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表題作恋愛談義

三枝玲於,27歳,医療系企業・クリニカスのCEO
葉山,25歳,商社勤務のリーマン

その他の収録作品

  • 三枝さんとの事後談義(描き下ろし)

あらすじ

「一流の男」に強く憧れる葉山だが、実際はごく普通の会社員。
合コンで一流の男を体現する三枝と出会い、弟子入りを志願し……!?

作品情報

作品名
恋愛談義
著者
カシオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667589
4.4

(159)

(80)

萌々

(66)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
18
得点
698
評価数
159
平均
4.4 / 5
神率
50.3%

レビュー投稿数18

くるくる変わる葉山くんの表情が魅力的!

BLアワードノミネートということで読んでみましたが面白かったです!
冒頭の雰囲気ではスタイリッシュなお話かな?と思ったんですが、美人天然たらしとハイスペなのに実は恋愛下手な男のすれ違いで結構ドタバタしていて楽しいお話でした。

葉山くんのちょっと貧乏というか堅実派な境遇設定は昔からドラマ等でも見かける王道設定。東カタ男子、見た目などに拘る節があったので見栄っ張り系かな?と思ったら、三枝さんの訪問にもスッとお部屋上げるし、実家の緑茶振る舞う素朴さもあって、え、なにこのかわいい子!ってなりました。
三枝さんに憧れの眼差し〜を向けたり、美人モードになったり、屈託なく微笑んだり、素朴な面を見せたり、くるくる変わる葉山くんの表情、とても魅力的。

謎な部分も残されているな、と思ったら続きモノでした。(続きも読了済)

0

葉山くんがとても魅力的

面白かった。
主人公の葉山くん、オープニングでは見た目重視の嫌な奴かと思ってたんですが、なんて可愛い子なんでしょう。
四畳半のボロなアパートに住んでても「港区なのに安いし大家さんもいい人」と喜んでるし、後輩や三枝さんが訪問しても快く部屋に入れて恥じるところもない。見栄張って港区に住んでるならボロアパートに住んでるのを隠したがると思うけど、そういう所がなくて良い。仕事もポジティブで頑張ってる。
自分の取り柄は顔だと理解してるけど、嫌な奴じゃないって貴重だと思います。三枝に対してライバル心を燃やすではなく弟子入れしたいなんて。
本当に美人で可愛い人ですね。
三枝さんも理想的なイケメンなのに内面は可愛い人。
ノンケの2人なのに、わりと早急に惹かれあってしまいました。そこをもう少しゆっくり読みたかったな。
葉山くんがスパイかと勘違いされてのすれ違いはハラハラしましたが、ハピエンで良かったです。
続編も出てますね。
後輩くんはどうなるの?三枝の手袋の秘密は?
伏線が色々残されてるので楽しみです。

2

硬派な攻め

この作者様の作品、初買いです。

今まで硬派な攻めってどんな感じかわからなかったのですが、こういう方のことを言うのだなと思いました。真面目で誠実な攻め。(付き合ってないのに受けに手を出しましたけど…)

受けは、天然、真面目、ボケで美人で可愛いです。わざとらしさも無く、好感が持てました。

社会人なのでそれぞれの仕事の話がよく出てきます。ただのエロのみだったらどうしようかと思いましたが、ストーリーはちゃんとありました。

攻めが、兄弟に対する劣等感があったりしたものの、ほぼ完璧すぎな人だなと思いました。続きはあるのでしょうか。あるなら、仕事のトラブル以外のトラブルに揉まれてそれを克服していくような2人の絆を見たみたいと思いました。

0

真行寺にもいい人が見つかりますように

 カシオ先生の作品はシリアス寄りのものしか読んだことがなかったので、こんなに面白いラブコメも描ける先生なんだ!と新たな発見に嬉しくなりました。少女漫画でもBLでも王道と言えるような展開が多いのですが、絶妙なタイミングで挟まれる気の抜けるシーンによって、ハイスペック×実は庶民な美人というこちらも王道な攻め受けの組み合わせでも鼻につくようなキラキラ感はなく、どこか落ち着きすら感じられるような雰囲気の作品でした。カシオ先生のタッチ自体もそう感じた理由の1つかもしれません。

 受けである葉山の他人とズレている感覚や、周りからするとかなりあざとくも見える無意識の誘うような表情には、好き嫌いが分かれるかも。でも、個人的には笑いや愛らしさに上手く昇華させているなぁと感じました。どこか憎めない人、そういうタイプなんですよね。後輩の真行寺もそんな風に感じたんじゃないかな。そして、ハイスペックな攻め・三枝は最後まで葉山に振り回される常識人。これほどのスペックを持っていながら、最初から葉山の美貌にやられている彼もまた、可愛らしいんです。何か複雑な過去を抱えているでもなく、今の2人のやりとりを存分に楽しめるところも、新鮮でいいなぁと思いました。

1

ギャップ

一流の男に憧れる葉山とその理想の男とも言うべき三枝とのお話。

自他共に認める顔がいい男、葉山。お顔はとっても綺麗なのに、中身はちょっと抜けていてギャップにコロッとやられました。
一流の男への憧れは強すぎるほどですが、背伸びせず身の丈にあった暮らしをしているし、しかもそれを全然苦としていないところにすごく好感が持てました。そしてぽわ~んとしている感じが可愛くて萌えました…!

見た目は完璧、中身はピュアな三枝。あんなにバリーっ!としてるのに恋愛経験ないとかなんなの…もう、萌えすぎてツラい…

ギャップ萌えなふたりの恋愛が萌えないはずがない!すれ違いはあったけど通じあってくれてよかったです。
真行寺とマークも気になる存在でした。
続編も楽しみです。

2

可愛い2人

カシオ先生の作品はダークな印象のが多くて、読んだ後にモヤモヤすることが多いのですがこちらの作品は楽しく読了しました。
カシオ先生のこういう作品大好きです。

葉山が美人で天然でとても可愛いんです。
そんな葉山に振り回される三枝が、文句の付けようが無いくらい良い男で全てが完璧なんです。

ズレまくってる葉山だから三枝といざそういうことになった時に誤解させてしまったり、そのことでお互いに振られたと思ってたりしていました。
ここら辺であれ?三枝ってもしかして可愛いかもって思いました。

そして葉山の会社にインターンとしてやって来た生意気な真行寺も、素直で可愛い葉山の味方になって行きます。葉山は無自覚の魔性ちゃんなんです。


意外に初々しくて可愛い2人の今後が気になりました。三枝の会社の件も気になるし、真行寺のその後も知りたいです。
続きが連載中ということなので、楽しみに待ちたいと思います。

2

けっこー刺さった

可愛い受けとスパダリ攻め
ありそうだけど、初めて読むような感覚
カシオ先生のダークなイメージがガラッと変わってよかった
普通に萌えたし、好きな作品
受けがとにかく可愛い。無自覚ボーイ
計算とかしてなくてただ憧れるために頑張ってて素で可愛い!わんこ系に近い
攻めはまさにすべてパーフェクトボーイなんですが最後の最後にまさかの恋愛経験なしとな
ここまで本当にスーパーパーフェクトだったのに!すごく、え!?って読んでるこっちもビックリ。
萌えた笑
読んだらわかる、この萌え


ところで、手袋はなんでしてたの?

3

ド天然シンデレラ

終始コミカルと思いきや、すれ違いや切なさもあって大好きです~。
続編が連載中と知り、気持ちもあがりますー!!

愛読書の「東京カタログ」から抜け出たような都会の一流の男:三枝と合コンで出会った葉山は弟子入り志願!
合コンなのに男ゲットwww

三枝の戸惑いをよそに師弟関係?を結び、行動を共にしていくうちに葉山の自覚のない天然の可愛らしさに心惹かれ振り回されます。
その姿は葉山の憧れのスマートさからはかけ離れているけれど、いい意味のギャップ萌え!

ふたりともカッコイイのにズレているからお互いの本心が伝わらず読んでいながら「違う違う」って笑ってしまいました。

葉山が自分のアパートに三枝を招き入れてお茶を振る舞う場面が好きです。
見栄を張るって考えがないんですよね~。
自分を恥ずかしく思うことなく、自然で良い子なのがいろんなエピに溢れていて応援したくなります。

三枝の会社を巡り一波乱ありますが、それまでがコミカルなので短いながらもその不穏な空気に胃が痛くなりました←
葉山くんにハニトラできるような演技力はないよー(笑)

■三枝玲於
生まれも育ちも港区、医学部卒業の起業家。
眉目秀麗で葉山の憧れを具現化したアッパークラス男子。
が、恋愛経験ナシのDT&遅漏。意外性最高!
ご家庭環境が複雑なのか家族仲は悪そう…それが本人の自己肯定感の低さに繋がっている?
謎の手袋をしている。
手袋着用の理由は続編で明らかになるのかな?
壁ドンも顎クイもそつなくこなしてました!

■葉山卓
小さい専門商社に勤務する4畳半のアパート暮らしで「一流の男」に憧れている。
異業種交流会で出会ったおじさんに一服盛られちゃうほどの美貌。ド天然。
おめめキラッキラの素直ながんばり屋さんが頑張りすぎて残念な可愛さが満載。
距離感ゼロの接近戦(無意識)で三枝を翻弄。
三枝に迷惑だと思われたくないって健気~。

■真行寺
葉山の会社の研修生。
最初こそ葉山に不遜な態度をとっていたけれど、真面目にポジティブ(無自覚)に仕事をこなす葉山を見直してからは良い関係に。
好きな子に意地悪く絡んでしまうタイプ。
惹かれている自分に気づくと同時に失恋してしまった彼に救済策を~。
スーツ着用時のあげた前髪がカッコイイ!

■マーク
三枝のビジネスパートナー。
いろいろ残念。

結局、4人とも残念なんだけど楽しかったー!

3

お洒落な大人の恋愛、と見せかけて…?

表紙から色っぽい大人の恋愛?と思っていたら、
ピュアっ気溢れる可愛らしい二人のお話でした。
すれ違いはあれど複雑さもなく、あっさりとした読み心地でした。

「一流の男」に人一倍憧れる葉山はある日、合コンで
容姿もステータスも全てにおいて完璧な男・三枝に出会ってしまいます。

まさに理想とも言える三枝に弟子入りを志願し、
その日から、食事に行ったり、ピンチを救われたりするうちに
師匠として憧れていただけのはずの三枝に恋愛感情を抱いてしまい…

葉山の第一印象は一流だとか港区だとか、なんだかいけ好かない
格好つけ男なのですが蓋を開けてみれば、拍子抜け。

とってもピュアな天然さんでした(笑)
実は職場も小さな商社で、家も港区住まいとは言え、
四畳半のボロアパート住まいというオチ。
容姿は美しいけれど、中身はとても純粋で、
格好良いというよりは可愛いがしっくりくるタイプでした。
天性の魔性?というべきか、ノンケにもかかわらず
妙に男を惑わす魅力に溢れておりました。

見た目が綺麗すぎるだけに、彼の外見に引き寄せられた人間は
その落差にがっかりするか、萌えるかのどちらかなんだろうなぁ…

はじめは葉山の勢いに押され気味だった三枝も彼の美しさや
素直な心に惹かれてゆき、「触れたい」と思うようになります。

葉山だけではなく、男女両方から見ても「完璧」な三枝ですが、
実は意外な秘密を隠し持っていたりと、そこがまた萌え要素でもありました。

黙っていれば、クール且つスマートで
ナチュラルなにスパダリ感溢れてるんですけどね。
でも、完璧すぎるよりはちょっと弱点があって、
葉山に振り回されてる三枝の方が可愛らしくて好きでした!

順調に距離を縮めていたかと思われた二人ですが、
後半では些細な誤解からすれ違ってしまいます。
葉山に罪はないだけに少し不憫でした。
でも、好きな人に裏切られた(と思っている)三枝も可哀相か…違ったけど。

原因はコミュニケーション不足なわけですが、たまたま誤解が解けたから
良かったものの、偶然任せではなく、もう少し両者からの歩み寄りなどが
あれば内心もっと盛り上がれたかな…と。

最後は情熱的な仲直りエッチで締めくくられました。
待ちに待った瞬間だったのでニヤニヤしてしまいました…♡

描き下ろしでも存分にイチャイチャする二人が微笑ましかったです♪
そして、葉山の「次は俺の中でイって下さいね♡」の破壊力がやばかった…

葉山の後輩の真行寺くんもほんのりと恋心を匂わせるも、
今回はそれ程の活躍を見せることなく終えてしまいました。

個人的に真行寺くんの当て馬感がたまらなく好きでした。
元々愛想なしの子が受け限定で徐々にデレていく展開に
キュンとしてしまう性質なので、続編ではもう少し真行寺くんが
活躍してくれますように!と期待を込めたいと思います♪

あと、三枝の手袋の理由がなんとなくニュアンスでは伝わったものの、
はっきりと明示されなかったのでそこも明かされますように。

2

色気がすごい...

発売とても楽しみにしていました!
カシオさんの描かれる攻めと受け、どちらも美しくてセクシーでめちゃくちゃ好きです...。表紙も素敵〜!

綺麗な顔だけど天然な受け、完璧に見えるけど恋愛経験皆無の攻め...文字にするとありがちな設定にも見えるのですが、さすがカシオさんクオリティのギャップとすれ違いの描写がもう最高です。

続編があるとのことで...すごく楽しみにしています。真行寺くんがどうか報われますように...

1

可愛い

受けが可愛いです。
すれ違うとことか、キュンキュンしますね!
えっちはアッサリ目だけども、やっぱり受けが可愛かったです。
そりゃ、あんな受けくんが警戒心なかったら狙われちゃいますね(笑)
薬を盛るのはダメだけど、その後の展開が美味しかったので良いです。

続編も連載されているみたいなので、続きが楽しみです。
手袋が気になる…。
新人くんが不憫なままなのも、どうにかなれば良いなと思います。


















紙本購入
修正は白短冊です。(そんなに描写多くないので電子でも良いかも)

1

恋愛談義

めちゃめちゃ面白かった
キャラがすごく魅力的でした
完璧男子と美男子のお話
けど、なんとも不思議な掴みきれないキャラクターでハマってしまいました
なんかクセになる
そんな感じのお話でした

攻めが完璧なのに、抜けてるというか決まらないというか
受けの天然っぷりが半端ない
けど、それが一生懸命でまっすぐで
憎めないというか可愛らしいというか
そのバランスがとても良かった

これからの二人がもっとみたいお話でした
試し読みの印象は良い意味で裏切られました

1

微笑ましい

最初の1ページ目、いけ好かない受けがキャンキャン鳴かされちゃう系?って思ったら、全然、違った!カッコイイ男に憧れるちょっと抜けた受け。良い方向の裏切り~かわいいおバカななのが微笑ましい。

一生懸命なのが可愛くて無自覚に煽ってくるもんだから!!攻めも翻弄される姿が可笑しい。勝手に勘違いしたのは酷い!と思ったけど、理性保ってグルグルしてる高スペックなのに俺様ではない攻めは好感度高し。2人のちょっと噛み合わないやり取りが終始可愛いい。

なんで手袋してるかとか、医者を諦めた理由とかは続編で読めるのかな。遅漏問題もどうなることやら…
要所要所のツメがちょっと甘い?氷室と真行寺が半端な感じがしたけど、楽しく読めました。

2

これぞ「天然美人」

カシオさんの作品って不思議ですよね。
独特な絵柄から醸し出される雰囲気が、シリアスにもコメディにもハマる。
どちらの作品にも「カシオワールド」とも言うべき、不思議な味わいがあるんだなあ。

一流に憧れて、一流を目指す男子のための雑誌『東京カタログ』を愛読。
情報は収集しているものの、いまいち成果が出ない葉山は、ある合コンで「これぞ一流」という三枝に出会って、弟子入りを志願するが…。

葉山は静岡から大学入学を機に上京して7年。25歳です。
でも25歳に見えないんですよ、可愛くて。
大学デビュー/社会人デビューの勘違いくんかと思いきや、全然違う。
「一流の男」を目指していることを隠さない無邪気さや、生粋の港区男子に対して僻むのではなく純粋に憧れてしまう素直さが国宝級ピュア。

目をキラキラさせた若者が「一流になりたいんです!」なんて言って来たら…。
同じ世代の女子には受けないでしょう。
「あー、田舎者か。顔はいいのに残念」ってなってしまいそう。
だけど年上だったら男女共に可愛がってあげたくなってしまうはず。

というわけで、三枝に懐いてしまった葉山。
懐かれた三枝の方は、葉山の無邪気な距離感に戸惑い、自分を見つめる眼差しにどぎまぎ。
だって葉山、美人なんですよ。麗しい。
無邪気ということは隙があるということで、葉山も見事に隙だらけです。
だから勘違いする人も出てくるし、悪い大人は騙そうとする。だけど本人は気付けない。
本人の意図と周囲の反応のギャップが、何とも面白い!

話が進むにつれて、三枝の経営する会社に暗雲が。
葉山の会社のある場所や、葉山が近付いてきた時期なんかが疑惑を呼んで誤解が起こる辺りから、切なさ攻撃がやって来ます。
面白くて笑えるだけじゃないのも、カシオさんの腕の見せどころ。
そこまでのゆるい空気からのギャップで切なさが倍増するので、ラストに感じる多幸感も倍増します。
「一流の男」三枝の驚きの新事実まで、たっぷりと堪能させていただきました。
描き下ろしも三枝の恥ずかしい秘密の暴露で笑えます。

葉山の初の後輩・真行寺がもっと絡んでくるかと思いました。
三枝が医師を諦めた理由と、そこに関係しているはずの手袋の件もきちんと明かされていません。
その辺りはきっと「シェリプラス」掲載の続編で明らかになっていくのかな。
真行寺もこのまま引き下がるとは思えないし、続編も読みたい!

電子版のおまけは、葉山の顔面がいかに周囲から愛されているかという話でした。
最後までとことん可愛い葉山、最高でした。

14

激しく萌えた

萌えがっ!萌えがすごかったです!
三枝さんも葉山くんも2人してかわい過ぎました!!2人とも大好きだーー。

カシオ先生って事で、すこーし覚悟しつつ、レーベル的には安心しながら(あくまで主観)ドキワクで読み進めました。
結果、萌えと笑いが溢れた癒し作品で、めちゃ面白かった♡
葉山くんのヌケ具合が絶妙で、何度も吹き出しました!

お話は最後少しだけ駆け足に感じてしまった。
もっとこの2人の話を読みたいのでどうかもう少しゆっくり進んで!と思いながら6話目読みました( ;∀;)
描き下ろしまで読み終わり(これまた最高でした)、激しく萌えながらもお話が終わってすっごく寂しい気分に。
そう思ったのも束の間。続編があるとのことで、わーい!!
「恋愛関係」ってこりゃまた楽しみすぎるなー。

個人的な好みにより攻めのヤキモチなどが見たいため、真行寺もう少し頑張ってくれても良いのだよ(^-^)真行寺、続編にも出るよね??

読後、幸せ気分になれると思いますので、ぜひ読んでみて欲しいです♪

6

一流の男って大変だね!

作者買いをしました。
あまりダーク過ぎる話は得意ではないので、大丈夫かな?と少し心配していましたが、いつものカシオ先生のようなダークさはなく、とても面白かったです。

葉山くんは一流の男に憧れる会社員との事で、最初のページでは合コンでモテる格好いい葉山くんがいます。ただ「東京カタログ」を愛読し、造った葉山くんだったようで、合コンに遅れてきた三枝さんを見てからボロボロメッキが剥がれていきます。
その素が出てきた葉山くんは、いい人で可愛いんです。
元々顔はとても良いので、三枝さんがドキッとしてしまう顔で弟子入りを迫るんですが、あんなに熱心に言われたら断れないですね。

一方の三枝さんも何でもそつなくこなす格好いい男性かと思いきや、少しずつ余裕のない所や自信のない所が出てきます。

二人して何だかポンコツで、上手く嚙み合わないのがもどかしいんですが、そこが面白いんですよね。

三枝さんが勘違いで葉山くんを突き放してしまうのですが、その時支えてくれる後輩の真行寺くんがいい奴でした。登場シーンでは、今時のチャラい学生っぽく、仕事を振ってもそーゆーの古いーとスルーしたりしてます。でも葉山くんと仕事しているうちに絆されていってるんだろうな、弱っている葉山くんをさり気なくフォローしてます。
誤解が解けて三枝さんと葉山くんがくっついてしまうので、人知れず失恋してしまうような形ですが、いい奴なので幸せになって欲しいですね。

二人がくっついた後の甘々もイイ!カッコいい三枝さんとかどこ行った?ってくらいの余裕ない三枝さんが堪能出来ます。完璧な鎧の取れた三枝さん可愛いです。

続きも執筆中とのことですので、楽しみに待ちます。

4

意外性がヤバすぎた♡

これはヤバい!
めーっちゃ萌えた♡
攻受のどちらかが純情イケメンという設定はよく見るのですが、本作は両方イケメン純情ボーイでした。
この設定大好き!
自分的にも大発見のツボでした♡

一応完結する作品なのですが、謎が残ったまま、サブキャラが宙ぶらりん。
といいますのも、続編が連載中とのこと。
続編で明かされる部分もあると思うので、不完全燃焼なところも納得です。

「一流の男」に憧れる葉山は、見た目は超美人なのに中身が若干残念。
そんな葉山が憧れるのが、青年実業家の三枝。
「一流の男」の極意を学ぶため、葉山は三枝に弟子入り志願し……と、いうラブコメ展開。

スマートなラブストーリーかと思いきや、ギャップがあり過ぎのキャラに笑って悶えて大変でした(笑)

葉山は美人で妖艶なのに天然で、そのギャップが凄いです!
勤務先は「大福商事」、家は四畳半のオンボロアパート。
もー、葉山がめっちゃ愛しいキャラなんです。
三枝に惹かれていく葉山の天然魔性ぶりには、三枝も振り回されていきますw

葉山は真面目な良い子なのに、三枝には誤解されてしまうんですよね。
誤解が誤解を生んで、結果的に三枝に捨てられる形になってしまった葉山。
ここは苦しくて、胸がギューッとなりました。
切なくて切なくて、それでも恨言一つ言わない葉山が健気過ぎて辛かったです。

しかし三枝にも、何やら秘密がありそう。
いつも手袋をしていたり、家族仲が悪かったり、医学部卒なのに会社経営していたり……と。

しかし1番驚いたのは、イケメンエリートな三枝が恋愛初体験だったこと!
このギャップに萌え転がってしまいました♡
まさかの童貞!(しかも、遅漏w)
最高のギャップ萌えでした‼︎
完璧に見えた三枝は、実はピュアで自信のない男だったんですよね。
「一流の男」を押し付けた葉山にも非はあるかもね。

そして葉山への誤解が解け、ようやく三枝と心から結ばれた時は感動でした。

密かに葉山に魅了されている真行寺や、三枝のビジネスパートナーのマークも気になる存在。ここは、続編で深掘りしてほしい。

とにかく、ギャップが半端なくて最高に萌えた作品です!
切なくて可愛くて面白くて、ガッチリ心を掴まれました‼︎
続編も楽しみにお待ちしています^^

11

可愛い…!

作家買い。
カシオ先生ってそこはかとなく漂うダークな世界観を多く描かれる作家さま、のイメージが個人的には強いのですが、今作品はなんて言うのかな。

めっちゃ可愛い…!

カシオさんらしいシリアスさを孕みながら、でもコミカル。通常運転のカシオさんらしいドシリアスな作品を読みたいと思って手に取られると若干肩透かしを食らうかもしれませんが、個人的にはドストライクな作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公は商社に勤務する葉山くん。
綺麗なビジュアルに商社勤務、ということで勝ち組にいる。

…、と見せかけて、実は葉山くんは「一流の男」に憧れ、日々切磋琢磨しているという普通の男の子。顔は綺麗ですが、田舎出身で、商社に勤務しているといってもごく小さな会社なのだ。

そんな彼は、ある日参加した合コンでズキューンと胸を打ちぬかれる人物に出会ってしまう。可愛い女の子、ではなく、自分が理想とする一流の「男」に。

イケメンで、若いながらも起業し、生まれも育ちも都会で、葉山くんが愛読している雑誌から抜け出てきたような、三枝さんに。
三枝さんのような男になりたい。
そう切望した葉山くんは、グイグイと三枝さんの懐に入り込んでいくが―。

この作品の何が素晴らしいって、恋の成就と、彼らの仕事、その二つがきちんと軸になってストーリーが進んでいくところかと思われる。完璧に見える三枝さんにも、彼なりの仕事上の葛藤がある。綺麗なビジュアルを持つ、見た目は完璧な葉山くんもまた、彼なりのコンプレックスがある。

それらがきちんと絡み、繋がり、ストーリーに奥行きがあるところが、さすがカシオさんといった感じか。

今作品は「勘違いもの」といえるでしょう。バッサリ言ってしまうと、よくある展開、ストーリー。お互いに勘違いし、すれ違っていく。そういったバックボーンでありながら、今作品は独特の世界観を放つ。これぞカシオマジックか。

また、展開としてはコミカル寄りな作品ではありますが、カシオさんの色気のある絵柄があることで、コミカル過ぎず、シリアル過ぎず、バランスのいい作品になっていたように思います。

スパダリでパーフェクトに見える三枝さんの可愛らしさ。
遊んでいる風体に見えて、仕事も恋も一生懸命な葉山くん。
この二人と、そして彼らを取り巻くサブキャラもいい味を出していて、ストーリー良し、キャラ良し、バックボーン良し、な作品でした。

ちなみに当て馬くんも登場しますが、彼も良い…!
ぜひとも彼メインのスピンオフ作品を描いていただきたいと思います。

こんな可愛いカシオワールドが堪能出来て幸せ。
文句なく、神評価です。

10

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