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表題作コイ茶のお作法 1

蓮根一真 高校二年生 茶道家元の跡取り
徳丸円 高校二年生 野球部員

同時収録作品番外編 甘い生活

和菓子職人 志村啓吾 
官能小説の挿絵画家 常磐水晶

その他の収録作品

  • 番外編 不幸の遺伝子
  • あとがき

あらすじ

実力派が贈る、王道学園ラブコメディ!乱暴グセを直して!と妹によってムリヤリ茶道部に入部させられた徳丸。教室ではボーっとしてばかりの蓮根の、別人のように厳しい部長ぶりにビックリするが、そのうちに彼の様々な面が見えてきて…!?

作品情報

作品名
コイ茶のお作法 1
著者
桜城やや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
コイ茶のお作法
発売日
ISBN
9784048535311
3.8

(26)

(9)

萌々

(8)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
98
評価数
26
平均
3.8 / 5
神率
34.6%

レビュー投稿数11

思い出の作品

これ買ってから7年も経つのか~。時の流れの速さにびっくりです(笑)
このころ腐女子になりたてて商業BLで純情シリーズの次に手を出したのがこの作品。
まだどういう傾向が自分の好みかもわからず、表紙の絵が好みで購入。

結果、買って損なし!
徳丸の男前で単純で可愛いところにやられてしまいました。なんでも一生懸命で告白も直球ストレート。蓮根がムラっとくるのもわかる!学ラン×茶道室のエロは最高!
蓮根も一見クールなのに徳丸のために熱くなるところが良いんですよ。喧嘩のシーンはカッコ良いです。
テンポの良さとキャラクターの良さで何度も読みたくなる作品です。

そして私の大好きな番外編。啓吾×水晶のお話。
本編も大好きですがこっちも大好きなんです。
水晶さんが可愛すぎてつらい。あのボーっとした顔で官能小説の挿絵画家なんですよ。ギャップ萌え。
啓吾も本編で登場した時より、ずっと誠実だったことがわかって好感度アップ。
初エッチの水晶さん可愛いです。
2巻以降も番外編がありますがこのCPで1冊出して欲しいくらい好きです。

妹ズの百合っぽいお話も可愛いくて好き。完全に琴子→和の一方通行ですが(笑)

コイ茶がきっかけで桜城さんにハマり作家買いしましたね。

3

男前受けにハマった思い出深い作品‼

やや先生の代表作『コイ茶』シリーズ!全4巻!
この1作目が発売されてから早10年。
このシリーズ前から、漫画•挿絵共に大好きだったやや先生。
それが、もうツボ抑えまくりの、コイ茶シリーズと出会ってからはされに好き度上昇させられました!
今に至っても冷めるどころか、新作が登場するたび、先生の進化に驚かされながらも、嬉しく萌萌&ニヤニヤしながら読ませて頂いている作家さんです。
とっても思い出深い、オススメしたい作品なので紹介させて頂きます。

やや先生の絵柄は、好みがハッキリ別れやすいタッチだと思います。
ただ、この絵柄に魅力を感じたらハマること間違いなし(笑)
柔らかい印象よりは、基本的に、骨格をしっかり描かれた、力強い男らしさが魅力的な作家さん。
そこに、存在感たっぷりなキャラと、その魅力を最大限に演出させてくれるストーリー展開が絡まってくるので、幅広く楽しませてくれます。

そしてコイ茶の高校生カップルの2人♡
実家は茶道家元&ニヤリ系茶道部部長•蓮根 × 大型犬系男前•徳丸のガチンコカップル‼

徳丸は、妹の和に乱暴ぐせを直してほしいとムリヤリ茶道部に入部させられてしまいます。
そこには、普段教室でボーっとしている、茶道部部長の蓮根がいるんです。
茶室で茶をたてる彼の姿が別人のように、キリッとして厳しくて…
そんな蓮根に、行儀作法の特訓を受けることになった徳丸。
何かと問題を起こし、振り回されていく内に蓮根は徳丸の事が気になり始め…徳丸は⁉
この2人のガチンコ勝負カップルは無事成立するのか⁉

学ラン♡に、しかも茶道という和風テイストも加わり、茶室という狭い空間に色男の和服姿♡
またこれが上手に描いてるから萌ます。

それから、なんと言っても…当時は少なかったであろう⁉「男前受」というキャラを確立させてくれた、萌ツボたっぷりな作品です♡
何回読んでも飽きないし…何回でも読みたくなる作品‼

主役2人のキャラのバランスもとでもいいんです。
徳丸は、正義感が強い方向の乱暴者で、勉強はからっきしダメだけど、スポーツは万能。
とっても憎めないタイプのワンコ系天然坊主といった感じ(笑)
恋愛に関しては、今まで色恋なんて無縁⁉なタイプなので…超奥手くん!

蓮根は茶道次期家元候補、クールで、頭も良く、かっこいい上に、高校生とは思えない、大人の色気を醸し出したいい男。
でも中身は煩悩のかたまりのようなタイプで(笑)
普段何事にも動じなさそうなのに、徳丸が絡んでくると、何かと振り回されて…実は嬉しくて楽しんでいる様子が結構可愛かわいいんです。
でも、それが恋愛ごとになると、振り回す側と振り回される側が逆転するんです。
そこが見所でもあるので、ニヤニヤ&萌萌楽しませてくれます♡

受様ながらも、徳丸のストレートな性格がとっても読んでいて気持ちがいいから好き。
おバカで、考える要点もズレてるような天然タイプなのに…
いつも真っ直ぐ過ぎる答えを叩き出してくれるから、場面によってはドキッとさせられちゃいます。
本当に「男前受」の言葉ピッタリの萌えツボキャラでした。
蓮根も男前で何をやらしてもスマートなタイプなのに、困った顔がとても似合う、ヘタレた所も垣間見せてくれるから、人間味溢れた攻様だった所も魅力でした。

普段は、素直じゃないあまり、ケンカばかりにしているような2人!
甘い雰囲気なんかなさそうなのに…青春を彷彿させてくれるような、甘い恋模様を見せていってくれます。
蓮根が嫉妬心を出したり、徳丸が蓮根の色気にドキッとときめいたり、しっかりBLの萌要素を盛り込ませてくれているから美味しいです。

番外編は、本編で脇キャラで登場していた和菓子屋の敬吾 × 官能小説の挿絵画家•水晶の大人のラブ。
大人のカップルな分、BLラブ度は高めです。
本編では、高校生カップルを突ついて楽しんでいるような、飄々とした敬吾なんですけど、とっても真面目で一途な攻様だったので好感的でした。
水晶さんも不思議さんの色気で、楽しませてくれます♡

そして、蓮根&徳丸の妹バトル⁉も楽しませてくれます(笑)
結構好きです!

まだまだ、ドタバタ楽しませてくれるコイ茶の2人!
いろんな楽しみ方や魅力ある作品。
元気にいっぱい、幸せいっぱい運んでくれるお話なので、是非オススメしたいです。

3

色褪せない。

自分にとって初めてハマったBL作品。
いい意味でBLというジャンルのイメージを変えてくれました。

久し振りに読んだらまたハマったので、レビュー書きますw

ガサツな兄を持った妹が、「落ち着きを学んで!」と無理矢理茶道部に入部させるところから、物語が始まります。
考えてみれば、この妹はキューピットのような存在ですよねw他で徳丸と蓮根が絡むことなんてなさそうですし・・・。

その後、泥棒騒ぎ等を経て、ふたりは恋人同士に。
徳丸が蓮根の茶碗を取り戻してからのくだりが好きです。

作者さんは1話完結のつもりで描いていたそうなので、展開は早め。

読んでて改めて思ったのが、男前受けはやっぱりいいな~とw
受けの徳丸が全く女っぽくなく、男の子といった感じが昔も今も好みですね~。
蓮根と恋人同士になってからも、いい意味で友達に接するような態度も残っていて、微笑ましいです。

他、番外編「甘い生活」の水晶と啓吾のお話は本編とは打って変わって大人~な雰囲気。

この天然美人で官能小説の挿絵画家という水晶さんがかわいいのなんのってw
高校時代から片想い中で水晶に尽くしている啓吾は、読んでてなんだか切なくなるけど、ちゃんと想いは届いて安心します。

昔読んだ時は、本編の二人が好きでしたが、今読んでみるとこの二人の方が好みかも。

そしてもう一つの番外編「不幸の遺伝子」。

コミックスでは最初に読んでたなぁw
蓮根の妹の琴子ちゃんが、徳丸の妹の和(なごみ)ちゃんに一目惚れ・・・というか、可愛さに感激してお友達になりたいと願うのですが、遺伝子が邪魔しまくってそんな純粋な気持ちも叶わないという・・・T T
私は本気で百合にならないかなーと願ってましたよ・・・。

・・・と、この様にBLでは一風変わった番外編も収録されていて、幅広く楽しめる内容だと思います。

現在は電子書籍でも配信されていますので、気になる方は是非読んでみて下さい!

1

闘茶

受けの徳丸くんが茶道具を持って
ポーズを決めている表紙がお気に入りです。
また、第一話、第二話…の表記が、
第一席、第二席…という表記になっているのが、
茶道らしく趣があって、お気に入りです。

『コイ茶のお作法』
ストーリー展開はテンポが良く、軽快な感じで話が進んで、
楽しく読めました。
素直で活発な受けと、物事に対して慎重に行動して静かな攻めの
コントラストがハッキリと分かれていて、読みやすかったです。
攻めの蓮根くんの和服姿がとてもカッコいいです。
高校生なのに、全然 高校生に見えなくて、貫録がありました。

『甘い生活』
蓮根くんの昔からの知り合いで和菓子屋さんの攻めと、
その攻めの高校の先輩の受けのお話です。
コイ茶で出てきた攻めは、とても軽そうな人
っていう印象を持っていましたが、
この話では、実は6年も先輩に片想いをしているということで、
先輩に尽くしていて、印象がガラリと良い方向に変わりました。
受けの先輩は、何を考えているのか分からない不思議な人で、
最後の最後まで、攻めのことをどのように思っているのか、
どれくらい思っているのか、分かりませんでした。
受けの心が離れていかないよう、攻めには頑張ってほしい
と、攻めを応援したくなりました。

『不幸の遺伝子』
蓮根くんと徳丸くんのそれぞれの妹たちが主人公です。
徳丸くんの妹と仲良くなりたいのに、
誤解を与えてしまった蓮根くんの妹。
今後の展開が気になります。


今回は「萌」と「萌×2」で迷いました。
萌えどころがたくさんあり、楽しく読めたので、
最終的に「萌×2」と評価しました。

3

思い出のシリーズ!

桜城やや先生といえば『コイ茶』シリーズ!

この方の描く人物絵が本当に好き!
雰囲気だけのシーンでも、なーんか妙にエロいんです!!
しかも設定は「茶道」こんな萌え設定ありますか!?
ありそうであんまりない茶道という静寂な空間。
そこでの熱い男とクールな男。この二人の恋物語♥

体の線から、白濁まで!←
筋肉の付きがまあ~エロい!爆
二人の汗をかくシーン。余裕がない、必死な感じ、伝わる真摯な思い。
最高です。何年経っても忘れがたいシリーズです^^

3

この作品が収納されている本棚

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