【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
「お前のこと好きだからお前のこと考えながらオナニーしてたけど、気にせず今まで通りの友達付き合いでよろしく」…って、一体どういうことだよ!?
これの前に読んだのがいい話すぎて期待はずれな感じになりました。読み直したら、普通に等身大の男子高校生で、現実にもいそうな感じのいい子でした。でも色々と気になるとこは、やっぱり気になる。
まず等身大だなと感じたのが、あすかが借りた体操着を投げて返すところ。普通の男の子っぽい感じがしません? この辺りから、現実にいそうな普通のキャラのカプな感じがしたんですよ。
最初の印象では、攻めがとってもいい子で受けをめっちゃ尊重するタイプだと思ってたんです。いやまぁ尊重するけど、一度読んだ後だとちょっとヘタレに感じたんですよね。今の関係が壊れるのが怖くて、「好き」が言えずに踏み出せないタイプ、みたいな?
あすか「オレだって海とエロいことしたい
けど 海の、、、デケェだろっ…」
あすかのセリフから、アレが大きいということは準備に時間と手間がかかるし、一人では大変だから海も手伝ったりとかするのでは?とか期待したんですよ。だって、それまであすかの気持ちを大事にしたじゃん? あすかの気持ちを大事にしたなら体も大事にするよね?! だからあすかの洗浄を待った後、拡張作業を手伝ったり素股とかしたり、それが出来ない日は兜合わせとかするのでは?とか期待したのよ。すっごく。なのに、なかった。そういうの一コマ分もなかったんだよ…。なぜ…。a(゚Д゚l||l)。o
妄想を広げすぎた私が悪いのか。でも一気に読めなかったんだもん。๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
準備は一人であすかがして終わり。海の家に行ってえっちしてハッピーエンド。まぁまぁ普通に納得のエンディングだけども。
でも最後の「あすかはパン屋になる」って何よ。その自信はどこから来るのよ。あすか的には将来決まってないって言ってるのに。決めつけてるのは嫌だな~。
いろいろとひっかかるところはあるけど、まぁそれなりにハッピーエンドでした。個人的には納得いかないけど。
初読み作家さんでしたが、可愛いらしい表紙絵に惹かれて購入しました。
なんと!表紙絵通りの可愛さっ!!
クールでむっつりな海(攻)×ちょっとおバカ陽キャでモテる春(受)の男子高校生幼馴染のお話。
きっかけは王道。海が春の名前を呼びながらオナニーしてるところを目撃してしまって〜からの、お付き合い、初エッチまでの2人の馴れ初め。目新しい展開はないものの、可愛らしい絵柄がキュンキュンさせてくれるラブストーリーです。
ただ、たまに髪色の描き方が変わるので、分かりづらい部分があったのが気になりました。
新鮮さを求めてる方には物足りないと思いますが、王道物が好きな方にはオススメです。
ほのぼの日常系のお話で、とても可愛いDK同士のカップル。絵と雰囲気とキャラクターが魅力的で好き。ハマるタイプの作風でした。
海の片思いから始まって、とりあえずのお付き合い。それでも期待しちゃうあすかにキュンとしました。拒否られて泣く場面が辛くって。その後のあすかの告白は不思議がいっぱいで、ずっと好きだったのが伝わるあすか側の描写が欲しかったです。
後半はDKカップルらしい進路問題と初H。長期連載なら一巻ずつ使うところを一話ずつでやっていった感じで、早送りっぽさがあります。大筋は全部ベタでした。
ストーリーは上辺をさらっと軽く流した印象なんですが、キャラの表情での伝え方がすごく丁寧で、淡々とした中に温かみもある空気感と相まって、充実した気分を味わえました。満足度が◎。
タイトルが合ってない点は残念かな。
次回作も気になる作家さんです。
電子で何度も読んでいたのですが、可愛すぎてたまらず自宅にお迎え。
海が一人でしているのを、偶然あずかが見てしまうところから話が進むBL的にはわりとありがちな王道展開から始まるのですが、とにかく二人が可愛すぎる!!
あすかに見られて問い詰められた海が、告白した後悩んでいるところが、もうたまらなくて……。切ない(´;ω;`)
諦めようとしていたはずなのに、やっぱり少しは期待してしまう。そんな海の心情が伝わってきて、キュンキュンしました。
あすかのことを海が本当に好きなんだなと伝わってきて、応援したくなる。
キスを拒まれたシーンも切なくて好き。
少しずつ恋人らしくなっていくのも可愛いです。
個人的に海の反応がツボでした♬
BLアワードの対象作品ページを見ていたときに、表紙のホットドッグとハンバーガーに惹かれて購入。
帯の「青春×性春」も気になる、幼馴染DKは好物!
常に女子に囲まれているモテチャラ男のあすか(陽佳 春)。
幼馴染の海(かい)とは、使用済み体操着を借りられるくらい遠慮のない仲。
だけどある日、その体操着をおかずに自家発電している海を見てしまって…。
相手の好意を知ってから、自分の気持ちを確認していくストーリーでした。
寡黙系生真面目DKは往々にしてムッツリなことが多いですよね。
そして常に女子に囲まれているモテ男は、遊びまくっているか、ただ戯れているだけかの2択で、本当の意味での「恋」は知らないパターンが多い。
あすかと海はまさにその典型でした。
ただあすかのモテエピソードがそこまで具体的に描かれていないので、うっかりすると恋愛対象じゃないけど一緒にいると楽しいっていうだけの男子に見えてしまいます。
モテてるのか?
せめて海目線の回想で、小学校からモテてたとか、告白されるシーンを何度も目撃して自分も告白したら、あすかはどう思うんだろう?みたいなのを入れてくれてもよかったかなあと思ったくらい、ただの楽しい男子っぽかったです。
作画的にずば抜けてイケメン!という感じには見えなかったせいかも。
そうは見えないけど一応「いつか女子に刺されるぞ」って言われるくらいにはモテるあすかが、実は「好き」という感情が分からないというところからのスタートで、「好き」という気持ちの解明から、自分が海に感じる気持ちはそれに当たるかどうかを考えて行くのですが…。
決定打が弱い感じが否めず。
この子が今まで周囲に群がっていた女子と個人的に付き合っていたかどうかは描かれていないので分からないけれど、ものすごい童貞臭を漂わせてくるので、「どういうキャラなんだろう?」っていう疑問が生じてしまう。
囲まれてるけど付き合ったことがないピュアっ子ですかね。
寡黙ムッツリくんとチャラいというよりただ楽しい男子が、既定のルート通りに恋を進めていく感じで、特に目新しい点は見つけられませんでした。
指輪のシーンは萌えたけど、指のサイズ、いつ測ったんだろう」という疑問が生じないでもなく。
幼馴染で母親同士も仲良しなのに、小学校時代のお見舞いで海の母親が「お友達が来てくれた」と言うのも不思議。
子供を介して知り合ったママ友なのかな?
「あすか」が下の名前だと思い込んで読み進める、いきなり出てくる「春」という名前。
てっきり海が呼ぶときの「あすか」表記と、岬くん(海の友人)が呼ぶ「陽佳」表記で、小学校からの親密さを表しているのかと思いきや、名字。
名字で呼ぶ理由が後半になってやっと出てくるので、そこまで「春 陽佳」なのかな?と思いながら読んでました。
ここを分かりにくいと感じたわたしの読解力が低いのか…。
全体を通して、海とあすかという人物の魅力を伝えきれていないせいか、あっさり読み終えてしまい。
キャラ設定からストーリー展開に至るまで、この2人だからこそ!っていうエピソードが見つからなくて、「こういう設定のときは大抵こう」というお手本通りでもったいなく感じました。
さくっと読むにはいいかもしれません。