幕が下りたら僕らは番

maku ga oritara bokura wa tsugai

幕が下りたら僕らは番
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×213
  • 萌7
  • 中立7
  • しゅみじゃない1

58

レビュー数
10
得点
195
評価数
51
平均
4 / 5
神率
45.1%
著者
ざらめ鮫 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801969506

あらすじ

「今はただ このαが欲しい」

密生はΩであることを隠して活躍するトップアイドル。
αばかりの芸能界にいながらも努力で上りつめ、いまや国民的アイドルとなっていた。
そんな密生が最近苦手に感じているのは、人気急上昇中の後輩アイドル・瀬兎。
才能に溢れ何でも器用にこなし、誰にでも愛される典型的なα――自分とは正反対の存在。

ある日、密生はステージ上で予期せず発情してしまう。
瀬兎のおかげで事なきを得たものの、今まで抑制剤で抑えてきた密生にとって初めての発情。
高まる興奮、イっても快感が収まらない――。
熱に浮かされた密生はαである瀬兎に助けを求めてしまう。
「身体のおくがへんだ…欲しい…もっとッ…」

「ビジネス番」から始まったトップアイドル同士の織りなす、エロス溢れる激動のオメガバース!

描き下ろし5ページ収録!

表題作幕が下りたら僕らは番

瀬兎真啓,19歳,人気急上昇中のソロアイドル,α
蜂谷密生,20歳,子役から活動をする国民的ソロアイドル,Ω

その他の収録作品

  • BONUS TRACK
  • カバー下・キャラクタープロフィール

レビュー投稿数10

トップアイドル同士がビジネス番に!

トップアイドル × オメガバース
トップアイドル同士ということで、華やかなストーリーをイメージしましたが、けっこうシリアスな内容でした。



主人公・密生(受)は、Ωであることを隠して活躍するトップアイドル。
"αに負けたくない"
"Ωであることを理由に甘えたくない"
そんな思いを原動力に頑張る努力家です。
両親や周りの人に支えられているという謙虚さもあります。
とてもいい子なのに、Ωであるがゆえに劣等感を抱え、生きづらそうな密生がもどかしい...(哀)

番となるα・瀬兎(攻)も、密生のコンプレックスを煽る人物なのです。
なんでも器用にこなし、人付き合いも上手い彼のことを密生はライバル視していました。

そんな彼と番になり、仕事ではメリットを味わうものの、複雑な気分の密生。
自分に懐く瀬兎に対し、あくまでも「ビジネス番」なので必要以上の関わりは持たないと宣言します。
それでもいつも真っ直ぐぶつかってくる瀬兎と接するうちに、密生の考え方は少しずつ変化していって...



第一話から最終話まで、ブレずにテーマが貫かれていたところがよかったと思います。
偏見や差別のある世界でもがき続ける密生を通し、
"ありのままの自分自身を受け入れること"
"自分らしく生きること"
を大切にしてほしい、というメッセージがよく伝わってきました。

ただ、実はずっと前から瀬兎は密生に憧れていて、せっかく共同生活してるのに、キュンとするシチュエーションが少なかったのは残念でした。
設定がおいしいだけに。
電子限定の描き下ろしが、ホクロの位置がどうのこうのでわちゃわちゃする話でほんと可愛いんですよ。
こういうの、ちょこっとでいいから本編でも見たかったな。

エッチシーンはよかったです!
オメガバースならではの、瀬兎がやたら首をがぶがぶしちゃうシーンがあって嬉しかったです。
しかも、密生が仕返しで噛みつき返すんですが...その噛みついた場所がね。
可愛すぎました。

1

キラキラアイドルの恋事情

今回は人気急上昇中のアイドルと国民的トップアイドルのお話です。

受様の発情で番になった攻様と関わりで生き方を変えるまでの本編と
攻様視よりでの裏事情的短編を収録。

受様は芸能活動をしていた両親の影響で、物心がつく頃には子役として
活躍していました。努力しただけ結果の付いてくる世界は受様に心地よく
受様は神童とまで呼ばれてるほどの才能をいかんなく発揮していきます。

芸能界でもトップを走る者達はアルファが多く、アルファの両親の息子で
ある受様は自身もそうだと疑いもしませんでしたが、バース性診断の結果
はまさかのオメガ性でした。

幸いにも両親は受様のサポートに徹し、母親は芸能事務所まで立ち上げて
受様のバックアップ体制を整え、受様は性別を隠して国民的アイドルとし
て忙しい日々を送っていました。

受様は薬で発情を抑えているのですが、最近効きが悪くなっていて検診を
したいとは思いつつも、受様のハードスケジュールではなかなか時間が
取れずにいました。

おりしも世間では最近オメガを狙って強制的に発情させる無差別フェロ
モンテロという物騒な事件が起こっていて、受様のマネージャーは今ま
で以上の注意を促してきます。

その日、受様は後輩グループのコンサートを見学予定でアリーナに入りま
すが、少しの熱っぽいを感じていました。そのため少し見たら帰るかと
思案していたのですが、同じく見学に来た事務所の後輩アイドルに捕まっ
てしまいます。この後輩こそが今回の攻様になります♪

攻様は4年前にスカウトで芸能界入りして以来、人気急上昇中で事務所内
では今や受様に次に来ると言われる男です。コミュ力が高く何でも器用に
こなす攻様はパーソナルスペースが狭すぎて受様は苦手な相手でした。

ところが後輩グループのボーカルがラット状態になるハプニングが発生、
攻様は薬が効くまでの間、受様とステージに上がると言い出すのです。

攻様は受様と共演するのが夢だった言い、受様と共にステージで最高の
パフォーマンスを見せるのですが、前座を終えた受様は完全に発情して
オメガバレしてしまうのです!!

受様の熱っぽさは発情の前触れで、攻様は受様を楽にするために手を貸
しますが、発情した受様は目の前の攻様が欲しくてたまらず、攻様も
受様の色っぽさに諍えず組み敷いてしまうのです♪

受様が初ヒートで抑制剤が効きにくくなったと知った攻様は今後の仕事
に支障をきたすと「俺でよかったら噛みますけど」と提案し、受様は
その場の勢いで提案にのって項を噛ませてしまいます。

受様は事務所の社長である母親に攻様とともに「番になった」と報告する
と、「受様に恋人ができて嬉しい」とあっさり祝福された上に「ユニット
を組め」と言われてしまうのです!!

なんでもコンサートの前座がサプライズライブとして大反響で、出演依頼
も殺到しているらしいのです。

果たして2人のビジネスライクな番契約は上手くいくのか!?

オメガである事を隠してトツプアイドルとなった受様と人気急上昇中の
アイドルである攻様のアイドル同士のオルガバースになります♪

クールビューテイな受様が一途なワンコ攻に絆されていくようなカプが
大好きな上、キラキラなアイドル同士のオメガバースって面白そうだな
と手にした1冊です。

アルファばかりの芸能界でオメガ性を隠して活躍している受様が、苦手な
後輩である攻様とハプニングで番になったばかりか、ユニットまで組まさ
れてしまうというスタートでコメディ色が強いのかなと思ったのですが、

攻様との関りで受様の中の気持ちの変化を、無差別フェロモンテロに絡め
て世間に浸透するバース性の優劣、男女に纏いつく固定観念に変化をもた
らしていくというシリアスな面もあり、とても面白かったです♪

オメガと判明した受様は、周りのアルファに負けない様、劣ったオメガだ
とバレない様にアイドル業に励むため、人との距離を作っています。そん
なツンツン系受様が懐っこい攻様と過ごすうちに徐々にガードを解いてい
くのに非常に萌えました (^O^)/

受様には"勢い"な番関係も攻様にとっては"策略"的な意図が見えてるのも
とっても美味しかったです。

早くも続編が決まっているとの事なので、そちらも楽しみにしています♡

1

アイドルものは顔がいい

オメガバース作品は作品によって微妙に細かいところの設定に差異があったり、どこに主軸を置くのかで萌えと地雷が紙一重なのですが、この作品は好きでした!このマネたぶんβだから危機管理意識低いんだろうなと。Ωと取り巻く世界についてイメージ出来てなさすぎて……かといって、同じΩやαをマネにした時のリスクを考えるとこうなってしまうのも仕方ないのかなと思いながら読んでました。
密生くんとトップアイドルでΩなのを隠してアイドル活動をしていて、後輩の瀬兎とステージに上がってる最中にヒート起こしてしまったために勢いで番になりましたという感じで、最初はアイドルを続けていくのに都合がいいからという感じでしたが、一緒に過ごすうちに心も近づいていって、雨の中のシーンからの車での一部始終が胸に刺さりまくりました。
最終的にはこの世界観が二人にとってやさしい感じで終わるので、えっちでハッピーでした!
しかし…アイドルなのでしばらく無理だったとしても、オメガバースなので二人の間にいつかは子どもが出来るのかと思うとにっこりしてしまいますね。

2

アイドル×オメガバース

αで芸能人の両親を持ち、幼い頃から芸能界に身を置き現トップアイドルの密生は自分もαだと疑わずにいましたが、バース性はΩだった…。

作品中のΩの立ち位置はあまり良くない印象で、密生もΩという事を隠して活動をしています。
ある日、事務所後輩のライブを見に行った先で突然初めてのヒートを起こしてしまい、居合わせたライバルで後輩のα・瀬兎と身体を重ね、さらには番まで結んでしまう事に。

Ωだと分かり、αに対して敵対心を持ってしまった密生。
築き上げてきた今までの自分のキャリアをも否定しているようで少し悲しかったです。

勢いで結んだ番関係ながらも、 自分のことを第一に気遣ってくれる瀬兎と過ごすうちに少しずつ密生の頑なな心情が和らいでいって良かった。

お話としてはとってもスムーズに進むのでサラッと読めます。
密生がΩだと公表した後も密生自身が面食らうほど世間の目は優しく、辛い展開になることもありません。

エッチなシーンは盛りだくさんで、ヒート時の密生の煽り方がまあ、エロかった。
それに応える瀬兎も余裕のない感じがまたいい。
ただ、電子(Renta!)の修正が真っ白抜きだったので残念でした。

ふたりの身につけている指輪とかピアス、瀬兎がウサギのネックレスをしていたり、服装も細かなところがカッコよくてオシャレで、顔面も良いので目が潤いました。

2

うまい!!

初読みの作家さんです。

本屋で欲しかった御本をゲットできず、欲求不満を埋める為になんとなく手に取ったこのお話…

端的に申し上げて……すごく良かった!!

すごく…すごく良かったんですけど!

最初は「えっ!?そんな軽い感じのノリで番になっちゃっていいの!?」と、やや焦ったりはしましたが、中盤から終盤にかけての展開がすごく盛り上がったし読後は全く気になりませんでした。そして何より…
何より絵が上手い!!!絵が…上手い!

すけべが上手い!!

あまたのすけべを読んできましたが、久しぶりに「うぉ〜〜うめぇ〜〜」と唸ってしまうほどでした。一読の価値大有りです。

そして「顔面がいい男たちのイチャイチャを見れたらいいや」という軽い気持ちで読み始めたものの、最後はホロリと泣かせれてしまうくらいストーリーも素晴らしかった!!
オメガバースの設定が生きつつも、主役たちがアイドルである意味もちゃんとある。

昨今の絵がきれいでえろがお上手な作家さんって、ストーリーがすかすかな方が多い…ような…気が…し…たりもしてたんですが(ただの主観です!すいません)本当にいい意味ですごく裏切られました!!!

キャラの葛藤が胸に迫るストーリーを読みたい方にもよし!
上質なすけべが読みたい方にもよし!!
おしゃれでツラがいい男たちを眺めたい方にもよし!!
ざらめ先生、ほかの御本も読んでみます。

1

書き下ろしが足りない!もっと読みたい!

最近、アイドルものやオメガバースものが多いのでまたかー!と思ったのですが、ざらめ鮫先生が好きなので購入しました!
とても良かったです!

アイドルとしての密生はすごくカッコ良くキラキラと描かれていて、仕事に対しても真摯でその姿勢を無下にしない様に気持ちを隠して密生の気持ちを優先する瀬兎に好感を持ちました。密生にとっては身体だけの関係で、後輩でライバルとしか思われていなかった瀬兎がだんだんと欠かせない存在になっていくところがすごく良いです。密生が自身の気持ちに向き合い瀬兎の支えがあり、前に向かっていきます。
それを年下ながら衝動などに流されず、忍耐力で献身的に支え寄り添う瀬兎がすごいです。
致すのもヒート時や密生からの時だけと。
Ωである事には興味なく、密生が密生だから好きなのだなぁと思えるお話で凄く好きです。

ストーリーも絵も読み応えのある一冊です。
密生と瀬兎がアイドルをしてるシーンは本当にキラキラしていて、作画も美しくアイドルで、少女漫画のヒーローのようにカッコ良く描かれています!致すシーンの密生はヤバイです(笑)色気と普段からは考えられないエロさと素直さのギャップが…。特に書き下ろし。瀬兎が煽られ過ぎてて、よく耐えてるな…。尊敬です。
書き下ろしが足りない!もっと続きが読みたいです。ストーリーが充実してたので、気持ちがくっ付いてからの2人がもっと見たいので、続編希望。

BLとアイドルどちらも楽しんで見れる二度美味しい作品です!

2

アイドル描写が素敵

初読み作家さまでした。
アイドルものが読みたくて購入!
うーん、すごくキラキラしてる。
絵柄が少し不安定なところもありますが、全体的に細い線で描かれた綺麗な絵柄です。
手の作画が美しいので、手フェチの方にもおすすめです!

アイドル×アイドル+オメガバースの業界ものです。
人懐っこい綺麗系×黒猫系美人でしょうか。
αである両親が芸能人という事もあって、自身も子役時代から芸能界に身を置き、今ではソロアイドルとして確固たる地位を得ている密生。
Ωである事を隠しながら芸能活動を続けているアイドルという、オメガバースとしては王道の設定です。
Ωを狙った無差別フェロモンテロが起きたりと、この作品の世界でのΩの地位はやや低めなのかなと思います。
主人公である密生はと言うと、αの両親からの理解や協力が手厚かったり、環境的には恵まれていますね。
あとは、番の解消なんてものも出来る世界のようです。

後輩グループのLIVEを見学に来た密生と、事務所の後輩であり、同じくソロアイドルとして実力と人気を伸ばしつつあるαの瀬兎。
後輩グループのメンバーにアクシデントがあり、急遽助っ人として共にステージに立つ事になります。
はける寸前にステージ上で発情し、Ωだという事が瀬兎にバレてしまい、楽屋で衣装のまま抱かれ「俺で良かったら噛みますけど」と、勢いとビジネス上便利だからという理由で番う事になり…

トントン拍子に愛もないまま発情の勢いで番になった2人。
アイドルとしてユニットを組む事になり、同居をする事になり…
仕事のための番関係のはずが、瀬兎と暮らし仕事をする内にいつしか違う感情が芽生え始める。
密生は、Ωである事に自身が1番コンプレックスを感じていて、αには負けてたまるか!と人一倍努力をし続けるとてもストイックな子です。
仕事に対してもかなり真摯に向き合っている印象。
だからこそαである瀬兎が目に付くいてしまったり、α以上にαが頂点だと思い込んでしまってるんですね。
αに負けないためには、芸能界に存在するためには…みたいな。
自分自身をギチギチに縛ってしまって、痛々しさすらも感じます。
そんな彼が、まぶしいほどに素直で真っ直ぐで、するっと懐に入り込んで来る瀬兎に絆されていく。
瀬兎の言葉に助けられ、気付かされ、やがてバース性ごと自分自身をありのままに認められるようになる。
お相手の瀬兎がなかなかの優しく思いやりのある良い子で、相手が彼じゃなかったらこうはならなかったのではと思います。
密生に憧れてアイドルになった瀬兎は、ずっと密生の事が好きで、ずっと密生の事を近くで見ていたんですね。
年下っぽい余裕のなさや可愛げも、素直さのある発言も良いキャラクターでした。
まつ毛の長い攻めがお好きな方はぜひ。

上にも書いた通り、体の関係から始まる王道設定です。
痛々しすぎるものや酷い展開もあまりないので安心して読めますが、これ!という目新しいものがあまり無かったのと、トントンと進んでいく展開が予想出来てしまう点、そしてSEX描写は多いのに恋愛描写がやや少なかったのが少し残念でした。
それほどまでに憧れていた人と勢いで番ってしまうのか…とも思ってしまったり。
マネージャーさんは仕事してません…

LIVEシーンの、会場のサイリウムの光もすごくリアルで、光と声援を受けて輝くアイドル2人の姿は本当に素敵だったのです。
化粧品のCMを男性アイドルがやるというのも個人的には大好きな設定でした。
アイドルをしている2人の描写や衣装がキラキラとしていて魅力的だった分、もうちょっとひとひねり何か欲しかったかななんて。
逆に、どちらかというと己のバース性に関して悩み葛藤する主人公が読みたい!という方におすすめ出来る作品です。

紙本修正は、白抜きor細白フチと薄トーンです。

2

好きだけど引っ掛かるとこがあった。

アイドルモノで努力家のΩが頑張る主人公、密生くんの話。
両親も芸能人かつαで子供がΩってことで家庭も大変かと思いきや両親はしっかりサポートしてくれてる存在で、Ωにありがちな辛い環境自体は無かったのがとても安心して読めました。(Ωと隠していたのもありますが)

表紙を見たときにもうちょっと芸能界のギスギスした話がメインかな?と思ってましたが、当て馬的な存在のキャラもおらず、ストーリーで人間関係が気まずくなるような空気がほぼなかったため重たいのが苦手な方にはオススメです!

絵も綺麗で読みやすく、表情豊かで空気感など惹き付けられるものがありました。

個人的に気になった点ですが
・マネージャーちゃんとマネージャーして
・ビジネス番が本当に番になるところ(上部だけ番だと思った)

主人公の密生くん、そこまでの売れっ子ならちゃんと身体を気遣ってマネージメント出来る人をつけてあげて……!って気になってしまった。
努力しすぎて倒れることがある程ならそれを踏まえてスケジュール組んであげてほしいっていうのが読んでてチラチラ気になってしまう点がありました。

番の方ですが、今まで薬で抑えてた発情期が出てしまったのをきっかけにαが多いこの業界で発情期来たら大変だから番になった方が都合が良くない?(この後合意はある)っていう勢いだけだったのがどうしても気になりました。
他に好きな人出来ても、発情期の度に仕事相手の人に解消してもらうの?一生?って思ってしまいました。
オメガバースモノである以上この流れなら番を解消する、と言い出すのも想像出来てしまったので余計だったかもしれないです。
ラブラブになるのは分かってはいるのですが心がくっつくのが遅めで密生くんが瀬兎くんを仕事相手として見ている時間が長く、気になる人はすごく気になる点かなと思ってしまいました。

でも瀬兎くんも密生くんも努力家で良い子なのは伝わってきましたし、お互いがお互いの実力を認めているので相手を貶すような言葉がなかったりして瀬兎くんと密生くんの絆がすごく暖かくて良かったです!
えっちもすごくえっちで可愛かったですし、6話目の最後のえっちの内容はとても胸がいっぱいになって可愛かったです。

2

この二人のライブに行きたい

オメガバース+アイドルもの。
分冊から追っていましたが特典、描きおろし目当てで購入。

Ω性を隠している主人公~というあるあるなテーマではありますが
Ωを対象としたテロ行為が起きている、少しだけ治安の悪い世界観の作品です。
(でも安心してください!約束されたハッピーエンドですよ!)

密生くん(受け)の事情を知った後輩・瀬兎(攻め)くんから
「仕事を続けやすくするために形だけの番を結ぶ」という提案されるのですが
最初に番になってしまうお話には出会ったことがなかったので新鮮な気持ちになりつつも
ちょっとちょっとそんなに簡単に番になっちゃうとか大丈夫なの?と心配になったのですが
この提案を受け入れてしまったのも、そんな世界に身を置いているからこその
密生くんの「仕事をとるか人生をとるか」という切迫した感じがわかって良かったです。
密生くんは今まで仕事一筋、Ωを隠していることもあり孤高に頑張ってきた子なのでトップアイドルだけれどプライベートでは他人と距離をとりがちです。
そんな彼の番となったのは事務所の後輩アイドルである瀬兎くん。
いや~~~もうね、この瀬兎くんがとっても気が利く存在でして…加えて光属性なので密生くんも知らず知らずのうちか絆されていき…ツン受けがデレていく様子はやっぱり最高です!
前半は比較的トントンと事が進み
大王道パターンですすんでいくのですが後半の追い上げと言うか
感情の揺さぶられ方はすさまじかったです。
打算的な関係からはじまった二人ですが、密生くんが瀬兎くんの言葉に耳を傾け、徐々に思いを寄せていく部分や、お互いを理解しようとする姿、
自分自身に向き合って受け入れていく様に感動せずにはいられませんでした。
アイドルのキラキラ感と、その裏で苦悩するΩの姿、
ビジネス的利害の一致からはじまる本物の愛…この作品に出会えてよかったと心から思える一冊でした。続編も楽しみに。


ストーリーとは別に、
この作者さんはキャラの服装や小物にもこだわってらっしゃてて
ライブシーンのキラキラ感など絵柄にとてもマッチしていて
この二人のライブに行きたい…うちわとかペンラ持って応援に行きたい!という
気持ちが爆発しました。ライブ行かせてください。

2

受けのツン→デレが至高

アイドル同士のオメガバース作品。

ちょっとこれはまずいくらい良かった。
まず題材(アイドルもの)と作画の相性がドンピシャです。画面作り、構図、キャラの美しさ…どれを取っても最高級でした。

受けである密生はα同士の両親から生まれたことに加え、幼少期から神童だなんだと持て囃されていたのでポテンシャル自体は高い子なんだと思う。
Ωだと判明した後も見捨てず支えようとしてくれた両親に応えるためにも今まで以上に努力しないと…!となるあたり、すごくストイックで素直で応援したくなる人物です。
ストイックすぎて、コップいっぱいに注がれたミルクのような、いつ決壊してもおかしくないそんな危うさを感じました。
そんな、ギリギリで生きてきた密生だから瀬兎とビジネス番を結ぶことを受け入れちゃったのかなー…と。

今までΩであるという事へ感じていた負い目が、
『性別にとらわれず真っ直ぐにその人自身を見てくれる』瀬兎と過ごすうちに
自分の中にもαに対する偏見があったことに気づいたり
自分は自分のまま(Ωのまま)いてもいいんだと変化していく様子が
The絆されツンデレ受け!と言った感じで萌え心的にもとっても良き。

後半からの流れは、わたしたちが生きる現実にも存在する様々な差別や偏見やそれに立ち向かっていく姿勢に似ている気がして瀬兎の言葉に思わず感動してしまいました…。
あの言葉は『アイドル、蜂谷密生』に憧れ、追いかけてきた瀬兎だったからこそ言えた言葉だし
だからこそ密生にも響いたのだと思います。


そこまで暗かったり重かったりするお話ではありません(むしろハピエン王道を貫いている)が
作者さんの絵柄や画面作りのおかげか
後半の2人の気持ちが重なっていくシーンはしっとりと、ゆっくり心に染み込むようなものもあり
改めて、誰かを思いやることの大切さが伝わってくるお話でした。

描き下ろしのラブラブっぷりというか、本物の番になってからの密生のエロさが天井知らずだったので
これから瀬兎は大変だろうな~とニヤニヤせずにはいられません…。笑

続編も楽しみにしています!

4

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