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表題作口の中の舌

ルーク・アンダーソン,学生
エリック・イトウ,学生,不感症

同時収録作品佐藤まさしの部屋

佐藤まさし,高校生
りく,高校生

その他の収録作品

  • まさしとりく
  • ルークとエリック

あらすじ

順風満帆に見えるカップルにも悩みはある。例えば、大好きな相手が不感症だったり…。積極的で前向きなルークと、無表情で大人しく、でもたまに大胆なエリック。出会ってすぐに惹かれあい恋人関係になった2人だけど、まだシてないことは沢山ある。日々煩悩を募らせるルークに対して、なぜかエリックは浮かない顔で…?最高に気持ちよく、対等なセックスの為にルークの試練の日々が始まった!カタブツ眼鏡×暴走天然ビッチの幼馴染ラブ「佐藤まさしの部屋」も同時収録♥

作品情報

作品名
口の中の舌
著者
ニャンニャ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799735176
3.8

(78)

(16)

萌々

(41)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
300
評価数
78
平均
3.8 / 5
神率
20.5%

レビュー投稿数14

ふたりで見つける最適解

ニャンニャ先生の十八番、海外の学生モノです!表題作(『口の中の舌』)ともう一作品(『佐藤まさしの部屋』)が収録されています。
どちらもティーンふたりの焦ったい掛け合いがたまらなくて、何度も読み返してしまいます。

表題作は、受けが不感症で性行為が上手くいかず攻めとすれ違ってしまう...というお話なのですが、キャラクターそれぞれに個性や信念があって、それが多くは語らせないけれど研ぎ澄まされた台詞回しと相まって、独特で癖になる空気感を生み出しています。

等身大に悩んだり迷ったり間違えたりしながら、時にはぶつかり合いながら、問題を解決しようとするところに愛を感じてグッときます。

同時収録されているお話もとても良いので、おすすめです。

1

期待の2作目!

ニャンニャ先生はデビュー作の「スイートハート・トリガー」が予想外にツボで新たに外国人萌えに開眼したので本作も心待ちにしておりました!

今回は口蓋性感帯という新たな萌え要素が加わり主人公2人もちゃんと両想いでしっかりイチャラブしていて良かったです。また外国人CPだし独特の距離感で進むんだろうか…という予想を遥かにいい方向に裏切ってくれて、作者さまの引き出しの広さもそうですが、萌え要素の世界は広いな〜と感心しました。性感帯探しに主題は置かれつつ、単に体の繋がりやエロシーン一辺倒にならずきちんと2人で本音を話して関係を進めていく過程もとても良かったです。

あとは毎度解せない、攻めと受けの突然の駆け引きでしょうか…。ラブラブハッピーかと思いきや、心のすれ違いで距離を置くのはそれまでの展開が平和で幸せすぎるからか心臓に悪いです。変にライバルが現れたとか家族から反対されてとかよくある外的要因でこじれるというのもありがち展開なのでそういうのがないのは好感が持てる一方、問題をひとつずつ乗り越えて絆を深めるプロセスに必要なすれ違いだったとしてもやや共感しきれず置いてきぼり感がありました。読解力不足ですみません。引き続き応援しています!長編が読みたいです。

8

アメリカンな若者カップル

ニャンニャ先生の前作が死ぬほど好きだったので、今作を読むのがドキドキでした。
表題作はやはりアメリカンな雰囲気漂うハイスクールラブです。
攻めがとにかく受けのことが好き好きっていうのが溢れてて、受けと一緒に気持ちよくなるために粘り強く諦めない姿勢も素晴らしかったです。
見た目も好みだし、可愛いところもあれば、たまに男臭いのとかも痺れます!!
それだけに、上手くいっていると思ったら不安になったとか言って急に受けと距離を置いたのはかなりマイナスでした。
萌え要素もたくさんなのに、とても残念でした。
受けもちゃんと男の子らしいところもあって、言われっぱなしじゃないのが良かったです。

7

前立腺でなくたって

ニャンニャさんは初読みで、事前情報無しに読みました。
表題作と、短編が1編収録。

「口の中の舌」
私、この話すごく面白く読みました。
というのは、前立腺一本やりのBL界に風穴を開ける作品だと思ったから。
それに、「不感症」の相手の感じるポイントを探すっていう心持ちがいいじゃないですか。
攻めのルークは感じ合うのがセックスだと考えていて、受けのエリックにも気持ちよくなって欲しいわけです。はじめエリックはセックスに消極的で、自分は感じなくていいとどこか頑なだったけど、偶然に口の中、口蓋にポイントがあることがわかり、この件は無事に決着。
それからの2人はHしまくりだけど、今度はルークがこじれる。
この件の理由はこじつけっぽいけど、エリックの涙に免じて許しちゃう。
すぐ2人は仲直りして、ここがまた私の推しポイントですが、ルークがエリックにプロポーズするのね。ひざまずいてないから愛の告白くらいの重さだと思うんだけど、これがアメリカ?が舞台となってる事の意味だと思った。
この2人は結婚できるんです。今この時代アメリカでは。なんだかズキーンときました。

「佐藤まさしの部屋」
メンドくさい幼馴染にロックオンされた男の悲喜劇、なんでしょうか?
フッたらビッチ化した、りく。でもその原因に身に覚えがあって罪悪感を抱いているまさし。
結局心配なのでりくと付き合う事にするまさしだけど、りくはすぐブルブルビクビクして、アブナイ人みたいに見えちゃいます。

「まさしとりく」
朝のトイレを覗くりくは変態。まさしをお口で攻めますが出たモノは飲まない。そこに驚くまさし。

「ルークとエリック」
仲睦まじいルークとエリックのベッドでのいちゃいちゃ。体位がエロいです。

7

一緒に問題と向き合う姿にジンワリ

ニャンニャさん2冊目のコミックス。

デビュー作では場面転換が唐突に入る部分が引っかかったのですが、
今作はそういった部分がなく読みやすくなってました(﹡´◡`﹡ )

8割ほどは表題作をじっくり楽しめ、+短編が1つ収録されています。

◆口の中の舌

【アッパー系ワンコ攻め×不感症ツンツン受け】
と帯に書いてあるのですが、アッパー系なのか???
前向きで明るい大型ワンコ攻めでした。

友人同士から両片思いを経てめでたくお付き合いを始めた2人。
徐々に深めていたのですが、興奮を抑えられない攻めを前に受けの様子がおかしく…。
受けは不感症だと打ち明け、感度が同じでないからと離れようとします。
淡々と自分を切り捨てようとする受けに怒りを見せる攻め。
"性感帯を探し、なかったら作る"と言いーーー。


してる事といえば性感帯探しなのですが、純愛っぽさもあってとっても良かったです!

最初から気持ちが向き合ってる2人の恋してる顔が可愛くてキュンキュン。
ーだったのですが。
セックスとなると途端に陰を落とし…(;ω;)
最初から諦めてしまってる受けを攻めが何とかしようと頑張る姿にジンワリ。

で、タイトルから予見できてましたが、口腔責めですよー!
お口が性感帯ってすごくエロいですよね////
無事セックス出来た後の攻めのお顔が笑えるんだけどウルっと。
うんうん、頑張ってたもんねぇぇぇ。゚(゚´Д`゚)゚。

そしてエッチがゴールじゃないのが良かったです。
2人で山場を超えたけれど、次に新たな不安が押し寄せて…。

若い2人が本音で語り合い愛を交わす姿が純愛映画のワンシーンのようでキュンキュン。
心に暖かいものが広がりました+゚。*(*´∀`*)*。゚+

◆佐藤まさしの部屋

【カタブツ眼鏡攻め×暴走天然ビッチ受け】
幼馴染のお話で、攻め視点で展開します。

攻めにフラれた受けは、好きな人とエッチ出来ないならーと出会い系でやりまくり。
攻めはその場面を度々目撃し苛立ちを募らせます。
攻めには受けが男に目覚めたキッカケに負い目がありーーー。


互いに好きは好きなんだろうけど、重さが違うというか…。
負い目に対して罪悪感に潰されそうな攻めと、攻めとエッチ出来るなら何でも嬉しい受けと、
比重が違いすぎてちゃんと付き合えるのか心配になりました。

足して2で割るとちょうどいいんでしょうね。
付き合いが長くれば上手く混ざり合うのだろうか…(-ω-)ウーン?

6

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