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「恋する竜の島」 4割
「恋する竜の島 白竜編」 6割
白竜と黒竜それぞれのカプが収録。
表題作であり最初に収録されているのが黒竜カプ。
表紙は「白竜編」のカプです。
白竜が兄ということでお話も多少の繋がりがあります。
【恋する竜の島】
前世で「人間に生まれ変わったらもう一度一緒になろう」と約束し、現世でお互いを見つけ出すまでのお話。
必死に攻めは探しますが、見当たらず…。
攻め~!後ろ、後ろ!
と、思わず言ってしまいたくなる可愛いラブコメです。
【恋する竜の島 白竜編】
こちらは相手を見つけたところからのスタート!
そして出会うキッカケと攻めの不器用さで、すれ違いが発生!
意地っ張りな受けと俺様な攻めがお互いエッチだけで繋がっていると切ない思いを抱えながらも、前世の記憶で攻めが途方もないほど受けに尽くしては先立たれた過去がめちゃくちゃ辛い…。
辛いのに、ちしゃの実先生の雰囲気であくまでも明るく描かれているのが本当にありがたい好きです!!
いや~~すごく良かったです。
攻めがどれほど受けに会いたかったのか、黒竜より過去がしっかり描かれていて重みが加わっていました。
黒竜編は、攻め→ ←←←受け
白竜編は、攻め→→→ ←受け
という印象です。
二作品どちらも面白かったのですが、やはりあえて言うなら私は「白竜」派!
紙媒体は白短冊だけだったので、電子の修正が強めならぜひ紙媒体で巨根を拝んでいただきたい!
壮大だけど笑いもあって楽しく読み終えることが出来ました。
黒竜と白竜の2つのお話が入っています。
黒竜編は黒竜の生まれ変わりが運命の相手を探しているお話。
運命の相手は前世とは姿形も変わり、黒竜に気付いてもらえないことを気にしていましたが、黒竜が全て包み込んでくれたので黒竜の大きな愛を感じるお話でした。
白竜編は白竜✕生まれ変わった人間のお話。
1400年前に出会った人間とえっちするためにひたすらその人間の生まれ変わりと出会う白竜のお話でした。1400年のうちに白竜が探している人間だから特別な力があるとオヒレがついてしまい、それが元ですれ違いますが、ちゃんと誤解が解けて幸せな二人が見れて良かったです。
シーモアは刻み白海苔修正でした。
竜神さまが千年以上も、好きな相手が生まれ変わるのを待って探し出して、やっと会えてでも願いごとだけ頼んで毎回すぐ死んじゃって。その繰り返しで。
竜神の一途さにかなり萌えたものの、会った途端ヤラせろって強引で、これまでのことを説明してればもっと早くお互い幸せになれたのでは…?
なら読むなと思うんですがちしゃの実さんは攻め受けの体格差が大きくて受けが子供みたいで、エッチのときに激しいので余計いたたまれない気持になります。
千年以上の時を経て(!)過去の約束を現代で果たす白竜、黒竜、二頭の竜と人間とのお話。
千年かけて人間へと生まれかわった黒竜は、
高校生・竜崎として生きながら黒竜だった頃の記憶を持ち
千年前、笛吹きの千凪とした約束を果たすために千凪の生まれ変わりの女を探しつづけていた。
探せども探せども見つからない千凪。
祭りの夜、海で必死に千凪に問いかける黒竜の前に"千凪"として現れたのは
舎弟のヤスだった…!
生まれ変わっているのに黒竜としてのその記憶を頼りに現代で生まれ変わっている想い人を探す。うーん、ロマンチック!
荒々しいけれど、寂しがりの千凪を想うその優しさにキュン。そして本当は彼自身が寂しいってところもまたキュン。
最後のえっちしながらのセリフには感動でした。
ばぶー!と生まれる島もツボ(笑)
今度こそ一緒居られるようになって良かった~!と心から思いました。
メインは白竜編なんでしょうかね。表紙もそうですし、お話としても長め。
どちらも感動できるお話だったと思います。
竜神と人間の恋をテーマに2本のお話を収録。
ひとつは、黒龍と契った人間・千凪の話。
黒竜は千凪との約束を果たすため、千年かけて人間へ生まれ変わる。
だが、千凪との約束から千年後、千凪の生まれ変わりの姿はどこにも見当たらない。人間に生まれ変わった黒龍は、竜崎と名前を変え、現在は高校生の姿で千凪の生まれ変わりを探す。
もうひとつは、白竜の話。前世が巫覡だった虹野と白竜の恋が実るまで。
こっちは生まれ変わりとかではなく、本当に竜神。
虹野には多少前世の記憶があり、白竜と再会するたびに「とりあえずヤラせろ」と関係を迫られていた。
ちしゃの実先生独特の色気のある画風が今作でも遺憾なく発揮されていた。
男前の攻とかわいい系の受のえっちは見ごたえがある。なんというか、かわいいのに艶があるというか…。
一方通行だと思っていた恋への決着の付け方が秀逸だ。
新婚さんシリーズもそうだけど、決着ついたときに読者も「よかったね!」と称賛したくなる。