【特典ペーパー／電子限定描き下ろし付き】【Renta！限定特典設定資料ペーパー付】
私が空から目を背ける理由。
マーシャラーと整備士
マーシャラー(航空機誘導員)の舞鶴と整備士でオネエのおキクが出会うところから始まる航空業界のお仕事BLです。
『相対フライトサイン』のスピンオフです。
前作を読まなくても楽しめますが、鷹上と岩鳶の馴れ初めが描かれているので、気になる方は是非読んでほしいです。
おキクを気にかける舞鶴のイイ男ぶりが格好良いです。
元カレに絡まれるおキクを助けてあげるところから両想いになるところまで年下とは思えない格好良さがあります…！
舞鶴に翻弄されるおキクがとても可愛かったです！
キス止まりな二人ですが、描き下ろしでは同棲しそうな雰囲気が漂っていて微笑ましかったです。
待ってました！おキク姉さんの恋♡
『相対フライトサイン』のスピンオフで、前作で脇役だったオネエ整備士・おキク姉さんが本作の主人公。
前作未読でも大丈夫だと思います。
敏腕オネエ整備士と若手マーシャラーの恋。
爽やかイケメン岳がマーシャラーらしく、恋愛に臆病なキク(菊澤)をしっかりと恋路に導いてくれます。
もう、めっちゃ爽やか。
手慣れたイケメンとワンナイト主義のオネエが、まさかのプラトニック！
空のように爽やかな恋に、物足りなさとトキメキの両方を感じる作品でした。
女子達の頼れる相談相手・おキクですが、実は恋に不慣れなピュアっ子オネエ。
「機体が恋人」と言いながら、過去の恋を忘れられずにいるのです。
そんなキクにアタックしてくるのが、手慣れた都会派ボーイ岳。
どこか掴みどころのない岳と、色っぽいのに可愛いキクのキャラに、とても愛着が湧きました。
そして恋だけでなく、仕事人としての職務を全うする2人が素敵なんです。
航空業界の仕事について詳しく描かれていて、仕事を通して関係を深めていく2人の姿にキュンキュンしました。
しかし、岳に惹かれながらも結局は振ってしまうキク。
欲張らないように、傷付かないようにと予防線を張ってる。
それに、ノンケである岳の将来の事も考えちゃうんだろうなあ。
どうしてもネガティブな考えになってしまうキクの心理描写が切なくて、胸がキューっとなりました。
最後は、恋の誘導も上手い岳の粘り勝ちかな。
マーシャラーらしい一押しが、キク姉の心にしっかり刺さってましたね。
キスだけで爽やかに終わった本編。
描き下ろしでのHを期待したけど、そちらも可愛い系で終わりました;
あとがきでJAWシリーズが続きそうな事が書かれていたので、もしかして続編？と期待。
素敵なお仕事BLではあるのですが、不完全燃焼感も否めません。
あと、設定上仕方ないのかもしれませんが、文字が多いです。
それでも大好きなシリーズなので、今後も追いかけたいと思います。次回作にも期待です！
おおらかな年下攻めとおネエ受け
前作の相対フライトサインの続編。前作に登場してたおキク姉さんを主役としたスピンオフでしたが、本作だけでも面白く読めると思います。過去を経て、本気で思い合うのに臆病なおネエ受けと、どっしり構えている年下攻めの組み合わせがよかったです。ベッドシーンがないので、BL初心者の方でも読みやすいかな、と思いましたが、逆に全くないので、攻め受けの認識合わせがしづらいのが物足りなかったかもしれないです。デートシーンもほのぼのしていて微笑ましかったですし、受けの心情の移ろいを丁寧に描かれていました。
ご褒美王子、現る！
「相対フライトサイン」のスピンオフ。
エキスパート整備士・菊澤の恋。
通称「おキク」。オネエ系のゲイ。
ノンケの同僚(既婚)への恋心をこじらせ、自身の本当の恋愛関係に臆病になっている。
そんな設定ではじまりますが。
キクの秘められた健気さ、仕事の高い能力、大人だけれどどこか不器用な部分。
そんなキクに「恋が降ってくる」…
だから本当に「おキクさんよかったね！」です。
ただ、このお相手・舞鶴。
ホント、どっから落ちて来たの？って思ってしまう。
ノンケなのに、目で追ってたって？そんで広い羽田でキクに何かあるとなぜか現れ。そしてぐいぐいアプローチしてくる…加えて10才年下。
う〜〜ん…BLファンタジー炸裂してますね。
ここを黙認できれば、頑張るキクへの神様からの「ご褒美王子様」とのキュンキュンなラブストーリーを楽しめる。
私も突っ込みどころはすっかり目をつぶって、舞鶴ナイス！という感じでおキクさんを祝福しました。
シリーズのタイトル好きだな～
航空BL？のシリーズもの。一話は前作カプの出番も多く、テンションが上がりました！仕事もラブも順調そうで一安心。この二人は続編があるみたいで楽しみ！職場の雰囲気も変わらず良くて、読んでて楽しかったです。
今回はお菊さんが主役のお話。お相手はマーシャラーとマニアックなのも良い。酸いも甘いも嚙み分けた空気を醸し出しながら一人に翻弄されちゃって、なんとなく切なさ混じりの萌えを感じます。
過去好きだった人と一緒に働いてたり、体だけの相手やクズっぽい元彼がいたり、仕事描写がとても多い作品ながらプライベートもちゃんと見えるところがすごく好き。それなりに歩いてきた軌跡が見えると、お菊の恋を応援したい気持ちが強まります。
舞鶴はぐいぐい迫るのは良いんだけど、常に余裕ありすぎでたまにムカ付きました笑。もう少し不器用なとことか見せてくれても良いのよ…？みたいな。お菊が翻弄されるばかりじゃなくて、お菊が翻弄し返すエピソードも欲しかったです。
ロマンチックなシーンが多く、少女漫画的な楽しみ方もできる作品。
前作とあわせて見ると、反発する二人の「相対フライトサイン」と高め合う二人の「相乗フライアゲイン」という、タイトル良いな～と思いました。
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