香港富豪×家の宝を取り戻したい純朴青年のカラダから始まる愛人契約!

香港華族の愛人

hongkong kazoku no aijin

香港華族の愛人
  • NOT BL
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  • 中立1
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レビュー数
3
得点
12
評価数
4件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784041003114

あらすじ

自分の学費のために売られた先祖伝来の壺を取り返すため香港に渡った裕樹は、買い手の不敵な実業家・燕海淵に返して欲しいと迫るが、暇つぶしに愛人になれと言われて離島の別荘で過ごすことになるが…!?
(出版社より)

表題作香港華族の愛人

燕海淵 香港巨大財閥のトップ 27才
前沢裕樹 進学を諦め家業の花屋で働いてる 19才

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

傷心の駄々っ子香港富豪×世話焼き純情青年

 曾祖父が人から預かり、祖父も大切にしていたという壺が、自分の学費のために、売りに出されたと知り、それを取り返すことを忌めた裕樹。
 どうやらその壺はたまたま立ち寄った香港の実業家に買い取られたらしい。
 一生懸命、実家の手伝いで貯めたなけなしのお金で香港に渡り、実業家・燕海淵に壺を返して欲しい、と迫るけれどすげなく断られる。
 おまけに、海淵はまったく裕樹の話に耳を傾けてくれようとしない。
 それどころか、明日からは休暇でしばらく職場にも来ない、と言われ裕樹に対して「さっさと日本に帰れ!」という扱い。
 それに対して、どうしても壺を持って帰らないといけないわけには行かない裕樹は、「身の回りの世話をするから休暇に同行させてほしい!」と立候補する。
 それをどうやら「愛人をする」ということだと勘違いされてしまった裕樹は、いきなり無理やり海淵に抱かれてしまう。
 ところが、それで裕樹は諦めず、純粋に使用人として南の島のバカンスに同行させて欲しいと、海淵に頼み込む。
 海淵は「愛人」として連れていく、と二人はすれ違いのままだったけれど、とある出来事をきっかけに海淵は裕樹のこと続きを改めて「使用人として雇う」と言ってくれ、雇用契約書まで交わしてくれるようになる。

 次第にお金では満たされない海淵の孤独を知るようになる裕樹は、海淵のことを放っておけなくなり……

 という話でした。
 よくあるお金持ちに無理やり系。
 ちょっといつもとタイプが違うなー……と思うのは、これ系の話はいつも大体アラブ系が多いんですが、中華系……というか香港系の話だった事かなー……。
 それから、海淵はどちらかというと上から系というよりは、気まぐれわがまま坊主系。
 あんまり威厳……という日本語には近くなかったような気がします。
 最後のハッピーエンドのシーンも、かっこ良く決める、というよりはもう焦って焦ってどうしようもなくて勢いで告白してしまった感じがあるし、告白した後は大人の威厳も何もなく、「日本に帰したくない。香港の大学に行けばいい」ですし……。

 まるで駄々っ子のよう。
 でもそういうほうっておけないところが裕樹にとってはよかったんだろうな……と思うと、それもよかったのかな。

 傷心の駄々っ子香港富豪×世話焼き純情青年がお好きな方は是非どうぞ!

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壺が引き寄せる二人の絆

華人系財閥で大企業グループトップの燕海淵×日本人で母親が営む生花店で働く裕樹。
とある縁深い壺をめぐるお話。
裕樹にとって大切な壺を海淵に買われてしまい、それを返してもらう為に香港へ渡る裕樹でしたが返却を断られた挙げ句の果てに「暇潰しに愛人になれ」と言わんばかりの横暴さで無理矢理、海淵に抱かれてしまいます。

傲慢攻めが登場してくるストーリーには有りがちな展開なのですが、この二人には壺に纏わる運命的なような絆があったんです。オチに関しては早い段階で察しがついてしまうんですけど海淵が傲慢で裕福層の人物なのに、そうは思えない言動やらが見て取れてちょっと可愛く感じられました。
「ヤるぞ」とか「昨日はヤッてない」ヤルヤル連発w
流暢な日本語が話せるだけでネイティブではないので仕方ないとは思いますがね。
おまけに五百万で何とかって規模が小さい気がしてならなかったのですが…壺なんで相場はその辺りなんですかね。
傲慢で冷たかった海淵ですが、これがまた意外にもアツい男で可愛い一面もあり、新たな海淵の魅力が垣間見れます。
裕樹に関しては、可愛らしくて心根が優しく純情少年といった感じで大続き人しいと思いきや行動力があり意外にパワフル。
終盤で海淵が裕樹に胸中を告白するシーンにはこっちが恥ずかしくなるぐらいキュンキュンしてしまいました゚.+:。(´ω`*)゚.+:。
あえていうなら、海淵の元彼さんとジョージがもう少し動いてくれたら楽しかったのになぁということと、お金持ちならそれらしく見える描写をもう少し押し出して欲しかったことぐらいでしょうか。それも、まぁ、海淵の魅力だと思えば素敵に感じてくるかも。

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出会うべくして出会った二人のラブ

受け様の家で100年も前、曾祖父の代から代々受け継がれてきた骨董の壺が
数年の世代を越えて、本来の主の元へ必然的に戻る設定に、それぞれの子孫である
受け様と攻め様が誤解や擦れ違いを経て、生涯の相手になるまでのストーリー。

この作家さんにしては、かなり傲慢不遜で一見すると人間らしさに欠ける攻め様で
でも、受け様は相変わらずの見た目は普通だけど、どこか可愛らしい雰囲気のある
気立てのとても良い受け様です。
受け様の家で、代々受け継がれていた壺を受け様に黙って母親が売ってしまった事で
受け様は買い戻す為に購入者である香港の若き実業家の攻め様の元へ来たのですが
預かり物で売ることが出来ない品であることを説明しても壺は返さないと言われ
それでも、粘りまくる受け様ですが、攻め様を訪ねて来た、男性が目の前でクビにされ
それが身の回りの世話をしているものだと知り自分がその代りになると・・・
しかし、それは愛人契約で流れで受け様はタダでその役目をする事になります。

もちろん受け様は納得していないのですが、攻め様に無理やり抱かれ、
攻め様の休暇用の別荘に一緒にいく事に、受続きけ様は別荘で身の回りの世話をしながら
壺を返してもらう交渉をしようとするのです。

そんな時に攻め様の友人が現れ、壺を取り返し、日本に帰る手伝いをすると言われ
迷いながらもその友人に付いて行きますが、その見返りにマニアックなHプレイを
要求され、あわやと言うところで攻め様に助け出されるのです。
そこで、攻め様が誤って飲んだ水に睡眠剤が入っていて、目覚めるまで傍にいる受け様
その事で、攻め様の受け様に対する態度が軟化して、愛人ではなくて使用人として
仕える事にしてもらうことになります。

そんな時に、二人でいるところに暴漢に襲われ、攻め様は受け様を逃がす為に怪我を
そして受け様は壺の代金であるお金を暴漢にばら撒く大胆な行動で二人で逃げる。
その出来事から攻め様は言葉では暇つぶしと言いながらもベットから受け様を出さず
毎日昼夜を問わず抱くようになるのです。

攻め様は、誤解されるような言動が多くて結構意地っ張りなんです、受け様はそんな
攻め様の言葉をうのみにして自己完結してしまう。
お互いの思い違いからすれ違ってしまうのですが、最後の最後で攻め様が動きます。
攻め様があまり人を信じないような言動も過去の痛手があるからで、その傷ついた心が
受け様といる事で癒されていく様子が感じられます。
すれ違いが解消してからの攻め様の甘々ぶりはやっぱり加納作品と思わせる内容で
甘いストーリーが好きな人にはお勧めの1冊です。

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