貴公子たちにエリート聖職者は堕とされ!?

妄執と激情と聖愛のトロワ

妄執と激情と聖愛のトロワ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

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レビュー数
2
得点
29
評価数
10件
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048663496

あらすじ

エリート聖職者・鼎が目指すのは教皇への出世。権力の後ろ盾によって熾烈な競争に勝ち残ろうと、愛人契約を結んだのは二人の貴公子――将弘皇子と大貴族ハリス。元教え子でありながらサディスティックな言葉で責めてくる彼らは、あらゆる手管で鼎の躰を強欲に貪り尽くす。鼎がすべてを犠牲にしてまで教皇の座を目指す目的とは一体なんなのか――。愛欲や策略が渦巻く中、ライバル聖職者が失脚を狙った罠を仕掛け!?

表題作妄執と激情と聖愛のトロワ

鷹司将弘,皇子,24才/ハリス,公爵次男,24才
如月鼎,小貴族次男で教皇目指すエリート司教,27才

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

年下攻めの3Pモノ

歳下の二人が攻めでクール美人な年上の受けが一人、という3Pものです。強気な年下二人が攻め…と、シチュエーションは自分にとってはとてもおいしかったです。

世界観が現実世界ではなく、悪魔召喚や宗教上の派閥争い、貴族に魔女裁判…などなど、ファンタジー要素もてんこ盛りで、最初はとっつきにくく感じたのですが、中身はストーリーメインでなくえろメインだと感じました。
ストーリーそのものも書き込めば壮大なお話になりそうなのに、やはり元教え子たちによる3Pという濃いプレイメインだからか、大筋のストーリーは膨らましきれていないというか、やけにあっさり流されてしまっている気がして少し残念。
えろをメインだと割りきって楽しむのがよいかと思います。

ただ、恋愛ものかというとあまり恋愛しているという感じはしなかったです。取引のために身体を差し出す主人公と、主人公に執着している攻め二人…。一応愛は芽生えているようにかかれていますが、心理的に主人公が攻めの二人を愛している、恋しているという感情の移り変わりはわかりにくいと感じました。
これならもう完全に身体だけ、えろメインに割りきってもそれはそれで良続きかったかもと少し思ったり…。

三角関係ものではなく、二人で平等に一人を愛しているのでドロドロした感じはありません。二輪差しのシーンが多いため、お好きな方にはかなり楽しめると思います。
えろのシチュエーションや受け攻めの組み合わせがとてもとても好みだったのですが、ストーリーの軸となるファンタジー要素や派閥争いという少し凝った設定が個人的には少し読みづらくてそれが残念でした。

1

妄想が膨らむ

イラストの小禄さんは角川系列専属なのでしょうか、B-PRINCEでよくお見かけしていて
とても心惹かれるイラストだと毎回思わせてくれますね。
ゆりの菜櫻さんの作品に花を添えているみたいです。

タイトル『妄執と激情と聖愛のトロワ』聞くだけでドロドロしてるかも、
イラストも3Pぽいしドエロ確定な作品かしらとワクドキで読み進めると
やはり3Pもので架空の国を舞台にした宗教がらみの権力争いと年下攻め二人との
恋の駆け引きに心の闇がチラチラ見え隠れしていてタイトルにある妄執と激情を実感。
それと同時に聖愛も確かに存在するがルネサンス期の聖愛と俗愛と言うタイトルの
絵を同時に思い出したりもしました。

内容は敷島帝国という国が舞台、その国は皇帝が治めると同時に神国教会があり
宗教国色が濃く、その最高位が教皇であり主人公である鼎が何を犠牲にしても
追い求める最高位の役職なのです。
そんな鼎のバックアップをするのが3歳年下の二人で一方は敷島帝国第6皇子将弘で
一方は帝国でも大貴族の次男のハリス、この二人が鼎の身体と引き換えに後見をする。

今回のキャラ達は3人とも腹続き黒キャラで鼎は腹黒で策士でビッチな聖職者で
心の中に闇を持っているがどこかで悪に染まりきらない清廉さも感じるキャラ。
攻めの二人は帝国学園で学生だった時に鼎が臨時教師で学園に赴任した時に知り合い、
そこから鼎的には甘い感情の伴わない欲の関係を続けているのです。
そして攻め二人もかなり腹黒で鼎に害する輩にはどこまでも冷徹悪になれるのです。
鼎は年下権力者二人に守られ溺愛されて妄執されまくる。

権力争いで宗教とは無縁と思われる陰謀や策略が繰り広げられながら
利用できるものはなんでも利用してのし上がってきた鼎が、いつしか二人に
利害だけでは収まらない感情を持つようになるが年上のプライドや屈折具合で
全ての心をさらけ出すようにはなれない展開です。

そして、この3人の愛とも呼べる関係はラストでツンデレ気味な鼎が本心を少し
見せたことで一応のハッピーエンドであり、鼎も皇帝にはまだなれないが
順調にまた一つ位を上げて終わります。
でもこの作品意外に奥が深くて、鼎が皇帝位を望む本当の理由を二人は知らずにいて
鼎が皇帝位に就いたらどんな末路が待っているのか。
悪魔なんて存在も出てくるファンタジー要素もあり、鼎の後悔と懺悔にも似た感情の
大元になっているだろう可哀想すぎる亡き弟の存在。

鼎のいつ、闇に飲み込まれても不思議ではない脆さと鼎を光に引き止めるものの存在。
攻め二人の一筋縄ではいかない鼎への溺愛ぶりと同時に感じる闇の色。
是非とも続編でもう少し先までキャラ達の姿を読んでみたいと思わせてくれる作品でした

3

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