失神までさせちまって悪かったな。お前の身体美味かったぜ──

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表題作堕トシ合イ

悪魔・八尋に取り憑いた獣インキュバス
八尋・妖魔退治師

その他の収録作品

  • 石鹸の話(描き下ろし)
  • あとがきイラスト
  • カバー下漫画

あらすじ

性交を糧とする悪魔×妖魔退治師の人間
異種姦保証! 本格派人外BL

東国で妖魔を退治している八尋は、気の合わない仲間に疎まれつつも退治師として活躍していた。
そんな彼の前に突如、西国から来たという「悪魔」が現れる。
いつものように刀を振りかざす八尋だったが「悪魔」には効果がない。
人間の生気を糧とする「インキュバス」を名乗り、八尋にとり憑いた「悪魔」に何度も性交を強いられた八尋は──。

作品情報

作品名
堕トシ合イ
著者
もづ九 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815501013
4

(66)

(30)

萌々

(17)

(12)

中立

(6)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
260
評価数
66
平均
4 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数13

熱い!面白い!少年漫画風BL

獣姿の悪魔はリアルな獣感、戦闘シーンはド迫力!画面の描き込みに見応えがあるめちゃくちゃ面白い作品でした。
妖魔退治師の八尋と悪魔(インキュバス)。BLなので八尋に憑いた悪魔の食事は性行為なんですが、この部分を他の要素に変えればそのまま少年漫画になりそうでした。
Hシーンは獣姦で、最初は本当に本能のみで悪魔が貪ってます。堕とそうとする悪魔に気丈に抗う八尋が良いんです。いろいろありながら二人は攻防を続けていき、徐々にお互いへの気持ちに変化が表れます。自分から乗っかる八尋の思い切りの良さに惚れ、悪魔は意外に繊細だったのか毛のごわつきを気にしだして萌えました笑。八尋のために悪魔がとあることを我慢してるのにはきゅんとします。
そして共存方法を模索する八尋。悪魔の説得シーンはスピード感溢れるバトル展開で最高でした!
描き下ろしの石鹸の話も大好き。悪魔に襲って欲しがる八尋が可愛いし、お風呂を覗く悪魔も可愛い!
新刊の「鬼と男娼」にハマってこちらも読んでみましたが最高でした。私の今一番の推し作家さんです。

0

人外

インキュバスは生気を吸うことで生きていられるわけなので
"食事"をするために八尋のことを襲いセックスをして生気を得る、という流れがあり。
八尋は妖魔退治師をしているため、そんな者がインキュバスに憑かれているというのは沽券に関わる問題なんでしょう。はじめは取り憑くのをやめるよう言ったり離れようとしたりしている八尋。
その後は情が湧いたのか、共存する道を探すという展開でした。

妖魔退治やインキュバスと八尋のセックスだったり、似たようなシーンが多かったような印象。
七条中佐やサキュバスが出てきて複雑さが増し、悪魔を倒す聖水などの辺りで頭が絡まりました。
結局のところ、なぜ八尋はインキュバスにそこまで入れ込んだのかわからずモヤモヤしたままでした。
人外も獣姦も苦手ではないですが
インキュバスと八尋の関係性が無理矢理
複雑にされているような感じがして
途中から読むのが辛かったです。

1

悪魔×人間 堕とし堕とされて

バトル要素のある作品だと知らなかったので驚きましたが、スピード感があってなかなか面白かったです。

四つ足のインキュバス×妖魔退治師・八尋

これは獣姦ですね。
インキュバスが人の姿になるわけでもなく、最後まで大きな犬のような獣の姿でした。
エロエロです♡

インキュバスと八尋が気持ちを通わせていく所はキュンとしたし、八尋を守るインキュバスはかっこ良かったです。
インキュバスとの共存方法も、成程そうきたか!という感じで納得でした。

ただ、バトルの時の絵が見辛い;
今何したの?と、いうところが何度かありました。
それだけが残念だったかな。

1

意外と淫乱

 獣人モノが広く普及する不思議な世の中になった今でも、四つ足歩行の獣はまだまだレアな存在。
 バトルシーンがしっかり描かれており、敵妖魔のデザインや背景もファンタジー好きの心をくすぐります。
 
 結構エロ度高めだと思うんですが、こんな悪魔は実在しないので生々しさはあまり無い、でもそのおかげで読みやすく、胸焼けせずに楽しめました。

 特に悪魔など邪悪な存在の場合を指すのですが、彼らに人間の道徳や常識をぶつけたって通じる訳が無い。
 人間のキャラクターだと不快になりそうな無理矢理系やエロ過多の内容も楽しみ易い、これも人外キャラならではの魅力であるとすら私は思っています。

 翼の生えた狼のようなインキュバス。目が5つもあり、それぞれの瞳の中に八尋を映すシーンが何度かあるのが印象的でした。
 
 言葉で書くとおどろおどろしい感じがしますが、ベッドの上で休んでいる姿は犬とか猫の類を連想させるし、八尋と仲良くなりたがる一面や、毛のごわつきを気にするような茶目っ気もあり微笑ましかったです。

 妖魔退治の仕事の傍ら、憑依したインキュバスを祓う方法を探す八尋、堕とされる前に祓わなければ!
 
 …だったハズなのですが、情けをかけてしまったり、居なくなると気にしだす、密かに襲われるのを期待する場面も。
 そもそも結構早い段階からHを気持ち良さそうにしている時点で、あまり祓う気が無いように見えます(^-^;

 個人的に一番凄いと思ったのはココ。中出しが気に入った八尋はインキュバスがそれをしなくなると、何と、中出しさせようと頑張りだします!

 外に出されてがっかりしている様子まで垣間見え、妊娠モノでも無いのにここまで中出しを促す受けってあまり見た事が無い。それこそ精液を糧とする淫魔の類に多いんじゃないだろうか?八尋は淫魔と同等なのか…。

 Hの時に考えている事など、意外と欲望に忠実な場面が多く見られました、しかも人間では無くそれを悪魔に求めるのだから。あの場に居た数名から八尋を選んだインキュバスは大正解。
 
 この快楽に流される姿勢がイケるか否かで評価が別れそう、もっと強い意志を持って悪魔に抵抗しろよ、と思う方には合わないのかもしれません。

 でもHが好きな受けが大好きな私は、この敬語で不愛想な八尋の性格と、予想外な一面のギャップがツボに刺さり思った以上に楽しめました!

 修正は結構しっかり入っていますが、あまりそれを描かなくても体格差と体位で楽しめるような場面が多く見られたと思います。
 悪魔特有の部分として、尻尾で自由を奪ったり、長い舌を有効活用したり、量多めな液関連の描写は見応えがありました。

 悪魔と共存したい、と思う時点で退治師としての八尋は既に堕ちきっていると私は思います。
 タイトルの「堕トシ合イ」ってどちらが先に堕ちるかの勝敗を競う事では無く、文字通り互いを完全に「堕とし合う」って事だったのかな。
 インキュバスに完堕ちさせられた八尋が今度は飼い主として相手を堕とす番。

 宿主と憑依者の契約の絆、という雰囲気でラブと言う感じはあまりしなかったのですが、二人の強い結び付きが感じられその関係を楽しむ事が出来ました。

2

めずらしい獣姦

表紙が気になったので購入。
妖魔×退治師というBLではめずらしい部類の題材でした。
イラストは丁寧で設定も凝っていて読み応えはありました。エロ要素も結構あり、そこは満足でした。
ですが、攻めと受けが惹かれた描写が薄くなぜ攻めと受けはここまで攻めにこだわるのか?と疑問をいだきました。もう少し2人の恋愛描写が欲しいと感じました。

2

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