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一気に全部読みました。
まず、タイトルとイメージが違います。
タイトルだけだとエロ高校生BL漫画かなって思うのですが(私だけ?)、実際はシリアスでとても誠実で真面目な印象です。
たぶんこれは一気に全部読んだ方が良いと思います。特に最初の1巻だけだと二人の良さが十二分に理解できないで終わります。セフレ??へぇ~みたいな。
たんたんと進む感じが好きです。
澤根がそういう性格なのでそう感じるのかもしれませんが、わりと落ち着いた二人が好きです。
様々な障害があっても互いを信じることで乗り越え合ってその都度成長をしている二人を見ていると、何十年経っておじいさんになってる二人が振り返った時に運命の出会いだったねと顔を寄せ合ってる姿が浮かびます。
読み手はそんな二人の高校生の出会った時から一緒に歩ませてもらってるような感じがします。
だからなのかな、レストランのお祝いのパーティシーンでは自分のことのように涙ぐんでしまいました。
おまけですが、
よく漫画に行為シーンが必ずといってありますが、この二人の行為は互いの愛を確認し合うものだと思わされます。二人にとって必要な行為なんだなって感じます。
完結してしまいましたが、激しくはないですが心の中はとても熱い芯をもってるそんな二人をこの先もずっと応援しています。
少女マンガレーベルのBLだったら[ボーイズラブ]じゃなくて[ボーイズライク]なんでしょ?って甘くみてたらビックリ!ページ開いてすぐに開封済みのコンドームの袋×2と生徒会室の描写。その次には立ったまま窓際に向かい合った男子が制服の上半身はだけさせてズボンのチャック開けて触り合いっこしてる。
ビックリ!案外過激だった。
主人公 新見くんは、どうやらゲイっぽい。同級生で同じ生徒会の澤根くんの事が好きで、誘い掛けたら乗ってきたからエロい事する関係になってるんだって。澤根くんはノンケで新見くんの事を好きなわけじゃないけど、嫌いな奴じゃないからキスもエロい事も出来るんだって。
そんな事言いながらさ、割と思わせぶりな言い方や優しさ見せやがるのが私はキュンキュンよりも癪に触ったよ。まぁね、新見くんもエロいことしたいだけ、澤根が誘いやすかったからってだけだから好きとかそんなんじゃないとか心と裏腹な事言ってるのも悪い。
その割に甘いキスしたりさ、いろんなところでイチャイチャしとんのよ。
あぁ、こう言うところが少女マンガテイストなのかもしれない。じれじれする〜。
でさ、結局お互い素直になって両思いで一件落着したんだけどいつも生徒会室で営んでたもんだからうっかり生徒会長に見られてまうんよね。
そのあとはっきりと生徒会長にお詫びと自分達の関係を伝えるんだけど、アイツらどこまでエロい事してたんやって生徒会長は今後生徒会室おる時考えてまうよね。
やっぱね、教室、部室、社内ではエロい事したらダメよ。背徳感あるんだろうけどね、あと学生はイチャイチャする場所がない問題があるんだろけども。
ずっと学校での好意だったので着衣エロでしたが、澤根くんのお部屋では2人とも全裸だったのが新鮮でよかったです。やっぱ布越しよりも肌と肌の触れ合いがあった方がよいよね。
シーモア
局部は見えません
生徒会役員同士の表情が表に出にくい澤根とゲイであることを隠してながら澤根に恋心を抱く新見。
学ラン姿で学校で…っていうシチュが最っ高にドキドキするし、好きな人と気持ちを隠しながらセフレ関係になるってのも切ない。
攻めの澤根が表情乏しいけど、本当の気持ちが言えない受けの新見に対し真っ直ぐな言葉をぶつけてくるところにドキドキさせられる。
男同士で周りにバレたらって考える新見に対し、元々ノンケなのに周りの目を気にせず新見と自分の気持ちを隠さない澤根の性格が誠実で素敵です。
二人とも相手を思いやる気持ちが強く、そのために悩む事もありますがちゃんと言葉で伝えあって話す事ができる二人です。
付き合ってからも、好きって気持ちを伝えてくれたり新見の不安な気持ちを察してくれたりする所…彼氏感が強すぎて最強にかっこいい。
電子は白塗り、大事な所は隠されていますがドキドキする構図が多く見えていなくても満足度が高いです。
ゲイだと自覚している新見が同級生でノンケの澤根とセフレになったところから始まります。
男子校だからと性欲にかこつけて澤根をセフレに誘う大胆な新見ですが、中身は非常に繊細で秘めた想いを抱えているので胸が切なくなりました。
新見が気軽にセフレに誘うような人間ではないと見抜いた澤根が新見の気持ちと向き合うところは格好良かったです!
少しずつお互いを知り、歩み寄っていく姿が微笑ましくて、ちゃんと両想いになった時は胸が熱くなりました!
次巻ではもっとイチャイチャする二人が見れると良いなと思います!
修正の必要がないように描かれていますが、新見がとてもえっちでした!
男子校、イケメン、ゲイな可愛い系男子、ときたら、恋の予感しかしないよなあ・・・。
ピュアっピュアな感じで進みそうな雰囲気もありますが、意外にもはじめはセフレから。
受の子が、行為をシてる、じゃなくて、シてもらってる、という認識で、『澤根はいつかあっちへ戻るから』というモノローグがめちゃくちゃに切ない。
このまま拗れそうだと思いましたが、意外とすんなりカップルになり、でもはじめは『男を好きになれるか試したい』という、クール系男子の冗談ぽくも冗談ではない関係からスタートし、やがて恋人へ。
生徒会長がチャカしたりしない人で助かった。2巻はラブラブ編でしょうか?
切ないストーリーと書き込み甘めの綺麗な作画がマッチしていて読みやすいですが、これ!という特徴はないかもしれません。