が主体といった感じでした。
全体的には地味で印象にはかけるかなあといった感じの、ゆっくり静かに展開していくお話でした。

内容は、刑事で部下•須田×刑事で上司•藤堂の年下攻め&トラウマもののお話。

幼少期の母親の虐待がトラウマで、ノンキャリアながら警部補の藤堂は自ら孤立しています。
虐待で受けた傷は体だけでなく、心にも深い傷として刻まれ、誰にも心を開けない…
美人なだけに迫力もあり余計に孤立している印象です。
ペアとなった新米須田は、素直で明るい好青年で、誰からも好かれるタイプ!
一緒に行動を共にする内に、その寛容な性格に次第に魅かれていき、心をも溶かしていく…といった感じのお話でした。

王道な地味なお話でした。
「ロマンスの予感」より印象が薄いお話のような(笑)

トラウマの部分の傷がどう癒されるか楽しみだったんですけど、そんなに盛り上がりもなく、事件がメインで解決し、2人がくっついて…ハッピーエンドな展開でした。
もう少し、心理続き的な部分を絡ませた所が読みたかったなあと…残念。

藤堂が須田に戸惑いながらも、徐々に手を伸ばしていく、じんわり感は良かったし、最後は自ら望むという所が、トラウマの克服の第一歩になったのかなあとは思います。
須田がヘタレなタイプではなかったところが良かったんですけど、ホテルの部屋で傷を見たとき、もう少し強引さを見せてくれたら萌れたのになあと…トラウマ治療には良くないのかもしれませんけど(笑)

書き下ろしでは、藤堂の前向きな姿がみれて、須田と幸せなんだなあと安心できた所は良かったかな。
脇キャラの紘一郎は気になりますが、違う作品で登場してたりするのかなあと思ったりもしました…。

刑事物が読みたい方、トラウマものですが、さらりと読める作品です。

0

思いの外、地味な刑事物でした

旧版(リーフ版)の文庫化。加筆修正&書き下ろし付き。

タイトルと甘い表紙イラストからは思いつかないような、地道な刑事さん物でした。
ええ、「事件物」じゃなくて、「刑事さん物」
お話の中に登場する、事件そのものは、まあ、割とたいしたことなくて、
主人公が刑事だから、当然といえば当然なのですが、
「刑事が事件を捜査する」事がメインストーリー。
で、そこにBLとしての恋愛が絡んでくるのですが、、、
まず、主人公の藤堂が、子どもの頃のトラウマのせいで、恋愛とか、そもそも、愛されるってことをよくわかってなくて臆病。
で、須田の方も、自分が年下で部下なので、優しいけど、遠慮してる。
なので、最後まで行かないとお話が色っぽいことにならない。
でも、地味な刑事物なお話自体はおもしろかった。

なので、恋愛<事件をお求めの方には、とってもオススメ。

1

地味にコツコツです。

「恋と愛の境界線」何とも興味を引く題名でした。
題名からもっと恋愛よりのドラマ性の高い展開を期待してしまったのですが、地味な、良い意味で堅実なお話でした。

藤堂は母から虐待され、父にも愛されずという、愛情に対するトラウマなどから人と接することが苦手な人。
相棒を組まされた新人刑事の須田は、人当たりもよくさわやかな感じの男です。
お互いは実は初めて相手を見た時から、気になっていたんですね。
須田は自分はゲイだと言っております。
藤堂もゲイだという表記はないのですが、唯一自分をわかってくれる存在である監察医とメンタルケアと称する同衾をしているので、多分ゲイなのでしょう。
だから最初からお互いを意識しても当然みたいな進み方です。
事件の捜査の為にコンビになった二人は地味に地味に聞き込みや捜査をしますが、その中での須田の言葉や態度に、藤堂もだんだん打ち解けてきて、、
捜査も地味なら二人の進展も、地味に地味に、じわじわとです。

「ロマンスの予感」に登場したカプが事件に関係する会社ということで出てくるのですが、その二人のラブシーンを見た須田がいきなり「恋と愛の境界線につ続きいて」なんて聞いたとか、?みたいな展開もあり、こじつけー!とも思ったりします。
体の傷跡のことで他人から詮索されるのが嫌で、体を隠す癖のある藤堂が、痛々しいです。
初めて結ばれる時に須田が
「これは今夜から傷跡じゃない、俺のキスマークだ」と言うあたりが須田の優しさだなと思いました。
須田は藤堂が辛い時にいつも抱きしめて安心させてくれる。
そして、人が苦手なかれを慮って「友達から考えてみてくれませんか」
とにかく優しく接していくのです。
二人の進展は須田ありきで進んでいます。
事件はそれなりに派手さはないものの、突拍子もない設定でもなく、実際にありそうな展開ですから、二人の存在も地味になってるんですね。

もう一編の「恋も愛もある日常」にもロマンスのカプが出てきます。
なんだか「ロマンスの予感」の宣伝のための伏線本?という感じがしてしまいました。
小説の冒頭に登場人物のイラストと解説の登場人物紹介のページがあって、思わず連作ものなのか?と思わされましたよ。

0

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ