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木田さっつ先生の作品は体格差が多く私の性癖にドンピシャなので既刊全て読んでいます。
今回のお話は身体がある年齢に戻ってしまう病に罹患した人達が出てきます。戻る年齢には個人差があります。
主人公は今の大きい体格によって昔の想い人に振られるという過去をトラウマとして持っています。この過去は読んでて悲しかったです。大きい自分は受け入れて貰えないという葛藤の描写が切なかったですが、最後は超ハッピーエンドです。
難しい設定だと読む前は思いましたが、そんなことはなくスラスラ読めるのでオススメです。
体格差好きな自分からしたら大きい×大きいは果たしてハマるのか?と思いましたが、問題ありませんでした。流石先生です。ありがとうございます。
もちろん、エロエロなので安心してください(?)
リワインド症候群という、月に一週間だけ体が子供時代へ巻き戻る奇病が世界で流行。その病気に罹っている幸彦だが、世の中のイメージとは違い、幸彦は高校生に戻る期間に相手を探して楽しんでいた。
初めは表紙の綺羅びやかなイメージなのですが、すぐに過去絡みの相手と出会い、結構シリアスめな展開になります。
復讐まではいかないけど、抱き潰される幸彦。
その、高校生の体で大きな相手に抱き潰される描写がエロい!!
幸彦のトラウマとなる過去がヒドイので、救われる過程もいいです。
また、リワインド症候群に罹っている社員と社長の話も収録。
こちらは二人共中学生?くらいの体でしたり、大人の体で致したりと、どちらも堪能できます。
長身の大人のHも、学生の体でのHも両方楽しめて、設定も面白いこちらの作品。
評価が高い理由がわかりました。
とても良い作品に出会えました。
Twitterの宣伝でお見かけしたのがきっかけで購入しました。
見たことのない設定で面白かったです!
本編2/3が表紙のカプで、1/3が同じ世界の他カプです。両方ともストーリーありエロありの程よい読後感です。
※ちるちるのカプ表記ではリバのようになっていますが、襲い受け(逆レ)なのでリバではありません。
リワインド症候群、というオリジナル設定のお話ですが、分かりやすくて展開に置いていかれることなく読み進められました。幸彦がリワインド症候群を発症したときのお話とっても良かったです。
キャプテンがほんとにクズすぎて、こっちにも一発殴らせてくれ〜!と思いながら読みました...腹立つ〜!
身体だけが過去に巻き戻ってしまう『リワインド症候群』という病。
まず、その設定がめちゃくちゃ興味深くて、作者様の発想がすごいなあ、となり、そのリワインド症候群の症状である身体の変化による登場人物の体格差が見どころで、それを軸にお話しが展開し、心情描写もしっかりと描かれています。
リワインド症候群で高校時代の小柄な身体に戻った時に自分よりも体格の大きい男に抱かれているユキ。
ユキの後輩で、ある理由から小柄なユキにしか勃たなくなってしまった凪。
過去の出来事で性癖が歪んでしまったふたりのいろいろな感情が混じり過ぎていて一体どうなってしまうのかとハラハラしましたが、納得の着地点でホッとしました。
トモヤはシンプルにクズ。
エッチ中の身体変化なんて、なかなかお見かけ出来るものではないので、凪に負けないくらい盛り上がってしまった自信があります(笑)
いや〜、いいものを見せていただきました。
凪のユキへの想いが思いの外重くて深いのも◎。
同時収録は勝ち組オーラが溢れる社長の大同と流されやすい研究者の小平とのお話し。
世界観は一緒でこちらもリワインド症候群とふたりの背景が絶妙に絡み、お互いに惹かれて不完全燃焼だった青春を重ねて求め合う姿に胸が熱くなりました。
これから存分にふたりで寄り添い楽しんでいって欲しいなと思います。
特殊な設定からぐっと引き込まれてお話し運びが巧みで、大変満足な読み応えでした。
まだ薬は開発中で身体的な治癒は少し先になりそうですが、どちらのカプも過去に囚われていた劣情が解放されて、愛情によって内面的にはしっかりとリカバリーしているなあ、と感じさせてもらえるエンドで読後感もとても良かったです。
初めて読んだ木田さっつ先生の作品です。
こちらは、表題作の他に『リワインドラバー』が同時収録されています。
大学3年生 倉前 凪と大学1年生 後藤 幸彦のお話。
リワインド症候群…「体が子供時代へ巻き戻る」
15年前から世界中に広がった原因不明の奇病。
頻度は毎月1度、1週間程度…戻る年齢は人によってさまざま。
大学生の幸彦も「リワインド症候群」に罹っています。
しかし、世間一般の恐ろしい病気のイメージとは異なり、幸彦は毎月楽しみにしていました。
なぜなら、高身長の今よりもずっと身長が低かった高校生の幸彦に戻れるからです。
「自分よりデカい男に抱かれるのが好き」
今回もSNSを利用して175㎝以上の相手を募集する幸彦に、一通のメッセージが届きました。
本日の相手と待ち合わせをしてホテルに入った幸彦ですが、相手のスマホに着信が入ります。
そして、相手が電話に向かって話し出しました…
「幸彦先輩と一緒にいるんだよ」
今までに読んだことがない設定で面白かったです。
「リワインド症候群」に自分が罹ったら…なんて想像しちゃいました(笑)
たかが1週間、されど1週間。
幸彦はその1週間をSNSの裏アカで男性たちとセックスを楽しんでいました。
あの日までは…
初めて会った男性に本名を知られていた幸彦。
その男性は高校の後輩で、なんと幸彦に逆レイプされた倉前凪だったのです。
復讐するためではなく、責任を取ってもらうために現れた凪。
憧れていた幸彦に逆レイプされたトラウマで、あの時の小柄な幸彦にしか勃たなくなっていたのでした。
まだ高校生だったとは言え、凪を逆レイプした幸彦も最低ですが、当時の幸彦の相手でサッカー部のキャプテンだったトモヤもクズでした。
憧れの先輩のセックスを目撃しただけでもショックなのに、逆レイプされるなんて…。
しかし、幸彦への気持ちを“執念”と思い込んでいる凪ですが、じつは高校時代からずっと幸彦のことが好きだったのです。
一方、高校卒業前には幸彦の身長がトモヤよりも高くなっていました。
小柄で身長が低いからとトモヤのセフレにされていましたが、成長した幸彦はフラれてしまいます。
「自分よりデカい男を抱く気はねーよ」
トモヤにかけられた身長の呪いにより、幸彦はリワインドで小柄になった時にしかセックスが出来なくなっていました。
うーん、どちらの立場も辛くてやるせない。
高校時代に戻って全部やり直したい…そうすれば、友達のトモヤを失うこともなかったし、後輩の凪を逆レイプすることもなかった。
リワインド症候群で戻れるのは、過去の自分ではなく体だけなのです。
でも、失ったものばかりではありません。
そこから得るものもありました。
ここからは本編をご覧ください。
このお話には当て馬が登場します。
高校時代はサッカー部のキャプテンだったトモヤです。
マジで地獄に堕ちて欲しい…。
脇キャラとしては、幸彦の大学の友人、凪の高校の友人が登場します。
Hシーンは、とにかくエロい(笑)
シチュエーションもバリエーションが豊富で楽しめます。
さらに、いろいろな擬音が盛り上げてくれますよ(笑)
でも、イチオシはセックスの最中に大学生から高校生にリワインドする幸彦かな。
一粒で二度美味しいとはこのことなのか、凪の暴走が止まりません!
クセになりそうな予感♡
描き下ろしは、本編のその後のお話です。
TVでは「リワインド症候群」の新薬開発の臨床試験段階のニュースが流れていました。
幸彦は、特効薬が出来たら飲んでもいいか凪に尋ねると…。
同時収録『リワインドラバー』
製薬会社の研究員 小平 満と大手衣料レンタルサービス会社の社長 大同晴喜のお話。
「リワインド症候群」の罹患者向けニーズを事業展開したアイギスと業務提携することになった製薬会社アスク。
アイギスの若手社長 晴喜は、アスクの平凡研究員 満にアドバイザーを依頼するのですが…。
同時収録の作品も「リワインド症候群」の繋がりです。
こちらはピュアでエロいお話でした!
「リワインド症候群」に罹ったことは幸彦にとって、そして凪にとっても運命だったのでしょう。
2人とも呪いを解き、愛する人に出会ったのですから…。
胸キュンは描き下ろしの凪のセリフです♡
その一言で後悔していた幸彦の過去も救われたに違いありません。
設定を最大限に活かしたストーリー展開で、読み応えがある作品でした。
エロだけでなく、思春期の過ちや純愛も絡めているので奥が深かったです。
気になっている方は読まれることをおすすめします。
