フェア・チャンス

fair chance

フェア・チャンス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神25
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
133
評価数
27
平均
4.9 / 5
神率
92.6%
著者
ジョシュ・ラニヨン 

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イラスト
草間さかえ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784403560408

あらすじ

エリオットが勤務する大学で起きた連続殺人事件。かつての同僚で収監中の連続殺人犯・コーリアンから接見を許可されたエリオットは、共犯者の存在をほのめかされた。犠牲者の頭部がみつかっていないその事件にはまだ謎が多く残っている。共犯者を探すエリオットは、殺人者だけが招待されているというパーティに参加し、調査を進める。だが休暇をとって実母の家に向かった恋人のタッカーと連絡が途絶えた。タッカーは一体どこに―!?人気シリーズAll’s Fair、完結編。

表題作フェア・チャンス

タッカー・ラ ンス、FBI捜査官
エリオット・ミルズ、大学講師(元FBI捜査官)

レビュー投稿数3

ゲイカップル同棲生活の醍醐味

楽しみにしていた大好きシリーズ。最初の4分の1ほど読んで神認定です。このシリーズは3冊目で、1巻…ケンカップル、2巻…同棲スタート、3巻…さらに愛深まるという感じです。同棲11ケ月だそうでもう新婚さん。倦怠期?ナニソレって感じ。現役FBI×元FBIカップルだけに2人の仕事や周りではおどろおどろしい事件ばかりなんだけどだからこそ愛する人との時間は大切にっていう2人のスタンスが素敵です。ぶっちゃけ最初のベッドシーンが甘々すぎて砂吐きそうで胸をやられました。私が。

ラニヨンさんの他の作品って恋愛面ではすれ違いでヤキモキさせられるんだけど、このシリーズは事件では危険な目に合うけど2人の愛は揺るぎないので安心できます。そして唯一リバがない。受けのエリオットが少しM気質だから。だから海外BL初心者にオススメ。攻めのタッカーもスパダリ体質でいい。昔事件で脚に傷を負ったエリオットを過保護気味な位思いやっていて、エリオットもそんな彼を「過保護だなー」と思いつついつもキュンキュンしています。

エリオットも負傷のためFBIの現場を離れ「家の中にヒーローは1人で充分だよ」なーんて言っていたのに今回はそのヒーローのタッカーの方が危険な目に遭ってしまいます。BL( M M小説っていうのかな?)のいい所は2人共、ヒーローにもヒロインにもなり得る所ですね。事件の部分も恋愛面も濃く面白く書けるラニヨンさんってすごいなと思います。

他作品ではマイノリティの生き辛さを細かく書いて長編になったけどこの作品では2人が職場でも関係をオープンにしていて周りにも受け入れられてる感じでした。これはこれでハッピーで良いと思います。作品によって世界観違うと思うし。スパダリ・タッカーとカッコ可愛いエリオットの話まだまだ読みたいなあ。

ラニヨンさんのHP見たら、フェアシリーズはこの巻で完結みたいです。寂しいけどうまくまとまってるからなあ。最初から読み直そう。ラニヨンさんの本、世界各国で出版されてるけど美しいイラスト表紙は日本だけでした。BLの漫画家やイラストレーターがたくさんいる日本に生まれて良かったなあといつも思います。

14

壊れて初めて、平穏な愛情に気づいたりするのよね

エリオットとタッカーの2人が主人公を張るこのシリーズ。
ジョシュ・ラニヨンさんの翻訳第一作目でしたが、最初に読んだ時にはロマンスよりもサスペンスの方が面白すぎて、2人の関係性に関しての萌えは『それなり』という感想だった記憶があります。その後『アドリアン』のシリーズが翻訳され始め、私はもう、ラニヨン作品に心を奪われてしまうわけなんですが(笑)。
今作を読み終えた今、考えてみると「2人が一定落ち着いた大人だったから萌えたぎらなっかたんだろうか?」なんて思った訳です。

今回は萌えたよ。

間に『フェア・プレイ』っていう2人の安定期(って言って良いのか若干の不安はありますが)のお話が挟んだ所為もあるかも知れません。
今回の物語ではエリオットを過保護なまでに守ろうとするタッカーが行方不明になってしまうんですよ。で、エリオットに異常なほどの執着を示すシリアルキラー(逮捕・収監済)が「自分が絡んでいる」とほのめかすんです。
タッカーが行方不明になる前にエリオットに話していた彼のスケジュールと、FBIの上司に告げていた休暇申請が違っていたこともあって、本当にシリアルキラーの起こしたことかも知れないし、単なるハッタリかも知れない、っていう状況で。
もう、安定していた2人の関係があるからこそ、この時のエリオットの苦悩たるや!
ここがねー、もうたまりませんでした。

ミステリサスペンスとしたら『フェア・ゲーム』ですが、愛情物語ならば今作の方に挙手です。
あ、誤解を受けるといけない。サスペンスとしても面白いですよ。
淡々と不気味さを盛り上げる序盤に始まって、タッカーの行方が分からなくなる195p前後からは、もう息をも継がせない怒濤の進行。

長い物語ですので、時間を取ってから読み始めることをお勧めします。
止まらなくなるので。

4

ネタバレ注意!

読み終わった率直な感想は、これ本当で本当に終わりなの?です。
エリオットのFBI復帰後の話も気になるし、2人の結婚エピソードとか、コーリアン事件はこれで本当に終わり?とか色々な想いが巡って大変な1冊でした。正直欲を言うのであれば、
フェア・チャンスは前後で分けても良かったのではというボリュームの内容です。
最高のサスペンス作品(しかもBLで)なのでもう少し物語を掘り下げて欲っかたです。

でも最高の作品で間違いないのは確か。
エリオットがだんだん可愛く思えてしまって仕方ありませんでした。もっとタッカーとのラブラブっぷりが読みたかった。なので2人の結婚エピソード欲しいです!

終わらずエリオットとタッカーの物語が読めることを切に願ってます!

4

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