俺を・・・嫌いになったか

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表題作女王殺しの血族

ノア・セント・ジョーンズ,ローエン士官学校3年生,名門ジョーンズ家子息
マホロ・ボールドウィン,18歳,ローエン士官学校の1年生

同時収録作品女王殺しの血族

ジークフリート・ボールドウィン,21歳,闇魔法の血
マホロ・ボールドウィン,18歳,魔力を増幅させる石

あらすじ

「マホロ、キスをしなさい」オスカーにさらわれ、ジークフリートの異能力によって身体の自由を奪われて人形になってしまったマホロは、ジークフリートに命じられるまま動くことができなかった。
ノアに会いたい・・心でそう願うマホロは、ある出来事をきっかけに、「過去」のジークフリート、「現在」のノアを視て、マホロをよく知る光の精霊王に出会う。
一方、マホロを奪還するため動き出したノアだが、光魔法の血族を抱くことができるのは、闇魔法の血族だけという血の縛りに苦悩していた。けれど、闘いの中、ノアにある変化が生じて!?
謀略と対立、愛と憎しみが交錯する怒涛の第三弾登場!!

作品情報

作品名
女王殺しの血族
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
烈火の血族
発売日
電子発売日
ISBN
9784813013273
4.8

(136)

(124)

萌々

(9)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
663
評価数
136
平均
4.8 / 5
神率
91.2%

レビュー投稿数15

正統派ファンタジー

シリーズ未読の紳士淑女の皆様、ちょっとお耳を拝借よろしいでしょうか。
BL小説界に正統派大作ファンタジーが降臨してますよ?読まなくて大丈夫ですか?読者の一員となり「マジかーーーー!!!」と身悶えしながら年越しを迎える仲間になるなら今のうちですよ?

不思議が溢れる魔法の世界。
本筋は、国に仇なす敵陣営との闘いではあるものの、王族や魔法を受け継ぐ各血族の事情が複雑に絡み合い、善悪の二元論だったはずの構図がじわじわと様相を変えてきているシリーズ3作目です。
ここにきて、本来は推理や仕掛けのあるサスペンス系を得意としていた夜光花さんの本領がこれでもかと発揮され、わくわくとハラハラが大量に詰まってました。
あちこちで気になる伏線と謎、明かされる事実と共に二転三転するストーリー展開。インフレ手前の登場人物数なのに混乱させない個性的なキャラ造形。甘さと危うさを孕んだノアとマホロの恋愛。
これらを見事に調理する夜光花さんの手のひらの上でごろんごろん転がされました。見所ですか?全部でしたね。

面白すぎてドラマCD化飛び越えてアニメ化で見たいな。奈良さんの絵が動くとか想像しただけで胸熱。年末ジャンボ宝くじ当たったら投資してもいい(真剣)

18

ついに…

夜光さんの「血族」シリーズの3巻目。順番としては『烈火の血族』→『花嵐の血族』に続いての今巻になります。前巻が刊行されたのが2020年の5月。ということで半年で続巻となる今作品が刊行になったわけですが、夜光先生の筆の速さに驚かされます。

夜光先生×奈良さん、×SHYノベルス(ヤバい、3Pみたいになっちゃった…)って最高過ぎる組み合わせですが、今シリーズもめっちゃ面白い。続きものなので前巻が未読だと理解できません。未読の方は順を追って読まれることをお勧めします。

ということでレビューを。
これねー、ネタバレなしで読んだ方が絶対に面白いのであまりネタバレしないようにレビューを書こうと思いますが、前2巻含めてのネタバレが若干あります。ご注意ください。





王族、その下に貴族、そして一般人。
という階級がある国に、魔法を使える人間がいる。彼らが18歳になった時に入学できるローエン士官学校を舞台にした今シリーズ。前巻はジークフリートにマホロが拉致られてしまったところまでが描かれていました。

今巻はその続きから。

マホロがジークフリートに指示されたオスカーによって連れ去られたことを知ったノアは、血眼になってマホロを探し始めるが―。

マホロと出会ったことで良い意味で変化したノア。
ノアへの嫉妬心もあって闇へと落ちてしまったオスカー。

この二人を軸に、ジークフリートのマホロへの執着心を描きつつ、ジークフリートの狙いを少しずつ読ませる。そこに、マホロの本質を絡ませることで、彼らの関係性や「闇」の奥深さをも魅せる。

夜光さんの手腕に脱帽です。

ノアの変化は紛れもなくマホロとの出会いのおかげであり、マホロの優しさとノアのパーフェクト感が見事にミックスされ、もう敵なしじゃね?と思うのですが、そこからまだまだ続く怒涛の展開に次巻が待ち遠しすぎてどうしようかな、と思うほど。

マホロも、彼自身が持つ優しさが、ノアと出会い、彼に愛され、愛したことでパワーアップしてます。彼の強さの本質は、彼の優しさなんだろうな。

そして今作品の大きな謎の一つに、「ギフト」があります。
その人のいちばん大切なものと引き換えにもらえる「ギフト」。

誰でももらえるわけではない。
そして、その人の「一番大切なもの」と、引き換えになること。
このギフトがね、今巻の大きなキモの一つになっています。

序盤、プラチナ3(ローエン士官学校の優秀な生徒に贈られる称号)の一人・レオンの回顧から物語はスタートします。読み始めたとき、なぜこのエピソードがここに収録されてるのかな?と思ったんですよ。思ったのですが。

いやはや。
素晴らしいです。さすがです。夜光先生。

そうきたかー!
って感じ。

もう完敗です。面白すぎる…!

で。

拉致られたマホロが無事にノアのもとに帰ってこれるのか、というのが前巻からの謎でしたが、このストーリーも秀逸です。一つの謎が解明したと思ったら次の謎が現れる。どうなるのか気になってページを捲る手が止められない、次巻が楽しみになる、という夜光マジックにまんまと踊らされてしまうのです。

BLという点も、萌えがヤバい。

ノアの、マホロに伝えるセリフがどれもすごくカッコよくって悶絶必至です。マホロのことが大切で、その想いが滲み出ちゃってる。クールなノアはどこに…?といった感もありつつ、そんなノアのカッコよさにKOされました。

マホロに仕掛けられたモノにより二人は身体を繋げられずにいましたが、そのエピソードも秀逸。エロいし、萌えるんですよ。きっちり。ついに…!という展開でめちゃ萌える。

でも、萌えだけでとどまらないのが夜光さんならではか。

おー。
おおー。
そうきたか。
どうなるの?

という、さらなる謎を残したまま次巻へと続きます。シリーズ通して使われているタイトルの「血族」、そして今巻のタイトルの意味。少しずつ、ジワジワと見えてきて、うわー!ってなりました。

でね、作品はもちろん素晴らしき神作品なのですが、そこに華を添えるのが奈良さんの挿絵。

どのイラストを切り取ってもため息の出る美しさ。
敵対してしまったジークフリートですらイケメンて、これどういうこと?

今シリーズは見開きで奈良さんの挿絵が見れるという素晴らしい造りになっていますが、これがもう素敵すぎて。ダークな内容でありながら、いや、ダークだからこそかな。痺れる美しさです。

もう、早く続きが読みたい。
正座して、次巻をお待ちしております。

15

面白すぎてすごいしか言えない

続編が楽しみなシリーズのひとつ。
もう、もうね…本当に面白かったんですよ…
少しずつ読もうと思っていたはずが一気に読んでしまいました。
念のためネタバレありにチェックを入れていますが、詳細についてネタバレはしていません。
この巻に関しては予備知識0の方が絶対に面白いと思うので…
既刊が好みだった方や続きが気になっていた方はまずは早く読んで欲しい。多分あっという間に読んでしまうと思う。

そして、奈良千春先生のカバーイラストがまた麗しくて素敵なんですよ。今回のカバーもたまらなくないですか?本文のモノクロイラストと見開きイラストも大変素晴らしくて、お話の世界観とぴったりの最強のタッグだと思います。
毎回色が変化するカバーデザインも好きで。デザイナーの野本理香さんが担当されているそうです。
お話もイラストもデザインも「好き」が詰まったシリーズ。
ああー、手に取れるのが幸せだ。紙本最高でした。

夜光花先生作品って、シリーズものが多い印象があるのですが、巻数が多くなっても中だるみする巻がひとつもないと思うんです。
お話は面白く、どの作品も手に汗握る展開あり、そして萌えもしっかりとある。これってすごいですよね。
刊行ペースが早いのもすごく嬉しい。時々、夜光花先生は何人かに分身しているのではないかと思う時がある。

続きが気になる状態で待っていたシリーズ3作目。
いやもうすごい。さっきからすごいしか書けていなくて申し訳ないのですけれど、すごい。
見どころしかなくて、どこがどうだと書けない…
まずは、やはりなんといっても文章が読みやすい。
架空の国のファンタジーですし、魔法が登場したり、カタカナ名の登場人物が多かったり、決して血生臭くはないとは言えなかったりと、人によってはとっつきにくいテーマだと思うんです。
でも、夜光花先生の文章は入り込みやすいというか、気付けば夢中になって読み込んでしまう魅力があるんだなあ。戦闘シーンも非常に読ませますよね。
この設定なんだったっけ?みたいなものもないですし、無駄なエピソードはなく、萌えとお話を読ませる力がたっぷりとある。そんな作家様な気がします。
今作も謎や伏線の張り方と回収もお見事で、そうきたかー!と思わず前巻・前々巻を読み返してしまったり。
ダークファンタジーとしても秀逸、BLとしても秀逸。
これまでの謎を少しずつ明かしつつ、まだ明かされていなかったり、新たなる謎や気になる展開が絶妙に散りばめられていて「続きが読みたい!」となるんです。
キャラクターの掘り下げもお上手なので、読んでいく内にどれが正義でどれが悪なのかが分からなくなってくる。
単調さとは無縁の、魅力的なキャラクターと展開が織りなすジェットコースターのような作品なのですが、置いていかれることもなくしっかりとついていけちゃう。
しかも面白い。最高じゃないですか。

1作目からノアのキャラクターが好みすぎて、頭を抱えてウワーっとなっていたのですが、巻数を増すごとにさらにかっこいいやら、それだけではないやらで萌えが膨れ上がります…好きです…
ノアとマホロのBL成分も大満足でした。
どのキャラクターも魅力的すぎやしませんか…好きです…

読み終えた後に、帯を外して裏表紙をじっくり見てほしい。奈良先生すごい…
はたして次のタイトルはどんなものになるのでしょうか。
次巻が本当に楽しみです。

最後にこれだけ。個人的に好きなノアの質問シリーズと、ノアのお兄ちゃんのニコル再登場がとっても嬉しい。
セント・ジョーンズ兄弟に萌えてしまう。

10

小説読みの幸福を感じます

この本、最高!
レビューも多いので、今回はネタバレなしで書いてみたいと思います。

今まで私は夜光さんの本は「目に見える様な表現で凄い」と書いてきたんですけれど、これ、間違いでした。
見える以上だよ。
『私の視覚の能力を超えるほどのことを文章の力で見せてくれる』っていうのが正しい。
読んでいる最中は至福のひと時でした。

じゃあ視覚に訴えている奈良さんはどうなんだ、っていう話なんですが。
こちらはこちらで奇跡のイラストだと思うんですよ。
絵なのに物語っちゃっている!
私が特に打ちのめされたのはこの本に収録されている一番最後のイラストですよ。
見開きのこのイラスト、ドラマの情報がどれだけ詰まっているんだか。

『文章は今起きている事象を明確に映し、イラストはその関係性や心情を雄弁に語る』って……これを最高と言わずして何を?

ドラマの内容にしても、登場人物全員が魅力的なんですよねぇ。
正義だけの人や清純であるだけの人っていうのがいないんですよ。
光魔法の一族である主人公のマホロでさえも、複雑な心情を抱えて、心の内を隠したりするんですもの。
同様に悪だけの人というのもいない。
前の巻では「ええっ!オスカーが?」っていうのがありましたけれど、この巻でも様々な方々が色々な面を垣間見せてくれます。
登場する全てのキャラクターの造形が単純じゃないんですよね。
だからこそ、彼らがどう動いて大きな物語にどう影響を及ぼしていくのか、その影響がノアとマホロのふたりの物語をどんな風に動かしていくのか、想像するともうワクワクが止まんない。だって、絶対私の想像の枠内に収まらない展開を見せてくれるだろうと思うんですもん。
ああ、なんて魅力的なの!

10

恋にかけられた命の天秤

血族シリーズ3作目。

良くも悪くも余韻の大きさに心臓バクバクが収まりません。複雑な感情がせめぎ合ってるけれど一言でまとめるなら「面白かった!!!」に尽きるんですが…ですが…ですがッッッ。゚(゚´Д`゚)゚。

私は読み終えた後に orz ←このポーズのまましばらく動けませんでした。感情を処理するのにいっぱいいっぱいですよ…。もう…。なんなん…。なんなん…。最高の気分で萌え転がるのも楽しめたけれど、やるせない悲しみも襲ってくるのなんなん…。

『質問。千人の命を救うため、愛する人の命は奪えるか?』(「烈火の血族」帯より)

これがただの例え話ではなく真実味が帯びてきて、この先どうなってしまうんだろうと思いました。ノアとマホロの未来だけでなく、一国の未来すらも見えません。何が敵で味方かもわからない。憎しみの連鎖も生まれそうで心臓が押しつぶされそうです。

けれどそんな不安定な部分も含め魅力的で引き込まれる作品だなぁと実感しました。個人的にファンタジーを読み慣れないのもあって1~2冊目は壮大な世界観に追いつくので精一杯になりながら読んできましたが、今作は先が気になって気になって、はやる気持ちを抑えながら読み、一喜一憂で感情を揺さぶられ、読み終えた後は抜け殻になり、改めてすごく面白いなと。そんな気持ちを込めて神評価です。

また今回も奈良さんの絵が神がかってました…!「烈火の血族」と今作の表紙を比べて、ノアの顔つきが違うところが素晴らしい。おぼっちゃん然を残している烈火の頃より目つきやオーラに凄みが増してて、さすが奈良さんです(∩´////`∩)中の挿絵では安定の緻密さもさることながら、エッチシーンも最ッ高♡隅から隅まで舐めるように見て最高の気分を楽しみました////


さて、本編の感想。マホロが連れ去られ、ジークフリードの術によって心が奪われてしまったところからの続きになります。

「花嵐~」オスカーの構成と同じように、レオン視点のお話から始まります。ええ。オスカーの例があるのでただの回想なんかじゃないよな…と冒頭からドキドキハラハラ。レオンの真面目さと忠誠心は強さの源でもあるけれど、弱点でもある。彼の人となりが既に伏線だったようです…(;ω;)

そしてマホロたちを追うノア一行の様子や、
ジークフリード達の次なる目的へと物語が展開していきます。

マホロを連れ去られたノアの怒りや喪失感は…。1度はマホロの命を失いかけた直後のこれですからね;荒ぶるノアの痛々しさが切ない反面、少しずつ少しずつノアの闇が引き出されていくようで少し怖い。今までの冷淡さは特権階級+能力持ち由来の可愛げがあったんですが、次第に可愛げを越えていく冷淡さにゾクゾクっと。マホロを愛するが故といえばそれまでなんですが(;ω;)

反対にジークフリードは目を覆いたくなるような残虐さをみせてくるのに、マホロの不思議な力によって明らかになる事実が…なんかね、ちょっとね、ジークフリードを憎めなくなるというか…。ジークフリードがギフト・人心掌握を得たかわりに奪われたモノ。彼が一番大切だったモノ。それを知った時に何とも言えない複雑な気持ちが沸きました。

子供時代にほんの少しだけマホロとの関係が違えば。主従じゃなく幼馴染みのようだったら。大切なモノが奪われる前だったら。現状が変わっていたかも知れない。たらればの話なんですが切なさが過ぎります。

そんなこんなで色んなコトが少しずつ明るみになりながら直接対決(と書くとライトですが、実際は残虐性が強くシンドいです)を経てマホロは無事ノアの元へーーー。

短期間で2度もマホロを失いかけたノアは険のある雰囲気に変わりつつあって、個人的にはノアの凄みにハラハラしたんですが。。。

一国の危機・大混乱の最中にマホロと再会するなり「早くセックスするぞ!」状態のノアに大笑いし、変化を見せる前のおぼっちゃま然としてた頃と変わらない部分にどこかホッとしました。(「烈火~」で1度はカッコよく去ったのに「やっぱりヤらせろ」と速攻戻ってきたアホかわいいノアをふと思い出す…笑)

そしてそして甘~~~いセッ( ´艸`) ♡♡♡

宣伝ツイートで初合体することは明言されていたので書きますが、初合体きました…!!!ノアの余裕ないガッツキっぷりにめちゃくちゃ萌えるし、マホロの泣き顔が可愛くて可愛くて可愛くて∞。奈良さんの挿絵では体格差萌えもバッチリです♡♡マホロ全身を包み込むようなバック挿入の絵図に興奮しました(∩´///`∩)サイズが違いすぎる…可愛い…めっちゃ萌える…すごい…。(ちなみに特典の書店共通ペーパーは事後がノア視点で描かれてて、これまた萌えます///)

まぁ、でもあれですね…。
魔法が発動せずにエッチが出来たということは…って話にもなってくるので、エッチ=ハッピーとはいかないのがもどかしいですね;あとマホロが天然でノアが地団駄踏む恋人未満(?)状態も一筋縄じゃいかなくて成長が楽しみです!

そしてそして日常に戻ったかと思いきや、レオンの伏線がラストに。これはホンット心が折れました。続きが気になりすぎて苦しい。続きを早く下さいお願いしますと祈るの必至です。

最後に個人的な余談萌え話ですが、「花嵐~」でニコル登場に兄弟萌えが発動したクチなのでニコル再登場にテンション爆上げでした。基本魔法団側の人間として周囲には毅然とした話し方なのに、ノアに注意するときだけ「駄目だよ」の「だよ」って言い方にキュンキュン////急に"お兄ちゃん顔"になるのめっちゃ萌える…!ニコルとノアの兄弟萌えがツボです。でもニコルは何かを隠しているようなので不安が残る…。

敵味方が曖昧で、ノアとジークフリードの印象が時々重なり…。次巻にはどんな伏兵が待っているかもドキドキ。そして今はとにかくレオンが心配。続き早く~~~!待ち遠しいです(;ω;)

9

この作品が収納されている本棚

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