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異世界で もふもふ生活 始めました! 獅子王×身代わりの花嫁
異世界の自分に巻き込まれて急に入れ替わってしまった受と、入れ替わり前の人物を良く思っていなかった攻の、言葉が通じない難易度高めなゆーっくりと心を通わせるお話。
他の冬眠シリーズなどなど好きな作家さんなのですが、このお話も当たりでした!
言葉がわからないから、態度や声色、表情、さまざまな事に目を向けて身振り手振りでコミュニケーションを測ろうとする様子が良かった。言葉がわからなくて怯えきってる受に四苦八苦するライオンさんな攻、ライオンやうさぎさん達に戸惑いつつもモフモフに抱きついたりしちゃう受に萌えました!言葉がわからない不便な異世界転移、楽しく読めました!
伊達きよ先生作品を追っかけ中。
簡単に意思の疎通がはかれない言語不通ものが好きなので、読み進めてすぐ駄菓子の当たりを引いた気分になりました。
ここまで言葉が通じていない作品はあまりないのでは?
物を言っても通じない設定がよく効いていた1冊だなあと思います。
ひょんなことから異国どころか世界線が異なるところで生きる人物と人生を入れ換えられてしまった莉央。
そんな主人公の莉央がなかなかに内向的と言いますか、ぎゅっと自分の殻に閉じ籠ってしまうタイプ。
口下手で物言えない彼の意識の変化が見どころありでした。
それも攻めの獅子獣人・アルヴァロと使用人たちが怯える莉央をゆっくりゆっくり解いていったからこそ。
想像していたよりも弱々しく庇護欲を唆られる莉央の姿に、噂で聞いていた王子像と随分違うぞ?と、体の大きなアルヴァロが莉央に「ほらこわくないよ〜」と言わんばかりに少しずつ慣れさせていく図がすごくかわいい。
無意識下の溺愛攻めが良いんですよねー!しかも不器用!
過保護なほどに受けを気遣ったり、毎晩一緒に眠りながらの極上のグルーミングタイムを過ごしたり…
なんだかもう、終始攻めがかわいくて仕方がなかったです。
全体的に心の距離重視で丁寧に描かれている作品といった印象が強いです。
ただ、良かった一方でちょっと長かったなーと思うところありでした。
「あの時このキャラクターはこう思っていた」の答え合わせが出来る視点違いって、本来であればヤッター!と両手をあげて喜びたくなるはずなのですけれど、萌えるシーンも多々ありつつ、同じシーンの視点違いverが何章も出て来るとさすがに飽きてしまった。そりゃあこのページ数になるよなあと。
それだけ丁寧に描かれているとも言えますが、直近作品と比べるとやはり魔法設定の甘さが気になりますし、この長尺さにはいわゆるWEB小説感は否めません。
(直近作品は全体的にすっきりとまとまっていたので、プロデビューされる+担当さんが付くのは大きいなと思ったり)
何作か追ってみて、異なる種族の恋や愛を描くのが上手い作家さんだなあと思いました。
受けの成長と攻めの溺愛っぷり、じっくりと回収されるタイトルはすごく好き。好感が持てますね。
『春になるまで待っててね』が凄く好きで
こちらの作品も購入しました。
もーすっっっっっっごく良かったです!!!
読み進めていくとわかるのですが、
タイトル通りモノを言わなくても愛を語るお話です。
異世界トリップモノで、異世界の王子と人生を入れ替えられた莉央と
獅子王のアルヴァロとの恋のお話です。
魔法国家の第15王子のリォルと入れ替えられた莉央ですが、
顔は同じだけど性格が全く違うんですね。
傲慢で堂々としているリォルに対し、自分に自信がない莉央。
アルヴァロは傲慢な王子が嫁いできたと思いきや
全然違うので戸惑うアルヴァロ。
そもそも莉央はこちらの言葉がわからないし、
莉央の言葉も誰もわからなくて会話を交わすことが出来ないんです。
会話さえ出来ない莉央とハックィンズで莉央に仕える兎たち(アンディとラルゥ)。
そしてアルヴァロ。
どうなっていくんだろう…ととてつもなく惹かれ一気に読みました。
アルヴァロはもちろんなのですが、アンディとラルゥがとても可愛くて
登場人物にすごく癒されました。
ちょっとずつちょっとずつですが
確実に二人の気持ちは近づいていきます。
その気持ちの流れが丁寧に書かれておりすごく良かったです…!
二人が結ばれてほんとによかった…!
そしてすごく気になったことが…。
アンディとラルゥのお話の感じで、莉央は子供を授かることも可能な身体なのかな…?と思いました。
もしそうならその素敵な二人の未来も見てみたいなぁ…と思わせてくれる素敵な作品でした(*´▽`*)
攻めの言葉やお付きの人の言葉が「****」で表示されてる小説、初めて読みました。
ほんとーに言葉通じないんですよね。
なんだけど。
いくら言葉が通じないにしても、名前のやり取りくらいしないのか?と思ってしまって。
もっとも、受けの莉央は、自分の言葉で自分の意思を伝えることが恐ろしくなったという心の傷ゆえに、言葉を基本的に発しないんですよね。
だから言葉のやり取りがないほうがむしろ居心地が良さそうだし、特に不自由を感じていなさそうなんだけど、それにしたって、こんなにも親切に仕えてくれる兎兄弟と、名前のやり取りくらいしたってバチは当たらないのにと思ってしまったんです。
もしかすると獣人族の言語って、例えばただの鳴き声でしかなくて人間には習得不可能なモノなのかなとか思ったんだけど、獣人族の狐が話す様子を傍らで聞いた莉央は、「内容はまったくわからないが「****」とすらすらと水の流れる如く流暢に話している」とある。
「鳴いているようにしか聞こえない」のではないんですよね。
なら会話は無理でも、名前とか簡単な単語くらいはできそうなのに、一切やり取りをしない莉央の姿になんかイラっとしてしまいまして……。
トラウマゆえに話せないとしても、周囲の言葉を理解したいって気持ちにならないのかなぁと。
結構読んだつもりなのにまだ半分にも達しておらず、莉央にも変化が見られないのでちょっとウンザリしてしまい、一旦そこで脱落。
で、怪しげな狐による「治療」で周囲の言葉は少しずつ理解できるようになるんだけど、莉央の言葉は最後まで通じない。
日本語は異世界では「この世ならざる言葉」ゆえに、次元を超える魔法を使えるものしか聞き取れないらしいとのこと。
ふーむ、わかったようなわからんような……いや、わからない……。ごめんなさい。
受けの言語獲得にどこまで魔法が絡んでるのか、私にはわかりませんでした……。
例えばシーン54で莉央が「こちらの世界の言葉を話すことができる魔法」を学んだ結果、「話すことが出来るだけで、言語や単語の学習は、一から自分でしないといけない」とあるので、「単語習得はコツコツ自力でやらないといけないが、話すことだけはそれなりに出来るようになった」という意味なのか?と思いきや「拙い会話しかできない」とあって、ズッコけた。
もしかして「言語の学習」って文法も含んでてそこも自力なのか?
魔法……意味あるのか?
それって単に独学では?
それじゃ発音だけは魔法のおかげで上手という意味なのか?と思いきや、「発音がとても難しい」らしいんだけど、どうやら自力で頑張って少しずつ習得してる様子。
マジで魔法ってなに?
下手に「こちらの世界の言葉を話すことができる魔法」なんか登場させずに、獣人語をコツコツ頑張って習得してます!で充分だったと思う。
最初のあまりにもお世話されっぱなしの受け身な莉央の姿にはヤキモキさせられましたが、いろいろあった末に「伝えたい、伝えなきゃ」となり、変化していく姿は良かったし、タイトルへと繋がるアルヴァロの言葉もすごく良かったです。
再読なんですけど、同じところばっか読んでて、進まん!
好きなんですよぉ。という箇所が数カ所あってですねぇ。
初対面の場面から始まり、2人の心の距離が縮まる場面の数々が、クスッと笑えてホンワカしてワクワクするんですよ。
で、私今まで異世界でも大体言葉が通じる話を読んでいたんで、××××というのが新鮮だったんです。
あーそりゃそうかも!って感じでした。
登場するキャラの個性も面白いです。
言葉が通じないけど、心が通じるっていいお話。
言葉が通じないのは大変ですよねー。
でも言葉が通じても話が通じないよりはいいかもなぁ。
あ、また訳の分からない感想でごめんなさい。