現代に召喚された鬼×平凡なオタクリーマン 「俺の魔力をお前に注いでやる――」

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表題作還れぬ鬼との桃日和

慧葉,鬼
桃瀬紀生,25歳,オタクなサラリーリーマン

その他の収録作品

  • [描き下ろし]好きって散々言わされた夜の事
  • あとがき

あらすじ

ファンタジーや異世界モノが大好きなオタクリーマン・桃瀬が見つけたのは、
昔よく読んでいた「召喚大全集」。

懐かしくなった桃瀬は、かつての厨二心がむくむくと沸き起こり、
久しぶりに“運命の僕”を呼ぶ召喚術を唱えてみることに――
すると突然、押し入れから鬼の慧葉が出てきて!?

見えない力で結ばれた、鬼×リーマンのちょっぴりHな日常BL!

作品情報

作品名
還れぬ鬼との桃日和
著者
晴屋うまこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040647869
4

(39)

(14)

萌々

(14)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
154
評価数
39
平均
4 / 5
神率
35.9%

レビュー投稿数6

ライトなファンタジー

ヲタクリーマンが召喚魔法唱えたら成功して和風ファンタジー?などすけべインナーの鬼が召喚できちゃった話。

運命の呪い?で一定距離から離れられない二人。でも会社には行かなきゃ・・・ってことで、『まあセオリーどおり他の人には見えないでしょ!』と思って出かけたら、見えてる!!!!し、ふつーに受け入れられてる!!というなんともゆるーい設定。

呪いの解き方も、何か凄い試練があるとかじゃなくて、他の鬼の力を借りてチョロっと・・・簡単だ!というか、鬼さんは解き方わかってたけど『好き』って言わせたくて待ってた?のか?(平和系ゆるファンタジー!

えちしーん、そんなに多くないですが、受ちゃんが可愛いです。サラッと読めるファンタジーです。

0

お似合いなふたり

運命の相手として鬼を召喚してしまった桃瀬と
その鬼・慧葉との暮らしが描かれていました。

召喚され押し入れに現れた慧葉が食事中だったというのがいきなり面白くて
横暴で不機嫌そうでちょっぴりコワいのに、すぐには還れないと知ると人間の生活にうまく溶け込むような順応力の高さもツボでした。
桃瀬のチョロさも丁度よく、なんだかんだお似合いなふたりにほっこりしました。

わりとトンデモ設定なお話なのだけど、きちんと桃瀬の気持ちの変化がわかるような展開だったので現実味があって読みやすかったです。

0

あっさり読めました

ドラえもんよろしく押し入れから登場する美形の鬼に、それを普通に受け入れている始まりがとても普通じゃなくて面白いと思いました。

オタク故の出来心が思わぬ結果になってしまった召喚術から、あっという間に鬼とセックスしてしまって、このお話はどんな着地点を見せるのだろうと正直言って不安になりました。

それでも険しい顔をしながらも日常に溶け込む鬼の存在が面白かったし、受け入れている周りの人間たちの反応も面白かったです。

やたら絡んで来る占い師の正体と、何も言わないで占い師から引き離す慧葉の思わせぶりな態度がちょっと引っ張り過ぎかなと思ってしまいました。正体が分かってからがあっさり過ぎて、肩透かしを食らった感じです。

個人的に阿と吽が可愛かったので、もっと活躍させて欲しいと思いました。

桃瀬のふとした表情に絆されて行く慧葉と、慧葉を還したくないと思い始める桃瀬にとても萌えました。

ただやはり占い師の存在を引っ張り過ぎた割には危険では無く協力的な相手だったのが期待はずれだったので萌でした。

0

良かった

鬼なんて、と思いきや
妙にリアリティがあって面白かったです

桃が可愛いくて
鬼がカッコよくてシンプルに良かった

ストーリーは王道展開なのですが
絵が綺麗で読みやすい

ファンタジーなのですが
日常感がすごくあって
それがとてもテンポ良く
引き込まれました

桃が戸惑いながらも
快楽に溺れながらも
鬼の優しさに気付いて
絆されていく感じが
すごくよく伝わってきます

鬼がエサとしてだけでなく
桃といることに心地よさを感じて
わかりやすい嫉妬丸出しなのも
可愛かった

1

非日常が馴染む日常

平凡なオタクリーマン・桃瀬は休日のまったり気分の中、気まぐれに中学の時に買った召喚魔法の本に載っている『運命の僕』を召喚する呪文を唱えてみたら、押入れから和風ファンタジー味溢れる出で立ちの鬼の慧葉が現れます。

威圧的で横暴で不機嫌な慧葉を還したいのに、召喚で魔力を使い切り、慧葉を還す魔力が無くなってしまった桃瀬。
すると慧葉が桃瀬のお腹に交わいで自分の気を注ぐと言い出し、セックスをすることに。
これで還れるかと思いきや、桃瀬の唱えた召喚の呪文が『運命の相手』だった事で成就しないと離れられないという事態に…。

離れられないので桃瀬の会社にもついて行く慧葉を周囲の人達はめちゃくちゃ自然に受け入れ、非日常が馴染む日常、という現実とファンタジーが融合した不思議な感覚です。
あとがきで作者様が描きたかった感じなんだと知り納得。

手の描写がエロくて、慣らすために爪を切る慧葉がなんだかんだと優しいし、照れると尖っている耳先まで赤くなるのがすごい可愛い。
阿と吽のマスコット感や空気を読めるいい子感も良かったです。
ただ、慧葉がほとんど着衣で交わるのでせっかくのドスケベインナーの全貌と裸体が少ししか拝めなかったのと、慧葉を撮影した写真が見たかったのと、桃瀬の名前を一切呼ばなかったのがちょっと残念でした。

4

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