花嵐の血族

hanaarashi no ketsuzoku

花嵐の血族
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神63
  • 萌×216
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

7

レビュー数
8
得点
385
評価数
81
平均
4.8 / 5
神率
77.8%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813013266

あらすじ

あいつに奪われるくらいなら、お前を殺したい

十八歳になった年、ローエン士官学校に入学したマホロは、
そこで運命と出逢った。
類い稀な才能と美貌を持ち、マホロを熱愛する火の血族のノア。
それに、マホロを幼い頃から守り育てながら、
今では敵になってしまった闇の血族のジークフリートだ。
ジークフリートはマホロをノアから奪い返すべく、
あらゆる手を使い、闘いを仕掛けてくる。
マホロは自分に対する独占欲と情熱を隠さないノアに
惹かれる一方で、ジークフリートを敵とは思いきれずにいた。
そんな中、ノアの友人でマホロを特別視していたオスカーが
「ねえ、俺 ──君のこと好きになってもいい?」と参戦してきて!?
魔法と闘い、恋と裏切りの第二幕、開幕!!

表題作花嵐の血族

ノア・セント・ジョーンズ,ローエン士官学校3年生,名門ジョーンズ家子息
マホロ・ボールドウィン,18歳,魔力を増幅させる石を心臓に埋め込まれている少年

同時収録作品花嵐の血族

ジークフリート・ボールドウィン,21歳,闇魔法の血族の直系者
マホロ・ボールドウィン,18歳,魔力を増幅させる石を心臓に埋め込まれている少年

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数8

素晴らしい世界観に萌える

『烈火の血族』に続く、「血族シリーズ」の第2巻。
序盤、前作のストーリーをさらりとおさらいしてくれていますので前作未読でも理解できないことはない、のですが、でもやっぱり前作未読の方はそちらから読んでほしいな。

SHYノベルスの夜光さん×奈良さんのシリーズは本当にハズレがないですが、今シリーズもめっちゃ神!
まだ2巻目ですが、神評価しか付けられない面白さ。なのです。

普段コミックしか読まないよー。
とか、
ファンタジーものってあまり得意じゃないんだよね。
と思われている方にも激しくお勧めしたい、素晴らしい世界観を放つ作品です。
シリーズ1作目となる『烈火の血族』がめっちゃ面白かったので、今作品の発売を心待ちにしていました。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意ください。



「魔法学校」を舞台に繰り広げられるファンタジーもの。

主人公は真っ白な肌と髪を持つマホロ。

幼少期に自分を引き取り、大切に育ててくれたジークが失踪。ジークを探し出すべく、ローエン士官学校に入学したマホロは典型的な落ちこぼれ。

けれど、そんなマホロに惹かれ、守り、愛してくれるノアと出会い、マホロは自分の身体に施された「秘密」に近づいていく。が、子どものころから尊敬してきたジークは敵対する立ち位置にいて―。

というのが1巻で描かれていたストーリー。

2巻はジークに襲われ、そしてローエン士官学校を追い出されてしまったマホロの現状の描写から始まります。

危機的な状況にいるマホロですが、うん。ピンチとは無縁の状況にいます。
それはなぜか。

スパダリのノアがマホロを守ってるからなんですね。
イケメンで、名家の御曹司で、魔法使いとしても有能で、父親が軍のトップという、まさにザ・スパダリのノア。そんなノアに一途に尽くされ、愛され、そして身体まで開発途中という、なんとも蜜月状態なマホロなのです。

が、そんなマホロのもとに、ジークが送り出してくる刺客が次々と襲う。そんなマホロを、ノア、そしてローエン士官学校の校長・ダイアナが守る。二人に守られ、マホロは自身の出生の秘密に迫っていくが―。

2巻の大きなキモは、ノアの友人。
彼の回想から2巻は始まりますが、この回想の描き方が素晴らしい。

ちょっとした表現で、「彼」の内面をきっちり魅せます。さすが夜光さん。この、「彼」が誰のことなのか、是非とも読んでご自身で確認されてください。

ノア×マホロの2人は安定の甘々。
ジークに掛けられた魔法によって彼らは身体を繋げることができずにいますが、出来なくてなお、いや、出来ないからこそなのか。この二人の濡れ場がめっちゃエロい。ノアのマホロへの執着心とか愛情とかが透けて見えてくるのも良き。

けれど、そこに忍び寄る闇の足音がなんとも恐ろしい。
そしてそれと闘う過程で少しずつ見えてくるノアとマホロの過去と秘密。特にノアは極度な人嫌いですが、そうなってしまったのは彼の過酷な過去のせいではないかと、そう思わせる。マホロという存在を得て、彼がその過去を乗り越えられると良いな。

コミカルなだけでも、甘々なだけでも、そしてシリアスなだけでもない。そのバランスが秀逸です。

ストーリーを展開していくうえで、重要なキーパーソンがその都度登場しますが、そのキーパーソンを通して見えてくるストーリーが実に素晴らしかった。ジークの仕掛ける策によってマホロは様々なピンチに立たされます。怒涛の展開、そして新たな謎の解明、とテンポよく進むストーリーで、一気読みすること請け合いです。

そして特筆すべきは奈良さんの挿絵。
今回も素敵でした。
濡れ場はひたすらエロく、ノアのスパダリ感は半端なく、マホロの可愛らしさ(マホロは途中とある理由で子ども姿になりますがこれが犯罪級に可愛い)に悶絶し、そして途中で見開きのイラストがありますがこのイラストが見せる緊迫感がヤバい。

1巻ではノアへの想いを自分でも測りかねていたマホロですが、2巻で自分のノアへの想いを自覚します。そのきっかけとなるシーンが、これまた良き。マホロの危機と萌えとが表裏一体で、よりハラハラ感が増しました。

最後、マホロの危機で終わっています。

ノア、そしてジーク。
二人の男の、マホロへの執着心。
BL的な萌もきっちり描きつつ、ジークとの対決がどうなっていくかのストーリーも面白く、次巻の発売が今から待ち遠しいです。

14

物語の勢いは衰えず

頭の中に映像となって浮かんでくるような不思議な感覚にドキドキする。
もう夜光花先生の作品に魅了されっぱなしです。
本当に面白かった。ずっと読んでいたくなる。
そして、奈良先生の見開き挿絵が!今回はなんと2箇所に増えています!
迫力と美しさに見惚れてしまいますね。

血族シリーズ第2巻目となる今作。
前作は物語の序章といった感じの内容でした。
今回は登場人物の掘り下げなのかななんて思っていたのです。
ですが、さすが夜光花先生。
それだけで終わるはずがありません。
わくわくとときめき、解けていく謎と新たに増える謎…嵐のような展開が待ち受けていました。
250P弱のお話ですが、体感では500Pくらいの読み応えを感じました。

以下、ネタバレを含んだ長い感想となります。
ノアにぐいぐい惹かれてしまい、ごちゃっとしてしまっているかもしれません。


前巻からノアの実家でお世話になっているマホロ。
190cmと150cm=身長差40cmの凸凹な2人の仲睦まじい様子と甘い雰囲気が可愛い。
この時点ではまだマホロは愛される事に戸惑い、ノアが押せ押せな感じですね。
そんな甘い時間も束の間、次々と現れる刺客達。
ノアの過去、謎だらけの島、森の人、光の民、マホロの過去と記憶、司祭、"ギフト"を授ける者…と、まさに手に汗握る怒涛の展開が続きます。
その中でノアとマホロの関係の変化もきちんと描いている。
読ませる展開が本当に素晴らしい。

私は各巻に登場するノアからマホロへの「質問」がとても好きなのです。
扉絵の、愛する人が溺れていたらどうするか?と、マホロの髪に口づけながら問うシーンはどこか切なく、それと同時にノアの危うさと根底にある感情が溢れてくるかのようですし、前巻で謎だったノアのバックボーンについても少しずつ明かされていきます。
自身の生い立ち、亡き母親への愛情と後悔を吐露する姿が印象的。

2つ目の「愛する人に嫌われる薬か、愛する人に忘れられてしまう薬のどちらかを飲まなければならなかったら、お前はどうする?」
というノアの問いに「忘れられる薬」が良いと答えるマホロに対して「俺は嫌われてもいいから忘れないでほしいな。絶対にまた好きにさせる自信があるから」と返すノアがもう…ギャップがずるいです…
自信家で尊大。悪戯っ子のように翻弄するけれど、いざという時には頼りになる実力者で愛情深く優しい先輩。
でも実は弱い部分や脆い部分も持っている。
心を許し、愛した者には弱みも全てを見せる魅力溢れる攻めです。
ノアという人が更に好きになりました。

今まで誰にも興味を示さず、どこかぽっかりと心に欠けている部分があったノア。
そんな彼の足りなかったパーツをいつしか埋めていた愛おしい少年。
今回、ノアが新たなギフトを望まずとも手に入れてしまったことによって、授かったその力は良い方向に働くのか?それとも?
マホロという存在がジークフリートと似た雰囲気を持つノアを善にも悪にも左右してしまいそうで…
ノアへのギフトの犠牲となったマホロの生還に、これまでに無いほど涙し安堵するノアが本当に脆そうで、アァーー…となりました。
ベッドシーンでの互いの想いの深さに熱いものを感じながら、今後の展開を想像しハラハラしてしまう。
マホロを一心に愛するノアと、己について・愛される事を知り強くなったマホロはどんな運命へ向かうのか。
あとがきの、次回は恋愛面の向上との言葉に想いを馳せて幸せを願いたい。

前作・烈火の血族がノアだとすると、タイトルの花嵐とはオスカーの事かなと。
精霊が目に見える恋多き青年。
けれど、自分と居るとなぜか相手の精霊が消えていく。
彼の独白にどうしても陰りを感じてしまいます。
校長の言葉を借りるのなら、ノアとオスカーはとても似ているのです。
「本質は俺と同じくせに」とノアが言い放った言葉が深い。
誰にでも愛想が良く優しいのは誰にも興味がないのと同じ。
しかし、マホロと出会って以来ノアは徐々に変化し、オスカーとは別のものとなっていく。
なぜノアと親しくなったマホロからは精霊が消えない?
自分とノアは一体どこが違う?
執着と嫉妬という名の小さなトゲが刺さる。
トゲはやがて大きくなり、終盤で貫通してしまう。
ギフトの話の辺りから、こうならないで欲しいと思っていた通りになってしまいました。
「あいつの心は風そのもの。信用するな」という序盤のノアの言葉を思い出す。
闇が見えて来たオスカーの今後も気になるところですが、"彼"の登場により不穏さMAXで迎えたラストの先が本当に気になって仕方がありません。
どうかノアに救い出して欲しい。

夜光花先生は筆がとてもお早い印象があるのですが、この濃厚かつ重厚なストーリーを一体どうやって生み出してくださっているのだろうと、本当に驚くばかりです。
激しい展開が続きますが、次巻はどうなってしまうのでしょう。
今回同行しなかったレオンの出番は増えるのかな。
ギフトの力も今後どんどん出て来そう。
読み終えた後に前巻の冒頭を読み返すと謎が更に深まるばかりです。
ルクスとは?「門を開けろ」とは?
続きを読むのが楽しみでなりません。

それから、新キャラクターのニコル!
なんとノアのお兄さん!物凄く好みでした!!
けれど左手には光るものが…既婚者!詳しく…!!
小さい頃はノアのナイト役だったとの事で…その小さい頃すっごく見たいな〜〜!!
父親との関係も良好とは言い難く、孤立しがちなノアにもニコルという理解者がいて安心しました。
彼は魔法団に所属しているようなので、また出番がありそう…?
もっと兄弟のやり取りも欲しい。
あとは、毎回変わる校長のヘアスタイルとヘアカラーが密かな楽しみ!
実力者でありながら、本当に可愛くておしゃれさんで大好きなキャラクターです。
今後の2人の活躍も楽しみです。

8

キャラクターの複雑さに唸る

『血族シリーズ』は登場人物全員が一筋縄ではいかない感じですねー。
誰一人、良い人・悪い人という単純な分け方が出来ない。
確かにそれが『夜光&奈良タッグによるSHYノベルス』の魅力でもある訳なんですけれど……でも、この巻を読んで『薔薇』や『少年神』よりも、更にその傾向が強いと思い知らされました。
物語冒頭のエピソードから考えるに、属性を理解し本質を捕まえないと、その魔法を使いこなせないみたいですし。
そういう意味では火だって土だって風だって、あるいは光や闇も、良い・悪いではないですものねぇ……それらはただそこにあるだけで、それに接する人間の側の状況によって良し悪しが生まれるだけ。

いやー、激しく翻弄されましたよ。
この翻弄がね、凄いんですよ。
「これぞ夜光花っ!」って感じなんです。
歌舞伎だったら大向こうがかかりそう。
これからお読みになる方にも是非この翻弄を楽しんでいただきたいので、ネタバレは止めておきます。

お話の雰囲気は、前巻に比べるとアクションよりホラーとか伝奇寄り。
あと、LOVEは深まります。
マホロが可愛く健気。
健気な子ってどうして酷い目に会っちゃうんでしょう……(これ、解決しないままで終わりました。相変わらず引っ張り方がお上手です)

文章に翻弄されてページをめくると圧巻のイラストが出現するのも凄かった。
本当に奈良画伯は良いお仕事をされていますねぇ。

さて、ローエン士官学校の面子やデュランド王国のあり方も『光の当たり方が変われば見えるものが変わって来る』ということが明らかになった2巻目ですが……ってことは、初っ端から悪役として登場したジークフリートも、今後、違う側面が垣間見える場面が用意されているのかもしれません。
いゃぁ、それを想像しただけで次巻が大変楽しみです。

4

今巻も最高だった

続巻をとても楽しみにしていたのをやっと読めました!

ノアのマホロへの溺愛ぶりと執着がとても良かった〜

今回はノアの屋敷にいた時からマホロを拐おうと賊が学者や校長に成りすましたりとハラハラものでしたが、ノアやノアの兄のニコルによってピンチを救われてました。

ノアのギフトを与えられた時の過去話がとても切なかったです。
クリムゾン島の謎が段々と明らかになって来たのもとても面白かった!

司祭に会いに行く途中に地下道で遭遇した<悪食の幽霊>のくだりと奈良先生のイラストがとても恐ろしくて、息を止めて読んでしまいました。w

オスカーがギフトを受け取って片目を失ったまでは予想してましたが、まさかのノアが2つ目のギフトを与えられるとは驚きました。
殺された司祭の後継者が少女だったので、無邪気さがとても恐ろしかったです。

もともとオスカーはあんまり好きでは無かったんですが、まさかあんな行動に出るとは…

ジークフリートは最後の最後に登場してましたが、彼もギフトを与えられてオリジナル魔法を使えたんですね。その魔法がエグ過ぎますよ。

でもマホロがノアの気持ちを考えて、ジークフリートを拒否してたのがせめてもの救いでした。

まだまだマホロには謎が多いので、これからの展開がとても楽しみです!

0

明かされる謎と生まれる疑問ーー布石は打たれた?

血族シリーズ2巻目です。
なんとなく淡々と進むなぁ〜なんてのんびり読んでいたら、
後半は口から心臓が飛び出すかと思う衝撃の展開です。
読み終わって放心しております。
もちろん、ノアの執着愛には転がるほど萌えましたし、先の読めない展開にワクワクもしましたが、それを上回るショック……はぁーーー。

今回は、ノアの友人・オスカーがキーパーソンになります。
また、奈良先生のイラストが見開きにも渡っており、表紙も含めて何度も見返すほど素敵でした!
軍服……眼福♡


ーー以下盛大にネタバレしますのでご注意下さい。

ノアの家で過ごすマホロは、毎日の様にノアに愛されています。
惜しみなく愛し、愛の言葉を囁くノアは本当に一途♡
魔法壁のせいで繋がることはできませんが、挿れるだけがセックスじゃないといわんばかりの可愛がりようにキュンキュンが止まらない(//∇//)

しかし、ノアの家にもジークフリートの手先が現れ、
ジークフリードはマホロを諦めていないと思い知らされます。
そして、光魔法の一族の重大な秘密が明かされていきます。
ーーそれは、光魔法の一族は、光魔法か闇魔法の一族としか結ばれないというもの。
だからこその魔法壁なのかと納得する反面、火魔法のノアとはどうなるのかと不安も覚えます。
この事実、本作のキモになるんでしょうね。

一同は、ジークの情報を手に入れるため、光魔法の一族かもしれないマホロについて調べるために〝森の人〟に会いに行く展開に。ここからが面白い!

向かう先には司祭と呼ばれる人がおり、適応者に問答無用でギフトを贈ります。
ギフトとはオリジナル魔法の事で、その代償は〝大切なもの〟
以前、ギフトとして《空間関与》を手に入れたノアの代償は、育ての母の命……

普段は横暴で毒舌なノアは、過去の記憶に苦しんでいます。
母を亡くしたことに打ちひしがれ、後悔している。
ノアは人として壊れてなんかおらず、愛情深くて優しい人物だということが分かります。
強い男の見せる弱い姿にキュンキュンしてしまいました♡

ハイリスクであることが分かり、レオンは辞退しましたが、オスカーはノリノリ。
オスカーこそ壊れていると思います。
家族が死んでも仕方ないくらいのノリが怖かったです。

しかし司祭は既にジークに殺されており、代わりの者がオスカーと……ノアにギフトを与えます。
ノアの二度めのギフト。必死に拒否するノア。
だって、ノアの大切なものって((((;゚Д゚)))))))

幽界で司祭・マギステルに会ったマホロは過去を思い出し、
マギステルから衝撃の事実を聞かされます。
マホロに埋め込まれたものの正体は意外なものでした!
子孫繁栄のためだけに長らえさせられた命。
高尚な理由があると思っていたのに、この事実ってないわ。辛。

目的を果たしていないマホロは現世にーー
そこには、泣き崩れるノアが。
ここ切ない場面なのに、キュンキュンが止められませんでした。
でも、しょうがない。ノアが愛し過ぎた。 
マホロをぎゅーぎゅー抱きしめて、「俺はもうお前がいないと駄目だ」なんて言われたら……こっちが死ぬ♡

結局、ノアがもらった二つ目のギフトは、《空間消滅》
で、オスカーが左目と引き換えに手に入れたのは《誘惑の眠り》

何とか学校に帰り、待ちに待ったノアとの甘いひと時♡
ノアがマホロにイラマさせたところは興奮しました。
ノアはマホロに嗜虐心刺激されるんだろうな^^;
でも、マホロを愛してるのは本当。
マホロも「ノア先輩になら、何をされてもいいです」といい、ノアはそれを、すごい愛の言葉だと受け取る。
震えながらのノアの「愛している」にはこっちが震えたわ♡

とにかく、ノアの独占欲が素晴らしい!
「あいつに奪われるくらいならお前を殺したいと思った」なんて言葉も、ノアにだったら言われてみたい♡
ジークとはタイプが違う独占欲ですが、ノアには萌えるけどジークには怒りしかない!絶対的ノア推しです!!

このまま終わるかと思ったら、ラストにもう一波乱!
ノアを、国を、裏切ったオスカーに連れ去られるマホロ。
危うい存在だと思っていたけど、やっぱり裏切ったかという感じ……
しかも、マホロに興味を示していたオスカーは、マホロの貞操を奪おうとします。
そこに生じる魔法壁ーー性的に触ろうとしただけで⁉︎

これって、挿れさせないための魔法じゃないんですね、きっと。
もしかして、マホロの心と連動してるのかな?なんて思います。

ジークと再会したマホロの貞操はーー?というラスト!
闇魔法の一族のジークとは繋がれるのでしょうか?
そして、ジークのオリジナル魔法とは?という疑問を残します。

次が待ちきれない!
ついでに、レオンをもっと活躍させてほしい‼︎

長文、失礼致しました。

9

ノアが問う、愛についての「質問」

血族シリーズ2作目!待ってました!

作品の面白さは+゚。*神*。゚+
奈良さんの絵も+゚。*神*。゚+

ですが。今だ多い謎に
ストーリー展開のワクワク > 萌え
となってしまうんですよね(゚▽゚;)
(そんな理由で☆下げてすみません)
(今は謎やフラグで脳内が手一杯…)
(結末まで見届けた後に「神やん~!」ってなりそう…)

『あいつに奪われるくらいなら、お前を殺したい』(帯より)

最初にこの言葉が目に入りドキッとしました。
けれどシリーズ2作目はノアの本質に触れられていて、この言葉にどれだけの重さが詰まっているのか知ることが出来ました。少し印象が変わりましたね。傲岸不遜な態度でちょっとお子ちゃまじみたイメージが私の中にあったんですが、非常に繊細で人を人と見ないことで心を防御して生きているようにも見えました。

そんなノアがマホロに出会い、変わる。
良きですね…!2作目ではノアの色んな面が見られたのがとても嬉しかったです。


内容は書いて下さっているのでネタバレ含む感想を。

ノアは「質問。」とマホロに何度か愛について問うシーンがありました。それは自分の命との天秤だったり、淋しくなるものだったり。マホロが選ぶ答えに対してノアの答えは悉く真逆なんですね。帯に書かれた言葉もそうですが、ノアにとってマホロは唯一無二で愛情を注いでいるのが伝わります。2人の答えの違いは性格の違いもあると思いますが、マホロはまだノアへの感情をハッキリと見出せていない現われも多少あると思うのですね。

軽口混じりに「嫌われてもいいから忘れないでほしいな」と口にしたのが妙に切ない気持ちになりました。今回はノアが弱音を吐くシーンやオリジナル魔法が授けられた時のトラウマ的な過去に触れられいるので、ほんとね、なんだろう、キューーーンとくるんですよ。本当は心が無垢なんじゃないのかなって。

上にも書いたけれど、人嫌いは人と深く関わって傷つく前に防御してるんじゃないのかな?と。マホロがノアに心を許し始めているのはノアにめいっぱい愛されてるから…というのはもちろん、無意識にノアの本質が優しい人と感じ取ってるのかなぁと思ってみたり。マホロへの愛に苛烈さを持ち、自分をボロボロにしてまでマホロに必死なノアに切なキュンキュンでした(;///;)

あとですね。個人的にめちゃくちゃ萌えて (///Д///)ハァハァ 状態が抑えられなかったんですが、初登場・ノアの兄 ニコルがもうッッ!もうッッッ!!めちゃくちゃ萌えるんですよ…!!!!白軍服がめっちゃ似合うイケメン。奈良神…ありがとう…と挿絵にひれ伏したわ//// ニコルすごいの。すっっごいの。魔法強いし。

そのニコルがですね。
幼い頃はノアのナイト役をやってたって言うんですよ。

兄が!!弟の!!!+゚。* ナ・イ・ト *。゚+

はぁぁぁぁなにそれ堪んない。最高。見たい見たいもっと見たい(ダダこね)状態で萌え転がりましたね…。ニコルがノア守ってるとこ想像するとため息出ちゃうわ。美しすぎて。思わぬ兄弟萌えが投下されて無事爆発しましたよ…(∩´///`∩)

で。今回のお話を語るのに欠かせないオスカー。オスカーの人となりに触れる部分はpixivノベルの試し読みでも読めます。。(個人的に脇役はレオンの印象ばかり強く、前作レビューでオスカーの「オ」の字にも触れてなくて自分の想像力のなさにビックリ。とんだ伏兵だったわ…。)

果たして敵か味方か。風魔法の一族特有の自由気ままさにゾワッと寒気がくるものがありました。デュランド王国の成り立ちで、昔々は五名家は相容れることがなく争っていた時代もあったけれど、闇の一族打倒のため手を組んだことが今に繋がっています。が。ノアやオスカーの言葉の端々から手を組むのは表面上でしかないのがわかりました。

現段階で水魔法のレオンが五名家についてどういうスタンスで考えているのかがわからないのでビクビクしてるんですが、五名家間の問題にも発展するんですかね…?島にも秘密がまだまだありそうだし。魔法学校の域に収まらない展開で先が気になってしかたないです。そんで今回はレオンの登場が少ないのでレオンの活躍にめっちゃ期待…!

またマホロに関して。出生やサミュエルに連れられた理由が明らかになったのは少しスッキリしたけど未知数ハンパない。そしてハッキリしたのはマホロに課せられた使命はノアとの未来を諦めるほかないものでーーー。今までノアがしてきた質問がマホロの運命に繋がるのかな…。ノアの質問は切ないものばかりなので不安が拭えず、最後を見届けるまで死ねないなとヒシヒシと感じました。生きる。

7

物語の吸引力がすごい!

1巻目で世界観にのめり込んでしまってから2巻を待ち望んでおりました。
いやぁ、今回も文句なしに面白かった!
後半は特に危機迫るシーンが多く、手に汗握る展開にひやひやしつつも一気に読了しました。
世界観が面白いのであっという間に引き込まれます。

今回は脇役のオスカーに焦点があてられた場面が多かったように思います。
1巻の時から気になる存在で、ノアの恋敵になればいいなぁと思っていた身としては、本当にそんな展開になり、待ってましたー!!という感じでとても嬉しかったです。

一見チャラチャラしてそうで博愛主義な面とは裏腹に、心に深い闇を抱えてそうな、でも闇を闇とも思っていない感じなんですよね。そこが怖いというか、何考えてるか分からない、風魔法の一族だけあってまさに風のようなキャラです。
ノアの恋敵になりつつも共にマホロを守るナイト的な立ち位置になると思ってたので、後半の展開は思ってた感じとはちょっと違いましたが、彼の今後の動向にも目が離せません!
こんなにキーパーソンになるとは!
思わぬ嬉しい誤算でした。

オスカーとノアが似ているという表記がありましたが、今まではそうだったとしてもこの巻を読むとノアが変わったことが顕著に表れてます。
マホロへの愛が痛いほど伝わってきます。
マホロが死んだと思って号泣するノアなんて、初期のツンケンしてた頃からは考えられない!
ノアの過去も分かり、マホロの危機も乗り越え、二人の絆が一層深まったと思える巻でした。

何より、マホロがノアへの愛情を自覚してめでたく両思い!
でも光の一族は同族か闇の一族としか結ばれないという絶望的な真実が明かされる訳ですが、繋がれなくても愛情溢れるセックスしてるのでその辺は物足りなさは感じなかったです。
が、やっぱり最後までできないのはノアが可哀想なので何とか解決して欲しい!
オスカーの時は触れさせることもできなかったので、マホロの気持ちの問題かなとも思ったのですが…今回ノアへの気持ちを自覚したことでノアとも試してたらもしかして繋がれたのかな?とか考えてつつも、ラストそんなこと言ってられない絶望的な展開へ!

あの人が黙って大人しくしてる訳がありません。
最も発動してほしくなかったジークフリートの魔法が発動してしまい、今後どうなっていくのか予想もつきませんが、予想できないからこそ夜光先生の作品は面白いので続きも期待大で待とうと思います。

5

あらら

めっちゃ面白かった「烈火の血族」の続き。「さあ何巻まで行くのでしょうか、このシリーズは」という感じで2巻目も終わりました(まだ真の敵は現れていないんじゃないだろうか)。1巻みたいに能天気にぎゃはぎゃは笑っていられなかったので萌2にしました。続きも勿論読みます!先生、何卒よろしくお願いいたします。

ノアの家で保護してもらっているマホロ。相変わらずノアはマホロのことを溺愛な日々ですが、そこへ校長が訪ねてきて「マホロをクリムゾン島の森の人が住んでいる地域に連れていきたい」と言い出し・・と続きます。

新しい登場人物は
ニコル・セント・ジョーンズ(攻めの兄27歳、軍人イケメン♡)、ワット・テイラー(今後の扱い不明、光魔法の一族に詳しい)、アラガキ(「森の人」の村長)、マギステル(光の民の司祭)、光の民の少女、アンジー(竜使い)ぐらい?ニコルが気になるんだなあ。また出てこないかな。

++以下 より内容に触れる感想

1巻で飄々としているなあと思っていたオスカー。風魔法の一族だからなのか、なんてフリーダムな考え方!ノアとチーム編成して、ジークフリートと闘うのかと思っていたのですが、あらびっくりな展開でした。ややショック。

今回は前作より少し雰囲気が重くなって「薔薇シリーズ」に近くなった印象。アルビオンは健気に頑張っていたんですけど、お話が色々進んで、よりダークになった感じです。まあ夜光先生のお話だから、そうよね、コメディ一色にはならないよね・・

毒舌ノアは、マホロに対する執着?依存?愛情をすごく深めていって、一時マホロが危なくなったシーンでは号泣していて何だか可愛く嬉しく思えました。片やマホロ。絆された部分もあると思いますが、少しずつノアに対する想いを深めている様子です。二人ハピエンになると思われるのだけど、これからどんな紆余曲折があるやら。

挿絵話。なんと今回も見開きモノクロ挿絵が2か所も。モノクロ挿絵は全て素敵でしたが、圧巻だったのは「悪食の幽霊」の見開き挿絵。このシーン、文章だけでもめっちゃ怖かったのですが、この挿絵で恐怖感倍増!超ファンタジー色全開です。奈良先生画力MAX。

オスカーもニコルも気になるし、女王陛下にもお会いしてみたいし、麗しい挿絵は心の潤いでしかないし、あー早く続きが読みたいものです!

4

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