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表題作蝶と花の関係性(2)

蝶野一片
ドS先輩リーマン
花田 咲太郎
ドM後輩リーマン

同時収録作品蝶と蜘蛛の巣

雲井
母の恋人,調教師
蝶野一片
学生

その他の収録作品

  • 蝶と花の中毒性
  • 蝶と花の必然性
  • 蝶と花の絶対性
  • 蝶と花の世界(描き下ろし)
  • カバー下あとがき

あらすじ

職場の先輩・蝶野に潜在ドМであることを見抜かれ
恋人として調教される日々を送る花田。
徹底的に管理され、嬲られ、甘やかされるSEXに
どっぷりと溺れていく。
そんな花田に対し、自分の腹に子宮の刺青を入れ
メスにした男との想い出を捨て切れない蝶野は…?
本編のその後を描いた超濃厚
描き下ろし13ページ収録!
akabeko処女作★
魂震える“蝶花シリーズ”感動の終幕!!

作品情報

作品名
蝶と花の関係性(2)
著者
akabeko 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
シリーズ
蝶と花の関係性
発売日
ISBN
9784801967922
4.4

(195)

(122)

萌々

(44)

(21)

中立

(5)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
18
得点
854
評価数
195
平均
4.4 / 5
神率
62.6%

レビュー投稿数18

優しいSM

花田が最後まで垢抜けないまま変わらない。必要最小限しか鏡見なそうな感じが好きです。
蝶野さんになら何をされてもOK、すぐ気持ちよくなっちゃうのは愛と信頼があるからこその関係なんだろうな。
2巻では蝶野さんの過去、中高生から卒業後の若い頃にどうやって暮らしていたのか。なぜへそ下にタトゥーがあるのかなど、1巻で気になっていたことが描かれています。
このお話があることによって今の蝶野さんの心情がより深く分かるので絶対必要なエピソードですが、私にはちょっとつらかった。半分まぶたを閉じながら読みました。
未成年の子が自ら積極的に望んだことではない関係があるシーンは、自分がかなり元気な状態じゃないと読むのが苦しいです。

口や態度はクールだけど、優しさいっぱいの蝶野さんのSとそんな蝶野さんにズッポリはまっている花田さんのMっ気部分が面白かったです。

0

蝶野の過去が…

2巻です。
蝶野の子宮の刺青を入れる経緯について知りたいと思っていたので、過去が描かれていたのでやったあ!…と思ったのも束の間。
想像していたより劇重でしたね泣

雲井が蝶野を捨てたのが最後の優しさだったとしても、未成年にあんなタトゥー入れて管理して、その上で置いてけぼりにするなんて…蝶野が不憫過ぎた。
それでもちゃんと就職して働いてるのが偉い。

花田も学生時代から危ういところがあったんですね…パワハラ先輩に性癖見つけられなくて良かったよー。

一瞬、これはリバるのでは⁉︎と思いましたが…蝶野のトラウマが蘇りそうだったので、リバらなくて良かったな。
蝶野もまた花田と同じように、無自覚だったサディズムっていうか、管理癖を気づかされたんですねぇ。
蝶と花のように惹きつけられて惹きつけて、お互い無しでは生きていけないなんて、めっちゃ素敵じゃありませんか。
「蝶野さんの愛し方で愛されたい」
という花田の言葉に痺れました。

素敵なラストから一転、描き下ろしはまたエグいエロを…( ;´Д`)←嫌いじゃない
正直興奮したんかーいって思わずつっこまずにはいられませんでした。

0

やっと出会えた

蝶野さんがかっこいい、この一言につきます。この人に出会うためにBL読んでた気がする。メスにされていた過去がありながらもどこまでも男性的な生粋のS、深い母性を感じる包容力。花田くんとの心と体の関係を通して過去を昇華させていくストーリーに癒される。こういう行為に意味があるエロはいい、たまらん。絵もストーリーもドライさとドラマチックさのコントラストが好きです。先生の作品これまで何作か読ませていただきましたが本作でファンになっちゃった。先生があとがきで作品について説明してくれるのがわかりやすくて単細胞の私にはありがたいです。

3

ヘビーなBL

チョウノさんの過去(母の死後、継父に母の代わりにされメスにされ、ありとあらゆることを管理されていた。今もそれを完全に断ち切らないでいる)がどうしても受け入れられません。同じ地雷がある方はご注意を〜。逆にそれがお好きな方はめちゃくちゃにセイヘキぐっさぐさかと思います

また、メインカプは相変わらず受ちゃんが絶対服従系の受ちゃんで「あなたに与えられるものならばなんでも受け入れます」という姿勢。彼の先輩も、モラハラパワハラヤローで、こちらも苦手でした

エロはとっても色気のあるエロなんですが、設定がどうしても苦手です、ごめんなさい

3

愛あるSM、最高のハピエン

1巻に引き続き、花田が望むことを察する能力が高すぎる蝶野。
なにゆえ?
そういう性分、生い立ちからくるものもあるんですかね。

蝶野の過去編は辛かった。
子どもが「ごめんなさい」と泣くの辛すぎる。
でも、蝶野がおじさんから離れなかったのは純粋におじさんが好きだったんでしょうね。
おじさんが蝶野は自由にしたのは潮時だったし、最後のやさしさでもあったのかな。

花田がリバろうとして、蝶野を本気で抑え込みしたのは笑った。
柔道経験者だもんね。

蝶野の性癖はSとかMではなく、花田の望むことをしてやりたい、満足することをしてあげたいてことかなと解釈。

蝶野の過去や刺青や支配的なとこもひっくるめて逃げない花田いいぞ!
蝶野の本質的なやさしさに惚れたんやね。
あと、性癖がこんなに合う、満たしてくれる人はそういないだろうし。

蝶野も過去を話せてよかった。
おじさんのことを過去にできてよかった。
こうなると刺青があっても消してもとちらでも良くなるね。

描き下ろしは強烈だったw
でも、あの先輩にはあれぐらいしてちょうどいいだろうし、結局2人にとってナイスなプレイなんだろうなとw

あとがきの、先生のSM論
「Mは欲望にどこまでも貪欲で忠実にいてもらいたい。Sには徹底して管理能力を求める」
に超納得。

「最高管理責任者ちょうのひとひら」
「マゾの心と体の責任は全てサドにあり」
てのも。

だから、SMは特に好きな訳ではないけど、この作品は安心して読めました。
愛があるからいいね。

2

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