単行本版(電子限定描き下ろし付)
アイツと居るためには 自己嫌悪という対価を 払わなきゃならないんだ
1巻では突然場面が切り替わってページが飛んだ?と確認してしまう箇所がいくつかあったんですが、2巻はとても読みやすくなったと思います(^^)
(現在レンタのサンプルは飛び飛びで表示されます)
(作者さんのpixivアカウントの1話分の試し読みのほうが参考になるかな?と…)
待ってました!2巻!!ヾ(*´∀`*)ノ ワーイ
いや~~~…この感情をどう表現すればいいんだろう。
(一言でいうならめっっっちゃ面白い!なんですが)
お互いベタ惚れでイチャコラしてるのに
コールは相変わらずネガティブ拗らせてるし、
アレックスの"完璧な男"による弊害がシンドイ。
すれ違いや浮気なども発生して切なさや息苦しさの中で
コールのシリアスクラッシャーぶりは少しホッとするw
(かなりネガティブな割にたいしたタマなとこあるよね…)
2人のことを考えてて河原の石を思い出しました。
流れてぶつかる度に角が削がれて丸くなってくやつ。
この2人はきっと定期的に命の取り合いイベントやって
その度に歪さが削れて丸くなるんだろうなと感じます。
「スイートハート・トリガー」は結果的に愛情確認…?
性格など何もかもが違いすぎて
好きすぎる気持ちが危うさをもたらすけれど、
真逆だからこそ2人は一緒にいられる。
2巻もいろいろ波乱がありましたが、どちらからも離れられないクソデカ感情拗らせているので甘々な印象が大きかったです♡
ニヤニヤニヤニヤを堪能出来ました(∩´///`∩)
さてさて。
2巻になっても2人の根本的な問題は変わりません。
コールは自分はアレックスに釣り合わない人間だとコンプレックスを抱えていて、
無意識に自分を抑えている部分があるのですね。
コール:「あいつと居るためには自己嫌悪という対価を払わなきゃならないんだ」
このセリフはズーンと重く感じられます。
アレックスは人が良いから一緒にいてくれるだけ、
一緒にいてくれるだけありがたいと思わなければ、
という感情。
読者的にはアレックスがコールに本気なのはわかっているから
アレックスが不憫に思えました。これはツラい…。
そんな中、アレックスが長期で家を空けることに。
どこかホッとした感情を持つコールは、
次第にアレックスへの気持ちを見失いつつあるんですね。
いなくても案外平気だな、とか
自分を無理しなくて楽だな、とか。
そんでアレックスよりもずっと気楽に身近に感じるブラッドの好意に流されてしまい…。
コールはアレックスの感情を理解出来ていないから迷いが生じてしまったんでしょうけど、ほんともうッ
なにしとんじゃー!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン
浮気行為よりもなによりですね。コールにアレックスの好きが伝わってないのがわかるセリフがあって私は死んだ…。アレックスが可哀想すぎる…。
で。そのアレックスなんですが。
顔だけじゃなくて性格もイケメンなんですよね。
恋愛観がまともで、心根に清廉さがあるというか。
コンプレックスを刺激されるのか歴代彼女も一緒にいると嫌な気持ちになると離れていったようです。
アレックス自身は意識してないのに周囲から完璧な男として扱われる弊害というのか…。歴代彼女と同じコトをコールに言われてしまう切なさ…(;ω;)
でもですね!
コールには歴代彼女達とは違う対応だったのが萌えます…!!!
アレックスの中の闇が、燻りが、苛立ちが、どんどん表面化してニヤニヤ///
"嫌な気持ち"を抱えたアレックスの表情にキュンキュンしました(∩´///`∩)
今回の件でアレックスは、理解しきれなかったコールの内面を少し理解出来るようになったんだろうなぁ…。
コールはアレックスの普通の部分を感じてまた1歩前進出来たんだろうなぁ…。
コールのトリッキーな拗らせ感情は「アレックスだから」受け止められると今まで感じてました。
今回はアレックス・ロドリゲスという男と付き合っていけるのは「コールだから」なんだなと思わせてくれたのがとても良かったです(∩´///`∩)
割とね、コールのズレた天然さにアレックスが救われてるとこあると思うのです。
あと余談ですが個人的に1巻でアレックスがメガネをかけてるシーンがめちゃくちゃ好きで、またメガネかけてくれないかなーと願っていたら……!!
キターーーーー!!!MEGANE!!!
テンション爆上げで床ローリングしちゃう。
とおもってたら、コールもメガネにド興奮してたw
わかるよ…コール…。ドーンバリバリの衝撃わかる。
アレックスのMEGANEは良きです…(*´∀`人)*。゚+
※書き忘れてた追記※
1巻のレビューで讃えた修正、2巻は白抜きでした…。
解せぬ…(T^T)グスン (紙本購入です)
超楽しみにしてましたー
読みたいと思ってた作品が理想通り面白かった時の幸福感!!ありがとうございます!!
ニャンニャさんの描くアメリカーンな雰囲気が、会話が、男の子が、とにかく好きでして。
とくに私この作品に関しては正直倫理観とかあんま関係なくて、とにかく楽しませていただきたい!!という気持ちで読んでます。笑
結論、最高に楽しめました!
大っ好きなアレックスはもちろんコールの浮気相手ブラッドもはちゃめちゃに男前だし、今回はこの2人の見た目だけで既に8割方満足してました。コールの浮気ですら普段は私割と潔癖なはずなのにこんなイケメン2人と…羨ましい!とさえ思う始末。笑
コールが浮気した後アレックスとだと自分がツライ、別れよう!とまで思ってたのにアレックスの新たな一面を見てあっさり「ブラッド?なにそれ?」みたくなるの笑っちゃった。
キスした事は言うけどフェラされた事は言わないのもちゃっかりしてるし。
コールめ笑。
みんな大きな声で言わないだけで、こういうズルい所誰しもあるある!人間だもの。
で、そのズルさを憎めない感じで描けるニャンニャさんの作風やっぱり好き。
(コールの浮気に関してはお相手にもちょっと事情があるし)
アレックスがブラッドに詰め寄るシーンも良かった。
アレックス、一巻から薄々感じてたけどコールにどっぷり嵌ってますよね。
ブラッドには相手を見下してるとか言われてたけど、私は普通の嫉妬だと思ったなー。
コールの首絞めたりアレックスもちょっとヤバい奴みたいになってるけど、この人は誠実だしいい男ですよ。
ちゃんと常識人だし。
ゲイバーで誘われた時の断り文句が、「あなたが殺されちゃうから」って…コールを良くわかってますよね。笑
多分この先もアレックスはコールに振り回されながらもそれを楽しんで、手綱もギリギリだけど握って上手くやっていくんじゃないかな。
考え方の違う2人でも、お互い好きなら理解しようと頑張って関係性を築いていけるよ、ってメッセージも良かったです。
メガネ姿のアレックスを見たコールの擬音「ドーーーン バリバリバリ」個人的にツボりました笑。カミナリ落ちたのかな?こういう所もオリジナルで好きー
まさか続巻を読めると思わなかったです。
ニャンニャ先生の作品は嵌るととても面白いです。そしてアレックスが超絶カッコ良かったです!
一緒に暮らすようになったのに常に緊張して不安を抱えてたなんて、別れようかと迷走してたコールが空港で考え直してくれて良かった。
サンフランシスコに行ってゲイに誘われても上手く断るアレックスに、コール愛されてんじゃんと思いました。
そしてまさかのコールの浮気にビックリしました。コールに浮気を告白された時は許して別れないと言っていたのに、浮気相手であるブラッドの元に現れたアレックスの姿に胸キュンでした。
アレックスがモデルのゲームならコールでなくてもプレイしてみたいし、本物と2次元アレックスを堪能出来るコールが羨ましかった。ww
発売時、人気あるなーと思ったまま未読だった作品!
1、2巻まとめて読みましたが面白かったです。
まんま海外ドラマのような雰囲気が楽しい!
アレックスとコールの恋愛って、酸っぱいところも甘いところも、大人になりきった恋愛って感じでなくて、未熟な部分含め萌えます。
完璧男のアレックスと一緒に居ることによって生じるコールの苛立ちや苦しみ、焦燥感。
アレックスの事情でひと月近く離れていた二人だったから、コールの思考も余計そちらに傾いていったのだろうと思う。
アレックスの友人、ブラッドも魅力的でしたし。
帰ってきたアレックスの顔を見た途端、悩んでいたことが「知ったことかちくしょー」って吹き飛ぶコールに、相変わらずのちょろさ…と思いながらも、恋ってそんなもんか、とも思う。
顔を見たら、触れ合ったら、あらがえないこともきっとあるのだろう。
その後の展開でもブラッドは魅力的でした。ですので彼にも、幸あらんことを。です(^-^)
途中、アレックスとコールの日向と日陰の反する性質にハラハラもしましたが、最後はもう安心だと思えるハピエンに大満足♬
アレックスの車が自然災害で破損、車を買うためにゲームモデリングの仕事をするためコールと1か月離れることに。それに対して寂しいけども自由を感じるコール。
自己肯定感マイナスのコールには、完璧オトコ・アレックスと付き合うには自分はふさわしくないという後ろ向きな気持ちを抱えたままでいたため、アレックスと離れることで自然な自分でいられる気軽さを感じる。そこへアレックスの友達・ブラッド(ノンケ)が現れて急激に接近する二人。
とゆーところからブラッドを、アレックスと一緒に住む自宅に泊まらせるコール。アレックスはどうせ優しいから自分がノンケのブラッドと間違いを犯すとは考えないだろう、だってオレだよ?みたいな気持ちだったんでしょう。でも、予想に反してノンケのはずのブラッドは自分を口説きにかかります。ブラッドも、のちにアレックスに言いますが「おまえがなんで男なんかと」というところからコールに興味を持っていたようです。
それな。
コールも、つい絆されそうになってしまいますが、アレックスの顔(メガネ付き)を見た瞬間に吹っ飛びます。その吹っ飛び具合がめちゃ面白かったし、コールのごく単純にアレックスの見た目とセックスにいかに惚れていたかという微笑ましいエピソードですね。
遠く離れた街でも、浮気ひとつせずにちゃんとコールのところに戻ってくるモテ男アレックスの実直さを、コールは気づくべきでしょう。わざわざオッドアイだしヤレるからってだけでヤンデレ・コールと付き合ってるわけないじゃん。
コールのひたむきに自分を求める気持ちと、けなげなかわいさと、あと体にハマっちゃってるアレックスですが、ブラッドとのことを白状された(キスだけ)とき、自分のトラウマを告白し、「別れたくない」ときっぱり言います。聞いたかコール、君は愛されているんだよ。
しかし、これで終わるアレックスではありません。
彼のプライドはズタズタです。しかも、過去に因縁のあったブラッドのこと、すっかりその復讐と思い込んで彼のところへ赴きます。
その思い込みは、ブラッドに指摘された「コールなんかに浮気はできないと思ってたろ」が如実に表しています。
この「コールなんか」というワード。
1巻でリリーちゃんが言った「コールなんかにキスして」っていうのが、彼女はアレックス自身が「コールなんか」と思っていると知っていたのだと思います。「俺じゃなくコールなんかに」と、アレックスの考えが透けていたんでしょうね。
だから、コールの浮気未遂の原因はコールではなく浮気相手にあると勝手に決めつけることで自分の思う力関係を維持できると思ったんでしょう。そういうとこやぞ。
でもそこで浮気の詳細は明らかにされず(ブラッドが出来た人物で、あの時のことをこと細かに説明するような野暮な野郎じゃなかったことに感謝)、自分の闇をえぐられたアレックス。コールが自分より優位に立つことを許しがたいアレックス。思わずコールの首に手をかけるが、コールの苦悶する声に我に返り、すぐさま謝りフォローするところ、本気ではなかったのでしょう。しかしこんなことをせずにいられないほど自分は愛される存在ではないという抗いが見れてよかったです。
本当はひどいヤツで、こんな俺でもまだお前はそばにいられるのか。
これ、よくわかります。
いくら大切にされている感があっても、本当は自分はそんなんじゃない、自分の嫌な部分を見たらきっと離れていってしまうだろう?
このように、相手にぶつかってみて初めてわかる自分のカタチって、あると思います。乱暴ですが、相手の気持ちの許容範囲を測る方法のひとつです。アレックスについては、モテすぎるゆえの孤独感でしょうか。
(非行に走る子とかビッチとかもね)
でも、コールは離れなかった。可愛いコール。
しかも、アレックスと一緒にいることの意義を、いつの間にか見出していたところも、とても良かったです。
画一化された過去の女性たちの反応を裏切る、ヤンデレの低~いところからの目線ならではのアレックスとの共存方法を、コールは見つけていました。
コールも手首の傷のことを打ち明け、ふたりはお互いの今まで知らなかった部分を見つめ始めます。分かり合おうとする姿を見て、やっとホッとしました。
このシリーズ大好きなんです。
ニャンニャさんの人物描写が一筋縄ではいかない具合が秀逸です。
そして、アレックスの見た目(体込み)とコールの可愛さがたまらんです。
また読み直そうっと。