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このお話は、七原さんご自身が経験されたことのお話で、絵はつきづきよしつきづきよし先生が描かれています。
小さな時に女の子っぽいことを理由でいじめられたり、クリスマスプレゼントには魔法のスティックが欲しかったのに、親から男の子らしい無線セットを親からプレゼントされたり、髪を伸ばすことを反対されたり等、読み始めて数ページで胸が痛くなりました。
今は当たり前になったことでも、当時は周囲、社会の無理解があり、生きづらさがたくさんあったことがよく分かります。
七原さんご自身の体験の中で「まず自分が自分で認められない」との体験を書かれていましたが、それは今現在悩んでいる方への温かいアドバイスのようにも感じました。
多様性を認める社会や思い込み等、どんどん世の中が変わっている中で、七原さんが体験された辛い体験ももうしなくてもよい時代になってきた感じもします。読んで良かったと思いました。
ここで神や萌と評価して良いものかどうか…。
判断に迷いましたので中立とさせてください。
タイトルで、救済BL!のように思われている方には、そういうものではないということだけはお伝えしておきたいかなぁと思います。
つきづきよし先生の繊細なタッチでリアルを描き、原作者の七崎さんが言うように、画期的な作品になっています。
そして、今どうしてるのかなぁと思って調べましたが、お別れしたんですね…?
やはりそういう点も含めて中立にします。ノンフィクションの扱いは難しいですね…
つきづきよし先生の作品を読むのは本作で2作目なのですが、原作者の方もおっしゃられている通り、つきづきよし先生が描いてくださって本当に良かったなと思います。
つきづきよし先生の絵って綺麗なんですけど、いい意味で変な色気がなくナチュラルなのと、表情の描き方がとてもお上手なので、感情がスッと伝わってくるんですよね。
つきづきよし先生にこの手の作品を描かせたら右に出る者はいないんじゃないかなと思います。
肝心の内容について。私は原作のエッセイを読んでいないので原作との違いはわからないのですが、ゲイの方の生きづらさや苦悩がよくわかりました。もっと一つ一つのエピソードをしっかり読んでみたいのでエッセイもいずれ購入してみようかなと思います。
SNSで実話を元に漫画が出ると聞いて予約して購入しました。
まず先に泣きました(´;ω;`)今じゃLGBTに対して少しずつではありますが偏見が改善されつつありますが前は同性同士の恋愛を白い目で見られてきたと思います。
この作品はそんなLGBTの苦悩と決断が沢山詰まっていました。
人を好きになることは簡単かもしれないけど、それは異性同士だからそう思ってたのかもしれないと改めて気付かされた。
色んな同性と出会い、付き合ってみたり、身体だけの関係であったりいろんな経験を経て今の夫に出会ったのは本当に奇跡で運命なんだなと思いました。
今、LGBTで悩んでる人やそれ以外人でもオススメ出来る作品になっています!
登場人物ご本人がこの世に存在するお話なので、レビューというのはしにくいですね。エンタメとして消費していいのかって気持ちもありますし。ご本人はどう思っているのかな?でも商業BL漫画として出すからにはそういうものと少なからず…いや、でもノンフィクション作品であると検索しないとわからないとかではなく作品中に書かれているわけで、やっぱり他の商業BL作品とは違うな。
亮介さんとの出会いもこのお話の重要な部分ですが、自分は特に母親の反応と父親の反応が、実際にあったものだと思って読んで胸に刺さるものがありました。