長門と出会った藍が幸せになるための愛の物語。

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表題作ラヴィアンローズ 1

長門 梓
高3・藍の恋人
加賀 藍
高3・長門の恋人

その他の収録作品

  • La Vie en rose!!
  • 散髪日和
  • 藍とべべさん
  • あとがき

あらすじ

男前で喧嘩の強い長門と気が強くて美人な藍は甘い恋人同士。
ある日、渋谷の族を刺した長門を慕う後輩の陸奥が遅れて入学することに。
最近おあずけばかりの藍は、屋上で長門といちゃついてるところを陸奥に見られてしまい――?

作品情報

作品名
ラヴィアンローズ 1
著者
桂小町 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
ROUGE
発売日
ISBN
9784796412803
4.3

(101)

(53)

萌々

(37)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
443
評価数
101
平均
4.3 / 5
神率
52.5%

レビュー投稿数11

BL続編の良さ

長門と藍の続編うれしいです。
長門と付き合うようになって藍に良い変化があり、情緒が育っていて何より。
かわいいだけでなく強くてよかった。
当て馬くんをボコれたし、彼の気持ちもわかってあげられるという。
長門はまっすぐで藍への気持ちがブレなくて頼もしい。
藍も長門を好きだと何度も再確認するものの、つい心の壁をつくってしまって。
長門なりに考えるけど、そこは誠実に向き合う良さが気持ちいい。
藍は自分の居場所がほしいからとバイトをがんばって(未成年が働いていい所なのだろうかw)
長門が卒業したら一緒に住もうとすぐさま言えるところもいいし、藍が嬉し涙を流しながら
「長門と 家族になる」
と答えたところはじ〜んとしました。
BL続編でこういうシーンが見たいのよね〜としみじみうれしくて大満足です。
藍と長門、お互い好きだと思う描写が随所にあって、どの場面もめっちゃ萌えでした。

友だちが藍は幼女だと言うのが納得でツボでしたw

0

紡いで繋がって…人の縁は尊い

ROUGE(長門×藍)→赤と黒1、2(由紀夫×大和)→ラヴィアンローズ(長門×藍)←今巻はココ

かつて大和により救い出された藍
救われた先で長門という掛け替えのない温もりと、太一や三井ら友人達との穏やかな時間を甘受する藍

藍が本当に幸せそうでかわいくて癒される…ぃゃ…むしろ、泣けてくる
ROUGEの時も思ったがこの2人、特に藍の幸せそうな姿は琴線に触れて来て、気付くと涙がじんわり流れて来てしまうのだ

そんな藍が今度はかつての大和が自分にそうしたように、後輩の陸奥に手を差し伸べる
(実際には初対面では「手を出す!」が正解の表現ですがw)

想いを紡いで、そして繋いでいく
何て尊いのだろう…

藍も陸奥も渇き切った心だったからこそ、優しさや好意をまるでスポンジの如く吸収していくんだね
自分がかつてはカラカラだった事を認め、過去の自分と決別し今の自分に前向きになった藍は、どれだけ陸奥にとって輝いて見えただろう

大和達が卒業し3年になり八洲の頭となった長門
そんな長門を陥れようと暗躍する2年の信濃と渋谷のチーム:スケアクロウの利根などヤンキー達のサイドストーリーにも惹き込まれる

学校での覇権争い、友達や後輩との人間関係、そして家族
2人を取り巻く様々な点を紡ぎ、そして繋いで長門と藍は2人の新しい縁を築き上げていく

そんな今作、神以外に評価する方法が思い当たりません。

そして先生、、、私にはこのご本のタイトルが「ラヴィアンローズ(1)」と見えております。
どうか・・・
どうか・・・ッ!(2)を・・・!!
お待ち申し上げております!
先生の現行作品にてスケクロの利根さん、お見かけしております!どこかで繋がる、そんな世界線があるのでしょうか…⁉
死ぬまでにどうにか(2)を拝める事を祈っております!!

電子限定の描き下ろしは既刊「べべさんの恋人」のお猫様と藍の戯れ♡
私、この「べべさんの恋人」もすごくすごく大好きなお話しなのです
ここで会わせて下さって感謝しかありません!
どうかこの流れを「ジュリエット~」と「ラヴィアンローズ(2)」で再現が叶いますように、こっそり祈っています☆彡

0

ヤンキー(族)もの

うーん、おまけの3というところ。
高校生やンギーものです。攻めは族の長みたいです。受けは美人だけどケンカが強く、攻めや仲間には乙女だけどそれ以外は短気で怖いキャラ。

基本、二人は甘々です。
二人の時間や、学校で仲間に紙を切ってもらう話など、ほっこりするお話が最初にありますが、次第に、傷害事件から復学してきた弟分や、他校の族が受けと見せかけて攻めの方を狙って絡んできたりして、1巻ではひとつのまとまりというよりお話の序章という感じでした。

まだ続くそうです。

1

藍が成長していくのが目に見えて嬉しい

 藍が元々強かったけれど、さらに精神的にもかなり強くなったなぁという印象でした。それはやはり、長門にたっぷり愛されて、大事にされているということが、一番の理由なんでしょうね。愛を知った人間は強い。中盤で少し長門と関係が拗れて藍が1人で悩んでしまうシーンもありますが、長門の真っ直ぐな言葉で藍の殻がすぐに溶けて、言葉を紡ぎ出したのも印象的でした。信頼関係がしっかり出来上がっているからこそですよね。2人がお互いに、最大限の思いやりと信用を持って付き合っているんだな、ということがすごく伝わってきました。

 新たに登場した陸奥という後輩も、一度は藍を襲いかけますが、彼に諭されて矛を収めたのは素直で可愛らしいなと思いました。何と言っても、藍が誰かを諭すことができた、良い影響を与えることができた、というのが本当に嬉しかった。大和や長門に大事にされて自分を確立できた藍が、今度は後輩を気にかけたい、と感じている。そういうプラスの連鎖って素敵だな、と。気持ちがちゃんと伝わると、悪意ってここまで綺麗になくなるんだな、と思いました。メイン2人を取り巻くキャラ達も皆魅力があるので、2巻でもわいわいしているところが見たいですね。

3

深まる2人

前作で結構まとまった最後だったので、続きはどうなるのか不安だったのですが、回収されていなかった部分も拾われていて満足できました。
本編が足りなかったからなのか、イベントで発行された同人誌の内容も収録されています。2人の小話が読めて嬉しかったです。ただ同人誌を入手済みからすれば、ちょっともやりました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
長門と藍の間で絆が深まっているのがとても萌えました。

前作からほとんどスタンスは変わっていない長門。
根が真面目で本当に良い人なので、喧嘩やっているのがとても不思議です。

藍は長門に出会ってからどんどんと良い方向に変化していて、成長を見守る気分で読みました。
可愛いなあ...ほんとうに藍は可愛い。保護者の気分も味わえます。

まだまだ始まったばかりの1巻なので、2巻出てから読んでも良かったかも...と思っています。
一気読みしたほうが、楽しめるかもしれません。続きが読むのが待ち遠しいです。

1

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