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表題作秘めやかな熱情

久瀬成清 受の家のお抱え医師 敬語で腹黒
倉橋珠貴 旧華族 高飛車で世間知らずな高校生 病弱

あらすじ

旧家の御曹司である珠貴は、大量の借金を抱える実家のために、医者の成清に身売りすることになって……。

作品情報

作品名
秘めやかな熱情
著者
牧山とも 
イラスト
椎名ミドリ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775508121
2.8

(8)

(0)

萌々

(1)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
22
評価数
8
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

腹黒敬語!

攻めの成清、かなり悪い男です!
まず、七歳の珠貴に目を付けたこと!当時成清十八歳。犯罪じみている……。なにしろ珠貴が大きくなるまでの十年間で「妄想と歪んだ欲求が膨らんだ」らしいですから。
しかも堂々と珠貴に手を出せる時を待っていたらしい。
そして、加えて性質はS!「心を砕く相手ほど泣かせたくなる」と言っております。
……なんだか珠貴がかわいそうに思えてきますね(-.-;)

こんなひどい男のどこに萌えるかというと、いつもの敬語+笑顔とのギャップがいいんです!
腹黒キャラが好きな方に強くお勧めします。

あとは如何せん珠貴が世間知らずで勝ち気なキャラなので、そんな珠貴を可愛いと思えるかどうかで評価がわかれるかも…(^^;)
珠貴は勝ち気だけど病弱、というギャップがいい(笑)

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ギャップ萌え要素が多い作品

あらすじにもあるとおり「主従関係」が逆転する時、そこにあるのは―
それは、もちろん…

コメディー中心の牧山先生のお話としては珍しいタイプのお話では…と思います。

牧山先生のお話にしては、シリアス調?
あくまでも牧山先生比…というか、コメディではない!という意味です。
NONコメディ作品

この攻めは牧山先生作品の中ではちょっとS度が高いというか、お道具も使われますし、成清が受けのお抱え医師という立場上、珠貴に対する言葉遣いが慇懃、でも態度は大変真逆なところが萌えポイント↑

珠貴が寝ているときだけ宝物のように扱うのも、ギャップがあってちょっと萌え↑

もともとの主従関係が逆転するので、立場的には下剋上みたいな感じもします、が、珠貴が育った環境もあって、全編にわたって屈さないところも◎

珠貴には言葉遣いこそ、いえ、態度も冷たく接する成清ですが、牧山先生攻めらしく、その根底では受けを「溺愛」でございます。

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腹黒攻め

下克上、主従ですが、病弱な受けとそのお抱え医師という少し変わった組み合わせ。
攻めのSっぷりと腹黒さが良かった。6,7才の受けに目を付けてずっと機会をうかがっていた訳ですからね。手中に収めた時の喜びたるや相当なものがあったでしょう。
最終的に受けも攻めへの愛情を自覚するようになり、ハッピーエンドなんですが、ちょっとこれは初めての快楽を与えてくれた相手(受けは童貞なので)へ情がわいたと言えなくもないような(^^;)
気が強くてもまだまだ単純なお子ちゃま・・攻めに良いようにされちゃってる感じで気の毒&可愛かったです。

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