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表題作誘惑のジンクス

バーテンダー・鳴海公平
美術館学芸員・岡崎俊

あらすじ

美術館に勤める俊は、専門バカなので知性派に弱い。
でも中学以来の親友・公平は粗野な感じの色男タラシ系。
恋人に振られて荒れる俊は、慰めを求めて公平と寝てしまう。
目覚めたときにはすべてをなかったことにする約束で。
仕事相手と新しい恋愛をはじめた俊だが、なぜか公平の視線が気になってしまい―。

作品情報

作品名
誘惑のジンクス
著者
佐々木禎子 
イラスト
山田ユギ 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
ISBN
9784871826266
4

(3)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

ジンクス攻

これ設定が面白いんですよ。

中学以来の腐れ縁の仲である公平〔攻〕と俊〔受〕とは親友同士。
公平はノーマルで、俊がゲイな事を知っているんだけど偏見も無く彼がゲイなのを素直に受け止めてくれている。
そしてこの公平には奇妙なジンクスがあり、彼は女性にモテるんですが何故か一度寝ると、その相手が運命の人に出会ってしまいフられてしまうのですね。
裏を返せば彼と寝れば運命の相手と出会える、って事にもなる訳です。
そんなジンクスの持ち主が公平なんですよ。

俊は付き合っていた相手に女性と結婚するからといって失恋してしまい、その流れでジンクス目当てに公平とセックスしちゃうんですね。
その後面白いのは、俊はこれで運命の人と出会えるんじゃないかと本気で期待してこれぞ!という男性と本当に巡り合ってしまう。
彼にとってはまさに理想な男性だったんですが……結局は俊が思っていたのとは違っていて俊を手玉に取ろうとさえしていたというのが分かる。
彼は運命の相手ではなかった。
じゃ、公平のジンクスは?
でもちゃんとそのジンクスは有効だったんですよね、俊は公平という運命の人の存在に気付けたんですから。
俊の学芸員という仕事内容も含めて面白く読みました。

0

攻めが好みのタイプだったもので、大変たのしく読みましたv

ゲイの俊と、親友の公平。
公平は、ワイルドな色男タラシ系でモテるのだけど・・・
公平とセックスした女は、その後すぐに運命の相手を見つけ公平を振る
というジンクスを持っている。

俊は、恋人♂に振られ公平のジンクスにすがり
公平とセックスをして運命の相手を見つけたいと頼み・・・

と、いうお話。

同級生親友モノなのですが
ページをめくり高校生の公平の挿絵を見た瞬間にきゅんv
見た目がワイルドな色男タラシ系なのに中身は誠実で世話焼きというギャップ。
ジンクスのおかげで1度しか同じ相手とセックスしてないという公平の
セックスのお手前とか、いろいろw
どんなだろ?どんなだろ?って俊と一緒にワクワクしながら読みすすめましたよ。

親友同士、しかもノリでセックスをいたすわけですから
どうなることやら?と、思ったら
男同士であるということ、親友同士であること
いろいろきちんと踏まえて、甘くてエロくてすんごい良かった。

翌朝の罪悪感や後悔もさほどなく、どちらかが急に恋しちゃったv
ということもなく親友同士は親友でいて
公平のジンクスの効き目がでてきて俊は新しい恋愛をしだすんです

あれ?あれ?この先どーなるの?どーなるの?
って素でワクワクしましたよ。おもしろかった。

ラストの解決方法は、ちょっと強引だったかな?と、思うのですが
読み始めてすぐに読者である私が公平に恋に落ちてたので
もういいやとw納得しちゃいましたwww
山田ユギさんの描く大人もいいけど、十代の感じとか
やっぱり好きだなぁと11ページの挿絵にきゅんvきゅんv

ボーイズラブ、ラブとつく代物ですから
攻めなり受けなり、どちらかが自分の好みであったり
萌えツボが刺激されなければ所詮、趣味の合わない友人の恋愛自慢ぐらいにしか
頭に入ってこないんですよね、やはりそーいった意味でいえば
この作品は、公平が自分好みで、これは惚れる!うん、わかるわかる。

ワイルドな風貌でベッドは紳士とか。
乳首攻めの理由がかなり乙女心を刺激するセリフであったこととか!
挿絵とプレイもろもろ・・・好みのタイプでしたv

0

ミドリ

かにゃこさん、こんばんは!
私もこの作品大好きなんですー!
ユギさんの表紙に惚れて即買いしましたww
公平カッコイイですよね…!
作品情報のところでコレが上がってて、あー私入力してなかったなーと思いつつ
かにゃこさんが入力してくれてるからコレ絶対レビュアップくるぞ!!
とワクワクしながら待ってましたwww

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