お前にできることなんて、ひとつしかないだろう?

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表題作略奪は愛をこめて

門脇遼一,大手不動産業の美形社長
松浦春加,融資を門脇に訴える大学生

あらすじ

その傲慢な男は、数億円の融資提供と引き替えに、オレの身体を求めてきた―。両親を亡くしてから、ずっと面倒を見てくれた叔父の会社が倒産の危機に。その命運を握るのは、大手不動産業RCC社のトップにいる門脇という男。「俺好みの身体に仕込んでやる」愛する叔父のために、オレは門脇の玩具になることを決意した。夜ごと激しく抱かれても、けっして心だけは渡さないと固く誓いながら…。

作品情報

作品名
略奪は愛をこめて
著者
あすま理彩 
イラスト
樹要 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622148
2.7

(14)

(1)

萌々

(1)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
33
評価数
14
平均
2.7 / 5
神率
7.1%

レビュー投稿数6

叔父さん…(´д`;)

ずっと好きだった叔父さんを助ける為、攻めに抱かれる受け。

個人的に、好きな人がいるのに他の人に抱かれなければならないって設定に萌えます。それが無理矢理ではなく自分で選んだ道だとさらに萌える。
この作品の場合も、攻めのところに行ったらほったらかしでなく要所要所に設定が生かされていて(Hの最中好きな人の名前を呼んでしまって攻め嫉妬、好きな人との思い出の場所で犯される等)、いいなぁと思いました。

・・だからこそ最終的に攻めを選んだのは違和感あるんですけどね。
叔父さんは最後までいい人だっただけに(x_x;)
実はちょっと悪い奴で受けを裏切っていたとかそういう風にした方が自然だったのでは。

あと気になったのは、攻めが受けを一瞬で好きになっていること。一目惚れといえばそうなんですが、奪いたいほど惚れたと言うには弱いような・・

どうも一時的に燃え上がった恋愛のような気がして今後が心配なカップルですが、設定とエロが好みだったので萌×2で。

0

流されてる気も

叔父のために門脇に抱かれる春加。
門脇の家に連れて行かれますがそんなに酷い扱いというわけでもない。
でも始終やってます。
正直春加がいつ攻めを好きになったんだろう…というのがきになります。
門脇は一目惚れみたいですが。
途中まで愛があるのかないのかよくわからなかったけど、
足を怪我して血が出てしまい、部屋を出たところを門脇の従兄弟に襲われ、門脇に助けられるが勝手に部屋を出たお仕置きをされることになって、
Hの最中に床に落ちた血を見て顔色を変えた門脇が
春加の身体をまさぐって必死に怪我を必探そうとしたところが萌えました。

1

タイトルに偽りなし

眼鏡攻めだと表紙を見てウキウキしていたのに肝心なところで眼鏡をとっちゃうなんて!とガッカリしましたが、三回目は眼鏡したままで安心しました。

ずっと面倒を見てくれて、片思いの相手でもある叔父の会社が倒産の危機。数億円の融資提供と引き替えに、門脇の玩具になることを春加は決意する。
という王道ストーリーで、すぐに春加は門脇の車で連れていかれて抱かれちゃうのねと思ったら、叔父が「身内を売ることなんかできない!帰ってくれ!」と春加を守り無事帰宅。

その後はお決まりのパターンですが、このワンクッションで過程が丁寧に書かれていたので春加に感情移入ができました。
この手の作品は読者が受けをまだよく知らないまま調教開始!というのが多いので嬉しかったです。
それで抵抗の言葉を死んでも言うつもりはない、という春加を自然と応援したくなりました。

攻めの門脇といえば、最初から春加に対する想いが見え隠れしていて可愛い(笑)
不言実行の男なんです門脇は。
だからこそ最後の山場で春加が門脇を選ぶのもすんなり受け入れられました。いつもは、もっと抵抗してよー今まで酷いことされていたじゃない!とちょっとガッカリするところなんですが、門脇は言葉より行動で示す男なので、これは門脇を選ぶな、と。

しかし、最後まで期待させておいて門脇が春加を好きになった理由が、あの時の一目惚れっていうのが物足りなかったです。
新田もあんなこと言っていたのになー。

0

いつの間に??

 自分を引き取って面倒を見てくれた叔父のために、自らの身体を投げ出す覚悟を決めた春加。
 そして、そんな春加を、自分好みの身体に仕込むために、夜ごと激しく抱く門脇。

 まぁ、BLの王道とも言える展開だと思います。
 個人的には、そこまで嫌いではない話だったと思うんですが……。

 監禁陵辱……というには、もうちょっとソフトだったような気はしますが……。

 最後に春加が自分がどうするのか……を選ぶシーンがあるんですが……。
 えーっと、それでいいの?? と、思ってしまった。
 いつの間に、春加は恋をしていたのでしょう??
 まぁ、それっぽい描写がなかったわけではないんですが……それにしても、唐突な印象が否めない。
 割と、門脇の気持ちの方がわかりやすく描けていたような気はしました。

 恋に至る過程って表現するのが、とても難しいものの一つだとは思うので、しょうがないとは思いますが、それ以外は個人的に嫌いではなかったので、惜しいなー……と、思ってしまいました。

0

これは愛というより、ほだされただけ・・・?

うーん・・・・
王道っちゃ王道なのかもしれないけれど、あまりにも凹凸がない。です。

恋していた相手とは違う方に抱かれ、
また抱かれ、抱かれ抱かれ抱かれ・・・
で、最終的に彼を選ぶ・・・

ん・・・?そこまでの心の変化があったか・・・?
たいてい攻めの時折見せる優しさや、自分を本当に愛しているのだという思いにときめいたり・・・いろいろなことがあっての葛藤なのですが・・・
そこまでの葛藤はあったかなー・・・・(。-_-。)

んー嫌いではないのですが、読み終えて「?」と感じてしまった部分が多く、
あえて中立評価にしました。

終始エッチしているのでご注意♥(笑)

0

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