そっちが〈メス〉の役だからね?

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表題作干草の上の情事

結城正孝,23歳,大輔の妹の同級生
鈴木大輔,30歳,畜産農家の跡取り

その他の収録作品

  • 物日(描き下ろし)

あらすじ

地元で畜産業を営む大輔は平凡な日々を送っていたが、幼馴染の正孝が帰郷したことにより生活が一変。大輔が正孝にいたずらしていた過去をネタに脅され、体を要求される。かつてと同じ様に牛舎の干草の上で二人は…?

作品情報

作品名
干草の上の情事
著者
渦井 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784041051283
3

(21)

(2)

萌々

(5)

(7)

中立

(7)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
58
評価数
21
平均
3 / 5
神率
9.5%

レビュー投稿数4

干草の匂いに誘われて

なんかまたコアな路線を責めてきたなという作品((´∀`*))ヶラヶラ

畜産を営む受。
いい年して未だ独り身なのでありまして、
そろそろ嫁さんをもらわねばいかん。
ちょっと気になる子にアプローチ。
そんな最中現れたのは、過去性的ないたずらをした過去がある年下の攻。
それをネタに脅迫されて。
大切に育てる牛さんの前で獣スタイルで犯される。
アンアンvな展開なのであります。
実はハジメテだった受がアンアンvなのであります。
幼い頃、イタズラした可愛い年下の子に攻められる。
設定的にはすごく萌えるのですが
読んでみてそこまでときめかなかったのが少々残念。
初体験はともかく、毎度牛小屋でってのはどーなのと。

毛色が変わった作品ではあるのですが
好みかといわれればそれほどでもなくという雑感。
牛もプレイに加えるとかいかがでしょv
次回作に期待

5

地味に最低な受け

畜産業者の受けは、高校時代、7歳歳下の小学生男子にいたずらしていた過去がある。30歳になり結婚を考え始めた時、かつていたずらしていた相手が村に帰って来た。そして、昔の出来事をバラされたくなかったら、ヤりたい時にヤらせろと脅してきて…。


という感じの、かつては高校生がショタにいたずらしていた関係だったのが、10年以上の時が経って立場が逆転、というお話です。
昔は挿入まではなかったようなのでリバはなし。

小学生に無理やりいたずらをする高校時代の受けが、悪人設定ならいいんですが、視点キャラの主人公として被害者的描かれ方をしているのがどうにも受け付けませんでした。完全にアウトですよ…。10数年後に脅されても自業自得ですよ…。

攻めは、昔いたずらされたせいで性癖が歪み、ゲイになっちゃった人。都会で受けと似た人と寝ようとしては、いやこれ別人…と我に返ってしまうという不憫な人です。そして10数年ぶりに帰省してみたら、自分をゲイにしたお兄ちゃんがのほほんと結婚を意識して女性といい感じになっている。そりゃ腹も立つし悲しいです。愛憎暴走してヤッちゃっても無理はない気がします。
最終的には結ばれるとはいえ、クズなくせに脅されてビクビク、被害者妄想甚だしい受けに到底好意は抱けませんでした。あと寡黙で愛想なしだし、顔も根暗そうだし、そのくせ気になる女性には愛想がいいのもムカつく。
まあ、元ショタっ子の攻めが幸せになれればそれでいいんですけどね…。

萌えの面でも、女性が絡む三角関係にはあまり萌えられず。くっついてからも二人の仲は秘密、的なのもイマイチ…。ここに至っても攻めを日陰の身にするのね、みたいな。
せめてがっつりカミングアウトするくらいの男気は見せてほしかったです。でないと本当に受けがいいとこ無し…。

3

薄暗い設定、重くない展開、そしてあくまき

背景しっかり描き込み系の作品が好きなのでいけるかな、と思ったのですが…。

田舎町の牛小屋で男子高校生が小学生男児にイタズラ。
ニュースに出てきそうな薄暗い設定。
それから13年後、もうすぐ三十路になる元男子高校生が主人公(受け)で話が進むのですが、再会からの攻めのゲイ告白に脅迫、無理矢理な行為。
文字で並べるとものすごくシリアスで重い作品に思えますが、重さはなかったです。
蓋を開けてみれば、13年に渡るふたりの男の純愛物語だったのですが、もはやどちらに感情移入するとかいう段階ではなく、完全にニュースの詳細を見る視聴者的立場。
幼いときの性的イタズラがきっかけでゲイになるとか、イタズラを受けた子は同じことをやる傾向が高いとか、現実の問題がいちいち頭を掠めてしまって楽しめませんでした。
最後も晴れ晴れしい気持ちにはなれず、「やっとこの事件も解決か」みたいな、BLの読後感ではなかった…。

他の作者さんの作品でもたまに出てきますが、車を運転中のフェ○は「ガープの世界」という古い映画の冒頭を思い出してしまうので苦手です。路肩に停めてからにしてほしい。

描き下ろしはばあちゃん目線。
方言が出てくる作品でも特定の地名が明記されていない場合気にしないで読み進めるのですが、ここに来てばあちゃんが攻めにもらった「あくまき」。なにそれ、すごく興味ある。
調べました。
灰汁に一晩漬け込んだ餅米を竹皮で包んで炊いた、南九州に伝わる伝統和菓子だそうです。琥珀色でわらび餅のような食感。それ自体に味はないようできなこや砂糖醤油でどうぞ…。
食べたい…。

1

そうね 臭いは誤魔化せるわよね

強姦で始まったんでね 一時はどうなることかと思いましたよ
もとをただせば ヤられた方にも理由はあるが 今度は自分がヤられて思い知らされる苦悩とか後悔がね

今更おそい! ってやつで


13年前 7歳年下の妹の友達で自分の興味と性的欲求を満たした

憎悪でグチャグチャになっててもおかしくないのに 恋情の方が勝っちゃって 牛にまで嫉妬する粘着攻め


ハピエンちゃ ハピエンなんだけど
こんな噂話好きの小さい村で どこまでこの関係を隠して生きていけるのやら 
※ コチラとしては 村人巻き込んでもう一波乱二波乱期待しただけど ← 欲かきすぎ?


ま でも方言好きなあたしにしてみれば ばぁちゃんたちに癒されたし
田舎特有の下世話な年寄りに囲まれて 案外大事に守られていくのかな…… なんて

ただね やつらのヤり場が毎度牛舎ってとこに 個人的に臭い思い出して「ないわ~」ってなったんだが そこは慣れってもんなのかしらね?

0

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