"高嶺の花"から"ドM"まで、 イシノアヤが描く"イイ男"たちの作品集。

マリーゴールド

marigold

マリーゴールド
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×27
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
82
評価数
21件
平均
4 / 5
神率
38.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
茜新社
シリーズ
EDGE COMIX(エッジコミックス・茜新社)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784863495715

あらすじ

音喜多くん(社会人バレープレーヤー)がロッカールームで
年上美人の塩田さん(社会人マラソンランナー)に一目ボレ。
一緒にトレーニングをするたびに恋心も下心もどんどんふくらんで、
本人を前にして「…おおおおおお俺とセックスしてください!!」と、
うっかり妄想を告白してしまった………の、だが!!?

表題作『マリーゴールド』シリーズ3作のほか、
高嶺の花からドMまで、イシノアヤがシャープ&ソフトな筆致で描く、
あらゆる種類の"イイ男"を網羅した、読み切り作品集。

表題作マリーゴールド

音喜多,薬品会社の営業,社会人バレープレーヤー
塩田,リーマン,社会人マラソンランナー

同時収録作品華道教室の先生

同時収録作品いち・に・さん

同時収録作品不毛ランデヴー

名前表記なし,大学生,可愛い顔してドS
三枝,大学生,ドM体質

同時収録作品LIQUOR

内藤寿,人付き合いを避けている真面目なリーマン
孝弘(樫井),受の同居人,ウリで小遣い稼ぎ

同時収録作品窓辺のぼくら

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下:イラスト

評価・レビューする

レビュー投稿数7

可愛いいよぉ。

表題作、可愛かったぁ!絵も大好きなんですが、イシノ先生の作品でこれほどコミカルに振り切ったきゃわゆいお話が拝めるなんて予想外で、久々に新鮮な気持ちで読ませていただきました。

ワークアウトのジョギングをキッカケに知り合った二人のお話。音喜多の一方的な片想いかと思いきや、塩田ももしかしてもしかすると?っていう、彼のもじもじリアクションがいちいち可愛い。ツンデレでもクーデレでもないの。照れデレ?体育会系でアホ気味なワンコの音喜多も可愛いいし、社会人でオトナ同士のラブがこんなに可愛くていいのかっ!けしからんっ!…ほぼ可愛いとしか言ってませんね。。

同時収録作品がこれまた期待を裏切らない、ちょっとブラックなスパイスが利いています。やっぱり、イシノ作品はホンワカ可愛いだけじゃないところがわたしには魅力なんです。花を活ける男は官能的なのかも…と妄想が広がる「華道教室の先生」、ギャンブルにハマっている男にこっそりハマっている男を描いた「いち・ に・さん」、ドMの友人を不憫に思ううちに彼に惹かれていく「不毛ランデヴー」、そして最も興奮させていただいた「LIQUOR」。『君に沈む』に収録されて続きいた短編で、非常にミステリアスでありながら印象的なキャラクターとして描かれていた樫井の過去が暴かれていきます。

樫井と他校の先輩との間に浮かび上がる、やるせない恋情。それはいつまでも宙ぶらりんで、どこにも納めようがない。だから樫井さんは捕らえどころがなくあんなに儚げだったんだね。思いは通じ合っていたはずなのに、報われないままずっとその思いを胸に秘めて生きていかなきゃならなかったから…。

最後の最後、カーテンを擬人化した「窓辺のぼくら」も、とってもステキでした。

イシノ作品、大好きです。

3

短編映画のような

今回の作品も良作。
イシノアヤさん独特の映画のような空気感のある作品、大好きです。

マリーゴールドはとにかく可愛いカップルにほっこり。
年下で背の高い音喜多はストレート直球勝負の素直なタイプで、
年上の塩田さんは小柄で美少年タイプだけどとっても乙女。
でも塩田さんは可愛いだけじゃなくて、地に足がついている大人なところが、
非常に魅力的でした。もっと読みたい!

最後の短編のLIQUORは表題作とは反対に、とても切ないカップルで、
2人にとって光あふれる未来を祈ってしまう。
ただ好きなだけでも、一緒にいるだけでも、いいじゃない!
やっぱりメリーバッドエンドは悲しいです。。。
樫井の涙がずっと引っかかっているので、是非是非続きをお願いします!


3

饒舌な俳句

評者は行間が多い作品も好みますし、また登場人物が
饒舌な作品も守備範囲です。
そう言う人間がこの一冊を前にしてふと戸惑って
しまったのです。
見事に刈りこまれた最低限の言葉がここまで饒舌で
良いものだろうか、と。

ふと気にかかるのは、表題作のタイトルはどう他言語に
翻訳されるのだろうか、と言う事。
その辺は俳句を英訳する際に何処を活かすかと
言う命題に似たものがあるのやも知れません。
本文よりも寡黙で饒舌なタイトルと言うのも厄介では
ありますが。

〆にあたる一篇は、小鉢として味わっても良いのかも
知れません、ちょっと味が色々深すぎましょうから。

2

塩田がいい

表題作の「マリーゴールド」がよかったです。
塩田の年上だけど音喜多より小柄って設定がいい。
塩田の小柄だけどただ小さくて細いんじゃなくて陸上長距離の、それも結構ハイレベルの選手だったって設定がいい。
塩田と音喜多が普通に同じ職場の先輩後輩じゃないところも、
塩田が、ただ音喜多に流されて、なし崩しに付き合わされたんじゃなく、塩田が最初に声をかけたきっかけが、実は…なところも、
塩田の身体やエチもエロいし、
って、どれだけ塩田連呼してるのかって感じですが、
この塩田みたいな、しれっと強かな大人の受けって好きだわ。
この表題作だけならほぼ神だけど、同録作品の方は、短すぎたり、微妙にキャラが好みじゃなかったりしたので、萌×2です。

3

心に沁み沁み作品集

余韻たっぷり、でもどれも違う余韻なんですよね。イシノアヤ作品をまだ読んだことがないという方にも、ぜひおすすめしたいと思える一冊です。

表題作以外に5つの読み切り作品が収録されています。それでも表題作は100ページ以上で、こちらだけでも神を付けてしまおうと思いました。イラストのみで進んでいくコマもやっぱりいいなぁ、私はかなりコマ萌えしました。さて表紙からすると後輩と先輩なのかなぁなんて思っていましたが、ふたりの共通点がスポーツなんですよね。草バレーの試合なんかある意味かなり可愛くて。試合後なんてもうキュンキュンです!試合内容にはまったく目がいかない(笑)。まだドキドキしてるのがちゃんとわかるのに、出会ってからの時間がやけに濃く感じられるふたりでした。これはもう、お互い愛おしくってたまらないだろう…。ラストまでホント、癒されます。

<収録作品と初出>
■『マリーゴールド(&2・3)』初出:OPERA-金・悪戯・告白-
■『華道教室の先生』:OPERA-花-
■『いち・に・さん』:OPERA-あやまち-
■『不毛ランデヴー』:baby-ドドM特集-
■『LIQUOR』:続きOPERA-酔-
■『窓辺のぼくら』:baby-無機物推奨擬人化特集-(見開き)
※baby(ふゅーじょんぷろだくと)の作品が2つ入っています

あとがきで気づいたのですが「LIQUOR」という作品には、作者の1stコミックス『君に沈む』に収録されている「larghetto」~のキャラが登場します。話が続いている感じではないので、未読でも特に問題ありません。こちらはシリアストーンですが、通してみるとバランスのとれたトーンで楽しく読める一冊という印象でした。一度でも満足だけど、何度でも読みたいと思える、とっても素敵な作品集。表題作は特に、甘さも、笑いを誘うシーンもほどよく、多くの方におすすめできるかと。イラストがお好きなら、ぜひ。

8

marriage gold

イシノアヤさんの読み切り集。
表題作(全三話)の他に5つの短編が収録されています。

○マリーゴールド
年下わんこの音喜多くんとしっかり者美人・塩田さんの物語。
公園でのランニングが切っ掛けで知り合い、
音喜多くんのスゴイ告白(笑)を経て付き合いはじめたふたりの
絆を深め合っていく日常が、キュートに描かれています。
注目は塩田さんの素敵な笑顔!
照れた顔もすごく可愛いのですが、爆笑したり、
音喜多くんを見つめる慈しむような笑顔が最高にイイ♡
布団の下で手を握り合うシーンと
世界でたったひとつだけのメダル(作製シーン含む)を贈るシーンは、
胸キュンと同時に心がほっこりしました。
糖度高めのほのぼの可愛い物語です♪

○華道教室の先生
華道教室の先生と生徒の話。
会話がとても少ないお話なのですが、
それが高嶺の花の先生の高貴さを際立たせています。
わんこっぽい小椋くん(生徒)の恋心が可愛い☆

○いち・に・さん
競馬トリオのお話。
お尻を触る男、触られる男、目撃する男。
競馬場で繰り広げられる、男たちの日常?

○不毛ランデヴー
SM続きなふたりとMな友人の話。
単体でSMのふたりの話より、友人が加わることで
短いお話ながらすごく面白く感じました。
”痛みが甘美”というM体質の描写が良かった。

○LIQUOR
一番印象的で、好みの作品でした。
親の再婚でふたりが兄弟になる、という設定はよくありますが、
こちらは捻りがあり、それがひどく切ない。
現在のふたりを描いた後に出会いを描くという話の見せ方も、
コマ割りを含め非常に秀逸で、
セックス中の涙の意味が後になって更に胸を突きます。
個人的にふたりの学生時代に超絶萌えました!
ブレザー男子と学ラン男子(最強タッグ)が徐々に恋心を詰めていく、
神社でのキスシーンに萌え度MAX...!!
好みが分かれる物語かも知れませんが、
ほのぼのテイストではないイシノさんの魅力が
どのコマを切り取っても楽しめる素晴らしい作品です。

○窓辺のぼくら
黒と白、カーテンの擬人化。
詩的でリリカルな2Pの漫画。

最後に、装丁他について。
主役CPに添えらたマリーゴールドの装丁は本当に素敵で、
見開きの橙色の紙に描かれた蔵書票のデザインのような一輪の花も、
とてもお洒落でテンションが上がります。
又、マリーゴールドの英名は本来”marigold”ですが、
そこを敢えて”marriage gold”と表記しているところが
すごく粋で(深読みすれば、あのメダルが結婚メダルになる♡)、
物語にぴったりだと思いました。

色んな設定が満載で、装丁を含め隅々まで楽しめる一冊。
評価は神寄りの萌×2です!

6

バカップル?

『マリーゴールド』
可愛らしいというか自然体の2人の話かな、付き合うきっかけの告白が とんでも無い言い間違いから始まったが、お付き合いそのものは至って順調!攻めの音喜多君の親友にばれた時も、誤魔化すでもなく否定するのでもなくナチュラルに対応してた気がする。受けの塩田さんの事を考えると鼻血を出す事もあるけど、どんだけ大好きなんだかねぇ(笑)
塩田さんは年上だからクールな対応に見えるけど、音喜多君が大好きだから彼の事を考えて色々言ってしまうのでは無いでしょうか。
結局のところ、ラブラブって事ですね。
『華道教室の先生』
あんまり会話が無くて、タイトル通り華道教室の先生って話でした。
『いち・に・さん』
私は競馬やらないからよくわからないけど、競馬好きな人には面白いんじゃないかな?
『不毛ランデヴー』
一見三角関係?とか思ってしまった。SとドMとMになりそうな男の話、いまいちよくわからなかったし、ドMの気持ちも分からない。
『LIQUOR』
親の再婚で兄弟になった本当の兄弟の話、
複雑な家庭環境だったんだねえ、結局この兄弟どうなるのか知りたい。
全体を通してHは少な続きめかなぁ、分かりやすい話もあれば、んっ?て思うような話もありました(個人的見解ですが)絵はすっきりしてて、背景もアッサリしてる感じがして見やすかったです。

4

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ