――この力は、神から与えられた十字架《ギフト》――

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表題作SANCTIFY霊魂侵蝕1

ウィリアム・ギルバート
27歳,刑事
ランス・ハンター
33歳,エクソシスト

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

自身の境遇から馴れ合いを求めず、孤独に生きる【エクソシスト】のランスのもとに、1件の捜査依頼が舞い込む。
それは悪魔に魂を魅了された人間【堕落者】が殺されるという特異な事件だった。
捜査を進めるなか、身辺の補佐をするという警察官・ギルバートと出会ったランス。
初めこそ煙たがるも、臆することのないギルバートの態度に少しずつ心を解かしていき―

謎の警察官×孤独なエクソシスト。
出会ったのは偶然か、必然か――。

北米・アジアを中心に大反響!
GODSSTATIONが送る超常現象サスペンスBL、遂に開幕!!

作品情報

作品名
SANCTIFY霊魂侵蝕1
著者
GODSSTATION 
作画
生鐵落 
原作
Fox^^ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックス PLACEBO collection
シリーズ
SANCTIFY霊魂侵蝕
発売日
電子発売日
ISBN
9784773072389
3.8

(69)

(26)

萌々

(21)

(12)

中立

(6)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
16
得点
256
評価数
69
平均
3.8 / 5
神率
37.7%

レビュー投稿数16

ホラーサスペンス的BLいい

絵がきれいでかっこいいです。
読みにくさなくさくさく進むのがいいですね。
こういうホラー的な作品に孤児院が出てくると、それだけで怖い想像してしまうんですけど(孤児院の子どもたちが悲惨な目に遭うフィクションが何作が浮かんで)

まだ1巻、序章なので舞台背景、設定、謎…の導入ですが、おもしろくて引き込まれます。
ギルバートが何者なのか。
ランスとバディ的に活躍するところが見られるのか。
お互い救いの存在となるBL的展開が見られるのか。
と前のめりになってしまいます。
2人とも色っぽいのがいいです。

巻末カラーがきれい。
特にランスのブルーの瞳が美しいです。

─悪魔との接触は人々に狂喜を与えるものだと言われている
─対して神は人々に痛みを感じさせるだけだ
この言葉が一理あるな…なんてちょっと思いました。悪魔、神を比喩として他のものに置き換えて考えてみて。堕落する者の言い分ですねw

2.3巻楽しみです。すぐ読みます。

0

謎多き1巻

初めての作家様です。

電子だとどうかわからないのですが、
紙だと左開きなのでなんだか新鮮な気持ちでした。


エクソシストの生き残りのランスと、警察のギルのお話。
…と言っても、サイコパスな要素が多く
そこまでBLが強いわけではありません。
ドラマを見ているような気持ちになりながら読みました。

1巻ではとにかく謎が多くて
私の脳みそでは何がなんだか…。
ランスの過去もわからないし、ギルがなぜこんなにランスに執着しているのかもわかりません。

多分読みすすめると理解できると思うので
2巻も読みたいと思います。

1

ゾクゾクする序章

病み病み、闇、お耽美好きにはゾクゾクくる!
まだまだ序章なのと難しいのでハテナがいっぱいだけど、
そのハテナがどうつながってくのか…ヤバそうな臭いがプンプンする!!

海外ものだからかページの向きが逆だけど、
電子でもちゃんとこの方向はめくれませんって注釈出てきて助かった。
とにかく絵が美しい美しい。
海外物でも挿入断面図とか矢印で抜き差し描写するってのも面白かったです。

残虐な殺人事件を扱ってるので、そこは好みが分かれそうだけど、
In These Wordsとかサスペンスものとか好きで
グロいの大丈夫な私はグロさ上回るイケメンっぷりに魅了されました。
まだまだ、物語が動き出したばかりなので2巻が楽しみ。

3

1巻で折れないでほしい!

2巻が発売され、それを読んだあとのレビューです。
1巻のレビューは「中立」としていますが、2巻は「神」です。是非続きを読んでほしいという気持ちで書きます。

まず、2巻は「神」だと言いましたが、合わない人は確実にいます。そのための注意点が2つあります。
・本の見開き/コマの読み進め方が真逆
 慣れるまではページ捲ってすぐ右上見てしまってセルフネタバレしてました。ストーリー楽しむ前に別のところに神経使ってしまうのでもったいないです。

・ちょっとグロい
 サスペンスと書いてありますが、悪魔や悪魔信仰とかの凄惨な事件現場の描写が出てきます。一応ぼかしてありますが、残酷な描写であることは確かなので苦手な人は読まない方がいいです。(ちなみに私も得意ではないです)

これらがクリアできそうであれば是非読んでほしいです。
1巻は正直難しくて、エクソシストの仕事内容と悪魔信仰のなんたるかを理解するのが精一杯です。ただ、訳が分からないけれども読み進めるうちにハッとする経験があったので、懲りずに2巻まで読んで良かったです。

絵柄は濃厚ですが、とても美しくて私は好きです。
彼らが全力でいかがわしいことをする日を待ち続けます。

3

おどろおどろ、開幕

ホラーっぽい、オカルトっぽい、そんな世界観大好きなので大〜きく期待して読む。
内容はかなり血生臭い。
悪魔崇拝、子供の虐殺。
恐怖と恨み。生まれ変わってでも果たしたい復讐。
苦しみの悪魔祓い師。
暴力的な性的妄想…
そして、超絶的に端正な美麗画。

舞台装置は揃っている。揃いすぎている。
だけどまだこの1巻目では何とも言えない。
というのも、こういうオカルトというのは「仄めかし」が重要なジャンルで、さてどこまで恐怖の正体を匂わせるか、どう展開の方向をチラ見させるか、その辺がかなり難しい。
私個人の感想では。
この物語、これから誰が何をするのか、が何となく見える。要するに「仄めかし」のバランスがあまり良くない。
勿論予想が合ってるかどうかわからないけれど、合ってれば「やっぱりね」にしかならず、合わなければあっと言わせる方向でなければダメなわけで。
それはこの1巻では何もわからない。

ではBLとしては。
終盤、謎めいた警官・ギルバートの抱える性的ファンタジーとしてのエロシーン描写あり。それは昏い妄想でかなり暴力的で倒錯的。
薬物を使って、抵抗できないランスを強姦して、写真を撮り、傷つけて…
ここまで描いてしまうと伏線にもならないように思ってしまった。オカルトものは情報は小出しにする方が面白い、のに。
次巻でこの妄想は実現するのか逆に甘く心を通わせるのか。どちらに転ぶかで作品全体の印象がガラリと変わってしまうだろう。そして、どちらになっても読者の半分ががっかりするだろう。難しい展開、難しいつなげ方にしてしまったなぁと思う。
絵柄は萌x2、内容はまだなんとも言えないので総合「萌」で。

1

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