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いじわるしないで抱きしめて

ijiwarushinaide dakishimete

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表題作いじわるしないで抱きしめて

街田祐一郎,出版社営業,バイ,31歳
小嶋光博(みっちゃん),15年来の友人,31歳

同時収録作品臆病なハツコイ

市川大吾,大学生,19歳
水原誠二,書店員.25歳

同時収録作品キミに溺れる ・ キミに溺れる 描きおろし

池端賢哉,リーマン,同じ会社の後輩,24歳
関康弘,リーマン,会社の先輩,27歳

その他の収録作品

  • いじわるしないで抱きしめて 描きおろし
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「下書きをチェックしたいので送ってくれと言われた結果…」・キャラ設定

あらすじ

バイで遊び人の出版社営業・祐一郎と無愛想なゲイの“みっちゃん"こと光博は、高校からの腐れ縁。
「恋人」にも不自由せず、気ままにみっちゃんと呑むお気楽な日々の祐一郎だったが、
アラサーにして最近なんだかちょっぴり寂しい…?
降って湧いたお見合い話に「結婚しようかな」とぼやいたら、
「そんな誰でもいいようなら俺でいいじゃねーかよ! 」とみっちゃんからまさかの告白!
えっ、そうなの!? だけど俺たち、どっちもタチだよ!!!? 攻×攻、純情腐れ縁ラブ!

作品情報

作品名
いじわるしないで抱きしめて
著者
木下ネリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
いじわるしないで抱きしめて
発売日
ISBN
9784796408400
3.2

(44)

(4)

萌々

(10)

(24)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
136
評価数
44
平均
3.2 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数12

ネタバレあり

ネリさんの絵が大好きです!
この作品は表題作と他に2つのカプの話が収録されているのですが私は表題作の「いじわるしないで抱きしめて」が1番お気に入りです♡
強気な癖にエッチの時になるとすぐに泣くが受けが可愛い~!!!攻め×(元)攻めの純情腐れ縁ラブ!
15年間片思い…何度も言います。
受けが本当に可愛いです!
ここまで可愛い受けの顔を私は今まで見たことがありません。
私正直他の2つの収録作は特に刺さらなかったのですが、この表題作だけでも充分満足出来る仕上がりでした

2

攻め×攻めとか年下攻めとか

遊び人でバイの祐一郎は、気に入っていた取引先の書店員に恋人ができてしまったのをきっかけに、自分も幸せになりたいと願うようになる。そんなときに親から見合いの話を持ち込まれて心が揺れ、腐れ縁のみっちゃんに相談したところ、「相手が誰でもいいなら俺でいいじゃねーかよ!」とまさかの告白を受ける。どちらもバリタチで、まるっきり考えたこともなかった祐一郎だったが、これまでいちばん大事だったのはみっちゃんだったということに気づき…。


攻め×攻めものです。鬼畜Sな祐一郎×コワモテ長身のみっちゃんという、受けのほうが長身で体格のいいカップリングになります。
個人的には逆のほうがよかったなー…と思いつつ読んでいたのですが、これはこれでみっちゃんが可愛くて、楽しくは読めました。人相の悪いガチムチが受け…なかなか悪くないです。

表題作よりも先に載っていた同時収録作は、上記攻めの祐一郎が気に入っていた書店員が受け、学生攻めの年下攻めカプです。こちらは受けも攻めも可愛いカプで、微笑ましかった。

もう一作、サラリーマンものが入っていました。こちらも年下攻めで、男と揉めてるところを「絡まれている」と勘違いされ、「俺がボディガードします」と年下の同僚に言われちゃったゲイ受けの話。
無愛想で嫉妬深い攻めがなかなかいい味だしてました。

全体的に評価は萌〜萌×2というところです。
でも、いちばん面白かったのはカバー下のおまけマンガでした。作品の番外編ではなく、執筆中に起こった出来事についてで、ブハッて笑ってしまいました。
全裸いいな全裸。デッサン力のある作家さんだなぁと思いました。

8

男前受けの健気でせつない片思い!

『いじわるしないで抱きしめて』シリーズ、初読みは同人誌の『いじわるしないであたためて』でした。
本編知らずに読んだところ、とっても好みな意地っ張り男前受け!登場で、即、コミックスも購入しました♪


●「臆病なハツコイ」
先に進みたくてがっついてしまった年下大学生・大吾と、結ばれたいけど男だからってガッカリされるのが嫌な年上書店員・誠二。
お互い思っているがゆえのすれ違い、年下ワンコ×健気年上の王道ストーリーです。


●「いじわるしないで抱きしめて」
「臆病なハツコイ」で当て馬っぽく登場した営業の祐一郎は、お気に入りだった誠二に恋人ができたのが残念で、恋人と幸せそうなのがうらやましくて、高校の時から15年来のゲイ友達・光博(みっちゃん)を飲みに誘う。

祐一郎もみっちゃんも”タチ”で、二人は友達でしかない。
祐一郎は自分で誘ったくせにみっちゃんを残したまま、男の子をお持ち帰りしちゃうくらい奔放で勝手です。

でも30代、祐一郎も幸せな将来が欲しくなって、親に言われるまま見合いをしようとすると、みっちゃんに「誰でもいいなら俺でいいじゃねーか」と言われて…

祐一郎はスーツが似合う美人系、みっちゃんの方が男っぽいし体格も良い。
腐女子的センサーでいったら、みっちゃんが”攻め”、そんな”攻め”らしい男が、15年前から今までずーっと、祐一郎の「友達」って言葉に縛られながら片思いしていたなんて!
男前受けのせつない片思いにキュンとさせられずにはいられない!

そしてみっちゃんの告白を聞いて、「抱きたい」と言ってしまう祐一郎の変わり身の早さ…
みっちゃんの男前な健気さにたいして、こいつの勝手ぶりはイラッとする部分もあるんだけど、祐一郎にとってもみっちゃんがオンリーワンだってわかる部分があるから許せるかな。
(というか、この勝手なS気質男に長年付き合ってあげてるみっちゃんはM気質かもしれない)

その後の初めて繋がるまでの努力と、描き下ろしの苦くてせつない思い出、もうみっちゃんがとにかくかわいくて、ぶっちゃけ祐一郎の難なんかどーでもいいやって思えてきます^^


●「キミに溺れる」
朴とつ真面目な後輩リーマン・池端と、ゲイでそれなりに遊んできた先輩リーマン・関。
関は池端をいいなと思っていたけど、ノンケだし最初からあきらめて、テキトーに男と遊んでいる。

そして関が男と揉めているところを池端に助けられ、それから池端はボディーガードのようなことをしてきて、でも誘いにのるわけでもなく…

この話は2話構成、1話目は池端の本心がわかって恋人になる話、2話目は池端の嫉妬編。
執着と切なさと、これもなかなか好みな話でした♪


最初の話は可もなく不可もなくな王道、表題作と最後の作品も展開はありふれた感じがするけど、キャラ設定がすごく魅力的で良かったです!
とにかく、男前受けなみっちゃんがイイ!(何度でも言います^^)


カバー下のあとがきによると、洋服はペン入れの時に描くので、下書き段階ではキャラ全員が”全裸”だそうで、担当さんに「変態マンガ」って言われちゃってるのがおかしい!
なにげない日常もぜーんぶ全裸、それはそれで見てみたいかも。

3

絵がきれいでわかりやすい

最近のデビュー作家さんはみんな絵がお上手だなぁって感心するけど、この本もそんな1冊。
絵も、展開も、とにかくそつなくお上手でとっても読みやすい。
冒頭が大学生の年下ワンコくんと、年上美人書店員さん水原の、初々しいバタバタラブ短編「臆病な初恋」
表題作は、「臆病な初恋」に登場していた営業マン街田が主人公。
街田はそれまで水原を密かに愛でていたのに、横から一途ワンコにかっさらわれてしまってなんだかちょっと落ち込み気味。
そんなとき呼び出すのは高校時代からの腐れ縁だが、お互いタチなので恋愛対象外の親友みっちゃんで、、、。
この後展開する、攻め攻めの攻防も、可愛いみっちゃんも、とってもわかりやすく、読みやすい。
「キミに溺れる」も無自覚な年下に翻弄される先輩リーマンのお話で、オーソドックスな展開だけど、絵がきれいなので読みやすくていいと思う。
なので、特にマイナス理由が無くて萌よりの萌×2。

1

雀影

セルフツッコミ
ただ、あまりにもスルッときれいで読みやすいと記憶に残り難いので、買って読んだことも忘れがち。
っていうか、ホントにこの1冊しか家にないよね?
この手の本って、ついダブり買いしちゃうから、間違えてダブり買いしないように気をつけないと。

受けの方が高身長でガタイよし!

表紙の絵+初コミックスと言う事で購入を決めました。
全体的に甘くて、可愛い感じのお話でした。

*大学生年下攻め×書店員メガネ受け
*リーマン後輩×リーマン先輩ゲイ受け(女装プレイ有り)
*バイで遊び人出版社営業マン×その幼なじみ無愛想なゲイ受け 表紙のCPになります。

その中でも、表紙のCPのお話が好きでした。
ガタイが良い+無愛想目付が悪い+一途。自分的に好みが詰まっていたので萌えました。描きおろしの学生時代のお話とか受けが可愛かった(^_^)
受けの片思いだった頃のお話とか、その後のお話とか続編希望します!

7

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