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表題作もふもふ雪神さまのお嫁入り

ウルマス
25歳,山奥の村に住むユキを保護した青年
ユキ
18歳,雪神の子供

その他の収録作品

  • もふもふ雪神さまは新婚さん
  • あとがき

あらすじ

本当は――ずっと、一生おまえといられたらって、思ってたよ

ユキはユキヒョウの耳と尻尾を持つ神さま。
一緒に暮らすウルマスが大好きなのに、彼はユキを神さまのもとへ返そうと提案してきて…!?


人好きな雪の神たちは、眷属であるユキヒョウの姿を取って山を降りてくる――。
山奥の村に住むウルマスは幼い雪神の子供を拾い連れ帰る。
ユキと名づけられ、村人たちに崇め慈しまれて育ち、ユキはいつしかウルマスに恋心を抱くようになっていた。
ところが――「ユキが大人になったから、約束はもう終わりだ。神様の国に帰ってくれていい」。
ウルマスはユキを育てる代わりに、雪神から村に恩恵を受けていたのだ。
愛情いっぱいに育ててくれたウルマス。
変わらぬ一途な想いのまま、ユキはある覚悟を持って神の国を去るのだが…。

作品情報

作品名
もふもふ雪神さまのお嫁入り
著者
葵居ゆゆ 
イラスト
ミギノヤギ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784576201436
3.9

(42)

(12)

萌々

(21)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
163
評価数
42
平均
3.9 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数9

同人誌を購入したので

先に「雪神さまともふいちゃ子作り」を購入したのですが、本編未読だと判明してシーモアさんで特別版を購入しました。

不安になるとユキが尻尾を抱えて、更にあむっと咥えてしまう描写に可愛くて凄く悶えてしまいました。

そして、成長したユキをウルマスが避けてしまう理由も想像出来てしまいます。
なので両片思いはバレバレなので、そんなには萌えませんでした。

全ての出来事が予定調和のうちって感じで目新しさは感じませんでした。そこがちょっと残念でした。

ただ人間の精を受けてもユキが神様のままだったのと、ウルマスが絶倫なのが意外でした。
かなりのムッツリだと思います。www
「もふもふ雪神さまは新婚さん」を読んでウルマスのイメージが変わりました。

1

もふもふ

ミギノヤギ先生の絵が好きで購入しました。


人間と神様のお話です。
神様のユキはユキヒョウの耳と尻尾を持つ神様で、
とあるきっかけでウルマス(人間)に拾われ育てられます。

ユキはウルマスが好きで、ウルマスもユキのことが好きなのですが
拗れに拗れて拗れまくります。
二人がくっつくまでに何回涙したことか…(;_;)

ユキがすごく鈍感なこともあって
ウルマスがユキを避けている理由が普通はわかりそうなのに
ユキにとってはそれが何故なのかわからなくて何回も傷つきます。
ユキがほんとに健気で何回もウルマスめー!!と思いました。

ユキを神様の世界に返した後はほんとにもう…(;_;)
ユキはずっとずっとウルマスのことを考えて
泣いて泣いて泣いて…。
ウルマスが最後にくれたぬいぐるみがあれば
少しでも悲しみが楽になるのでは?と思って
ウルマスが居ないであろう時間に家に戻ります。
そこにウルマスが帰ってきて話が進むのですが
そこでも最初は気持ちのすれ違いが生じてて
もうもうもう!ってすごくじれったかったです。
でも、その後にウルマスが言う
「本当は――ずっと、一生おまえといられたらって、思ってたよ」でもう…(;_;)
やっと気持ちが通じ合ってすごく嬉しかったです。

その後は幸せなお話ばかりだと思っていたのに
そんなことはなくまたすれ違いがあって
ウルマスはもっとちゃんとユキに言葉で伝えてあげてほしいなぁと思いました。
まぁ、もうひと悶着乗り越えたらラブッラブでしたけどね(*´ω`*)
その後は毎日ユキに気持ちを伝えるウマルスにニヤニヤしました。


『もふもふ雪神さまは新婚さん』を読んで、
ユキは純粋無垢なのでウルマスが変態プレイをしても
それを普通だと思っちゃうんだよなぁ…と、お話を読みながら思いました。
ウルマスむっつりドスケベなんですよ…。
ほんと…(*´ω`*)
あぁ、これからユキは染まっていくんだろうな…(*´ω`*)
でも、ウルマスが溺愛してるのがよくわかったので
それはすごく良かったです〜(*´ω`*)

2

ウルマス素直になって!

ユキの感情がジェットコースターのように幸せ↑悲しい↓の繰り返しでしたね。こっちも悲しい時は泣けて泣けて。両視点なのでウルマスの気持ちもわかって良かったです。

まさかシュエとウルマスの間にそんな約束があったとは。切ない!しかもユキは村やウルマスの弟への加護のために優しく育てられただけなのだと思って。
ユキがいたせいで約束のせいでウルマスは自分の幸せをつかめなかった。ごめんなさい(泣)なユキ。

ちゃんとお互い言葉にして伝えればいいのに!と何度思ったか。
まあ境遇やら立場やらあって言えなかったんでしょうが。

ユキがウルマス恋しさに耐えられず、神の国を飛び出して。そっとウルマスを見守れればそれでいい、もう神の国には戻らないとまで考えて。

そして村に残ることを許されるユキ。幸せだったけど、それでもウルマスは本当のところはどう思ってるの?
別にユキのことを特別好きなわけじゃなく、みんなのために一緒にいてくれるの?とまたユキは悲しんで…。

やっと最後の方はウルマスも言葉を惜しまずユキを愛してくれて。授かるといいね!

ユキ視点が多いので切なくて悲しくてしんどかったです。本当に運命の二人かもしれませんね。
ユキがしっぽを抱いたり噛んだりするのが可愛かったです。

1

獣耳尻尾でもふもふで可愛いが詰まった神様

 出会ったときのユキがめっっっちゃくちゃ可愛い……。猫みたいにクンクン匂いを嗅いで安心したあと、甘えるように両手伸ばして抱っこせがんでくるの……可愛すぎる。
 獣耳尻尾は正義。成長してからも可愛い。

 村長の妻? スニタがデリカシー無さすぎてイラッとします。
 ユキが女の子だったら〜、男を嫁とは言わないでしょ〜
、女の人を嫁って呼ぶんだ〜、ユキが女の子だったら子供が見られたのに〜、とか言うセクハラおばさん。

 人間に近づくための貫通準備。
 指で慣らされてる時点で涙が出てしまって、ごめんなさい泣かないからって言ってるところにキュン……。
 獣耳尻尾(ちゃんと人耳は無い)! 神様受け! 好みのど真ん中でした。
 あとがきの後の、番外編SS二つも可愛いの渋滞。
 した後、疲れて毎回寝ちゃうの可愛い。

 唯一気になる点が、キャラの口調。「〜だものね」「〜しないもの」みたいな。「〜だもんね」「〜しないもん」でいいと思うんだけど。
 だもの〜で一気に台本感と女感が出てきて、そこだけ苦手でした。

3

ユキヒョウ買い

御多分に洩れず、私もユキヒョウが大好きです。シッポはもちろんのこと、まるで手袋してるかのごときもふもふの足。たまりません。

ユキヒョウの事はさておき、このお話は非常にじれったい!もうね、ウルマスに「この!ヘタレ!肝心なところを話せよ!」と檄を飛ばしに行きたくなります。

ですが、彼はユキが神様だということを実体験として知っているわけです。
神様となると下手に人が手出しできないのはわかる様な気もする。
なので、この設定では仕方のないすれ違いなんだなぁと。

オリンポスみたいな感じの神の世界です。割と人間臭くて、面白かった。

とても初々しい2人の夜はもどかしいですが萌えます。楽しく読みました。


2

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