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"式神の名は、鬼"のスピンオフ!
阿部那都巳と草太カプのおはなし(〃ω〃)
本編読まなくても一応読めますが、本編読んでからの方がやはり面白さは200%上がります( ✌︎'ω')✌︎
受けの草太は一応生まれて3歳だけど、まぁ小学生レベルの子が身体が大人になっちゃった感じ?で、自分の中に浮かぶ疑問が溢れまくって、思考したり、先生(櫂)に直接ぶっ飛び質問しちゃったり、羅刹も居たりで、まぁーこちらの作品も面白かったぁ〜!タイトルにした通り、BL初心者専門性教育教本と言ってもいいのではないでしょうか。
八百比丘尼を使った遊び心も笑った笑った( ´艸`)夜光先生も本編で書けなかった色んな付せんをこちらの作品で回収を書かれたのではないでしょうかね。本当面白いに尽きました。
スピンオフと知らず読みました。
半分くらいまでスピンオフと気づかなかったので、たぶん初見でも読めます。
ただ、キャラクターの人となりを知らず読み進めていったからなのか、どうしても受の草太が3歳児で小学生男子並みの知識しかないことに違和感を拭えず中立にしてしまいました。
身体は大人だけど、精神は小学生の純真な男の子に手を出す陰陽師にモヤッとしてしまって…。
最初は式神として半妖の草太くんがどうお仕事するかに終始してるんですが、途中から情操教育と性教育が入り込んできました。
曰く
「好きな人とセックスはするべきである」
知識が小学生の草太くんには、まず「好き」という感覚がよくわからない。
セックスは学校で習ったけれど、それは行為自体を指しており、精神の部分について論じてくれているわけではない。
そして、妊娠しないように、男女のセックスについて教えられる…。
最後まで読んでみて、私は日本の性教育について、考えさせられました。
先生買い。面白かった〜とても楽しかったから萌2にしました。やんちゃ小鬼ちゃんや、ぶっちぎりクールさんがお好きな方におすすめです!
那都巳の式神になった草太。攻め宅のお弟子さんや使用人たちとなんとか人間っぽく暮らしていますが、たまに那都巳に連れて行かれて、人ならざるものと戦ったり…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は、前作のカプ、攻めのお弟子さん3人、使用人二人、受けの母、前作にも出てきたコワい色気満点バケモノ尼さん!ぐらいかな。コワイコワイ。
++攻め受けについて
受けが天然やんちゃ小鬼でカワイイ〜!キモチイイ事した後に、攻めの事考えて勃っちゃったら困り果てたり、攻めがバケモノ尼さんのこと好きって勘違いした時に湧き上がるもやもやをどうしたらいいのか分からなくて困り果てたりするところが、可愛くて可愛くて、頭ぐりぐり撫でたい。
攻めは攻めで、一般人とは到底言えない方。クール?冷酷?一定以上能力あると、どこかズレちゃうんだろうなあと思います。知り合いはいても友人がいないのは寂しいのでは?と思うのですが、そんな素振りは一切なし!!潔い!人に興味がないんでしょうね。だからバケモノ尼さんや、半妖の受けちゃんのことが気になるんだろうな。3歳児小鬼ちゃんを気に入ってるのが最初からよーくわかっているので、最初から最後まで安心して、そして楽しく読める一冊でした!
「式神の名は、鬼」シリーズが大好きだったので、スピンオフが出ると知ってずっと待っていたんです。
那都巳の元に式神として行ってしまった草太がどうなったかずっと気になってました。
見た目は大人っぽくなっても相変わらず幼い草太の行動や言動に何度もクスッとしました。
母親の事が大好きで、母親の願いを叶えようとする健気さも持っているんです。
那都巳の屋敷で他の人間と暮らすうちに決して人間の事は嫌いでは無くて、上手くやって行きたいと考えるようになった草太に成長を感じました。
那都巳に気持ちいい事をされてからも、恋とか愛とかを真剣に考える草太はかなり人間よりの半妖だと思いました。そんな草太に絆されてクールな仮面を剥がされて行く那都巳も、大分人間らしい面が見えて来たと思いました。そして陰陽師としての実力も凄かったです。
那都巳の草太への執着と素直な草太に萌えた作品でした。
それと那都巳から逃げた草太が櫂の家に駆け込んでからの、櫂と羅刹との会話に爆笑しました。笠井先生のイラストも最高でした。
あとがきでこのシリーズが終了とあったのがとても残念です。夜光先生は人気シリーズを沢山抱えているのでしょうがないと思いますが、不定期で良いので「式神の名は、鬼」シリーズは続けて欲しいと思いました。
恋愛からは程遠そうな那都巳と草太でのスピンオフということで、どんなお話になるんだろう?と思ってましたが、面白かったです!
色々と初々しい草太の仕事ぶりが微笑ましく、ほのぼのした感じですが、徐々にコメディ要素が強くなってくるというか、思わず笑ってしまう場面もw
2人の雰囲気としては、同じ夜光花先生の作品「眷愛隷属」の有生と慶次にちょっとだけ似てるような感じがしました。クールな攻めと元気いっぱいなアホの子受けですw
中盤以降に櫂と羅刹が出てくると途端に楽しくなってきます。やっぱり本編をもっと読みたかったですね。予定では羅刹が神様になるそうでしたが、そこまで書けなかったそうですので。
今作では唯一の櫂と羅刹の挿絵が、個人的にツボだったですw
後半には再び八尾比丘尼が登場で途端に緊張感が出てきますが、この人、本当に何考えてるんだか分かりませんね…
「私は住職様のお考えに従うのみです。この寺だけが私のよすがなのですから」と言うわりには、本編から随分と勝手なことばかりしてますが??
いや、あかねに憑いた悪霊退治もしてはくれますが(物のついででしょうけど)、草太の欲望を叶えようとするのはともかく、後ろの拡張とか(そこまでする!?と思ってしまいましたが、未遂でした。良かった。)余計なお世話すぎますからw
セックスしないと出られない部屋(結界)を作って草太を閉じ込めて高みの見物して、那都巳があっさり結界を解いたら「まあ……つまらない人」って…本当に見物する気満々だったのww
比丘尼はシリーズ通してよく分からないキャラでした。
今作では草太の感情がかなり人間寄りになっています。(本編の子供の姿の時は鬼の本能で少し怖い部分もありましたが) 実年齢3歳だし、まだ精神的に幼いせいもありますが、素直で心根の優しい良い子です。
むしろ、本当の人間の方が恐ろしいことを考えてたりするので、草太の方が人間味があります。
妖怪にも人間にもなれない半妖の草太が、自分が人間でいてほしいか鬼でいてほしいか那都巳に聞きますが「中途半端が君のいいところだよ」という言葉で、那都巳にとっては草太という存在は特別なんだなと感じました。
おそらく、那都巳は人間があまり好きじゃなさそう(普通の人と色々と違いすぎて心の交流は難しそう)ですし、妖怪が好きとは言っても、妖怪は退治したり使役するものであって所詮は家族や恋人にはなれない…と那都巳なら考えてそうです。
ある意味那都巳も草太と似た者同士だったのかもしれません。草太に惹かれたのも頷けました。
(鬼を恋人にしてしまった櫂が特別なのかも…)
このスピンオフ、続くかと思ってたら、あとがきで「ひとまずこのシリーズは終わり」と書いてあったので、これで終わりのようです。
お話は面白かったのですが、本当に個人的好みで、この2人のキャラがあまり萌えられないカップリングだったので(櫂と羅刹が好きすぎるのです)評価ひとつ下げました。すみません…