ヴォカリーズ第一巻

vocalise

ヴォカリーズ第一巻
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
20
評価数
5件
平均
4.2 / 5
神率
80%
著者
 
媒体
コミック
出版社
ア・ラ・モード・ボーイ
シリーズ
発売日
ISBN

あらすじ

―あの時、僕はまだ子供だった―ラフマニノフの「ヴォカリーズ」の美しくも物悲しい旋律にのせて、世代を超えた恋が、今紡がれていく…第1巻

表題作ヴォカリーズ第一巻

初瀬健史
小宮山修司(シュウ)

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レビュー投稿数1

ラマニノフの切ない旋律が…

ラマニノフの「協奏曲2番」=フィギュアスケートの定番?
「ヴォカリーズ」もラマニノフの曲ですが、かつて韓流ブームを巻き起こしたドラマ「冬のソナタ」に挿入され、また、フィギュアスケーター・浅田真央さんが割に最近、エキシビジョンで採用していた曲。
透明感と切なさを秘めた曲ですな。
「協奏曲2番」はドラマチックだが深い激情に胸押しつぶされそうになる。
しかし、「ヴォカリーズ」はもっと優しく愛おしさにあふれております。
よもやBL…というか限りなくショタなBLでこのタイトルを目にするとは思いもよらなんだ。
ですが、ストーリーはまさに「ヴォカリーズ」のイメージどおりに進行します。

つくも号センセイ、ショタ同人のビッグネームですが、エロくさいショタとあなどってはいけません!
この方、同人のほうでショタエロ描く時は予想以上のエロエロ(しかしなぜか下品ではない)しかし、いっぽうでは胸の痛みが止まらない、号泣寸前のストーリーを編み出してくれます。ラマニノフの切なさとクロスオーバーします。

高校生の修司は、ピアノ教室の先生・健史にピアノを教わるうち、彼に恋心を抱くようになり、一線続きを超えてしまいます。
そのままピアノの道へ行こうかとする修司ですが、母親には大反対される。
なぜなら、修司の亡き父は健史が恋焦がれていた師だったから。

恋した人の息子と関係を持ってしまう背徳感、かなりゾワゾワきます。
しかし、修司はそんなことを知る由もない。まっすぐな気持ちのままなんですねぇ。
つくも作品にはしばしば「大人のズルさ」や「邪さ」が容赦なく描かれているわけですが
それもあながち責められない面があるからやるせない。
二人がはじめて身体を繋げるシーンはやけにドキドキします。
しかし、あくまで序章。
序盤も序盤、ここから先、いったいどんな展開になるのか恐ろしい。
つくも号は最後がものすごく残酷だったり切なかったりするからなぁー…。

4

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