Renta!限定特典付き
新刊時に購入から二度目の拝読。元々こちらは受けの容姿が好みで購入。
けど思ってた感じの性格とは少し異なったのであんまりそこはハマらず。けどもう一回読み直すだろうと保管してました。
見た目がタイプの受けでも私自身誘い受けとかあきらかに腹黒とかが苦手で( ; ; )なのでちょっときつい系の誘い受け要素があるところに、そこまでハマらず
また攻めの容姿も好みなものの思ったよりも流され侍のようなそんな雰囲気
みよし先生絵も好きだし読みやすいのですがこの作品は多分タイプで分かれると思いました
幼馴染みだけど一方が避けまくってる状態からの再会もの。攻めの友昭が無神経一歩手前の気にしないタイプなので、普通に交流が始まってました。
受けも攻めもキャラははっきりしてます。ストーリーも面白いです。ただいろんなことが分かり辛い…。視点が移り変わるシーンとか、過去とシンクロさせたいシーンとか色々。場面転換が唐突で、何度もページを戻って飛ばしたページがないか確認してしまいました。大事な告白シーンでも、なんでいきなり30分前に戻る???となってしまい、萌えるはずのところが回想になってて集中できません。奏が作中で言う「本当に急展開すぎて焦る」というモノローグには、私も深く頷いてしまいました。
友昭の強引さは奏の素直さを引き出すには必要なもので、ぴったりのカップル。設定も萌える要素満載で、絵もすごく好き。もう少し分かりやすく描いてもらえたらなあと思いました。
巻末短編は何かの序章みたいなお話でした。二人ともビジュアル最高です。
幼なじみの奏と音信不通になってから7年、ずっと連絡を待っていた友昭は
髪を切りに行った先で美容師になっていた奏と
偶然にも再会するわけですが…
再会を喜ぶ友昭に対して奏はあっさりしているしなんなら嫌そうで。
そのふたりの温度差からなんとなく先が読めてしまったなと思いました。
自分の想いが叶うことはないと悟った奏は友昭から離れることを決め、地元にも帰らず連絡も断って…
友昭への気持ちを諦めるにはここまでするしかなかったのはわかるけど
奏の想いに全く気付いていなかった友昭のことを思うとちょっと複雑な気持ちにもなりました。
友昭が「好きだ」と言ってくるのを信じられずにいる奏ですが
友昭のどんなところを好きになったのかとかは描かれていないので
奏の友昭を好きな気持ちもいまいち信じきれないなと思ってしまった。
最後には想いが通じ合って幸せそうなふたりが見れるので良かったのですが
途中にモヤモヤするところが多かったです。
ん~ 最近攻めてますよね みよしさん
実はこっそり好きなんです
ただ 【エデンのうらがわ】【片想いとパレード】
あの辺りかお気に入りなので 最近めっちゃ攻めてるなと感じてしまうだけ?
幼馴染み拗らせ系と 超鈍感踏み込み系
片想いとパレードの 鷹也とももちゃんをパワーアップさせたくらいのグダグダ感と 捕まえれば逃げる 際限なく繰り返されるおいかけっこ感
手にしてしまえば離せなくなる
離される時が しあわせな今以上に怖くなる
欲を持った時点で 全てが変わったしまう互いの関係
若干雑味はあるんだけど 『恋愛対象』と意識した後の戸惑いとか 嫉妬 あまえ 想いの繋げかたやり取り 激しさの中に奥ゆかしさと言うか どんなに攻めた風にしてても みよしさんらしさと言うか
あれだッ!【年下彼氏に拾われました】の強引さと【片想いとパレード】の合体みたいな?
このお話だけで1冊だったらもうちょっと深く出来たんじゃないかな~?って思いながら みよしさんはエロ重視じゃなくてもいいのにな~なんて勝手に
時代はエロ部分が激しくないと売れなくなっちゃってるんですかね?
みよしさんらしい 相手に対する後ろめたさと愛しさ 想いすぎた優しさが詰まって空回りするエロ度薄めのお話嫌いじゃないので 無理して昨今のBLらしさ を求めなくてもいいのにな なんて 好きだからこそ思ってしまう 欲?
悪くなかったんだけど なんかちょっと個人的に思うところあって
間に挟まってた「2番目の人」 あの後の彼らってどうなったんだろうね? めっちゃ気になるわ
みよしあやと先生の作品は初めて拝読しました。
絵が綺麗です。攻めも受けもしっかりとした男性らしい体つきで、見た目も好みなタイプでした。
幼なじみの友昭(攻め)と奏(受け)。
高校を卒業するのと同時に奏が音信不通となって7年。
ある日、ふたりは偶然にも美容院で再会を果たします。
友昭にずっと片思いをしていた奏は関わりを避けようとしますが、そんな事情を知る由もない友昭は積極的に奏に絡んできて…。
タイトルから想像できるとおりのストーリーです。
長い間、攻めへの想いを抱えていた受けの気持ちに、攻めが応える、という展開。
…本音を言えば、こういう攻めってどこか好きになれないんですよね。
受けは何度も忘れようとさんざん悩んで苦しみ続けてきたのに、攻めはそんなことお構いなしで、楽しく人生を送ってきました。
そして、無自覚ゆえに「俺たち親友だよな」と線を引いてしまう。
で、いざ自分も好きになったら、じゃあ付き合おうって、いくらなんでも虫が良すぎやしませんか。
受けにとっては、自分も今まで攻めが付き合ってきたうちのひとりでしかなくて、飽きたら捨てられるかもしれない…という不安と闘わなければならないわけですし。
…とまあ、冷静になるとそういう感想に至ってしまうんですが、そこはフィクションの世界。
受けの一途な想いが報われるのってものすごくカタルシスを感じますし、やっぱり萌えるシチュエーションなんですよね。セオリーが分かっていても、きゅんときてしまう。
この作品でそう思えたのは、友昭も奏のことを、種類は違えど大切な存在としてずっと想っていたことが伝わってきたからかもしれません。
奏は、振られた相手にフェラをさせてもらったり、付き合っている彼にすがったりと、健気なキャラクターなのかな?と思いきや、すぐに手が出るような喧嘩っ早い一面もあって。
ときどき独占欲を見せるところもかわいい。
書き下ろしの、「こんなん女じゃ耐えらんねえな ざまあみろ」というセリフに、いままで抱え続けてきた想いがこもっていて、ぐっときました。
これからはもう逃げないで、友昭の愛を信じて幸せになって欲しいです。
ひとつひとつのシーンに尺がたっぷり割かれているので、ふたりがきちんと会話を交わしていたのがとても印象的でした。
幼なじみならではの、遠慮のない気安いやりとりもよかったです。
奏の元彼の剛がちょっとイヤな奴だったので、最後が彼頼みになってしまったのが残念でしたが。
悪い子ではないんですけどね…。彼も良い人に出会えるといいね。
同時収録は、年下ワンコ系男子×年上のお兄さんのワンナイトラブのお話です。
日夜クラブでその場限りのセックスを楽しんでいる受けですが、ある日明らかに場違いな男の子と出会います。
「このタイプは本気になられたらめんどくせえかな」なんて余裕を見せていた受けですが、攻めの不器用さと誠実さに惹かれていき…。
ここから恋が始まるのかな?と思ったのですが、ふたりはあっさりと別れ、そこでお話は終わり。
余白の残し方がとても美しく、その後が気になるふたりでした。