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表題作オーバーテイク

赤芝賢吾,九歳下の幼なじみで大学受験生
白河史也,市立図書館員

同時収録作品くものあみ

黒田 実家の古書店を継いだ地元の友人
伊勢 職場になじめない会社員

同時収録作品ミミック

里見 22歳 会社で同じチームの後輩
及川 攻と同い年の息子がいる会社員

その他の収録作品

  • 「オーバーテイク」番外編 ふたり肩を並べて

あらすじ

史也(ふみや)と賢吾(けんご)は、九つも歳の離れた幼なじみ同士。優等生の自分の後をいつもついてきた賢吾は、大人になった今でも、史也の大切な弟的存在だ。けれど、受験生になった賢吾は史也を熱っぽい視線で見つめるように…。しかも「合格したらキスしてあげる」と宣言されて!? 表題作他、秘めやかな大人の恋愛模様を描く2編同時収録?

作品情報

作品名
オーバーテイク
著者
加東セツコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199605529
3.1

(31)

(3)

萌々

(4)

(20)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
95
評価数
31
平均
3.1 / 5
神率
9.7%

レビュー投稿数13

「ミミック」が好きで好きで

私は基本的に、加東先生の作品は長い方が好きなのですが、今回のコミックはちょっと違いました。表題作から3:2:1の長さだったのですが、一番最後の「ミミック」が自分のツボでした。萌2はすべてこの24ページへの評価です。

部下×上司なんですが、この部下のしたたかなこと!
残業をして近づくのを虎視眈々を狙うのはまだしも、自分と同い年22歳の息子がいると分かってからも、引くどころか息子の不在につけこんで迫るとか、若いのになかなかやるなおぬし!って感激しました。ライオンみたいな容姿も好みでした。上司がまた付け込みたくなるタイプでしたし、ラストの構図も素敵でした。

5

端正が仇

JUNEの創作コードをBLの手法に組み込んだら
こう言う作品が出来るのか、と考えてしまう
端正な作品です。
物語として隙が無い反面、読者側で焦点を
常に気にしていないとたまに萌え所に迷って
しまいそうな印象も受けます。
表題作だけではなく併録作も隙が無いもの
ですから、気楽に読み流すには適さない
一冊かも知れませんね。
少しずつ間合いを詰めながら読み込んで
いくと蜜の部分を味わい易くなるかも知れません。
評者は好きですよ、こう言う作風も。

4

最後まで追いつけない?

正直表題作は好みではなかったんですよね。
9つ年下の幼馴染が自分をいつも追いかけてくるけれど
中学、高校、大学と、どれも落ちてしまう。
凄い頑張ってるんだけど、この性格があまり好みじゃないんだろうな。
頼りないというか、なんというか…
でも最後にショートで入ってた就職のお話まで来ると
さすがに大人になった分、ずるがしこくなってて良かったです。

そのまま次の話を何気なく(苗字とか気にせず)読んでいったら
表題作の続きかと思ってしまった(あっ就職できたんだ!!って)

「くものあみ」
私はこの話がこの本のなかでは1番好きかも。
何でかって?やはり私好みのズルイ性格のキャラが登場してるからかなぁ(^^;)
就職して、まだ慣れないもどかしさを抱えながら毎日過ぎてる。
先輩が助けてくれるんだけど、楽しみは高校のころから好きだった黒田との電話。
そして就職して初めて地元に戻り黒田と再会するのですが、
腕には小さな赤ちゃんが?!
まさか結婚してた?!

それから記憶はなく、どうやって自分の実家に戻ったのか
そんな時、先輩が訪ねてきて…
お泊りしたけど、翌日黒田と鉢合わせ!!
おっ?となストーリーも一応期待しましたが、
先輩はフェイドアウトしていって2人きり。
隠してた気持ちを黒田に伝えてハッピーエンドですvv

そして黒田、もちろん黒田の方も前から好きだったのに、
あえて自分から告白せずにいた。
赤ちゃんを連れてたのも、誤解すると分っててワザと。
とにかくズルイし、意地悪だけど、ちゃんと相手のこと好きだから良いの。

6

靴下萌え

加東セツコさんは本当にリーマン受けが美しい・・・
某漫画で行為の最中の受けの靴下の描写に惚れました あのくたびれた感じがたまらん!おっさんって素敵ですね
この本でも史也の靴下+パンツなんてかなり美味しいシーンがあぁ・・・
生々しい感じの描写が好きな方やリーマン受け好きな方にはオススメしたいのは加東セツコさんですねー最中は靴下履いててほしい派になりました。

年下で年の差っていいですね、一回若さ(?)のせいもあり強姦まがいのことをしてしまったり早とちりしてしまうのは子供だからこそ出来ることだと思います。

6

同級生だけが幼馴染じゃない。

年の差9つの幼馴染。
母親から受験を控えているが成績が上がらないため、勉強をみてあげたらどうか言われる。

母親同士で話していたようで
当たり前のように話はすんなり進むが、当の本人はあまり気のりしていない様子。

気が進まなかった理由は、誰にも頼らず自分で頑張り大好きな9つ上の幼馴染に胸を貼りたかったから・・・

とくに目立ったストーリーではないのですが、決して明るいとは思えない瞳の動きや雰囲気が軽くなく薄くなく程よい感じに伝わる
ストーリーになっています。

黒髪で真面目な年下幼馴染が
攻めであることも良かった

4

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