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半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される

hanma no ryukishi wa henkyohaku ni shuchakusareru

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表題作半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される

アルフレート・ド・ディシス,29歳,イルヴァ辺境伯で元上司
カイル・トゥーリ,25歳,魔族の血を半分引く異能持ちの青年

あらすじ

ドラゴンの言葉を理解できるという異能を持ち、田舎街の騎士団に勤めるカイル・トゥーリは、ある日、昔の恋人、アルフレートと再会する。カイルは三年前に別れてから、彼を忘れた日はない。だが、かつて直属の上司だったアルフレートは今や辺境伯で、自分は平民の、ただの一介の騎士。――それに、カイルは、彼を裏切ったのだ。自分にはアルフレートの傍にいる資格などないと、カイルは彼と距離を置こうとする。けれど、アルフレートはそれを許してくれなくて――「お前をどこまででも、捜しに行く。もう、逃がさない」WEBで大人気のBLノベル、待望の書籍化!

作品情報

作品名
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される
著者
矢城慧兎 
イラスト
央川みはら 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
シリーズ
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される
発売日
電子発売日
ISBN
9784434283840
4.1

(68)

(34)

萌々

(18)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
277
評価数
68
平均
4.1 / 5
神率
50%

レビュー投稿数6

攻めの溺愛、再会ラブ

コミカライズから原作小説を読んだ口なのですが、こちらの小説のほうが心情やイチャラブのシーンや登場キャラ同士のやり取りが多くて好きでした。
恋をお金に替えたカイルの別れ方は最低なのにそれでも嫌いになりきれなかったアルフの愛情は深かったです。再会してからの距離の詰め方がコミカライズと小説で少し違うのですが小説の方が溺愛を感じます。

アルファポリスのアプリで時間をかければチケットを貯めて小説を丸々読むことも出来るので、気になる方は試しに読んでみてはと思います。

0

執着攻に萌えます

続編が出たので読んでみました。
とても読みやすい文章と魅力的なキャラに、一気に世界観に引き込まれました。

そして何と言っても攻のアルフレートのカイルへの執着ぶりに萌えるんです。
カイル以外には冷淡で興味が無いのも好みでした。
でも、だからこそカイルはアルフレートの本性に気が付かず三年前に別れを選んでしまうんです。

カイルに取ったら思わぬ再会なんですが、アルフレートにしたら虎視眈々とチャンスを伺ってたわけです。
殺人事件の真相を探るうちに大きな陰謀を解決するまでの流れがとても面白かったです。


登場するドラゴン達もとても可愛いです。わちゃわちゃしてて、カイルが大好きで憎めない存在でした。

特にお気に入りだった脇役は、魔族の長のキトラでした。残酷だと恐れられてるのに幼い王女やカイルにだけ優しいところが素敵でした。

それから小姑よろしくアルフレートを揶揄う、カイルの幼馴染のキースも好きです。

続巻では魔族の里にカイルが連れて行かれてしまうらしいので、これから読むのが楽しみです。

2

執着バンザイ!

長かった…。盛りだくさんです。
電子書籍に慣れてないので、読んでる時に表紙や人物紹介のイラストを確認したくてもできず。

とにかくアルフレートの執着にバンザイ!ありがとう!

レビューしようにもとにかく長いお話で盛りだくさんで。

主人公カイル、とても切なそうな始まり方で…。
どうも恋人を裏切ってお金を貰い3年前に別れたのにまだ夢にうなされ、しかもアソコが不能だと…。
でも訳ありげで…。

そして3年ぶりに再会した元恋人であり上官だったアルフレート。カイルを冷たい目で軽蔑するようで…。なのにキスをしたり手放してくれなくて。

カイルが言えなかった別れの真相。その真相に関わる女性との悲しい過去。しかもその女性がカイルにさらに濡衣を着せてアルフレートから大金を盗んで。

アルフレートの元に留まるうちに王宮では魔族と和平を結ぼうと魔族が招待されて、また半魔の王女の護衛にとカイルは近衛兵に就くことに。

その魔族との明らかになる関係、カイルにやたら絡みつく昔の同僚のハインツ。

とにかくカイルを中心に人間関係?というか事件の相関図が大きくいくつもあって。

1つずつ解決していくのですが。
明らかになるあれやこれやに涙したり、ハラハラしたり。

カイルは正義感が強くて、一人で突っ走って解決しようとして、その度にアルフレートやキトラが助けに来るパターンが読んでる方は慣れてきちゃって。

竜の言葉が理解できるカイルは竜にモテモテなのですが、なぜか人間にもひと癖ふた癖ありそうな男達に執着されるようで、モテモテなんですね。

アルフレートの執念としつこさに救われ最後は一緒に北の辺境の領土で仲睦まじく暮らしましたとさ、です。

色々ありましたけど母が酷すぎでした。カイル偉い!
でもお陰で兄や姉や故郷が出来て良かったね。

最後はアルフレート視点で実況中継?攻め視点の受けの描写は萌えます!

すごく盛りだくさんで良いお話でしたが、文章がどうもライトな感じがしちゃって。なんでかな?

3

いい作品でした

受け…黒髪×赤眼×半魔騎士×薄幸×健気
攻め…赤髪×碧眼×伯爵騎士×スパダリ×執着

魔族、騎士、神官、孤児院、差別、悪役登場と色々な登場人物が出てくるが読みやすく、主人公2人の癖も強過ぎないのでストレスを受けず読める。

攻めのアルフは勝手に去ったカイルを恨んでるはずが、呆気なく溺愛し始めて最後まで安定のデレだった。主人公カプの愛情の安定ありきでファンタジーや陰謀のストーリーを楽しみたい人にはおすすめ。
やや食傷気味なのはカイルの無茶な行動の繰り返しと母親のしつこい殺意。
イラストも表紙の受けは中学生みたいであれー?と思うが、捲るとアルフが脇キャラみたいに艶消しになり、カイルがかっこよくなり、一番目立つのが幼馴染のキースになつていて謎。
個人的には攻めがもっと変態のヘタレで、受けの何がそんなに夢中にさせるのか書き込みが欲しかった。
アルファポリスは本気読みすることなく放置だったがこの方は文章力のある作家さん。

0

執着する攻め様、される受け様。いいわ〜( ☆∀☆)

昨今、いろんな小説投稿サイトがあるのですね〜。
私はこちらの小説で『アルファポリス』というサイトを知りましたよ(^o^;)

ぴれーねさまが熱く語っていらっしゃるレビューを見て、私の好きそうなお話だわ、と購入。

主役の2人はもちろん、魅力的な脇役達もいっぱいで、とても面白かったです(≧▽≦)
カイルの幼なじみのキースが、いい味出しててナイス(*^^*)


受け様のカイルは、父親が魔族で母親は人間のハーフ。
孤児院育ちながら、竜との会話ができるため竜騎士となり、今は田舎の騎士団の一騎士。

攻め様は、カイルの元上司であり恋人でもあったアルフレート。

身内が立て続けに亡くなり、アルフレートが辺境の伯爵の地位を継ぐタイミングで別れた2人が、再会し、恋人として、伴侶として関係を築き直していくお話です(*´∀`)

順番としては、やはりアルファポリスさんで2人の出会いと別離編を読んでから本編を読む方が、人物関係もよくわかるし、よりカイルの気持ちがぐわーっときて、よいのではないでしょうか。
もちろん、こちらだけでも一冊の物語として出来上がってますけども。


再会した最初こそ冷たい態度のアルフレートだけど、なんだかんだでカイルを手元に置きたがり、距離の近いキースに嫉妬しまくりで、アルフレートがカイルに執着してるのは丸わかりでした。

攻め様の嫉妬や焦燥が大好物の私としては、あちらこちらに萌えきゅんが詰め込まれていてにやにやしっぱなしです。

カイルの小姑のような存在が、大きな顔をして度々アルフレートを煽ってくるのも大変美味しゅうございます( ☆∀☆)


出自のせいで、自分を卑下していたカイルでしたけど、母親にキッパリ別れを告げるシーンは胸を打ちました。
散々母親に振り回されて、それでも母親なのだから、と受け入れていたカイルだっただけに、強くなったなぁ、と。
アルフレートをはじめ、カイルが愛し愛される周囲の人達あってこその強さですね(つд;*)


アルフレートのために、自分の身を危険にさらそうとするカイル。
自分の居場所はアルフレートの隣だから、と言い切るカイルが潔くて何も言えなくなります。
竜に憑依したカイルとアルフレートの会話が泣けました。


あまり自分を大事にしていないカイルだから、アルフレートが大事にしてね(^-^ゞ

アルファポリスさんで、辺境へ一緒に行った2人のお話が始まってるようで、続きが読めるのが楽しみです(≧▽≦)


イラストが人物紹介のページだけだったのが残念。
こちらの出版の作品は、みんなそうなのかな。




8

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