ボタンを押すと即立ち読みできます!
本格サスペンスと萌えの両方を満喫できる、とってもお得な一冊でした!
刑事ものBLだと、サスペンス部分が軽かったり、逆に比重がかかりすぎてBL要素が薄くなったりとバランス配分がとても難しいと思うのですが、このお話は事件も複雑で読めば読むほど深まっていって目が離せないし、最初のほうから攻めの情熱的なアプローチが入っているのでBL部分の行方も気になるしで、一気に読みました!
たたき上げの刑事依川さんがとにかくカッコイイ!!
冷静沈着で美貌の年下の上司、海崎さんが依川さんに情熱的に押され、頑なだった心が解れていく心の変化も丁寧に追ってあり、共感を呼びます。
この二人の続きが読みたいです。
※以下補足です。
この作品は無料投稿サイトに作品をアップされていた際の人気作で、このたび書籍化されました。
この作家さんはBLにとどまらず、歴史もの、サスペンス、ミステリー、ホラーと多岐にわたるジャンルのお話を書かれ、どのお話も複雑な伏線が張られ、綿密な考証と専門知識が豊富に盛り込まれた、非常に読み応えのある本格推理サスペンスが展開されています。長編が主であるにもかかわらず、その力強い筆致で多くのファンを獲得してきました。
私はこの作品がサイトにアップされている時からこの方の作品のファンですので、書籍化されたことは大変喜ばしく、嬉しいと思っています。
サイト時代からの1ファンである私が大好きな作品についてこのレビューを書きました。
よどみなく進むストーリーライン、臨場感あふれる文体、しっかりしたディテールの詰めが感じられる作品だと私は思います。
表紙がクールで刑事ものだったので表紙買です。
受けの海崎君のツンとした顔がとにかく好みだったので。
さぞかし女王様気質なのだろうと思って読み始めたのですが、
いい方向に予想が裏切られ、
「何この受け、めっちゃ可愛い」
という感想です。
最初は攻めの依川に警戒心丸出しなのですが、
酔っぱらって警戒心が解けた海崎君に読者としてはきゅーんになります。
酔っ払いぶりがめちゃめちゃ可愛いです。
酔うと別人設定がかなりツボでした。
また恋愛慣れしてないので勢いのある依川への戸惑いぶりも可愛い。
ネタバレになってしまいますが、一番ヤラれたのは、
「く、暗闇が……怖い……です」
でしょうか。
そしてそこから始まる座位と激しいイラストが。
この受け君の反応を見たくてページをめくる手が止まらなくなってしまうんですよね。
可愛い受け君が書ける作者さんだったので神評価で!
読後の爽快感が素晴らしかったです!私はBLもミステリーも大好物なので、この作家さんの大ファンになってしまいました。綺麗キャラなのに受けは清純だし、攻めの執着心にも萌えます!それでもふたりだけの世界ではなく、解き明かされていく事件には目が離せなくなりました。
著者、菊市香さんのデビュー作です。あとがきを読みますと、デビューのきっかけは小説投稿サイトのようです。
推定恋罪というタイトルから私がまず連想しましたのは、
映画の「推定無罪」でした。因みにこの言葉は法律用語だそうです。
291ページに渡る本編を読み終えて、意外と人を選ぶ作品なのかと思い、また作者の意図が余すところなく書けたなら、もっと素晴らしい作品になっただろうと、惜しいと感じました。
まず、主人公で受けの海崎健を攻めの依川陽向をクールビューティーと頻繁に形容するのに大きな違和感があります。
依川は日本人で叩き上げの刑事らしいのに、洋画のようにクールビューティー!とやるのは、身近な友人がやきとりの串を手に「へい、ベイビー!」なんちゃらと口走るような違和感です。
物語はとあるビルの屋上で白薔薇に囲まれた美青年の遺体が発見されたところから始まりますが、サスペンスとしてはあっさりし過ぎで、焦点がぼやけた感が否めません。被害者の美青年がどんな人物だったのか、もっと知りたかったです。
ここまで書いてきまして、私めの駄文でも、もしかしたら見てくれた方々の購入意欲を削ぐことになっているかもしれません。ですが私が声を大にして伝えたいのは読後に抱いた作者への未知なる可能性についてなのです。
硬軟どちらにもいけそうな柔軟性と、耽美?的淫靡な雰囲気を感じます。セックスシーンはエロさがあります。私は二作目を期待して待ちたいと思います。
こんにちわ。わたしはいつも、レビューを参考にして本を買うけど、
レビューは、書かないです。
でも、どうしてもお伝えしたくて、初めてレビューします。
ちるちるとアマゾンのレビューがとても良かったので、
早速近所の書店で買ってきました。
とても期待してたけど、全く面白くありませんでした。
読み終わった後に、だまされたのだと気付きました。
調べたら、「さくら」というものが居るそうです。
調べて知った事を簡単に書きます。
(1)マイナーな商品に絶賛した評価ばかり不自然に付く
(2)商品説明が細かく、購買意欲に訴えようとしてくる
(3)3~4人が発売後すぐ良い評価だけを付ける
(4)レビューを書いた商品以外のレビューが無い、あっても極端に少ない
(ごまかそうとして、何個か適当にレビューするそうです。)
この本に付いている高いレビューは、これにあてはまってます。
ちるちるもアマゾンも、どっちもです。
「さくら」にだまされたのだと気付いたのは、
レビューが高い本なのに全然面白くないなーとフシギに思いながら
読んだ後でした。ショックでした。
次に、本の内容について書きます。
まず、「上手に書いてるでしょ?他の人とはちがうでしょ?」という
作者のいきった感じが文章に出ていて、最初から読むのが苦痛でした。
このていどの文章を書く人を、いっぱい知ってます。
プロの作家さん達は、もっと上手で、ストーリーに引き込んでくれます。
調べたら、投稿サイトを使っている人みたいでした。
それっぽい感じの文章なので、ナルホドと思いました。
他は、ミステリーも恋愛面も、全部中途半端でした。
登場人物に魅力が無く、誰にも感情移入できません。
警察の中で媚薬なんて意味がわかりませんでした。
「クールビューティー」が何度も出てきてうんざりしました。
プロの作家さんは、もっと他の表現や言い方も上手に盛り込んでくれます。
エロシーンもぎこちなくて、全然魅力が無く、読み飛ばしました。
これくらいの文章なら、投稿サイトでいいと感じました。
わたしが「さくら」のことを知っていたら、
にせもののレビューに引っ掛かる事も無かったんだろうと思います。
わたしみたいな人が増えないように、このように書かせてもらいました。
「さくら」のレビューじゃなくて、もっとたくさん本を読んでたくさんレビューしている人の、本物のレビューが知りたいです。
たくさんレビューしてくれている人の意見は、とても参考になります。