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kimi to hasu no niwa de
戦後間もない、日本が戦争に負け皆、生きていくのに必死で米兵がたむろしている時代。
徴兵で恋人を失った珠緒。
(己は体の弱さで徴兵がかからなかった)
生きていく為に男娼となった所へ
戦死したはずの恋人と瓜二つの男が現れる。
弟の吾郎だ。
吾郎は珠緒がずっと好きで、でも珠緒は吾郎の兄を忘れられず面影を重ねてしか見れない。
だが一途で想いをぶつける吾郎に惹かれていく珠緒…。
これだけならBLあるある内容である意味安心出来る話だったんだが………
ある時、洋パン(外国兵専門の娼婦)が他の娼婦狩りをしにくる情報が入ったが、町中に出ていた珠緒、吾郎は知らない。そこへ追われていた娼婦が珠緒に逃げるよう促すが自身が足を挫き、その瞬間!珠緒が米兵に捕まってしまう。珠緒は吾郎に挫いた娼婦を頼むと伝え……
その後のページをめくるのが辛かった。想像容易かったので……
で、見てショックだった。
男だから!とかそんな話ではない。
そもそも人間扱いではないその行為に憤りしかなかった。
でも、そういう時代背景だったのだろうなと戦後の日本は。と改めて思ってしまった。
ハッピーエンドではあるが重い鉛のような気持ちも残った作品だった。
でも、これが嫌なシーンとかの捉え方ではなく現実にあったのだろうな。と思う捉え方でした。
このシーンが無ければ深みもない作品でしたので良かったと思います。