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オールドファッションカップケーキ

old-fashioned cupcake

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表題作オールドファッションカップケーキ

外川
29歳,仕事の出来る部下
野末
39歳,愛され系上司

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下 漫画2P

あらすじ

寝て、起きて、仕事をする──それだけの毎日、それだけを好きで選んでいる自分に最近少し憂鬱な39歳・野末。
ちょっと無愛想だけど信頼厚い部下29歳・外川は、そんな野末が気になる。
ひょんなことから、女子で賑わうパンケーキのお店に2人で行くことに。
ここから、外川による野末のためのアンチエイジング大作戦が始まった。
休日まで野末のために時間を割く外川に「なぜ」?が募っていく野末だが…!?

作品情報

作品名
オールドファッションカップケーキ
著者
佐岸左岸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
オールドファッションカップケーキ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032472
4.4

(1036)

(731)

萌々

(169)

(81)

中立

(25)

趣味じゃない

(30)

レビュー数
107
得点
4599
評価数
1036
平均
4.4 / 5
神率
70.6%

レビュー投稿数107

年齢を重ねてもきっかけを与えてくれるパートナーは色々気づかせてくれる

40代で生活がルーティン化している野末さんの日常に、外川さんが一歩踏み入れたことで始まる変化は最初はイヤイヤ(ぶり?)ながら新しい日常になっていく様がなんだか羨ましくて、そんな変化をもたらしてくれる外川さんに出会えてた事が野末さんの羨ましいポイント

ただ、外川さんの好意は今までの野末さん自信の常識とは違うものだから年齢を重ねて新しい事を始める壁が高くなったところに、常識からちょっと外れるって壁はもっと高くなってる描写がちょっと切なくなりつつ青春を思い出すのはなぜだろう

最終的に外川さんの存在が大きくなって、野末さんの日常や常識を超えて一緒に居たい人に近づけたのは、変わることを前向きに捉えたる様な影響を与えた外川さんの頑張りだし、待っていた外川さんの大きさなんだ

本編中には2人のえっちなシーンはない
だから、書き下ろしのえっちなシーンの2人がより幸せな時間を共にしていると感じられる

時代がもう少し2人の関係に追いついて、野末さんが同期2人に外川さんとの関係を話せる未来が来ることがあるといいなと感じられて、この2人に幸あれと願う

0

40歳、2度目の成人式

まず、のっけからオシャレな構図で丁寧な線を見て良作なのでは⁉︎と期待。そして自分なりの基準として表紙の絵と中身の絵柄が一致していらっしゃる作者さんは最後まで一貫して素敵な話を書いてくださってる方が多い気がしてこれまた期待。受けの野末さんの人となりが数ページでしっかり伝わってくる、やはり良作。
エロは全くないわけではなく、朝チュンでもない。でもあってもなくてもこの作品は満足したと思います。作者さんの言葉選びが心地よいし、40歳のかわいいおじさんが萌えました。
出てくるキャラに悪い人はいないし、山あり谷ありのジェットコースター的話でもないし、三角関係キャラも出てこない。最高!

1

スーツの人達が好きだから。

良いものですよね。
きちんとスーツ着て生きてる大人達の隠された柔らかい急所を隅々まで拝めるなんて…
そんな幸せな事はないです。

2

人生、捨てたもんじゃない、たぶん私も

 初めて読んだときは、ガッツリ野末さんに寄り添って、自分まで救われた感じ、というか、これまでの自分を肯定できる、と思えて、温かい、ほっとした気持ちになりました。でもこれはおばさん目線かなとも思いました。何度も読んで、やっと心落ち着けて感想を書けるかなと。
 この物語には、人生の哲学的な要素もあると思うんだけれど、それを抜きにしても、きゅんポイントやシックなおしゃれポイントがいっぱい。
 まず、外川くん、可愛すぎ。いつもいつも野末さんを思って動いたり、時にはズバッと攻めの姿勢を見せたり。健気でほんっとに野末さんに惚れ込んでる。何度読んでも、よかったね、よかったよね、外川くん!うん、うんって気持ちになり、ニヤニヤ泣けてきます。
 そして、野末さん。外川くんを意識して、そんな自分を認めていくことで、人生の色が大きく変わりましたよね。好きなんだっていうことを認め、告白することには、おじさんだからこそ(おじさんには全く見えないですよね)の勇気が必要だったんだろうな。
 あと、大好きなのは、女の子ごっこで出会ったスイーツたち。オシャレなんだけど、落ち着いててほんとにすてき。それから野末さんのお家。シックでおしゃれで、じっくり見入っては、いいなあって。
 読む人の年代によって、刺さるポイントが変わってくるのかなと思えますが、でも間違いなく、穏やかな温かい、しあわせな気持ちになれると思います。私も、これからもさらに読み返していく作品です。まだの方、ぜひ!

3

映画のワンシーンを見てるような気分

『女の子ごっこ』から始まる年の差10歳上司野末さんと部下外川のアンチエイジング活動。

次第に野末さんは外川への特別な感情に気づきながらも、社内恋愛、しかも同性ということから気持ちに蓋をする。
見てるこちらからするてた、外川の方は態度も全部あからさまで分かりやすい。時々見せる野末さんを見る目や、言葉が明らかに特別な人へ向けられたそれで。もしかしたらそうなのかも……と思いながら、いざ想いを伝えられると怖くなって逃げちゃう野末さん。40手前の大人だからこそ、その1歩が踏み出せない野末さんの心情に痛いほど共感します。
雨の中思いを伝え合うシーン。この場面は映画のワンシーンを見てるような気分になりました。

『人生の一部じゃなくて、全てになってほしい』

このセリフ言われたあとの野末さんが可愛いかったです。
可愛いのに時々口汚く大声出す野末さんにも、ふふって笑いました。1巻最後の2ヶ月セッしなかった理由も、大声で叫んじゃう野末さんも、そんなところも愛しくて可愛いと思える外川。二人の空気感がとても大好きです。

2

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