電子限定かきおろし付
タイトルはホラー、表紙はオカルト
だけど、中身は、ややコメディ。
病室で、いまにも死にそうな少年に死神が近づく
少年に指を掴まれて、命の緒を切れなくなる。
危篤状態のエイジが息を吹き返して、
それから何度も危なくなると、黒い影がエイジを守る。
エイジは黒い影を、自殺しようとして呼び出すことに成功。
ケイレプと名乗るイケメンの死神は、
エイジに「お前に死なれては困る」と云う その理由が気になる。
上手な伏線の仕込み方だと思った。
死神のケイレプがとても性格が良くて、エイジに振り回されて気の毒
絵が綺麗で上手。
タイトルと表紙から受ける雰囲気だけでいつもなら購入しちゃうんです
が 今回しっかり試し読みしちゃったんです ←しまちゃん積んでる人
まぁびっくりです
金木(東京喰種)? え? イケオジになった金木かッ?
と ムダに二度見 三度見するくらい目につく異様なマスク
えぇ マスク(死神)買いですw
幼い頃さまよった狭間で掴んだ温もり
繋ぎ止めた生にまとわりつく黒い影
もう大好きじゃん こんな出鼻
不幸な星のもと生まれ不運にみまわれ 相手と出会って相手の幸運に自分の不運が緩和されるお話は数々読んでまいりましたが 逆だよ
相手と出会ったことで常に危険と隣り合わせ
ただ その死から確実に守られてる
あぁぁぁあああ なんなんだよぉぉおお 禍々しいマスクから漂ったその雰囲気
出された食事にあっさりマスク外したかと思えば とんでもねぇブツ隠してやがってぇぇええ
ァァァァ 死神のクセに神々しいやら 艶めかしいやら
運命をねじ曲げて生を繋いだ瑛士
ケイレブが語る悪魔の階級や死神同士の争いより大事な背負わされた運命
悲恋にしかならないじゃん もうさ
だって 瑛士が度々危機に直面するのは 歪んだ運命を正すため
本当なら瑛士の魂を送り届けなきゃいけない立場でって
いやまぁまだ恋も自覚していませんがね
万が一恋を自覚しても相手は人間じゃない 欲や感情のない存在なんだろしな
って
自分の階級を上げるためケイレブを貶めたい輩の存在に ケイレブ自信が背負った罰
ヤバイ 油断したッ!
申し訳ないけど そんな展開思いもしなかったから瞬間目に入った光景にびっくりして1回本閉じちゃったよ (。>д<)
ええぇ? (※ 見返したらなんてことないただの回想でした (*´σー`)エヘヘ)
当て馬にもなれなかった中途半端な存在の死神が若干哀れで呆気ない幕切れに エロの挿入も強引ちゃ強引
ではあったけど なかなかどうして
ただ 話数不足で割愛された部分や 生まれ変わっての日々がもう少し欲しかった
なんなら そこにたどり着くのにかかった3年の月日だけでももうちょっと見たかったァァ
てか 個人的にはケイレブが人間だったころに何があって死神になんてなったのかってところが一番気になりはしたけど そこは上手くかわされたのでね うん しかたない
んんんん なんならおかわをで見せていただきたいくらい 設定はよかったんですよ
ほんとに お話の流れもよかった 執着や執念は弱かったけど申し分ない位まとまってるし 優しいお話ではあったんだけど
だからこそ物足りなさが残っちゃったんですよね……そこだけがもったいなかったな
死神であるケイレブが幼い頃から何度も死の危険にあう瑛士を守り続けているという、ちょっぴり不思議な関係性のふたりを描いたお話でした。
瑛士がはじめに死にかけた時からいつも身近だった「黒い影」の正体は死神のケイレブで、それから幾度となく危険なことから救ってくれたことに恩返しをするため、その奇妙な同居生活は始まるわけですが。
わりと穏やかに進むふたりの日々が逆に非現実さを際立たせている気がして面白かったです。
理屈ではないところで惹かれ合う様子はすごくキュンとしました。
両想いになるところまでで終わりかなと思いきや、エッチシーンまでしっかりあったのですごく得をした気持ちに。
消えてしまったケイレブも戻ってきて、めちゃくちゃハッピーな終わり方をしていて本当に良かったなと思いました。
瑛士を助け続けると消えるケイレブ×ケイレブに助けられないと死ぬ瑛士
というカップルなので、どちらかが犠牲になってしまうシリアスストーリーなのかな…と思いきや、ハッピー展開になってくれてにっこりでした!
死神界の主様ありがとう!!
お互いが何よりも大切な2人がてぇてぇです。
元気で健気な瑛士も、瑛士にはすこぶる甘いケイレブもとても可愛かったです!
絵が美しく、ケレイブのキャラデザインがツボです。後輩くんも深掘りしたら面白そう。
一方で、ケレイブがそこまで瑛士にとらわれた理由がイマイチ謎。冒頭の病院の一瞬が何か深く刺さったのだと思うのだけど、彼が忘れている人間だった頃と関係あるのかな?と思いながら読んでいたら特に本編で描かれませんでした。オムレツをリクエストする理由も、小さな瑛士が笑顔で食べてるシーンと「そんなに美味しいものなのかと思って」というセリフこそあれ、終盤で再登場するならもう少し強い理由が欲しい。秒で分かるBLの触れ込みなのによく分からないとはこれいかに。私が大事なコマを見落としていたらすみません。
くろまるケレイブは可愛い。ただ瑛士の生死と、ただでさえ寿命の長いケレイブが数年くろまるになるのとが等価なのはなんだかな〜