本当の家族よりも家族らしい、真実の愛の物語―― ストーリーテラーの見多ほむろが贈る 感動の家族愛、2冊同時発売!!

コミック

  • いびつなボクらのカタチ(下)

いびつなボクらのカタチ(下)

ibitsu na bokura no katachi

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作いびつなボクらのカタチ(下)

沢田伊吹
介護職員,シングルファザー
阿部佑真
ピアノ講師

同時収録作品いびつなボクらのカタチ

吉田伊吹
高校生
沢田誠二
会社役員

あらすじ

7年付き合って、生涯を共にしたいとまで
考えていた彼氏に、置手紙一つでフられた佑真。
自暴自棄になり行きずりの男と身体を重ねた翌朝、
実家で一人で暮らしている母親が転んで怪我を
したという報せが入る。慌てて実家に帰ると、
そこには見知らぬ男・伊吹が!!
ところが彼は、介護士の仕事をしながら
男手一つで娘を育て、偶然町で出会った母のことを
気にかけてくれていたらしい。
しかもその彼の娘というのが、佑真が教えている
子供向けピアノ教室に通う生徒・舞花ちゃん
だったことが判明!! 母のことを
「おばあちゃん」と呼び、かなり懐いている様子だ。
お互いに片親同士であるということもあって、
その日から家族ぐるみの付き合いが始まって…!?

作品情報

作品名
いびつなボクらのカタチ(下)
著者
見多ほむろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608469
4.5

(285)

(202)

萌々

(52)

(21)

中立

(8)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
24
得点
1289
評価数
285
平均
4.5 / 5
神率
70.9%

レビュー投稿数24

子供は敏感に感じている

それがいい方に転ぶか、悪い方に転ぶか。

作者さん買いで、上下まとめての感想です。

とにかく切ない。
途中うるっとさせられるところもありつつ、
終始切ない!
お互いに気持ちはありそうなのに、
お互いが何か事情を抱えていて素直になれない。
その辺のすれ違いも切ないのですが、
それぞれが抱える背景がまた切ない。

けれど、出てくる人たちが皆優しいので、
ホントに救われます。

よくある子連れBLとはちょっと違う展開。
いや、
展開的にはそう変わらないのかもしれませんが、
心情がちょっと違う。
自分ファーストになりきれない伊吹と、
そんな伊吹に惹かれつつも
一歩踏み出せない佑真さん。
もどかしいけれど
どちらの葛藤もよく分かる!

そんな二人の関係に
ブレーキをかけるのも
加速させるのも舞花ちゃん。

最後の終わり方がいいなぁv
好きだなぁv
で、評価は「神」で!

0

伊吹の生い立ちに号泣

上巻は、これで二人が惹かれあって…とか思いつつ下巻を手に取ったわけですが。
もう、のっけから、伊吹…彼の辛さや、やるせなさ、誠二との出会い。
なんとも言えない深さにびっくりしました。

そして、佑真には佑真の事情もある事を知った伊吹。
もう、彼らは自分の思いを隠せないところにいました。

あー、これは家族の物語なんですよね。
いろんなカタチの家族がいていいと思えるし、いつも一緒にいなくても、支えるべき相手と支えてくれる相手がいることが大切なのであって。

いわゆる王道の結ばれストーリーじゃ無かったんですが、それがより身近に感じられて、ほんとに良かった。
舞花が素直に良いこに育って、伴侶を見つけて結婚式をあげるまでになって。
彼らの愛情のおかげで、彼女はしっかり育ったんだと思えました。

もう、自分達の想いだけで走ってもいいよ、ってことだと思います。
彼らの恋の行方が楽しみで、なんとか制作して欲しいなつ思いましたた。

0

愛と再生の物語

素敵なあなた達のカタチですね。

まさか下巻で明かされるあれやこれや。
伊吹と舞花が…。そりゃ伊吹は舞花が本当のことを知ったらって不安ですよね。しかも若い身で幼い舞花を一人で育てて。
母の治療でもあんなに悩んで苦しんで、また大切な人を失って。つらすぎる(泣)

舞花も賢くて行動力があってパパ想いで。

みんながみんなを支えてるんですね。良いカタチにおさまったのではないでしょうか。

あのエッチはなんだか覚悟のエッチというか、激しくて。佑真には伊吹をまるごと受け止めてあげてほしいな。

最後のシーンは、あれ?デジャブ?と思ったら!そうか〜(泣)良かったね!
伊吹がまだまだ若い!

知り合えて助け合って大切な人になって本当に良かったですね。
こりゃ一回読んだだけでは私には難しいかも。また必ず読み返します。その時にどう感じるか楽しみです。

0

誠ニ…

とてもいいお話だったと思っているんだけれど、伊吹ってまだ10代の内に、一人で子供を育てる道に誘い込まれちゃった、困ってるとこに金で将来を買われてしまったんじゃ…って見方しちゃうとちょっとしんどくなってしまう
だって、子供いたら恋人作るのも骨だし…誠ニはゲイは結婚するわけでもないからってそこんとこ軽く見てんじゃないのかと思っちゃう

だって、治療費払えないんなら生活保護受ければ良い話なのに…そうじゃなくても高額療養費とか限度額認定とかちゃんとやればあんなこと頻繁にする必要なんかないんじゃん

看護師利用したりしてたくらいだし、情はあったんだろうけれど舞花のことしか考えてなかったんだろうと思う

高給取りってんでもなさそうな若いお父さんの一人親家庭だけどピアノ習うゆとりがあったりする理由は解った
でも、舞花んちピアノなさそう…香澄んとこで弾いてたのかな
ピアノ教室ってのが子供に慣れてる以外に特に何もない気がするはちょっと残念だった

あと、タチッパナシってどういうことなの?普通に絶倫てことなの??

絵がとてもきれいで特に伊吹すごくカッコよかった

0

複雑な人生は人を優しくするか

人物の背景が盛りだくさんで、そんなにいろいろあってよくグレなかったなーと思ったり思わなかったり、、。優しい話だな、という読後感もあったのですが、設定の畳み掛けがすごいせいか「入り切って感涙する」まではいかず、何だかもったいないです

大人も子どももアダルトチルドレンだらけだなあ。複雑な人生は人を壊してしまうか、優しくするか。最終的にハッピーエンドではあるのだけれど、、

ムスメちゃんがものすごくいい子で、読んでいて心が温まると同時に、結婚後は、パパたちだけでなく、彼女自身も、自分の人生を自分のために生きてほしいなと思いました

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP