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紳士な宇宙人×チェリーな大学生 「私と子作りしませんか?」
この作者様の作品はどれもテーマに沿って、ものすごく調べられていたり、緻密な設定がされています。
なにより、これをテーマに、と選ぶ発想力というか、もう、凡人には到底真似できないすごい発想力なんですよね。それを支える取材、下調べが隅々まで行き届いていて、物語の安定感が半端ない。
それだけじゃなく、主人公たちの関係性なども、一筋縄ではいかないようなテーマを選ばれるときが多いですよね。リバについてのお考えや想いなどもとてもおもしろく、作品を読んでいて、人間の感情と行動原理にとても敏感で、とにかく深堀がすごいなぁと感じます。
人物の心理描写も秀逸で、台詞ひとつひとつもとても凝られていて、毎度読むたびにクリエイターの凄さを見せていただいているような気持ちになります。これを何もないところから創造するって本当に凄いことだと思います。
そんななか、今回のテーマは宇宙人と人間との交配!もうテーマが壮大すぎて、ついに宇宙レベルまできたのか、と(笑)これを物語にしようと思うその発想力に脱帽です。
SFとかまったく興味ないので、大丈夫だろうか…と思って読んでみましたが、大丈夫でした(笑)でも、ある意味、もう自分の想像力のなさに落ち込むほど、遥かに予想外の展開でした(笑)
以下、ネタバレありです。
シキ(便宜上呼んでいるあだ名みたいなもの)は感情を食べて生きる宇宙人。種の安定的な存続のために、人間との交配を実践するために地球に派遣されてきた。そこで出会ったのが、大学生の佐知也。
シキの星では人間の行う性行為による繁殖ではなく、お互いが両想いとなり、相互感情を一致させることで繁殖可能となるため、シキは佐知也に繁殖の相手になるよう依頼する。半信半疑の佐知也だったが、一緒にいるうちに絆されて、シキと性行為を行うことを了承する。
シキは性行為は両想いの人間同士で交されるものと思っていたため、佐知也と性行為を行うのだが、佐知也に人間は両想いでなくてもセックスするものと教わり驚愕(笑)しかし、性行為で得る快楽という感情を食するのはとても美味しく、お互いにとってwinwinであることを告げ、繁殖行動を継続していく、という話。
これ、もう、すごい設定なんです。そして、予め作者様が考えられた背景や状況が超綿密に設定されており、この下支えなくしては、こんな奇想天外な物語は成立しないと思います(笑)説明要素もすごいたくさんあるので、話についていくのが大変です(笑)
シキは擬態ができる宇宙人なので(笑)、基本的には、佐知也の大好きなハリウッド俳優に擬態しているのですが、犬とかボールペン、スマホなどにも擬態します。
それに、空腹だったり疲れだったり、怪我?(損傷?)だったり、ダメージを受けると擬態する力がなくなり、溶けたスライムみたくなるんです。意思を持ったスライム(笑)ちなみに本来のシキは、真四角の箱みたいな形をしています(笑)
スライムになっていても、意思はあり自由に形を変えられるので、スライム状態になりながらも、佐知也とエロいことができます(笑)触手に近いのかなぁ…私は触手ものは地雷でまったく読まないのですが、この作品はいろんなことがミラクルというか、すごい発想なので、触手っぽい表現が出てきても、嫌悪感とかはなく、もはや、そーゆー感じなのね…くらいにしか思いませんでした。
物語のなかでは、自宅が火事になったり、親友のストーカーに危ない目に合されたり、シキが擬態している本物の俳優と出会ったりと、もうすごい目まぐるしい展開なのですが(笑)物語の進行とともに、人間的な感情のないはずのシキが、佐知也と一緒にいたいと思ったり、嫉妬に似た感情を覚えたり、同じように佐知也もシキを意識するようになり、図らずもきちんと両想いになっていく2人がしっかりと描かれています。
この作者様のすごいところって、主人公たちの人物像がまったくブレることなく一貫して設定どおりに表現されているところ。徹底しているんですよね。
しかし、やはり、最終話で出てくる、顔がなくのっぺらぼうみたいな人型のスライム(シキなんだけど)と手(?)を繋いでお互いの気持ちを言い合うところとかは、もう、感情移入をどうしたらいいのか?みたいに悩むし(笑)、スライムと抱き合う佐知也とか、もうビミョーな気持ちで見守りました(笑)これは読んでいただかないとわからないかもしれません(笑)けっこうな衝撃映像だと思う(笑)
もちろん、人に擬態したシキとのセックスはとってもエロエロ!シキは射精はしないというところも、あ、そっか擬態だもんね…と。ここにもなるほどなーと思わせる設定がされていて、ほんとにすごいなぁと思いました。
この作品は、奇想天外なテーマを、綿密で完璧な設定で破綻させない構成力でひとつの作品に仕上げた作者様の手腕がすごすぎて、神評価にしました。好みは分かれるとは思いますが、さすがクリエイターと思わせられる、いろんな意味でも飛び抜けた作品でした。
Kindle Unlimitedにあったのでよんでみました!
ストーリーは、種族の脆弱性を克服するために人間と交配しにきた宇宙人のシキさんと、そのシキさんのパートナーになった佐知也の交流譚です。
とにかく設定が面白いので、ぜひ機会があったら読んでみてほしい。
この設定で、BLとしてちゃんと成り立たせる日野先生……すごい……。
赤ちゃんがどんなだったのかめっちゃ気になるんですけど、どこかで見る機会はあるのかな〜気になります。
エロに関してですが、触手好きな方に刺さるエロがあって!
触手と呼んでいいのかわかんないんですが、とにかくお勧めです。読んでみてほしい。
かなり異色の作品だと思いますが、とても面白かったです〜!日野先生の他の作品も読んでみようと思います(^ ^)
作家買いです。
宇宙人と人間のイチャラブ子作り計画、予想で苦手要素が多そうだったので躊躇しましたが、
そんな心配はいらない規格外な作品でした。
触手、妊娠、出産はBL作品で好んでは読まないんですが、
斬新で壮大な設定と展開に、アホエロなイチャラブエロを加えた面白さ。
概念から変えてくる練り込んだこだわり設定と、メッセージ性の強い内容はさすが日野先生です。
宇宙人のシキが人間との繁殖を目的に、
大学生の佐知也が崇拝するイケオジ外国人俳優「プリンス」の姿になり近づく。
シキから丁寧に説明されても現実が追いつかず拒否する佐知也が、
バイト先の横暴なゲス店長から助けて貰ったことから、子作り計画に協力する展開です。
とにかく文字数が多いんですが、概念を覆す宇宙人という設定を説明するだけでなく、
文字数の多さで無機質な宇宙人感が引き出される効果も感じます。
シキの種族の意思疎通は空気の振動を利用しない信号だとか、
シキという名前は、シキの種族に地球的な名前をつけると、
「精神的生物、シキコスオルガニスモス」といった感じになるので縮めてシキという説明で、
練り込んだ設定の説明要素の多さに圧倒されますが、それはそれで面白いんですよね。
子作り設定もゲイの佐知也が受け希望で抱かれて、妊娠出産するのはシキ。
もちろん、妊娠出産の場面は人間の概念ではないので、苦手要素のある方でも大丈夫な感じです。
ここに至るまでの経緯も、とにかくこだわり設定で二転三転する展開でした。
シキが色んな姿に変身するんですが、プリンス、犬、スマフォ、ボールペン…etc。
宇宙人なのでやりたい放題の変身ぶりで、もちろんエロも自由自在です。
シキは形だけ勃起させて射精できないので、やめ時が解らない…要するに絶倫?!
無表情クールなイケオジが絶倫ということですよね…。
無形物で覆われている佐知也という画も、後半になるとエロく見えてくる程の刷り込み具合でした。
そして、苦手要素の触手も全然大丈夫で、もうビックリ…また地雷が減ったのか?
植物の蔓やタコみたいな感じじゃないのが良かったのか、
佐知也のトロトロ具合が好みだったのか解りませんが、これからは触手もいける私…なんか嬉しい。
神評価なのに触手で読まなかった作品に挑戦してみよう、楽しみが増えたわ。
読後は概念を覆す壮大な設定と、メッセージ性のある内容に満腹状態ですが、
一呼吸置いてから再読して、読み込みたくなる面白さでした。
※Renta:棒は見えない描写で、菊は短冊修正です。
BL漫画っぽくない作品でした。日野先生っぽさはある。サブカル感の強い作品。日野先生映画好きなんですね〜もともとオカルト系もお好きなのかしら?あるあるネタ的要素もあって面白かったです!未確認少年○ドー懐かしすぎて泣ける
設定も一般誌っぽいというか、妊娠出産するのが未確認生物側なので、少年誌のエッチな漫画枠からの輸入っぽい。佐知也くんはハーレム系主人公だったわけか。
シキ(メインCPの攻め)がボールペンやらスマホになってるページが多い謎の漫画である。そもそも本体は謎の粘液?スライム?ですし。犬型でテーブルに手を置いてるの可愛い。
先生のツイッターに、犬型のときに舌から涎は出ないと書かれていました。人型エッチの時も粘液0ってちょっと痛そう。
そういえば映画のカットで、枕営業コンプレックスの2人が1コマ登場してましたね!スマホ覗き見てるやつ。
宇宙人は日本のどこかにいるから日本一周旅行をし始めたのに、「出会ってからこんなに何日も離れたことない」ってどういう事なんだ…?リアルベンソン(シキが擬態した外国人俳優)に会った辺りちょっとグダった気がする。
しかし終盤、粘体との愛ある性行為を見せられ、不思議と愛しい感覚になりました。異種姦大好きなので私は萌えましたが、商業で流通すると思うと…とにかく不思議な作品です。
ストーリー全体では萌なのですが、この内容を商業 BL漫画でやったということに萌2を…!
※電子書籍ひかり 局部の描写が少ないため修正ほぼ無し
カバー下裏有り
電子おまけは表紙の別案ラフ
以前から読みたかった作品。やっと読めました!
で、期待通り…発想の凄さに唸る。
表紙絵のイメージは、おじさんxショタ。
しかしその実態は、宇宙人攻め!
このイケおじは、受けのゲイ青年が大ファンの外国人俳優さんに擬態した宇宙人です。
という感じで、何ともシュールでぶっ飛んでて。なのに最後は何故かホロリ…
BL的に言えば、主人公の大学生・佐知也は「ゲイ」です。
だけど宇宙人の方は特に性別はなさそうで、実体はただのエネルギー体のよう。佐知也の感情を読み取って男性形をとってるだけ。
だから、はじめのHシーンは確かに「大好きな俳優に抱かれてる!」だけど、後半はエネルギー体が触手形になって佐知也の全身を這い回り、的な。
しかしながら、後半になるに従って「形」よりもより内面というか、地球人言うところの「愛」が前面に出てくる。
タイトルは「いちゃラブ子作り」なんていう文言だけど、心の中から体全体に噴き上げてくる佐知也の「信号」、それが性別/種族どころか地球外生命体との結晶になる。
ところでさ。
妊娠は1時間で、ポンッて飛び出て、あとは政府が育てるって…
サイコーじゃん⁉︎