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先生の初単行本なんですね。
もうこの時からおもしろい!
夏目先生のケンカップルが大好きなんですが、本作から出来上がっているのがすごい。
「ノーカラー」のラスト、チューされた後、自分が写った写真を見せられた坂本が、飯田の頭を押さえつけるのが、気を許している感、ビックリしている感が出ていて、こういう描写大好きです。
ひまわりやハトのシーンは、カメラマンの飯田の目にはこういう風に写っているというのが伝わる、鮮やかなコマでハッとしました。
しばらく避けられていた飯田を待ち構えて、坂本が軽くキスをするのが新鮮でした(いきなりガッとするキスは多数の漫画家さんで山ほど見てきたので)
晴れて両思いになった時の2人の温度差の違いに笑いました。先生こういうとこも、この時からお上手だわ〜と。
あれだけツンツンしていた坂本が、デレてくるのやばいですね。
沖縄で、迷子から帰ってきて、飯田のベッドにもぐりこんできちゃうのかわゆすぎです。
そりゃ、飯田もあんな反応になっちゃうよね。
この密着具合からのキスシーンも大好き。
すったもんだあっての、男前坂本からのお誘いもいいし、大変だったけど、その後の抱きしめあってのキスの2人がとてもしあわせそうで、めちゃくちゃ大満足。
その後もらぶらぶが続くみたいで、cp萌えできて最高です。
いや〜やっぱり好きな漫画家さんの初期作品は読んでみるものですね!
夏目イサク先生の作品て、ずっと夏目イサク先生ですよね。デビューコミックスなのてすが、この頃から変わらず夏目先生を貫き続けていて安心する。商業BLをちょっと読めてなかった時期があったのですが、戻ってくる前と後での安定感が凄かった。
初期はガサツな攻めが多い気がします。徐々に攻めが色気ある男に変わっていった。受けは真面目な照れ屋が多い。この作品の受けもそんな大学生 坂本くん。
夏目先生の作品は正直いつも王道なんだけれども、特に受けのキャラが真面目で素直で可愛くて、ポロッと胸をうつフレーズを言ったり表情をしたりするからついつい買ってしまうんです。
デビューコミックスにして、今のイサク先生のスタイル、様式美が既に完成されている事にまず、驚きます。そして、もちろん最新の作品の方が美しい絵柄なのですが、この時も遜色ない程にキレイだと思いますし、キャラクターデザインの定番も決定付けられているんだなぁ、と微笑ましくもあります。サラサラした髪の美青年ツンデレ受け、と何かと必死な男前攻めと。
丸っと表題作なのですが、もしかしたら当初は連作の予定が無かったのか、1話ずつタイトルが変わっていきます。ノーカラーはタイトル通り、色の無い、色の付けられない、という意味があるのかも知れないけれど、私は、ブルーカラーとかホワイトカラーとか、何となく仕事や生き方について、カラー(襟の方。)を付けられない人のこと、かなとも思ったのです。何度も懸賞に応募しては今ひとつのカメラマン志望の飯田と。親の希望を一身に背負い法律家の勉強に勤しむ大学生の坂本。役に立たないものは捨てろと言われ続けた坂本にとって、飯田の一見ちゃらんぽらんに見える生き方はどう映るのか。…と、いう様な事がテーマになっていて。
ラブになって行くのはも少し後。飯田の方は多分、一目惚れに近いと思うが。生き方も重ねて来た時間も価値観も違う二人がお互いを認め合い、互いに焦がれていく様子が良いんですよね。
攻めが独占欲むき出しで、受けを愛でる様子もイサク先生らしい要素(結構ジタジタする!)がいっぱいあっていい!可愛い!
坂本は飯田のカメラの撮影モデルになる事をずっと拒否ったままなんですが、(飯田の写真は好きだが、多分、ものすごく恥ずかしがっている。)飯田がいつか焦がれた様に、坂本で美しい写真を撮って欲しかった…。それが大事なファクターになってるかと思ってたんですが、意外にそれはもうどうでもよくなっているようでした。「どうしようもないけれど」とのコラボ番外編とか後に出たりしているので、カメラという事で、いつか連載中の「飴色パラドックス」とかでその後の彼らをちょこっと見てみたいです。
夏目イサク先生のデビューコミックスとのことですが、先に読んでいた「どうしようもないけれど2」にちょこっとコラボ漫画としても登場していたのを思い出し、読んでみました。
デビュー作だと見慣れた今とテイストが違ったりして違和感があったりするのかな・・・とちょっと心配だったのですが、その不安はすぐに払しょくされました。
短編集ではなく、一冊丸々そのカップルのお話になっているという事もあり、じっくり楽しめました!
夏目先生の作品に関しては、今のところ「シュガーコード」以外は、私としては珍しく受けキャラの方が好きなのですが、今作も受け様が私のツボをつく方でした。
真面目で頑固で不器用な性格で、面倒くさがり屋で、天然でちょっと無神経で・・・でも、とっても素直で可愛い面があって、そのギャップがたまらないという・・・
いつもながら夏目先生の描かれる受け様はかわいくて、攻め様がキュン!となる気持ちがすごく分かります。
カメラマン×真面目な学生のお話でした。
二人は同じアパートに住んでいるご近所さんです。
カメラマンの飯塚は部屋が老朽化して住めなくなったので、
隣に住んでいる学生・坂本の家に無理矢理住まわせてもらうことになります。
それからドタバタと二人の同居生活が始まります。
飯塚はガサツな人間のように見えますが、
彼は彼なりに写真のコンテストに落選して悔しい思いをしているなど、
人としての紆余曲折がそれなりに描かれていたのが良かったです。
ただの能天気なキャラクターというだけじゃないところが気に入りました。
とはいいつつも基本、能天気キャラで楽しかったですw
坂本は初めはガサツな飯塚のことをあまり好きではなかったのですが、
彼の人となりに徐々にほだされていきます。
二人の性格が違うからこそ惹かれあうんでしょうね。
その後の自分の気持ちに気がついた坂本がかわいいっ!!!
まさか飯塚を押し倒すとはw
二人のやり取りがおかしかったです。
そしてさらにその後、二人は沖縄旅行に行くのですがっ!
未遂に終わるんですよー。
なんという読者の生殺し!
なんというロケーションの無駄遣いwww
お約束すぎてガクッ○| ̄|_
でも旅行から帰ってきて結ばれるんですけどね。
それにしても男同士のやりかたを調べていた坂本、
なんて可愛いことしてくれてるのっ!!あ~この子はホントにっ!
そんなわけで爽やかに楽しい一冊でした。
この作品はデビュー作品ですが、読み返してみても、
今の作品と比べてもコマ運びが酷いとか、そういう明らかな見劣り部分がありません。
デビュー時にすでにこれだけの自分のスタイルを確立しているのもすごいと思います。
明るくて騒がしいカメラマンの卵の飯田と、
勉強して成績を上げることで存在意義をみつけてきた大学生の坂本。
アパートで隣同士の部屋だった二人だが、
飯田の部屋で起きた事故をきっかけに1週間同居することになる。
最初は嫌々だった坂本だが、徐々に飯田の気がつかなかった面に触れ、
見方が変わり、そして世界が広がっていく……
やっぱり、胃袋を制すものはハートを制す!だね。
坂本が何とも可愛い。
好きという気持ちを意識してからの素直なことったら!
個人的には、H場面のやりとりがツボだった。
痛いらしいし知らない坂本に無理はさせまいと遠慮して我慢する飯田と、
「今はパソコン一台あればなんだって調べられるんだよ」だって、きゃあ〜!
「我慢してんのはおまえだけじゃない」なんて言うし、
終わった後も、また(笑)
そこまでもHにいくかな?というところでいったん外して、
いざそうなる時にはこのやりとり!いいなぁ。
なんとも男同士の可愛さを、私的には感じるのだ(^o^)
坂本が私の大好きなコミュ障ツンデレピュア受けでした。
最初は超頭が良いせいか、クールで周りと一線引いてるし引かれてる、
でも別に気にしてない、みたいな感じなんですが、飯田と関わって
いくうちにまぁ可愛くなっていくのなんのって。
今までずっと勉強しかしてこなかったため、飯田が新鮮な外の風景などを
見せてあげた時のリアクションが素直だしその他諸々もすごく可愛いしで、
これだからコミュ障ツンデレピュア受けはやめられない!と、心の中で
何回も叫ばせて頂きました。夏目イサク先生作品では多い且つクオリティが
高いので、本当にありがたい(合掌)
そんな坂本にベタ惚れな飯田もまた、魅力的でした。さっぱりした性格かと
思いきや意外としつこいんですけど(笑)、でもそれがコミュ障受けな
坂本には合ってるんじゃないかな、と。攻めがグイグイいくからこそ、
話も進んでいくし、受けの可愛いところも見られるし。
私的には、みんなで沖縄に行った時の坂本くんがいつにも増してツボすぎた
ので、飯田と一緒に「何で二人きりじゃないの…」とページを捲りながら
ぼやいてたんですが、みんなで行ったからこその萌えエピソードもあったので、
これはこれで良いのか、とも思ったり。(単純)
話のほうも、デビューコミックスとは思えないくらい面白かったです。
全体的に爽やかな雰囲気。夏目イサク先生の作品の中で、と考えて今回は
4とさせて頂きますが、デビューコミックスとして考えると、個人的には
間違いなく神に入る作品だと思います。
この作品のちゃらんぽらん攻めが好きです。
基本的に人間らしいフリーダムさを備えた人に惹かれるようです。そういう人に包容力か寛大さを感じるんだと思います。
でも受けみたいな真面目人間も好き。真面目な人って純粋な感じがするじゃないですか。そして人を裏切らない、みたいな。そんなところに萌えます。
したがってキャラの人間的な設定が自分のツボであったようです♪
夏目先生の作品はキャラクターが人間味あって、どこかほっこりすることが多いです。
この作品も、例に漏れずほっこり致しました。
夏目さんの初コミックだそうです。
絵は今よりちょっと堅い線かな~と思うのですが、スッキリと綺麗なのはこの頃も変わらなかったんですね~。特に受けの子は細面でクールビューティという感じです。
急がないストーリー展開がいいですね。
攻めが受けにほぼ一目ぼれというか、ひと目で心を鷲掴みにされたんですけど、時間をかけて2人の距離を縮めて理解していく過程が描かれてます。
情熱的に一気に攻め落とす、というお話も好きですが、こういうほんわか大事に進んでいくお話も好きです^^。
そして笑いもあって楽しい作品です。
勉強ばかりしていた究極真面目人間坂本君は受けとして100点満点の人間です!!!
今まで心を閉ざしていた分、飯田によって新しい世界を開けた時その初々しいさが可愛いwww今までのギャップで飯田じゃなくとも好きになっちゃうよぉぉぉwww
しかしごめんなさい・・・イサク先生の書く短髪がゴリラにみえてしまう((((;゚Д゚))))
攻めもデレデレ結構してるので、長髪にして欲しかった・・・
というのはわがままでしょうか゚(゚´Д`゚)゚
章吉がヘタレぎみかと…
まぁ、坂本があんだけ警戒心の強い、イヤ?極限の人見知り?、だったら最後まで手を出すのを躊躇う気持ちも解らないでも無いけど…
まぁ、それだけ坂本が大切な人なんだろうなぁ~、俺の場合は勢いですぐヤってしまうだろうけど…。
それ位、章吉の心のでかさは半端無いんだよな。ストーカー気味でもあるけど(汗)、どんどん坂本の目(心)を開かせていく。どんなに警戒されても、めげないで押しまくってあげてるし、坂本の頭の良さや周りに(章吉以外)振り回される事なく自分の事に集中できる事に嫉妬しながらも、自分の道を切り開いて行こうと頑張るし、キチンと弱さもあるけど、格好良い男なんだよな。俺もこん位、格好良い奴になりて~、って思った。
゙どうしょうもないけれど゙も良いかも知れないけども、とても良いテンポで、よく一冊に纏めきれたなぁ~、と感心するほどの構成(ストーリー展開)だと思う。
マンガ本のカバー取った後の表紙と一番最後の紙に描かれた4コママンガには、面白さと、章吉の傍にいたい坂本の可愛さが滲み出ているようで、幸せな気持ちになる。
たっぷりな読み応え。
やっぱり夏目イサクさん作品は、面白い~~。
せつな~~くもなるんだけど、重くない。
それにところどころに入っている笑いの箇所。
キャラクターの表情ひとつひとつも
ものすご~く面白かった。
いちいちセリフで“今どんな気分”・・・というのを
言うのではなくってキャラの表情で読み取る。
なので、読んでる人個人個人で受け取り方や
感じるタイミングがもしかすると違うかもしれません。
単純に与えられるだけじゃなく、読んでる人が
自分で「今キャラはこんな風に思ってるのかも」と
心の中で思いながら読めたりするので
感情移入もググッとし易くなり、楽しめる気がします^^
夏目イサクさん初体験コミックス。
がーーん…どうしてもっと早く読まなかったの?自分…??
ってくらいに、モロ好みだった…。
セリフもキャラ立てもふたりの歩み寄りまでの展開もその後の感じも、何もかもが激ツボ。
飯田が坂本にどきっとするシーンがいちいちすごく印象的で…読んでいるこちらまで同じ気持ちになる。
ハトと戯れるシーンも、待ち伏せキスも、ふとん潜り込みも、坂本が飯田の腕の中で何気に見上げる目線も…どれもヤバいよ。この超無自覚天然誘い受があぁ~~~っ!(いや少しは自覚あるのか?)
こっちまで恋に落ちそう…(てか落ちたよ完全に!)
イサクさん、まだ読んでない作品がいっぱいあるので今、すっごく嬉しい気持ちです……
萌えたー。
先にレビューされた方も書かれてますが、受けのツンデレが可愛くて可愛くて死にそうになりました。
夏目イサクさんはツンデレキャラが上手い。
表情も言動も、まるごと「萌えろ!」と言われてるようで、まんまと萌えてますw
主役カップルは対照的です。
自由で破天荒な攻めと、ガリ勉タイプの受け。
ハチャメチャに見える攻めの実はものすごく優しくて気ぃ使いな部分もツボにくる。
なかなかエッチできないのも良かったな。
お約束のように邪魔が入るんだけど、テンポがいいし、ちゃんと萌えどころを作って引っ張ってくれてるからイライラしないし。
攻めが必死で我慢してるのも萌える。それを受けが気づいてるのも萌える。
焦れて先に仕掛けていったのは受けのほうっていうのもいいよね。萌えるー。
つまり萌えまくりなのですよ。
イサクさんの描く受はなんてステキなんだろうv
というか、毎度毎度好みのタイプで困る(笑)
基本的に自分の好きなツンデレ系だからかな。
今回のツンデレさんはツンデレだけど、本人が意識せずに発する言葉が結構素直でかわいくて。
でも、男前で。
そういうのがすごくステキでした。
沖縄編のベッドに入ってくとことか超好きv
その前の距離置かれて結局自分から待ち伏せるとことかも好き。
それで、攻の方がそんな受のちょっとしたしぐさとか言葉とかで振り回されてるというか満たされてしまうのがかわいかったり。
攻が受の髪に触れるシーンも好き。
とにかく全てにおいてステキなんだ。
自分ツボにハマるんだ。
あー、イサクさん好きだ…。
これもCD化してくれないかしら。
ちなみになんでか私の脳内では最初っからずっと攻の声は達央氏の声で流れていたよ。
受は声ついてなかったのに。
なんでだろ?
でも、達央氏で聞いてみたいゾ!!
どうしようもないけれど2巻でコラボしていたので購入。
カメラマン志望のフリーター×がり勉大学生の話。
やっぱり夏目先生の作品は読みやすいと思います。エロが少ししかなくて残念な気もしましたが、結構好きな話でした。
坂本かわいいし。ドラマCDになってほしいなぁと思います。ていうかこの話はワンコ攻めのツンデレ受けですよねww大好物です。
できたらアメリカに行った話とか坂本が大学卒業後の話とか読みたかったですね。
DEAR+ってことだけあって、エロはほとんどなし。しかも、同じアパートのお隣さん同士なので、普通に若者の日常なんですよねぇ。大学だとか、バイトだとか。
ちょっと変わっているのは、坂本は親の期待というかプレッシャーに反発するように、勉強三昧の毎日。それに対して章吉は、フラフラとバイト三昧の毎日……に見えたんですね、坂本には。
でも、本当は高校生の頃大きな賞を取ったカメラマンの卵で、今はコンクールに落ちっぱなしの毎日で、ちょっと悲観的な日々を暮らしてるんです。
と言うような、対照的な二人のごくありふれた日々を描いたマンガです。
この二人、なんか可愛いんですよねぇ。だんだんと章吉を好きになっていく坂本とか、坂本の照れてる顔とか、殴られる事にさえ坂本をもっともっと好きになっていく章吉とか、すごく自然体で「こんな恋愛もあるよなぁ」なんて思ってみたり。
読んだ後は爽やかで、ほのぼの~とさせられました。
イサクさんにハマるキッカケになった作品です。
話は明るいカメラマン×勉強三昧の真面目主人公の惹かれ合う過程を丁寧に描いたモノ。
友情が、愛情へ。男だから、とか性別に関係無く人と人との恋愛って感じ。
「肉体が先、心は後」なエロを求めている人には物足りなさを感じるかもしれません。勉強ばかりしていた世間知らずな主人公が、破天荒なカメラマンに出会って愛情を覚える。カメラマンの優しい愛情表現に人間らしさを吸収していく。御互いが自分の持っていないモノを持っている相手に惹かれていく過程が凄く丁寧です。
ただ見た目が可愛いというより、素直で真面目だから可愛いって感じの男の子を描くイサクさん。
坂本が飯田に惹かれ、恋心に戸惑い、それでも前に向かっていく。その過程に胸キュンキュンしました。ツンとしていた坂本が、人間らしくなっていくのが凄く可愛い。嫉妬しちゃうのも凄く可愛い。以前の坂本だったら嫉妬なんて感情すら湧かなかったんだろうなぁと思います。飯田との出会いが、彼にとって良いモノであって良かったと思います。
デビューコミックスなのに絵が安定してて読み易い。それに、見た目が女の子みたいな可愛い受に違和感と不自然を覚えるという方にもイサクさんの作品はオススメ。ちゃんと外見は男の子しているのに、内面は乙女ってキャラを描く方なので。
そういえば、今は完全CG移行されたのでアナログ塗りの貴重なイラストも拝めます。そういう意味でも楽しめる1冊になっています。
なんでこの方の作品ってこんなに面白いんですかねー
もーほんと萌え殺されますよ~終始ニヤニヤニヤニヤしっぱなしですよ。
頬筋疲れる~(笑)!!
ていうか、デビューコミックスでこれってすごくないですか?
馴れ馴れしくてゴーイングマイウェイなカメラマン×クソ真面目学生(ツンデレ属性)
という、イサクさんお得意のカップルです。
「どうしようもないけれど」も「タイトロープ」もこんなカップルなのに、どうしてそれぞれこんなに面白いんですかねー
毎回同じパターンだと飽きるもんなんですが、この方の場合は飽きさせるどころかそれぞれに萌えまくりです。
しかも攻はくつくまではわりと強引なのに、くっついてもHを強要しないところが素敵。
受のことを考えて必死に理性を保って、結局受のほうが痺れを切らしちゃうんですよね。
…あれ?もうちょっと強引なほうが受的にはいいのかな(笑)?
正反対の坂本と飯田だけど、それぞれにお互いが必要!ってのがよくわかる。
お互いに殺し文句の言い合いです。
坂本が飯田にどんどんほだされていくのも好きだし、ほだされて素直になっていく坂本にムラムラしてる飯田も好き(笑)
いつもはずけずけとした態度なのに、坂本にムラっとした時には真っ赤な顔して必死に理性を保とうとしてるとか、可愛すぎる。
坂本は、最初はあんなにクソ真面目人間だったのに、自宅で飯田とHしちゃってもいいよってくらい飯田にデレデレになってくれるなんて…!!
勉強よりも大切なものを見つけられてよかったね、坂本。危うく兄のような奴になってしまうところだったぞ!笑
やっぱりラブコメを描かせたらこの人の右にでる人はいないんでないか?!と思うくらい、夏目イサクさんの作品は素晴らしいです。
夏目節、炸裂です!!
デビューコミックスのこの本で夏目さんにはまり、単行本全部集めてしまいました。
原作読んだことのない同人誌まで…。
なぜ興味のないジャンルまで楽しく読めてしまったのかといえば、そこが夏目さんのすごいところなのでしょう。
よく色んなところで「実力派」と書かれていますが、本当にそのとおり。
ストーリーに特に意外性があるわけでもないけれど、すごく起承転結がきっちり作られている。
流れていくような話が多い中で、王道で安心な道を行く、いまどき珍しい漫画家を書くかただと思いました、私は。だから飽きないでどんどん読めちゃう。
エロを求めてる人には物足りないんでしょうけど…。
これは特に、デビューコミックスなのにスゴイ。絵も安定してるし。
二人の心の動きがそのまま丁寧に読みやすい形で書いてあるので、笑えるとこあり、ちょっとうるっとくるとこあり、きゅんとくるとこあり!
ちょっと重くなりそうなところもさらっと書いていて、読むのに全く疲れないしどんどん読めます。
しかももう、坂本君がすごくスナオで、これは飯田じゃあなくてもノックアウト…!
天然なところがあるのか飯田の気持ちに気づいてなかったり、勉強ばかりで恋をしたことがない癖に(故に?)時々ものすごく行動力があったり、飯田を振り回しているあたり坂本、ちょっと怖い子…!(笑)
絵も、喜怒哀楽が楽しい絵なので見ていて飽きないし。
みんなちゃんと男っぽいってあたりも私的なポイント高いです。見ていてカッコイイ。
個人的には坂本の嫉妬が楽しい「アンダーオーバー」がすきです。
このなんか、2人とも言葉より実力行使!ってかんじが、男らしくていい。
で、ころしもんくをさらっと言ってしまう坂本にドギマギする飯田がまたかわいい。
飯田はきっとずっと振り回される運命ですね(笑)で、坂本はよくわからないツボで飯田の言葉に照れたり。二人のやり取り見てるとほんわりします。
「ノーカラー」という題名、坂本と飯田、カメラマン見習い…
そういう設定がまたおいしい本です。上手く使って爽やかな作品にまとまってます。
夏目さん始めての方にはぜひ、おすすめしたいです。
「どうしようもないけれど」もおすすめですが、2巻続きなのでまずはこっちでどうでしょう?
作品全体が、夏目先生の作品だな~~ってかんじ。
なんだろうノンビリっていうの?
特に何か急激なイベントがあるとか、突然の出来事があるとかじゃないんだけど、スッと読めてしまうという感じ。
こういう感じの漫画好きでね。
というか、この作品の2人はお互いに可愛いです。
なんだろうね、久々のムネキュン?
あ、そうだ、普通の何気ない生活を覗き見てるっていうようなw
ほら、今のBLってさ、結構エロ目的だったりすると、無駄に受けの子が女の子みたいだったり、可愛さ前面に出したりていうヤツあるじゃない?もちろんそれを否定するつもりも、嫌いなわけでもないんだけど、そういう不自然さのない素直な作品ってイメージするとピッタリな気がします。
でさ、でさ、これさ~~~キャラの話なんだけど、受の坂本君。
ふっとこちらを見るシーンとか、無防備に眠ってる顔とか、見上げたしぐさとか、飯田君が「ムラムラする!」ってキモチが痛いほど(>人<。解ります。
カワイスギル。キレイ過ぎる。非常にウラヤマシイ。
そのうえ、2人きりの旅行のはずが、他の人までついてきてしまって~な話があるんですが、その夜、坂本君は一人で外にでて、朝までかえってこなかったのね。
「お前が追いかけてくると思ったんだよ」
キュンです。まあ、追いかけていかなかったわけで、道に迷ったから朝までじっとしていたわけで・・・・。
素敵ですね。
やっぱり基本はデカ受ですよ。でか・・・うん。
育った受のほうが美味そうだと私は思う。
丸ごと一冊この二人のお話です。
毎日真面目にお勉強、資格も色々とって・・・と学歴主義の大学生・坂本のアパートの隣人に悩まされている。
しょっちゅう友達と騒いでる、プー太郎(らしき)飯田にだ。
その飯田の部屋を修繕することになり、急にしばらく同居する羽目になった坂本。
最初は「明日追い出す!」と思っていたんだけど・・・。
坂本は無自覚なツンデレです。
ずっと真面目に勉強ばかりしてきていて、コミュニケーション能力が低いので、なかなか感情の揺れるような付き合いに慣れないせいかな?って感じがします。
対する飯田は、ワイワイやってしか生きてきたことがないタイプ。
一見交わらなさそうな二人の出会いは、偶然のようでいて、実は飯田の方からの作戦でした。
ぶつかり合って、それでも少しづつ近づいていく二人が、何だかかわいくてほのぼのします。
坂本のちょっとしたしぐさや言葉にすぐドキドキする飯田がでかワンコっぽくてかわいい。
かなりキュンとしますね。
この感覚は、読んでくださいとしか言いようがない。そんな風に行間に色々詰まってるタイプのマンガなんで。
エロ度は低めなんですけど、それでもぐっとくる雰囲気があります。
ストーリーと絵がすごくマッチしてる感じがします。
さっぱりと後味が良くて、所々に挟み込まれたギャグが面白くて、最後まで楽しく読めます。
絵も、硬質な色気って言うんですかね、体がちゃんと描かれてて手とかそういうパーツに色気を感じるんですよね~。