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表題作千夜に咲え

神崎
警察署長,蓮水,元刑事
両親の残した借金のかたに琥珀館で身体を売る少年

同時収録作品千夜に咲え

嘉門真士
久我家の執事
日向要
琥珀館で客を取らされる少年

その他の収録作品

  • おまけ

あらすじ

両親が亡くなった夜、独りになった要を
迎えに来たのは久我家の執事・嘉門だった。
両親が残した借金を返済するため、
要は琥珀館と呼ばれる洋館で暮らし、
男たちの欲望の相手をさせられることに。
逃げ出したくなる生活の中で、要を慰め、
心を支えてくれるのは嘉門だった。
嘉門さんが優しいのは仕事だから…
そう思う要だけれど、惹かれずにはいられない。
けれど、嘉門にも秘密があって――!?

作品情報

作品名
千夜に咲え
著者
秋雨るい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032762
3.5

(54)

(7)

萌々

(26)

(16)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
8
得点
188
評価数
54
平均
3.5 / 5
神率
13%

レビュー投稿数8

痛々しさの先に

重く痛々しい描写が結構あって
話の流れで仕方ないとはいえ、個人的には胸糞なシーンが多かったです…

両親を失い、憔悴しきっていた要に
これまで経験したことも想像したこともないような出来事が次々と起こるので
心を壊さないかハラハラしっぱなしでした。

嘉門の存在がツラくて苦しい日々を乗り切る光になり
皮肉な出会いではあったけど、その後同じ気持ちで幸せになってくれて本当に良かったなと思いました。
蓮水もかなりいいキャラで何か秘密がありそうだったので、彼のお話も読んでみたいです。

0

眼鏡執事と美少年

「ふきげんなディア」を読んだばかりなのと、2冊同時発売だったのに惹かれて購入しました。

要がとっても不憫だったのですが、嘉門の存在感であまり悲壮感を感じませんでした。要は悲惨な目に遭っても前向きな健気な良い子でした。そして眼鏡執事の嘉門の禁欲的な艶が堪りませんでした。

しかし要をいたぶるモブ署長や最強最悪なストーカージジイの絵面が汚過ぎて、汚過ぎてあまり萌えられませんでした。

密かにお気に入りは元刑事だったという蓮水でした。カバー下漫画でも良い味を出していました。

二転三転するお話が面白かったです。あらすじから想像するイメージと実際のストーリーは、良い意味でちょっと違うと思いました。

1

不憫受けです

1話を試し読みしてからの購入したので、シリアスなお話なのは知っていました…主人公が本当に不憫です。

不憫なんですが、色々されてるとこは描写少ないのが残念………。描写詳しくして、上下巻ならなぁと思ってしまいました。
でも、描写少ないからこそモブ苦手な人も読みやすいかもです。…私はもっと…!と思ってしまいましたが。
神崎さんは、なかなかなクズオジでした。
そして、USBの使い方…!は衝撃ですね。

描き下ろしの続きというか過去編読んでみたいです、バッドエンドにしかならなそうですけど…。
でも、読んでみたいです。















紙本購入
修正は、たまに白抜き、ほとんどアッサリ目なトーンです。

0

想像していたのとは違ったけれど

本誌で一話だけ読んで、これは良作だぞ、とわくわくしながら単行本化を待ちました。
個人的には、最初に感じたわくわくの行先が、少し違うところに落ち着いたなという印象です。

要がただただ可哀想で、もうされるがまま。
終始されるがまま、現状を打破する手段も外野が用意していきます。
自分が頑張ろう!という主人公ではありませんでした。

嘉門は最初から要側だなと思いながら読みました。
そんなことまでやるの?!という驚きの行動が多かったですが、憎からず思う要のものならできるものですね。
きりっとした眉と眼鏡という、最強コンボに目が癒されました。

要が不憫で仕方ないですが、そういう描写が抑えめに描かれているので、個人的には残酷さはそこまで感じませんでした。

要が何もできないという点はしょうがないのですが、もうちょっと頑張って!とも思ってしまい...
ただ、薄幸受けという萌えポイントはあったので、満足しています。

最後の最後、月日が流れてからの再会には、要の成長っぷりに驚きました。
そして相変わらずの、嘉門の執事っぷり。
主従のような関係で、愛を育んでいく先のひと悶着とか、読んでみたいなあと思いました。

月日を流しちゃうところにもったいなさを感じましたが、楽しむことができました。

3

キモいジジィが印象的

今回同時発売の2冊両方買いました。初めて読む作者様でした。
こちらは結構ダークな話でした。


両親が死んで茫然自失の要くんが、無理やり琥珀館に連れて来られて竜蔵氏(以下ジジィ)の欲望を満たす為に、客の相手をさせられる結構ハードなお話なので、苦手な人もいるかなと思いました。

客の相手をさせられる設定のわりには描写が過激ではないです。
ジジィが処女厨らしいので、挿入は玩具だけでキスも禁止というルールで客をとっているそうです。
エロも少なめです。
ただ要くんの心を折るプレイは何度かあって、神崎署長(以下ゲス)の描写は胸糞です。

出て来る大人達が酷いんですよね。
ジジィはマジキモイ!要くんの母親である茜さんを追い回していたというエピソードからしてキモイのに、その後の要くんやその前に飼っていた?ペット?に対する仕打ちもキモすぎる!
嘉門さんと蓮水さんも、何が行われるかわかっているのに、子どもの要くんをジジィの所に送り込むんだから結構ヒドイですよね。
作中で嘉門さんと蓮水さんの過去に何があったのか丁寧に説明されているので、仕方ないかと思う部分もあるのですが、やっぱり要くん可哀想です。

でも一番ヒドイのはもっと要くんがいじめられている描写が見たかったと思っている自分自身ですねw
ゲスがプレイ中に嘉門さんを呼びつけて、嫌がる要くんのtnkのアレを口で取らせる所はとってもドキドキしました。
その後泣いてる要くんもすごくイイ!
そりゃ好きな人にそんな所見せたくないよね!

とてもストーリーに引き込まれました。
最後ジジィの罪を問えるまで追い詰める事が出来てスッキリ!
ジジィのキモさは本当に力入れすぎwでしたので、罰が下ると本当にスカッとしました。
あと嘉門さんは常識ある大人なので、要くんが成長するまでは最後まで手を出さなかったのも好ポイントです。


4

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