電子限定かきおろし漫画付
長門と出会った藍が幸せになるための愛の物語。
長門と藍の続編うれしいです。
長門と付き合うようになって藍に良い変化があり、情緒が育っていて何より。
かわいいだけでなく強くてよかった。
当て馬くんをボコれたし、彼の気持ちもわかってあげられるという。
長門はまっすぐで藍への気持ちがブレなくて頼もしい。
藍も長門を好きだと何度も再確認するものの、つい心の壁をつくってしまって。
長門なりに考えるけど、そこは誠実に向き合う良さが気持ちいい。
藍は自分の居場所がほしいからとバイトをがんばって(未成年が働いていい所なのだろうかw)
長門が卒業したら一緒に住もうとすぐさま言えるところもいいし、藍が嬉し涙を流しながら
「長門と 家族になる」
と答えたところはじ〜んとしました。
BL続編でこういうシーンが見たいのよね〜としみじみうれしくて大満足です。
藍と長門、お互い好きだと思う描写が随所にあって、どの場面もめっちゃ萌えでした。
友だちが藍は幼女だと言うのが納得でツボでしたw
ROUGE(長門×藍)→赤と黒1、2(由紀夫×大和)→ラヴィアンローズ(長門×藍)←今巻はココ
かつて大和により救い出された藍
救われた先で長門という掛け替えのない温もりと、太一や三井ら友人達との穏やかな時間を甘受する藍
藍が本当に幸せそうでかわいくて癒される…ぃゃ…むしろ、泣けてくる
ROUGEの時も思ったがこの2人、特に藍の幸せそうな姿は琴線に触れて来て、気付くと涙がじんわり流れて来てしまうのだ
そんな藍が今度はかつての大和が自分にそうしたように、後輩の陸奥に手を差し伸べる
(実際には初対面では「手を出す!」が正解の表現ですがw)
想いを紡いで、そして繋いでいく
何て尊いのだろう…
藍も陸奥も渇き切った心だったからこそ、優しさや好意をまるでスポンジの如く吸収していくんだね
自分がかつてはカラカラだった事を認め、過去の自分と決別し今の自分に前向きになった藍は、どれだけ陸奥にとって輝いて見えただろう
大和達が卒業し3年になり八洲の頭となった長門
そんな長門を陥れようと暗躍する2年の信濃と渋谷のチーム:スケアクロウの利根などヤンキー達のサイドストーリーにも惹き込まれる
学校での覇権争い、友達や後輩との人間関係、そして家族
2人を取り巻く様々な点を紡ぎ、そして繋いで長門と藍は2人の新しい縁を築き上げていく
そんな今作、神以外に評価する方法が思い当たりません。
そして先生、、、私にはこのご本のタイトルが「ラヴィアンローズ(1)」と見えております。
どうか・・・
どうか・・・ッ!(2)を・・・!!
お待ち申し上げております!
先生の現行作品にてスケクロの利根さん、お見かけしております!どこかで繋がる、そんな世界線があるのでしょうか…⁉
死ぬまでにどうにか(2)を拝める事を祈っております!!
電子限定の描き下ろしは既刊「べべさんの恋人」のお猫様と藍の戯れ♡
私、この「べべさんの恋人」もすごくすごく大好きなお話しなのです
ここで会わせて下さって感謝しかありません!
どうかこの流れを「ジュリエット~」と「ラヴィアンローズ(2)」で再現が叶いますように、こっそり祈っています☆彡
うーん、おまけの3というところ。
高校生やンギーものです。攻めは族の長みたいです。受けは美人だけどケンカが強く、攻めや仲間には乙女だけどそれ以外は短気で怖いキャラ。
基本、二人は甘々です。
二人の時間や、学校で仲間に紙を切ってもらう話など、ほっこりするお話が最初にありますが、次第に、傷害事件から復学してきた弟分や、他校の族が受けと見せかけて攻めの方を狙って絡んできたりして、1巻ではひとつのまとまりというよりお話の序章という感じでした。
まだ続くそうです。
藍が元々強かったけれど、さらに精神的にもかなり強くなったなぁという印象でした。それはやはり、長門にたっぷり愛されて、大事にされているということが、一番の理由なんでしょうね。愛を知った人間は強い。中盤で少し長門と関係が拗れて藍が1人で悩んでしまうシーンもありますが、長門の真っ直ぐな言葉で藍の殻がすぐに溶けて、言葉を紡ぎ出したのも印象的でした。信頼関係がしっかり出来上がっているからこそですよね。2人がお互いに、最大限の思いやりと信用を持って付き合っているんだな、ということがすごく伝わってきました。
新たに登場した陸奥という後輩も、一度は藍を襲いかけますが、彼に諭されて矛を収めたのは素直で可愛らしいなと思いました。何と言っても、藍が誰かを諭すことができた、良い影響を与えることができた、というのが本当に嬉しかった。大和や長門に大事にされて自分を確立できた藍が、今度は後輩を気にかけたい、と感じている。そういうプラスの連鎖って素敵だな、と。気持ちがちゃんと伝わると、悪意ってここまで綺麗になくなるんだな、と思いました。メイン2人を取り巻くキャラ達も皆魅力があるので、2巻でもわいわいしているところが見たいですね。
前作で結構まとまった最後だったので、続きはどうなるのか不安だったのですが、回収されていなかった部分も拾われていて満足できました。
本編が足りなかったからなのか、イベントで発行された同人誌の内容も収録されています。2人の小話が読めて嬉しかったです。ただ同人誌を入手済みからすれば、ちょっともやりました。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
長門と藍の間で絆が深まっているのがとても萌えました。
前作からほとんどスタンスは変わっていない長門。
根が真面目で本当に良い人なので、喧嘩やっているのがとても不思議です。
藍は長門に出会ってからどんどんと良い方向に変化していて、成長を見守る気分で読みました。
可愛いなあ...ほんとうに藍は可愛い。保護者の気分も味わえます。
まだまだ始まったばかりの1巻なので、2巻出てから読んでも良かったかも...と思っています。
一気読みしたほうが、楽しめるかもしれません。続きが読むのが待ち遠しいです。