電子限定かきおろし付
生贄とかいらないからお引き取りください
人外モノか…と躊躇いましたが、試し読み部分にある七生のしょんぼりとした「塩を振って喰べてみてはどうだろうか」に購入を決めました。
決して阿呆なわけではなく、生い立ちゆえに無垢かつ純粋。
儚い身の上にもかかわらず、必死に自分を売り込むいじらしい姿に悶えました。まだ試し読みだったのに笑
その後の本編でも七生の純粋さや健気さに度々心打たれ、笑いありキュンありで大満足の一冊でした。
作者様のコメディの折り込み方が好きなのですが、今回はファンタジックな世界観と七生の世間離れ加減もあり、コメディ多めで最高でした。
そしてコメディが多めだからこそ、一転したシリアスやセクシーが映える映える。
生贄を喰べたくない大蛇と大蛇に喰べて欲しい生贄が、徐々に惹かれあい葛藤に揺れる様はこちらとしても大変美味でした。
第1話試し読みで購入を決意しました。
人生を、いけにえとしての自分磨きに捧げてきた七生君。登場時、いきなり月桂冠をかむってローマの竪琴みたいなのをつま弾いてたシーンからすでに漂う笑いの気配……。
七生が気絶した後目覚めた部屋を「あいつの胃の中か」と勘違いしたり、「インフラが整ってるから最近はいけにえは必要ない」と言い切る現代的なひきこもりの神様という設定、あちこちに笑いの要素があって、飽きませんでした。
受けの七生くんは名家生まれだから若干偉そうなところはあるけど、育ちの良さがにじみ出てて、他人の言うことはまっすぐ受け止めるし、神様を「大蛇よ」と呼び捨てするし、素直な性格にとても好感が持てました。
攻めの大蛇は、ツンデレな神様なんだけど、七生の出すフェロモン的なにおいと、家庭の事情のために身を捧げる覚悟を持つ素直な性格の七生にほだされたのか、「床入り」させて「食う」=結婚する、ということに……。
そして大蛇の発情期のすさまじさよ(笑)
せっかく両想いになったので、この先どうなるのか、続編も、読んでみたいなー、と思わされました。
加藤スス先生好きです。
既刊もすべて読んでいるんですが…初人外BLでしょうか?
スス先生節が効いていてとっても面白かったです!
現代っコみたいで引きこもり(ラーメンとか食べに外にいくw)
コミュ障で暗~い神さまの大蛇。
家の言い伝えでわが身を神に支えるために、欲もなく生きてきたDK。
唯一の欲は「神様の贄になる事」だけど、題名通り門前払いをされてしまう。
執拗に食いさがるDKと、どうにか回避しようとする大蛇との攻防は、いつしか恋に…恋をしたら『食べる』ことをしなければならない…
言葉にすると切ないし悲恋っポイですが
そこはスス先生ですから、ドタバタ楽しいラブコメです。
大蛇のお兄さんの白蛇さんや、お使いの蝮などで一層賑やかに。
楽しくてニコニコしてしまうような、人外BLでした♥
集合体恐怖症で爬虫類(鱗)が苦手なため敬遠していたのですが、サンプルを読んですごく好きな感じで思わず買ってしまいました…。
大蛇は人型でいる時が多く、危惧していたほどの鱗描写はなかったので(あるにはあります)、お話を楽しめました…!
蛇の神様、よくあるようで漫画ではあまり見慣れておらず、個人的な感想ですが、新しくてよかったです。
光属性受け、本当に好きです、七生が終始かわいかったです。
大蛇が下半身だけ蛇になるのはどうなっているのかちょっと不思議でした…笑
触手ほどではないですが、簀巻きにされるプレイもありよかったです。