電子限定描き下ろし漫画付き
困り眉の攻めが so キュート！
魔王×人間で元気で表情が豊かな受けと、人を避けて暮らす魔王様が恋に落ちるまでのお話です。
この魔王のキャラが本当に愛くるしい～！
勇者の受けも最初は魔王を倒そうとしていたのですが、段々と心優しい魔王に惹かれていき、ツンツンがデレに変わるところがとても可愛いかったです。
そして恋を自覚してからの二人のイチャイチャも素敵！
アニメになっても違和感がないくらい、マンガとしての構図も絵もとても良くて読みやすいファンタジーでした。
優しすぎるお人好しな魔王と国に居場所がなかった王子の恋
ひっそりと人里から離れた場所に暮らす、人と仲良くしたい不器用な心優しい魔王×
”女王制”により”娘”が優遇され双子で生まれてしまったがために、国に居場所がなかった王子様。
王子様は名誉を得るために単身(相棒のポメラニアン付き)で魔王討伐に向かい
女装して魔王を襲撃するも、あっさり返り討ちに。
しかし、魔王はわたわたと怪我をした王子を気遣い、王子も魔王の優しさ触れ
魔王の部下たちとも打ち解け次第に惹かれ合っていく…というおとぎ話風BLです。
表紙絵やキャラクター性に惹かれて購入・読了しました。
最近このような作風だと必ず転移や転生設定などが付きまといがちですが
当作品は該当一切なしの完璧なハイファンタジー。
待ってましたこのような作品、というか願ったり叶ったりです。
話の流れもトントンでよかったのですが、少し物足りなさがありました。
個人的にも最近ではお気に入りの作品群の中の一作となりましたが
読後感があっさりであっという間に読み終えてしまいました。
絵柄も終始美麗で、わかりやすい大筋と個性的なキャラクター、甘々なエロと
1巻完結作品なので大分読みやすかったです。
ダークさはあれどさほどなく、甘々ラブコメなので人におすすめしやすい作品。
ノアが素敵！
優しくて穏やかで平和を好む魔王、ノア。人間と上手くやっていきたいのに嫌われて…。
魔王退治にやって来た王子、アイク。祖国では用無しの双子の王子で…。
可愛くてほっこりで良いお話でした。
ノアが素敵です。心配性でヘタレで、でも強くて魔王で。
ただどうにも既視感があって。王道のひとつなのかな？
結ばれるまでのお互いの好きになるまでのエピソードや描写がもう少しあると、より良かったかな。
あとアイクが適応力高くて馴染むの早いですね！
かわいい！！
念の為、ネタバレにしています。
表紙絵が綺麗で購入しましたが、中身も綺麗！！
魔王と勇者ですが、それっぽいのは序盤だけで、あとは二人のラブラブ日常系のお話です。
人間や、魔物などの諍いは無く、全体的にほのぼのした印象。
受けくんの家庭環境とかもう少し知りたかったですし、受けくんがいない状態の国は如何なっているのか？など、細かく見ると、不完全燃焼感はあります。
元々は2話で完結だった所を連載になったらしいので、恋愛は結構駆け足です。
色々言いましたが、総じて良い作品だと思います！！
魔王がイケメンなら、仕方ない。
魔王が優しくて、尊ぶべき心根を持ってしても。イケメンだとしても。
異形の者だというだけで、討伐の対象にされているという哀しき世界。
魔王側の事情も知らず、討伐して勇者になろうと単身乗り込んで来た、王子アイクもまた、
自国では王位継承から早々と外され、自分の存在意義に悩んでいる。
だから。魔王を討伐しにこの地にやって来たのに。
魔王が優しくて、甘くて。アイクを構うので。アイクは絆されて行き、恋に落ちる。
魔王側は多分。美しくて元気で明るいアイクに一目で落ちていたんだと思う。
結構序盤でラブラブに。アイクが恥ずかしさのあまり「近づくなっ！」と言われれば、飛び退き、距離を保とうとしたり。アイクの言葉にいちいち落ち込んだり跳ねたりする魔王が、魔王らしからぬ可愛らしさだったので。コレは…、攻め受け逆でもアリだったかもー。
この体格差のエチエチはそれはそれでいいものなんですけどね！
なので。前半でほぼ確定したラブラブなので、後半はぞろぞろと新キャラも出て来てやや冗漫でした。特に女性型だけど一つ目とか、額にパックリ開いた口がある、とか。異形も異形。ちょっと気味が悪い者が出るに至っては、うーん。
ラストエピソードの、絶倫色欲大魔王エピは、本来なら描き下ろしにありそうな。エチエチ。魔法的な水晶はハメ撮りも可能。エチが過ぎて、お預けされちゃう痴話喧嘩エピソードは笑えます。
あとがきにも記されているけども。魔王と人の、寿命の違いを感じる切ないエピソードとか。そういう異世界ものならではの切なさをもっと描いて欲しかったかも。
魔王は人に忌み嫌われて、片目を怪我したという残酷エピソードもあるし、アイクのいる魔王の国は危険があるけどもユートピアでもある。人間世界との共存の道を切り開くとか。
そういう展開も期待したいところではあります。
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