心に愛は満ちてるか?

kokoro ni ai wa michiteruka

心に愛は満ちてるか?
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
43
評価数
12件
平均
3.6 / 5
神率
16.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
竹書房
シリーズ
ラヴァーズ文庫(小説・竹書房)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784812494851

あらすじ

相馬の勤める『よろず屋』に、ある珍しい依頼が舞い込んでくる。
「夫が男と浮気している」
調査を始めた相馬が見た、『男が入れ込む男』とは、外見、職業ともにこれ以上ないほど、普通のおじさんで…!?
調べていくうちに、依頼人の夫の他にもおじさんこと・樋口を狙っていそうな男たちが続々出てくるが、当のおじさんは全く気がついていない様子。ある日、貞操の危機を救うため、思わず樋口を助けてしまう相馬だが!?
イケメン調査員VS普通(?)のおじさん。天性の魔性男に惑わされるな!!

表題作心に愛は満ちてるか?

よろず屋のイケメン調査員 相馬稟 27歳
調査対象だったスーパーの店長 樋口勇三 35歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

おおお…無自覚なおっさん、GOOD!!

高岡さん、久しぶりに読ませていただきました!
おじさん受けだし、攻めはノンケの年下らしいし、
なんたって表紙が麗しかったので♪

しかしですね、読んでいくと、
当て馬というか調査対象の田之倉に共感してしまって
「…絶対振られる立ち位置だってわかってるのに
そんな男の気持ちに寄り添ったってしょうがないだろ!」と
自分にツッコミ入れました;;
本当、自分には美人で出来すぎな奥さんがいるのに
長い付き合いの友人に報われない片想いを…。
温泉に誘っても「奥さんと行けばいいだろ」なんて
当たり前すぎて反論も出来ないツラさ…。
ゲイバーに連れていってもはっきりとした拒絶もない代わりに
やんわりまた肩すかしをくらうとか、
ああもう!!ってなっちゃって…。
結局、自業自得とは言え
心の底から好きな相手も、妻も失う羽目になってしまい
気の毒でしょうがなかった田之倉……。
いつかあなたにも幸せを感じる時が来て欲しいです。

…かなりズレてしまいましたが!!w
特に見た目が派手とか美人とか言うわけじゃないのに
男を吸い寄せてしまう魔性のおっさん・樋口!!大好物で続きすーw
天然かと思いきや、ちゃんと田之倉の気持ちも知ってたり
知ってて最後を決めるつもりで抱かれようとしたり…。
相手を傷つけようとしたわけじゃない姿勢に、好感のもてる男です!
でも、言う時ははっきりモノ申す!みたいなところも。

いくらなんでも屋だからといって(万事屋♪)
やはり仕事絡みで恋に落ちちゃいかんわね、相馬ww
私情を挟むとあれこれ厄介っすから…。
男前故、人の目についてしまい、樋口に気付かれてしまうけれど、
スナックのアルバイトの代役ではその威力を発したり
言い寄られたりするのはしょうがないかなーw

危なっかしい樋口を守ってあげたい相馬、
男前の年下の色男に興味を持ってしまう樋口。
近づく心の距離がとても自然に思えました。

樋口に降りかかる災難に相馬が関わるのはもう鉄板としても
好きな気持ちと仕事の延長という意味でも
とても自然でするする読めました。

良い味だしていたのが、飛鳥井よろずサービス・社長と、
アルバイト・紀野。
アクが強くて、各エピソードに「ふは」と笑えました☆

かなり印象深かったのは、スナックのアルバイトの至急連絡に相馬が
「俺、もう勃起してるんで」と要請を断ったところ!!!w
そ、そんな事言っちゃうんだ!!??w
いやー、男なら、その切実さがわかるのかな??w
給料はずむって言われても譲れない時がコレww
面白かった……。
次の日、飛鳥井社長に“勃起”を連発されるのもナイスでした!!

人の気持ちが交錯しながら、それを生業とする“なんでも屋”、
例え調査対象のお相手だったとしても
恋に落ちたら関係ないのですね♪

タイトルからして、樋口か相馬に
かなり寂しい過去があるのかな?と思ったのですが
そういうわけでも無かったのが逆に安心しました。
心が痛む過去は、読ませていただく方もちょっとしんどいので;
そして気が付く、心に愛が満ちていないのは田之倉ぁぁぁぁ(泣)
(あと、樋口にちょっかい出した若い男)

なにはともあれ、おっさん。魔性のおっさん。素敵!!!!!
(果たして30代でおっさんと言っていいのか?と思う
アラフォーですが;;)

4

地味で冴えないオジサンは魔性だった!

オジサン受けのお話なのですが、このオジサン天然の人タラシなんですよね。
そして甘いフェロモンまで無自覚で垂れ流してる、天然癒し系オジサン。
ゲイじゃないのに男に言い寄られる樋口さん、普通の外見で特別綺麗だとか特徴が
ある訳でもない地味なスーパーの店長さんなのですが、長く友人を続けていた男に
言い寄られるし、引きこもりの青年にも目をつけられる樋口さん。

内容は樋口さんの友人の奥さんが二人の関係を疑い、攻めである相馬が務める
よろず屋に浮気依頼をした事から始まるストーリー。
確かに奥さんの感は当たっているのだけど、それはご主人の一方的な片思い。
きっと何年も片思いしていて、諦める為にも結婚したけどやっぱりダメでなんて感じ。
でも樋口さんは、鈍いフリしてそんな雰囲気にならないようにしてるけれど
結局は友人を失くす決断をする事になります。

その依頼を受けたのが若くてイケメンの相馬くんで、初めは冴えない樋口さんを
好きだなんてどうかしていると思いながら浮気調査しているのですが、尾行をするうちに
何故かオヤジの樋口さんを可愛いとか思ってしまう自分が信じられなくなる続き相馬くん。

個人的にどうもオヤジ受け、それも冴えない受けは萌えを感じない傾向なのですが
この作品はそんな私でもこのくらいのオヤジなら許せると言える内容でしたね。
そもそも、35歳でオヤジになってしまうのかとレビューしながら若いよねまだ・・・
なんて個人的な感想もかなり持ち合わせてしまうのですが、素直で意外に甘え上手な
樋口さんは、ある意味で魔性なのでしょう、だってイケメン相馬くんに
「勃起してるから仕事に行けません」なんてセリフを上司に電話で云わせるくらい
無自覚天然の人タラシなんですからね。
この最高なセリフに樋口さんへの愛を感じてしまいました(笑)

3

今勃起してるんで行けません!

高岡ミズミさん初ラヴァーズは、コミカルでテンポのよいおじさん受け。
何かね、激しいコレっていうのはないんだけど、何か面白い♪
萌え×2つけようかどうしようか悩む位になんかおじさんのキャラがツボった!
35歳でおじさんっていうのもどうかと思うので、実のところ40くらいにして欲しかったかもw

飛鳥井よろずサービスという何でも屋に大手企業の会社員の妻から夫の浮気調査の依頼が来る。
なんとそれは、妻をないがしろにして何でも友達を優先してしまう、夫がその友人(男)と関係があるのではないかという内容。
大学生の時にアルバイトにスカウトされてそのままそこの社員になったイケメン調査員・相馬は、その会社員・田野倉と親友・樋口を尾行することになるのだが。

視点が相馬と樋口の両方あります。
その浮気調査をずっとしているわけでなく、その件については作中で一件落着となるのですが、なんといっても彼等は全く別の仕事をしているわけで、それぞれにそれぞれの色々がある。
また、樋口も天然なのか鈍感なのか、過去男に2回告白されたりどうやら男に好かれる体質の無自覚フェロモン中年のようでして。
全く続きノンケの二人がくっつくからには、それぞれの事情があったほうが尚わかりやすい。
頻繁に変わるのでちょっと解りにくい点はいなめないが、しかしそれがあるから気持ちの推移が大変にわかりやすいのです。

この樋口、実にひょうひょうとして欲があるんだかないんだか、草食系の顔をしてこういうおじさん、一番達が悪い(笑)
親友の田野倉は、樋口が好きなことだだ洩れで、実は迫るのですが樋口はそれを薄々分かっているから、呑みの誘いも断らない代わりに一目につきやすい屋台でというきを使っている。
妻の希望で盗聴捜査をした晩、親友をやめてもいいから一度だけと請われて、行為に及ぼうとするのだが、やっぱりできなくて、それに反対した相馬が踏み込んで無事事無きをえるのですが。
尾行をしている時に、ゲイバーのトイレで鉢合わせした時に相馬が自分をゲイを言ったからなのか?この樋口、ひょっとして好奇心のある人?
田野倉はダメだったけど、相馬君はカッコイイから、そしてゲイって聞いていたから、とかw
あれ?案外面食いだったりするんですか?

過去に二度、そして親友の田野倉、そしてまた職場では引き籠りの20歳の青年に執着されている、無防備な樋口が相馬は放っておけなくて、つい様子を見に行ってしまうという、相馬も樋口のフェロモンにやられた口なんだろう♪
お礼だからと相馬を呑みに誘った帰り、家に彼をあげて、今どきの若い子のカラダはいい筋肉してるね~って触ってる(爆)この警戒心ゼロのこれって、もう誘っているとしか思えなくて、とうとう相馬も狼に変身しちゃうのです。
だけど、樋口は嫌がらない♪

樋口は性癖を自覚したんでしょう(笑)
相馬はおじさんにオトされちゃいましたwこんな人放っておけるか!
ラスト団円手前、いい感じになってきたところにかかってくる仕事の電話に断る相馬の言葉が・・・「いま勃起してるんで行けません!」
大爆笑でした♪

このよろず屋の飛鳥井というおっさんも、バイトでオタクの杞野という青年も、なかなかいいキャラクターで実に愉快でした。
続編あっても面白そう?とおもうくらいには、楽しいお話でした。
そして、この本のイラストを描かれたマツモトミチさんって初イラストなんだそうですが、すごく絵が好みでキレイなんです!その点も注目です。

6

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