イラスト付
作家買い。
夜光さん×奈良さん、というゴールデンコンビの新シリーズが幕を開けました。
夜光さんらしい、と言っていいでしょう。
新刊はファンタジーもの。魔法使いが主人公のストーリーです。
主人公は18歳のマホロ。
両親は亡く、幼いころの記憶もすっぽりと欠如している。
マホロが住む国では「五名家」と呼ばれる貴族がいる。
彼らは魔法を使う能力を持つが、彼らが外で作った子もまた、魔法を使う能力(本誌では「魔法回路」と呼ばれている)を持つ。五名家の出身ではないものの魔法回路を持つ子を見つけ出すためにこの国では出生後すぐに検査が行われるが、マホロは魔法回路を持ち合わせており、五名家の一つ・ボールドウィン家に引き取られることに。
親はいないけれど、マホロはボールドウィン家の当主であるサミュエル、そしてサミュエルの息子のジークフリートに愛され何不自由なく育ってきた。が、ある日、ジークフリートが在籍していたローエン士官学校から失踪してしまう。
ジークフリートの行方を捜す目的もあり、18歳になったマホロはローエン士官学校に入学するが―。
というお話。
序盤から夜光さんらしい読者を惹きつける文章で、一気にこの作品の持つ世界観に引きずり込まれます。
マホロ、だと思われる少年が、とある手術を施されるところから始まるんですね。
多くの犠牲者を生んだ挙句の、マホロへの手術。
この「手術」の意味するところが読み進めるうちにわかってきますが、まだ1巻目ということもあってまだまだ謎だらけです。謎の部分と、今巻で解明する謎のバランスが秀逸。すべての謎を解き明かすことなく、けれど重大な謎のいくつかが分かってくることで次巻に寄せる期待値も上がる。
マホロがローエン士官学校に入学してすぐに出会うのが、この学校きっての秀才であり、五名家の一つであるセント・ジョーンズ家の子息のノア。圧倒的なビジュアルと、魔法使いとして突出した能力を持つ彼は他の生徒とは一線を画す存在だけれど、他人に興味がなくかなりの毒舌家でもある。
そんなノアが興味を示したのはほかでもないマホロで―。
なぜ、ノアがマホロに興味を持ったのか。
失踪したジークフリートはどこへ行ってしまったのか。
マホロが抱える、本人すらも知らない能力は―。
といった、その辺りを軸に進むストーリーですが、これが、
めっちゃ面白い…!
魔法使いが主人公、ということで、世界的に大人気のあの魔法使いを主人公にしたファンタジーと被る点が若干見え隠れはします。
フクロウの存在とか。
学校に入学するためには魔法回路を持っている必要があり、さらに試験を受ける必要がある、とか。
あるいは、学校が孤立した場所にある、とか。
が、それを差し引いてもグイグイと読ませる文章力はさすが夜光さんといったところか。
BLといった観点で読むと、ノアというスパダリがマホロに急速に惹かれていくシーンが圧倒的。
ノアがマホロに惹かれるのはとある理由がありますが、その「なぜか」という謎を解き明かしつつ、「マホロ」という少年に、毒舌で圧倒的なスパダリが惹かれていく過程は爽快ですらあります。孤高の男が、恋をしって良い意味で変化していく。
そして何も知らないまっさらさんのマホロに、ノアが仕掛ける性行為が非常にエロティック。キスから始まり、徐々に身体をまさぐっていくシーンは官能的です。
が、ですよ。
マホロは身体にとある仕掛けが施されています。この仕掛けのために、二人は身体を繋ぐことはできずにいます。
良い!
どうやってその「仕掛け」を解除するのかな。
楽しみです。
誰が、何人もの命を失うことになっても、自らの野望を果たすために行動する「敵」の姿に恐怖を感じつつ、その巨大な悪を倒すことになるであろうマホロとノアのこれからの活躍に期待度が上がります。
それと奈良さんの挿絵は今回も神だった…。
とにかく麗しいです。
マホロという少年は、表紙からもわかるようにアルビノです。
彼がアルビノである、というところも大きなポイントになる予感が漂っていますが、そんなマホロの独特な美しさも、ノアの圧倒的な美貌も、素晴らしく描き切っています。
マホロという少年は、一言で言ってしまうと落ちこぼれ。
強さもなく、庇護されるべき存在、というのが今巻の彼の立ち位置なので、強く男らしい受けさんがお好きな方には若干肩透かしをくう作品かもです。
が、彼が今後化けるであろう予感もしていて、続きが楽しみ。
まだまだ謎の部分は多いですが、次巻への期待を込めて「神」評価で。
夜光さん&奈良さんの最強タッグで始まったSHYノベルスの新シリーズ。
期待に満ち満ち溢れまして手に取りましたよ。
お・も・し・ろ・い!
前二作もそうでしたけれど、何と言っても『広げている風呂敷が大きい』。
今回の愛憎劇も強烈になりそうで、これからどういう風に話が展開するのかを考えると血脇き肉躍ります。
そうなんだよなぁ。
夜光さんの書く文章って本当に『肉が躍る』様なんですよね。
実際に形があり目に見える、時によっては手に取れる様な文章を書かれる。
『魔法国家』なんて非現実の社会を面白く見せてくれるのにこれほど適した作家さんがおろうか、と思う訳です。
前二作とちょっと異なるのは、主人公のマホロが『元気で快活』な子ではないところ。体毛も含めて真っ白で小柄、長時間光にあたっていると具合が悪くなってしまう。ノアに言わせれば「妖精みたい」な18歳です。
マホロは『魔法回路』を持っていたために、5歳の頃『五代家』と呼ばれる有力貴族のボールドウィン家に引き取られ、そこの子息のジークフリートに忠誠を誓わされて育ちます。
ところが、ジークフリートがローエン士官学校在学中に失踪してしまったため、その行方を捜す命を受けて、士官学校に入るんですね。
そこで知り合ったのが主席学生のノア。五代家の子息であるだけではなく、美貌で魔法にも武力にも長け学園の人気者なのですが、一般常識にとらわれない型破り。自分に必要な事はやり、興味を持った人にはグイグイ行っちゃうエリートさん。これ、嫌らしくないんですよ。激しく魅力的。
このノアが何故かマホロに異様な興味を示します。ノアもその理由が解らないのですけれども、彼はマホロが何処に居るのかが解ったりします。
ジークフリートの失踪は機密事項扱いされており、マホロの調査は困難を極めます。それと同時に、剣術等では全くの落ちこぼれだったマホロに、異様なほどの大きな魔力があることが解ります。
ボールドウィン家から「もう、ジークフリートについての調査はしなくて良い」という知らせが来て、その後、安全に守られているはずのローエン士官学校を揺るがす大事件が起きるのですが……
悪の強烈さが突出しています。
戦闘シーンのド迫力は相変わらず。今回は沢山の人が亡くなったり、傷ついたりするので、余計にそれを感じますね。とにかく悪い。
ただし、巻を追うにつれて『悪は悪なりの理論と根拠がある』ことが展開されていくと思うのですよ。
今回は強烈なだけに、どんな展開があるのかとても楽しみです。
あとね、面白かったのはノアが何か考える時に(あるいはマホロに考えさせたい時に)哲学講和みたいな問いかけをすること。例を挙げれば帯に書いてある「質問。千人の命を救うため、愛する人の命を奪えるか?」みたいなやつですね。
これねぇ、自分も結構考えちゃったんです。
多分、ノアの発するこれらの質問に『物語が答えを出していく』と言うか、物語の中でこの様な決断を迫られる様な展開があるのでしょうね。
これもまた期待値が盛り上がってしまう原因です。
ああ、既に次巻が待ち遠しい。
先生買い。間違いなかったでした。続きものなので1巻目で神として良いものか?と悩んだのですが、とにかく攻めとこの世界観がとても好きだったので神にしました。本編270P弱+あとがき。全部で何巻になるんでしょうね、楽しみだ!
魔法回路を有する貴族の五名家と女王が治めるデュランド王国。五名家の一つ、ボールドウィン家の血をひいているマホロ(18)は、ある目的を持ってローエン士官学校に入学します。というのもマホロを引き取ってくれたボールドウィン家の一人息子ジークフリートがここに入学した後、行方不明になったからです。小さく非力なマホロですが、上級生のノアに何かとちょっかいかけられながらも、なんとか学校生活を送り・・と続きます。
登場人物は
キース(新入生代表)、ザック(ルームメイト)、テオ(ノアの側近)、オスカー(ノアの同級生、チャラい印象)、レオン(ノアの同級生、まじめっぽい)、マリー(士官学校のカウンセラー)、士官学校の校長先生ダイアナ(70歳、♀、いい感じ!)、アルビオン(白チワワ、しゃべらない)、ジークフリート(マホロの3歳上)、アボット中将(気になる・・)、レスター(最後にちょびっと。まだよくわからない)
と、まあ沢山。メモ必要。五名家の名前と属する魔法も覚えなきゃ。
**好きだったところ!
超どファンタジー!!!!!!!!
前シリーズのマーリン(いわゆる魔法使い)を書いていて魔法書きたい!と思われたそうです。そのため、魔法いっぱい、バトルありで超わくわく。
キャラとしては攻めがすっごく良い!圧倒的万能感、無敵感。超俺様。
「こんなに美しくて何もかも完璧な俺がお前を欲しいって言ってるんだぞ」って自分で言うんですよ、もう最高、ひれ伏しちゃう!
「俺のものになってくれたらやる気でる」と言い寄りつつも「そういやお前、俺が好きなわけじゃなかったよな・・あれ詰んだか?」とかってセルフつっこみするところも超面白い!この攻めめちゃ好き。
受けは健気?というよりかは、ど天然な気がします。結構辛い目に遭いますが凹んだ様子があまり見えない。泣いてはいたんだけど、なぜか「泣くな!」と怒る気持ちにはなれず、攻め同様、よしよしと頭をなでてあげたくなるのはなぜだろう?ちっこいからかな。
白くてちっこくて、そして校長先生からもらったのが白チワワな使い魔!受けの頭の上でぷるぷる震えていてめっちゃ可愛い・・・(魔力が暴走しそうになったらガブガブ噛んで容赦ないのもナイス)
一つ書き忘れてました。なんと2回も見開きのモノクロ挿絵が!
多分初めてです、見開き挿絵見たの。1枚はキャラ総出という感じのもの、もう一枚は空間をとても素敵に描いてくださったほわわんキスシーン・・・素晴らしい。奈良先生ファンにとってはたまらん・・・
なんとなくチーム編成、悪党チームと闘うぜ!という流れになってきたところで1巻おしまいです。
悪党の方もなんだか面白そうなキャラが出てきたので、楽しみだなああああ!
今年の年末ぐらいに次読めることを願って!先生、よろしくお願いいたします!
魔法を学ぶエリート学校・ローエン士官学校を舞台にした、主人公成長ものであり、甘酸っぱく初々しい恋愛ものであり、光と闇の闘いの壮大な幕開けって感じのお話になります。
こちら、序盤から謎が散りばめられているものの、基本的には恋に友情にと、さわやかで楽しい学園ものなんですよね。
みそっかすである主人公と、俺様で口が悪いのに、どこか愛嬌がある優秀な上級生・ノアとの掛け合いみたいな会話も笑わせてくれる。
学園生活が甘酸っぱーーい!みたいな。
それが、後半になると、まさに怒涛の展開。
いや、次々明かされる真実に、驚愕の連続でしたよ。
ついでに、攻めのみならず、敵であるとある人物の、主人公に対する執着を感じさせる言動にも萌えまくっちゃいましたよ!
これ、次作は更に、面白い事になりそうだぞ!
ノア(攻め)、大変だぞーーー!
とりあえず、ファンタジー好きにはたまらない作品でした。
で、内容に関しては既にしっかりしたレビューをあげてくださってるので、個人的な萌え部分を語らせていただきます。
えーと、まず世界観がとても面白いんですよね。
魔法回路を持つ特別な血筋のエリート達しかり、魔法が完全に軍事力となってる国のシステムしかり。
そんなワケで、主人公が入学するのは「士官学校」って所も面白い。
いや、何だろう。
恋に友情に青春にと言った、そんな世界で繰り広げられる彼等の日常が楽しいと言いますか。
ライバル視してくる嫌な同級生が居て、みそっかす仲間の友達が居て、何かと面倒を見てくれる気安くて格好いい先輩が居て、みたいな。
いや、登場人物が多いんですけど、それぞれ魅力的で萌えさせてくれるのです。
あと、二人のラブ部分。
主人公のマホロですが、実は出生に謎があります。
肌も髪も白くと、容姿が特徴的なのですが、彼は5才以前の記憶が無く、遠縁である名門ボールドウィン家に引き取られた。
で、ボールドウィン家の子息・ジークフリードに可愛がられて育ったものの、彼には「決して逆らってはいけない」と言う刷り込みのようなものも植え付けられている。
そう、かなり複雑な境遇にある受けなのです。
ただ、彼のキャラ自体は、純粋でちょい天然でと、なんか可愛らしいタイプで。
また、お相手となる上級生・ノアがですね、なかなか面白いキャラなのです。
名門ジョーンズ家出身で優秀で、親衛隊まで存在する人気者。
で、俺様で口が悪い。
と、こんな感じの二人なので、会話がコントみたいで笑わせてくれるのです。
いきなり「おまえ、ちょっとジャンプしてみろ」とノアが言えば、「カツアゲですね! 俺、お金は持ってません!」とマホロ、みたいな。
いや、何だろう。
こう、ノアが一枚上手と言うのもあるけど、マホロと言うのは純粋でお人好しなんですよね。
優しい笑顔で「悪い。勘違いした。ごめんね」とか言われれば、アッサリ騙されちゃう。
で「白ハムスター。知能低し」とノア。みたいな。
これ、最初こそ、こんなコントみたいなやりとりなんですけど、ここから二人の関係が変化してゆくのにも萌えちゃって。
こう、いつしか、マホロの素朴で純粋な言動に惹かれてゆくノア。
すると、心のままにキスとかしちゃう。
う~ん・・・。
ノアですが、賢いくせに、自分の事に関しては鈍いんですよね。
「何で俺は、おまえの事がこんなに気になるんだろうな」みたいな!
何だ、この甘酸っぱいの!?
その上、やたら強気な口説き文句も最高なんですよ。
「俺はおまえにキスしたい。こんな美しい顔が迫ってるんだ。うっとりしてうんと言え」みたいな!(≧∀≦)
や、最近気付いたんですけど、こういうアクの強いキャラが好きなんですよね。
てか、私のレビューだとイマイチ伝わってない気がするんですけど、すっごく魅力的なキャラなんですよ。
いざって時は頼りになる所まで格好いいー!って感じなのです。
あとですね、マホロですが、ジークフリート失踪の謎を探るべく、学園に入学してます。
これ、失踪の謎が後半で解けますが、驚きの事実が分かります。
迫力満点の魔法バトルなんかも楽しませてくれて。
いや、最初から、マホロに関しては相当複雑なバックボーンが匂わせてありますが、ここで分かる彼の出生の謎にも驚愕。
ついでに、ノアにもまた、秘密がありそうなんですよね。
くっ、マホロに執着してそうなジークフリートといい、まだ始まったばかりの二人の恋愛といい。
続きが気になりすぎるじゃないかよ。
ぜひ、三人で、複雑な三角関係なんか繰り広げて欲しいじゃないかよ。
ちなみに、マホロの出生の謎に絡んで、なんとノアはマホロを抱く事が出来ません!
気持ちは通じあったのにー!
何てこったい!!
ジークフリート、こんな仕掛けを施すとは、マホロにかなり執着してるぞと、そこはニヤニヤさせてくれるんですけど。
いや、焦れさせてくれる・・・。
と、壮大なストーリーといい、二人のラブといい、とにかく面白い作品でした。
続きが気になりすぎるよ。
夜光花先生×奈良千春先生のタッグ!
新シリーズ!ファンタジー!魔法!士官学校!
これは買わずにはいられませんでした…!
皆さんもお好きですよね?!(笑)
詳しいあらすじは他レビュアーさまが書かれているので割愛致します。
夜光花先生は現代ものは勿論のこと、ファンタジー作品と戦闘(魔法)シーンや、多くの登場人物を無理なくそれぞれしっかりとキャラを立たせて描くのが本当にお上手ですよね。
どことなく不穏な雰囲気から始まる物語、架空の魔法国家、特に魔法に秀でた血筋である5名家、各属性の魔法、使い魔、寮制度の士官学校…
もうこのファンタジー王道の設定を並べただけでも面白いのですが、こちらに夜光花先生ならではの肉付けが丁寧に施され、青春あり、笑いあり、ラブあり、謎あり、ハラハラドキドキの展開あり…!と、まだ1作品目だというのに、序盤からどんどんと今シリーズの世界観に引き込まれてしまいました。
奈良先生のイラストも世界観に合っていて美しく、やはりこのタッグはすごいです…!
見開きイラストも圧巻でした…!!
以下、ボーイズのラブな部分に関して。
今のところのメインは主人公・マホロと士官学校の先輩であるノア。
両親を亡くし、あまり記憶もない5歳の頃に名家・ボールドウィン家に引き取られ、ほとんど当主の息子であるジークフリートとしか接して来なかったマホロ。
特徴的な真っ白な髪と肌と華奢な体躯、今までの作品の主人公と比べて大人しく、何も知らない真っさらというか…純粋で努力家な一面を持つとても可愛らしい良い子です。
大人しいと言っても弱々しい感じではなく、意外と行動派なところもあるんです。
純粋ならではのノアとの噛み合っているような合っていないようなやり取りがまた可愛い!
使い魔がチワワというのがぴったりで笑ってしまいます(笑)
ノアは、大変美しい容姿と優秀な能力を持ち、なおかつ名家の生まれ…という、周りの人間から憧れられる要素しかないのに反して、ルール破りは日常茶飯事、やや口が悪く少々俺様で人間に対しての好き嫌い・興味の有り無しが激しいのです。
そして自分の感情についてはちょっぴり鈍い。
本人と使い魔の見た目のギャップも◎
そんなエリートのノアが、ちょっと気になる新入生だったマホロと接している内に、やがて好意を自覚して思い切りぐいぐいと迫る様子が良かったです…!
時には軽口を叩いたり、ど直球にまっすぐ好意をダダ漏れにしたり、ピンチにはサッと助けてくれる頼りになる先輩…なんたる良い攻め……
マホロの為なら強大な敵にも対抗する強い意志を持っています。
今作ではノアが一方的にマホロに求愛をしているようですが、他人からの好意に免疫があまりないせいか、胸が高鳴りつつもやや流されている感のあるマホロは今後どうなるのか?
マホロのまだ明かされていない謎の部分に阻まれて完全には抱けていないので、そちらもどう突破するのかが楽しみです(笑)
今作もメイン2人は勿論、他のどのキャラクターも魅力的なのがすごいんですよね…!
学校で初めて出来た友達のザック、やや癖のある同級生で1番成績の良い名家出身のキース、明るくお調子者のオスカーと真面目で堅物のようでいて優しいレオンという頼れる先輩達。
彼らが今後物語にどう絡んでくるのか。
圧倒的悪として描かれているジークフリートがマホロに対して執着を見せているのも非常に気になります。
三角関係になったりしないかななんて…。
そして何より、主人公のマホロのバックボーンが本人も知らない謎だらけなので…
ノアにも秘密があるようですし、次作以降どんな種明かしがされていくのかワクワクしますね!
本当に終始読んでいて面白く、ただのファンタジーではなく夜光花先生らしいダークな部分が見え隠れしているのがまた良いです。
魔法を使ってのバトルシーンも熱い…!!
明かされた謎とまだ明かされていない謎のバランスがとても素晴らしくて…
早く続きが読みたい!で終わる感じがもう…
次巻も期待でいっぱいです…!
ああ、早く続きが読みたい!